SHARE VUILDによる「屋久島地杉のパビリオン」
VUILDが設計した「屋久島地杉のパビリオン」です。
屋久島地杉を販売するチャネルオリジナル株式会社の展示ブースである。
屋久島に存在するウィルソン株から着想を得て、屋久杉の切り株の内に入り込んんだような商談ブースを計画した。全体形状は3次曲面を為しているが、斜め加工を施さず接合部をルーズに設計することで、全て2次元の部材で構成される工法を発明した。
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以下、建築家によるテキストです。
屋久島地杉を販売するチャネルオリジナル株式会社の展示ブースである。
屋久島に存在するウィルソン株から着想を得て、屋久杉の切り株の内に入り込んんだような商談ブースを計画した。全体形状は3次曲面を為しているが、斜め加工を施さず接合部をルーズに設計することで、全て2次元の部材で構成される工法を発明した。
部材寸法は郵便パックで輸送可能な小ささに設定し、各部材をジグザグに差し込むことで1列が完成する。また、ジグザグの重なりの厚みが均等になるよう3列で1周期とすることで、弱く・薄く・緩い部材が組み合っても強固な構造となるように計画した。
■建築概要
題名:屋久島地杉のパビリオン
設計:VUILD株式会社
担当:秋吉浩気,、野田慎治、中村祐介
構造設計:佐藤淳構造設計事務所
施工:チャネルオリジナル株式会社
所在地:国際ガーデンEXPO(幕張)
主用途:展示ブース
構造:木造
竣工:2019年10月
写真:黒部駿人
種別 | 使用箇所 | 商品名(メーカー名) |
---|---|---|
内装・造作家具 | パビリオン組立パーツ、コミセン | 屋久島地杉(チャネルオリジナル) |
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