SHARE 今津康夫 / ninkipen!による、大阪の店舗「手打ちうどん ながれ」
all photos©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!が設計した、大阪の店舗「手打ちうどん ながれ」です。
骨董通りにほど近い手打ちうどん屋のインテリアデザインである。
小麦粉と塩と水だけで作られるうどんは、日本食の中でも最もシンプルな料理の一つである。そのただただ白いうどんの存在が引き立つように、床・壁・天井の全てを灰色のモルタルで仕上げ、その他は木と亜鉛メッキを使うのみとした。
スーパー楕円を切断して定義された鏡の形はUDONの「U」を表している。
外壁には仕上げを与えず縄暖簾だけを吊り、道しるべのように檜の柱を立てた。
通りに対して積み上げたブリキの箱は、ディスプレイと原料である小麦粉袋の収納を兼ねている。
街角の小さなうどん屋には、今日も湯気が立ち込めている。
※以下の写真はクリックで拡大します
■建築概要
Project name:Handmade Udon Nagare
Architect:今津康夫 Yasuo Imazu / ninkipen!
Use:Udon shop
Location:Osaka Japan
Completion:October 2016
Total floor area:26.43m2
Photographer:河田弘樹 Hiroki Kawata