SHARE 山家明 / マウンテンハウスアーキテクツによる、東京・目黒の住宅「HOUSE in HIMONYA」
山家明 / マウンテンハウスアーキテクツが設計した、東京・目黒の住宅「HOUSE in HIMONYA」です。
敷地は、接道が2m以下で建築基準法43条にかかる再建築不可の土地であり、同条ただし書きを適用し、許可を得るため、建築に際しては、様々な条件をクリアする必要があった。
外観はシンプルなものとし、周辺には、木々が豊かな神社や公園が多く、四方を住宅に囲まれていながらも、その緑を感じ、明るく開放的な室内空間となるよう求められた。ボリュームを最大限に取りながら、平面は長手を南北にとった、長方形のシンプルな形状とした。
切妻の屋根を南上がりに傾け、三角の頂側窓を設けることで、奥まで光を取り込むとともに、トップライトを設けることで、室内全体に風の流れができるように計画した。
以下の写真はクリックで拡大します
以下、建築家によるテキストです。
閑静な住宅街に建つ、夫婦と子ども2人のための、木造2階建ての住宅。
敷地は、接道が2m以下で建築基準法43条にかかる再建築不可の土地であり、同条ただし書きを適用し、許可を得るため、建築に際しては、様々な条件をクリアする必要があった。
外観はシンプルなものとし、周辺には、木々が豊かな神社や公園が多く、四方を住宅に囲まれていながらも、その緑を感じ、明るく開放的な室内空間となるよう求められた。
ボリュームを最大限に取りながら、平面は長手を南北にとった、長方形のシンプルな形状とした。
切妻の屋根を南上がりに傾け、三角の頂側窓を設けることで、奥まで光を取り込むとともに、トップライトを設けることで、室内全体に風の流れができるように計画した。
一階のリビングダイニングや二階の子供部屋は仕切りを設けず、大きなワンルームとし、上下を吹き抜けでつなぐことで、広がりのある開放的な空間とし、プライベートで静かな環境が求められた、主寝室と書斎は、北側に寄せ個室とした。
また、水回りを内包したコアを家の中心に配置することで、周遊性が生まれるように計画した。
開口部は、必要最低限の大きさとし、視線が周辺の緑に抜けるように位置を決定し、室内にいながらも1日の時間、季節が感じられるように配慮した。
厳しい敷地条件の中でも、屋根の傾きを変えるなど、少しの変化を与えることで、大きな広がりを感じる、豊かな室内空間となることを期待する。
■建築概要
構造設計: ハシゴタカ建築設計事務所
設計協力: 大澤さほり
施工: ダブルボックス
所在: 東京・目黒
敷地面積: 144.48 m2
建築面積: 64.18m2
延床面積: 112.80m2
規模: 地上2階
構造: 木造
耐火区分: 準耐火建築物
設計期間: 2018.09-2020.04
施工期間: 2019.05-2020-04
写真: 山田薫
種別 | 使用箇所 | 商品名(メーカー名) |
---|---|---|
内装・床 | LDK床 | |
内装・床 | 寝室床 | |
内装・壁 | キッチン壁のタイル | |
内装・水廻り | 洗面 | |
外構・その他 | 門柱 | |
内装・床 | 土間 |
※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません