レム・コールハースらも関わっている建築誌『Volume』の序文翻訳等を収録した書籍『LOG/OUT magazine ver.1.0 – VOLUME STUDIES1-10』をプレビューします。
榊原充大(RAD)が著・訳を、和田隆介が編集を、デザインを西村祐一手掛けた書籍です。書籍のウェブサイトはこちら。
また、2016年2月6日には広島にて、この書籍に関するイベントが行われる模様です。
既存のシステムを乗り越えるための次なる行動のプラットフォームを目指す『LOG/OUT magazine』を創刊しました。創刊号であるver.1.0「VOLUME STUDIES1-10」が対象とするのは、レム・コールハース/AMOやジェフリー・イナバ/C-LABらといった建築シンクタンクが届けるオランダの建築雑誌『Volume』。2016年で10周年を迎え、現在的な社会/政治/経済/文化的状況における建築を問い続けています。「ブロードキャスティング・アーキテクチャー(3号)」「権力の建築(5から7号)」、「遍在する中国(8号)」、「アジテーション(10号)」などなど、各号テーマの問題意識を謳う各号序文の翻訳と、翻訳者による各号の解説・批評をまとめた一冊です。