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2025.6.20Fri
2025.6.19Thu
マ・ヤンソン / MADによる、インスタレーション「チャイニーズ・ペーパー・アンブレラ」。ヴェネツィア・ビエンナーレの中国館の屋外での計画。建築と自然の共存への省察を促す存在を求め、伝統的な“油紙傘”から着想を得て“古代の桐油の技術”と“現代のセンシング技術”を組合わせた作品を考案
photo courtesy of MAD

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architecture|feature
インスタレーションヴェネチアイタリアヴェネチア・ビエンナーレMAD
マ・ヤンソン / MADによる、インスタレーション「チャイニーズ・ペーパー・アンブレラ」。ヴェネツィア・ビエンナーレの中国館の屋外での計画。建築と自然の共存への省察を促す存在を求め、伝統的な“油紙傘”から着想を得て“古代の桐油の技術”と“現代のセンシング技術”を組合わせた作品を考案 photo courtesy of MAD
マ・ヤンソン / MADによる、インスタレーション「チャイニーズ・ペーパー・アンブレラ」。ヴェネツィア・ビエンナーレの中国館の屋外での計画。建築と自然の共存への省察を促す存在を求め、伝統的な“油紙傘”から着想を得て“古代の桐油の技術”と“現代のセンシング技術”を組合わせた作品を考案 photo courtesy of MAD
マ・ヤンソン / MADによる、インスタレーション「チャイニーズ・ペーパー・アンブレラ」。ヴェネツィア・ビエンナーレの中国館の屋外での計画。建築と自然の共存への省察を促す存在を求め、伝統的な“油紙傘”から着想を得て“古代の桐油の技術”と“現代のセンシング技術”を組合わせた作品を考案 photo courtesy of MAD

マ・ヤンソン / MADが設計した、インスタレーション「チャイニーズ・ペーパー・アンブレラ」です。
第19回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展の中国館の屋外での計画です。建築家は、建築と自然の共存への省察を促す存在を求め、伝統的な“油紙傘”から着想を得て“古代の桐油の技術”と“現代のセンシング技術”を組合わせた作品を考案しました。会期は、2025年11月23日まで。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

マ・ヤンソン / MAD:チャイニーズ・ペーパー・アンブレラ
伝統と技術を通じてシェルターを再構築する

第19回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展の「インテリジェンス。ナチュラル。アーティフィシャル。コレクティブ」というテーマのもと、MADのインスタレーション「チャイニーズ・ペーパー・アンブレラ」は中国館の屋外スペースに展示されています。

このインスタレーションは、伝統的な中国の油紙傘から着想を得ており、主な素材として宣紙(Xuan paper)を使用しています。この紙は、半透明で耐水性を持たせるために、桐油(tung oil)を何度も塗布しています。この構造は、この古代の技術に新たな形とスケールを与え、日差しを遮り雨をしのぐ屋外空間へと変貌させています。

ヴェネツィアの海洋性気候は、昼と夜の間に穏やかな気温の変化をもたらし、天候は予測が難しく、強い日差し、突然の雨、時には強風が交互に現れます。アルセナーレ展示ルートの終点近くに位置する中国館の屋外庭園は、自然に足を止めたくなる場所となっています。来場者は、展示を進む中で、静かに思索したり、休息したり、あるいはただ呼吸するためのひとときへと誘われます。傘の下に足を踏み入れると、まるで親密な野外劇場に入ったかのような感覚になり、来場者は移ろう光や繊細な空気の変化に包み込まれます。来場者は、移ろう光と影の模様を体験するとともに、内側と外側の間にある微妙な温度差も感じ取ります。

チャイニーズ・ペーパー・アンブレラは、周囲の環境に応答するように設計されています。半透明の表面と通気性のある継ぎ目が、周囲の空気や光とのつながりを保ちます。暑く乾燥した日には、構造の上部に組み込まれたミストシステムが作動し、傘の下の空気を冷やして来場者の快適さを高めます。伝統的な桐油の技術と現代のセンシング技術が組み合わされ、温度、湿度、光に適応します。

キャノピーの内部には、MADがOPPLEライティングのスマート・ダイナミック・ライト(SDL)システムを組み込み、天候や自然光の変化に応答するようになっています。光が油を塗った紙の上を移動するにつれて、この傘は陰影と輝きのパヴィリオンとなり、昼と夜のリズムを映し出します。

時が経つにつれて、油紙は自然に黄ばみ、摩耗し、天候や日光の影響でゆっくりと劣化していきます。それが徐々に姿を消していくことは、この構造の儚さを際立たせ、変化する気候に対して建築と自然がいかに思慮深く共存しうるかについて、詩的な省察を促します。

このインスタレーションは、第19回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展の中国館にて、2025年11月23日まで公開されています。


以下の写真はクリックで拡大します

マ・ヤンソン / MADによる、インスタレーション「チャイニーズ・ペーパー・アンブレラ」。ヴェネツィア・ビエンナーレの中国館の屋外での計画。建築と自然の共存への省察を促す存在を求め、伝統的な“油紙傘”から着想を得て“古代の桐油の技術”と“現代のセンシング技術”を組合わせた作品を考案 photo courtesy of MAD
マ・ヤンソン / MADによる、インスタレーション「チャイニーズ・ペーパー・アンブレラ」。ヴェネツィア・ビエンナーレの中国館の屋外での計画。建築と自然の共存への省察を促す存在を求め、伝統的な“油紙傘”から着想を得て“古代の桐油の技術”と“現代のセンシング技術”を組合わせた作品を考案 photo courtesy of MAD
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マ・ヤンソン / MADによる、インスタレーション「チャイニーズ・ペーパー・アンブレラ」。ヴェネツィア・ビエンナーレの中国館の屋外での計画。建築と自然の共存への省察を促す存在を求め、伝統的な“油紙傘”から着想を得て“古代の桐油の技術”と“現代のセンシング技術”を組合わせた作品を考案 image courtesy of MAD
マ・ヤンソン / MADによる、インスタレーション「チャイニーズ・ペーパー・アンブレラ」。ヴェネツィア・ビエンナーレの中国館の屋外での計画。建築と自然の共存への省察を促す存在を求め、伝統的な“油紙傘”から着想を得て“古代の桐油の技術”と“現代のセンシング技術”を組合わせた作品を考案 image courtesy of MAD
マ・ヤンソン / MADによる、インスタレーション「チャイニーズ・ペーパー・アンブレラ」。ヴェネツィア・ビエンナーレの中国館の屋外での計画。建築と自然の共存への省察を促す存在を求め、伝統的な“油紙傘”から着想を得て“古代の桐油の技術”と“現代のセンシング技術”を組合わせた作品を考案 image courtesy of MAD

以下、リリーステキストです。


Ma Yansong / MAD: Chinese Paper Umbrella.
Reimagining Shelter Through Tradition and Technology

At the 19th International Architecture Exhibition, La Biennale di Venezia, themed “Intelligens. Natural. Artificial. Collective,” MAD’s installation Chinese Paper Umbrella is presented in the outdoor space of the China Pavilion.

Inspired by the traditional Chinese oil paper umbrella, the installation uses Xuan paper as its main material. The paper is coated multiple times with tung oil to make it both translucent and water-resistant. The structure gives new form and scale to this ancient craft, transforming it into an outdoor space that offers shade from the sun and shelter from the rain.

Venice’s maritime climate brings moderate shifts between day and night temperatures, and its weather is often unpredictable, alternating between strong sun, sudden rain, and occasionally strong winds. Located near the end of the Arsenale exhibition route, the China Pavilion’s outdoor garden offers a natural place to pause. As visitors move through the exhibition, they are invited into a moment of quiet reflection, rest, or simply space to breathe.

Stepping beneath the umbrella feels like entering an intimate open-air theatre, where visitors are immersed in shifting light and subtle atmospheric changes. Visitors experience shifting patterns of light and shadow, along with a subtle difference in temperature between inside and out.

The Chinese Paper Umbrella is designed to respond to its environment. The semi translucent surface and breathable seams keep it connected to the surrounding air and light. On hot, dry days, a built-in misting system activates at the top of the structure, cooling the air beneath and enhancing comfort for visitors. Traditional tung oil craftsmanship is combined with modern sensing technology to adapt to temperature, humidity, and light.

Inside the canopy, MAD has integrated OPPLE Lighting’s Smart Dynamic Light (SDL) system, which responds to changes in weather and daylight. As light moves across the oiled paper, the umbrella becomes a pavilion of shadow and glow, reflecting the rhythms of day and night.

Over time, the oil paper will naturally yellow, wear, and slowly degrade with weather and sunlight. Its gradual disappearance underscores the structure’s impermanence and offers a poetic reflection on how architecture and the natural world might coexist in thoughtful response to our changing climate.

The installation is on view at the China Pavilion of the 19th International Architecture Exhibition, La Biennale di Venezia, through November 23, 2025.

■建築概要

Title: Chinese Paper Umbrella
Design Team: Ma Yansong, Dang Qun, Yosuke Hayano, Jiang Yunyao, Zhou Rui, Yang Xuebing, He Linxi, Huang Juntao, Pan Siyi, Valentina Olivieri
Lighting Partner: OPPLE Lighting
Structural Consultant: RFR Shanghai
Fabrication: Far East Facade
───
Public Opening:
May 10 – November 23, 2025
Location: Arsenale – Magazzino Delle Cisterne, Castello 2169/F, 30122 Venice, Italy

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インスタレーションヴェネチアイタリアヴェネチア・ビエンナーレMAD
2025.06.20 Fri 06:49
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    秋山怜史 / 秋山立花による、群馬の「嬬恋の別荘」。かつて栄えた別荘地での計画。火山活動で森が焼かれた火成岩の大地に、こちらの世界とそちらの世界の境界を超える“舞台装置”としての建築を志向。“虚空の空間”と“風呂の空間”を線対称に配置する構成を考案
    photo©東涌宏和

    SHARE 秋山怜史 / 秋山立花による、群馬の「嬬恋の別荘」。かつて栄えた別荘地での計画。火山活動で森が焼かれた火成岩の大地に、こちらの世界とそちらの世界の境界を超える“舞台装置”としての建築を志向。“虚空の空間”と“風呂の空間”を線対称に配置する構成を考案

    architecture|feature
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    秋山怜史 / 秋山立花による、群馬の「嬬恋の別荘」。かつて栄えた別荘地での計画。火山活動で森が焼かれた火成岩の大地に、こちらの世界とそちらの世界の境界を超える“舞台装置”としての建築を志向。“虚空の空間”と“風呂の空間”を線対称に配置する構成を考案外観、敷地内の南側より見る。 photo©東涌宏和
    秋山怜史 / 秋山立花による、群馬の「嬬恋の別荘」。かつて栄えた別荘地での計画。火山活動で森が焼かれた火成岩の大地に、こちらの世界とそちらの世界の境界を超える“舞台装置”としての建築を志向。“虚空の空間”と“風呂の空間”を線対称に配置する構成を考案「虚空の間」から廊下越しに「風呂場」側を見る。 photo©東涌宏和
    秋山怜史 / 秋山立花による、群馬の「嬬恋の別荘」。かつて栄えた別荘地での計画。火山活動で森が焼かれた火成岩の大地に、こちらの世界とそちらの世界の境界を超える“舞台装置”としての建築を志向。“虚空の空間”と“風呂の空間”を線対称に配置する構成を考案「風呂場」から廊下越しに「虚空の間」側を見る。 photo©東涌宏和
    秋山怜史 / 秋山立花による、群馬の「嬬恋の別荘」。かつて栄えた別荘地での計画。火山活動で森が焼かれた火成岩の大地に、こちらの世界とそちらの世界の境界を超える“舞台装置”としての建築を志向。“虚空の空間”と“風呂の空間”を線対称に配置する構成を考案「風呂場」から外部を見る。(建具を開けた状態) photo©東涌宏和

    秋山怜史 / 秋山立花が設計した、群馬・嬬恋村の「嬬恋の別荘 G-Spiral」です。
    かつて栄えた別荘地での計画です。建築家は、火山活動で森が焼かれた火成岩の大地に、こちらの世界とそちらの世界の境界を超える“舞台装置”としての建築を志向しました。そして、“虚空の空間”と“風呂の空間”を線対称に配置する構成を考案しました。

    こちらの世界とは異なるそちらの世界。同じようでいて、違う世界。
    偶発的であれ、意図的であれ、時に人はその境界を跨いでしまうことがある。日常的には決して混じり合うことがない世界が、ふとした瞬間に近づき、触れ合い、その境界が曖昧になることによって。
    そうした現象が出現するためには一定の条件が必要になる。そして、いわば舞台装置のようなものが必要だ。それは暗く湿った井戸の底であったり、あるいは形而上的な壁であったりする。
    タイミングや状況など複数の要因が揃った時、その場所は意味を帯び、異なる世界を橋渡しする役割を与えられ、そこに訪れた人を導く。そして否応なく、異なる世界へ足を踏み入れることになる。

    私たちが目指したのは、井戸であり壁である。
    こちらの世界とそちらの世界が交差し、その境界を超えるための舞台装置。

    別荘というと、日常と非日常という対比が行われることが多いが、日常と非日常という言葉以上に、何かが決定的に違うもの。成り立ちであったり立ち振る舞いであったり、その世界を構成する要素が異なるようなもの。そうした世界観を現出させたい。

    建築家によるテキストより

    私たちが目指したのは、井戸であり壁である。
    こちらの世界とそちらの世界が交差し、その境界を超えるための舞台装置。

    別荘というと、日常と非日常という対比が行われることが多いが、日常と非日常という言葉以上に、何かが決定的に違うもの。成り立ちであったり立ち振る舞いであったり、その世界を構成する要素が異なるようなもの。そうした世界観を現出させたい。

    建築家によるテキストより

    この建物–あるいは舞台装置−は浅間石に覆われた大地に建つ。
    浅間山の噴火によって堆積した浅間石。その力強い自然の活動によって産まれた景色を再生させる。別荘というと木々に囲まれているイメージが強く想起されるかもしれない。それこそが「自然」であると。しかし、自然は多様であり、火山活動によって木々が消失し、火成岩に覆われた状況もまた、自然である。

    そこに、火山活動によって森が焼かれ、生き延びた木々が炭化し佇んでいる様を現すように小屋を建てる。
    小屋にはふたつの空間があり、線対称に存在している。
    同じ大きさであり、同じ高さであり、同じ構造を持つ。

    一方の空間は床一面に絨毯がひかれている。そのほかには何もない、機能もない、いわば虚空である。
    もう一方の空間は下へ下へと降りていく井戸のように風呂が掘られている。
    同じであると同時に、異なっている。こちらの世界とそちらの世界。

    建築家によるテキストより
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    Organic Design Incでは、「経験スタッフ」を1-2名募集しております。

    今回は最近受注した集合住宅のProjectがあり、“可能であれば”、実務3年以上の経験者の参加をお待ちしております。英語できる方は尚可です。(ただし、新卒でなく経験が3年以下の方も応募は可能です)

    弊社の設計はいろんな方向からの視点を巡らせ設計しています。
    例えばマクロ始点では「街の縁がわ」「街のポケット」「地域の場の記憶」など、街の歴史と現況そして未来へのコンテクストを拾い上げながら、その土地にあるポテンシャルと隠れた価値をどうやって見出し「地域」や「社会」がどう良くなり発展するか、柔軟に法律の縫い多岐に考え実現できる建築空間・その素材など、地味な仕事も間接的に大切なデザインに繋がります。

    一方ミクロな空間視点では、カーブな壁のデザインの光のグラデーションが引き起こす現象や、パラメトリックに仕立てる事で起こる空間への流動性によるダイナミズムを、プロジェクトに応じで組み込みたいと考えています。(もちろん施主の要望・予算などでそこまで到達できない事がほとんどなのですが、ケースバイケースでそういうことを大切に考えています)

    チームとして基本計画を一緒に考える事や、目指すデザインに対する具現化、デザインに対する法規確認、基本設計、CG(RHINO, TWINMOTION等)、実施設計、申請業務、見積調整、一層引き上げる現場監理、基本設計時の概算計算方法など、建築が出来上がるまでの実務一連の作業を自分が触れる事ができます。(もちろん未知の方や現段階では自信のない方には指導していきますので、ご安心ください。)

    弊社の作品のなかで好きなものがある方かつ建築が好きな方、そして弊社で長期間在籍して盛り上げてくれる方、是非ご応募戴ければと思います。一緒に切磋し成長していきたいと思います。

    また当事務所では、日々スタッフが疲れ果てない働き方、余力を残し明日に繋げるために、遅くまで業務をし過ぎない働き方の中で「質」を確保することを目指しています。週休2日や休祝日は休息日として当然休みです。

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    2025.06.20 Fri 09:29
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    2025.6.19Thu
    • 【ap job更新】 京都と東京を拠点とする、関祐介が主宰の「YUSUKE SEKI STUDIO」が、設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
    • ODS / 鬼木孝一郎による、東京・六本木の「Ambientec Gallery Tokyo」。ポータブル照明器具ブランドの直営ギャラリー。独自の“モジュール什器”を使用し、壁・天井・フレームを黒塗装して“製品と光が浮かび上がる”空間を創出。展示室の背後に使用シーンを体感できる部屋も用意

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