SHARE 長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・神宮前の新旗艦店「DESCENTE TOKYO」
長坂常 / スキーマ建築計画が設計した、東京・神宮前の新旗艦店「DESCENTE TOKYO」です。建物の場所はこちら(GoogleMap)。
本店はデサント新旗艦店となる。
明治通りとの交差点に位置し、比較的周辺の建物が少ないため、遠くからでも目立つ位置にある。ただ、元々1階と全面道路の高さにギャップがあり、少し入りにくい印象があるためそこの改善が第一と考え、そこから計画を始めた。まず、遠くから見た時にデサントを印象付けお店に入りたいという衝動を早くに産むように考え、上階の外装と縁を切り、モルタル面を見せることで際立たせ、そこに大きなロゴをその交差点に向けて置くことにした。その上、2階のdescente blancを象徴する昇降式ハンガーシステムを設置し、上がる欲求を産むように計画した。さらに正面建具をフルオープンとし、内外の境界を曖昧にし、気軽に入れるよう計画し、さらにその1階にすすむ屋茶店のティースタンドを配置し一度入ったお客さんの滞留時間が長くなるように計画した。
また、本店はDESCENTE BLANCとは異なり、フラッグシップであることから野球グッズなど他のジャンルとの融合が図られているのが一つの特徴である。
以下の写真はクリックで拡大します
■建築概要
題名:DESCENTE TOKYO
設計:長坂常/スキーマ建築計画
担当:坂本拓也、佐藤駿
施工:綜合デザイン
所在地:東京都渋谷区神宮前6-19-21
主用途:物品販売店(衣料品販売店)
協力:
village(サイン計画)
ホシザキ東京(厨房計画)
階数:3(地下1階~地上2階)
延床面積: 497.74㎡
構造:RC造
竣工:2019年2月
オープン:2019年2月
写真:長谷川健太