アトリエ・ブリュックナーによる、大阪・関西万博の「ウズベキスタンパビリオン」。“知の庭”をテーマとした施設。“木の下に集う”という発想から出発し、国の歴史的なモスクを参照して木柱が並ぶ“静かな森”を備えた建築を考案。持続可能性も考慮し材料の入手経路も公開する仕組も導入する Uzbekistan Pavilion at Expo 2025 Osaka. photo © ATELIER BRUCKNER. courtesy of ACDF.
アトリエ・ブリュックナーによる、大阪・関西万博の「ウズベキスタンパビリオン」。“知の庭”をテーマとした施設。“木の下に集う”という発想から出発し、国の歴史的なモスクを参照して木柱が並ぶ“静かな森”を備えた建築を考案。持続可能性も考慮し材料の入手経路も公開する仕組も導入する Forest of Columns at the Uzbekistan Pavilion at Expo 2025 Osaka. photo © ATELIER BRUCKNER. courtesy of ACDF.
アトリエ・ブリュックナーによる、大阪・関西万博の「ウズベキスタンパビリオン」。“知の庭”をテーマとした施設。“木の下に集う”という発想から出発し、国の歴史的なモスクを参照して木柱が並ぶ“静かな森”を備えた建築を考案。持続可能性も考慮し材料の入手経路も公開する仕組も導入する Uzbekistan Pavilion at Expo 2025 Osaka. photo © ATELIER BRUCKNER. courtesy of ACDF.
アトリエ・ブリュックナーによる、大阪・関西万博の「ウズベキスタンパビリオン」。“知の庭”をテーマとした施設。“木の下に集う”という発想から出発し、国の歴史的なモスクを参照して木柱が並ぶ“静かな森”を備えた建築を考案。持続可能性も考慮し材料の入手経路も公開する仕組も導入する 360-degree multimedia journey inside a rising platform at the Uzbekistan Pavilion at Expo 2025 Osaka. photo © ATELIER BRUCKNER. courtesy of ACDF.
アトリエ・ブリュックナー(ATELIER BRUCKNER) による、大阪・関西万博の「ウズベキスタンパビリオン」です。
“知の庭”をテーマとした施設です。建築家は、“木の下に集う”という発想から出発し、国の歴史的なモスクを参照して木柱が並ぶ“静かな森”を備えた建築を考案しました。また、持続可能性も考慮し材料の入手経路も公開する仕組も導入しています。施設の公式ページはこちら 。
こちらはリリーステキストの日本語版です(オフィシャルに公開されたもの)
ウズベキスタンパビリオン、伝統技能と国の持続可能な未来を紹介
・ウズベキスタンパビリオンの設計および一般展示は、そのテーマである「知の庭:未来社会の実験室」の精神を表現したものであり、ウズベキスタンの豊かな遺産が、持続可能な進歩・協力・革新に向けた確固たる土台であることを示しています。
・パビリオンの革新的なデザインは、持続可能な建築を基盤とし、自然素材やインタラクティブな展示、そしてウズベキスタンの歴史的建造物や文化遺産から着想を得つつ、現代の職人技を融合しています。
2025年4月10日、ウズベキスタン・タシケント – 2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)のウズベキスタンパビリオンは、「知の庭:未来社会の実験室(Garden of Knowledge: A Laboratory for a Future Society)」と題した没入型の展示を行います。ウズベキスタン芸術文化開発財団(Uzbekistan Art and Culture Development Foundation: ACDF)の委託を受け、受賞歴を誇るドイツの建築設計会社 アトリエ・ブリュックナー(ATELIER BRUCKNER)が設計したパビリオンとその展示物は、今年開催される万博の総合テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を反映しています。木彫りや寺院建築をはじめ、ウズベキスタンと日本は長い歴史を持つ芸術的伝統を共有しており、本パビリオンは両国間の有意義な文化交流を促進すると期待されています。
パビリオン内では、ウズベキスタンの「2030年戦略」およびユネスコの「持続可能な開発目標(SDGs)」に沿い、教育、文化、イノベーション、クリーンエネルギーの各分野における同国の変革を反映する主要事業が展示されています。まず1階では、再生可能エネルギーの取り組み、風力発電所、持続可能な交通機関を紹介する展示を通して、ユネスコのSDG 7 「エネルギーをみんなに、そしてクリーンに」に基づいたウズベキスタンのグリーン経済への移行をテーマに、ダイナミックなメディアインスタレーションを体験することができます。次に、産業開発エリアでは、SDG 9「産業と技術革新の基盤をつくろう」に対するウズベキスタンの取り組みが紹介されており、特に日本政府の支援によるアラル海地域再生イニシアティブを通じて、革新的な農業方法が歴史的に荒廃した同地域をいかに復活させているかに焦点が当てられています。さらに、パビリオンの文化発展エリアでは、SDG 4 「質の高い教育をみんなに」に関する進展が取り上げられており、国際的な「ホモ・ファーベル(人とものづくり)」プロジェクトが紹介されています。同プロジェクトは、天然素材と持続可能性を意識した熟練職人、若手クリエイター、デザイナーによるグローバルなコラボレーションを促進し、優れた職人技を称えるものです。
ウズベキスタン共和国大統領シャフカト・ミルジヨエフ氏のコメント:「いま、ウズベキスタンは豊かな遺産と無限の未来の可能性が交差する、大胆なビジョンを体現する歴史的な岐路に立っています。包括的な改革戦略のもと、我が国は持続可能な開発、グリーンエネルギー、デジタル化、人工知能を優先事項として前進を続けています。これらの変革を推進する原動力は、国民のエネルギー、野心、そして知識への飽くなき探求心です。2025年大阪・関西万博は、私たちのこれまでの歩み、成果とパイオニア精神を披露する場になるでしょう。今回のパビリオンは、ウズベキスタンの進歩・進化やグローバル・パートナーシップに対する真摯な取り組みを象徴するものです。」
「木の下に集う」というアイデアから着想を得たパビリオンの建築コンセプトは、かつてシルクロード沿いで営まれていた隊商宿(キャラバンサライ)を彷彿とさせます。隊商宿は、歴史的に旅人や商人たちの休息場所となっていました。こうした伝統に基づく保護・教育・知識交換の原則を再解釈することで、パビリオンでは現代的で持続可能な「知の庭」を作り上げました。2025年大阪万博の西入口近くに位置するこのパビリオンは、来場者が足を踏み入れた瞬間からウズベキスタンの豊かな伝統と現代的な革新に触れることができるように、開放的で魅力的な空間として設計されています。