トラフのウェブサイトに、大阪・淀屋橋の、アーチで区切られた部屋の連なりが多彩なシーンを生み出している店舗「メゾンレクシア 淀屋橋店」の写真が掲載されています
トラフのウェブサイトに、大阪・淀屋橋の、アーチで区切られた部屋の連なりが多彩なシーンを生み出している店舗「メゾンレクシア 淀屋橋店」の写真が20枚掲載されています。
原料生産、エキス抽出、製造から調香まで、すべてを自社で内製する、メゾンレクシアの初の路面店の内外装計画。
同社は、「コンポーザー」という植物の専門家集団が開発した日本生まれのビューティーブランドである。敷地は重厚な高層ビルが立ち並ぶ、大阪淀屋橋のオフィスビルの1階部分のピロティの奥に位置する。店内には物販エリアに限らず、カウンセリングスペースや、より時間をかけた施術が出来るトリートメントルームがあり、それらがアーチ状にくりぬかれた壁でゆるやかに仕切られている。部屋ごとに壁面の色を変え、異なる役割とイメージを与えた。アーチ越しに部屋の色が見え隠れし、奥へ誘導していくような計画とした。また、ビルの外構のピロティにもアーチ型のサインを嵌め込み、店内外の連続性を生む。エントランス正面の壁面には、画家・福津宣人の植物を描いた絵画を壁面いっぱいに引き伸ばし、それはアーチに切り取られることで、様々な見え方をする。また、POSカウンターの背面には化粧品の原料となっている植物のエキスを陳列することで、ブランドのコンセプトを知ってもらうきっかけとなっている。
床材に使われたテラゾータイルや、什器に木や鉄などの自然素材を使い、上質なブランドイメージを引き立たせるとともに、初の路面店として、メゾンレクシアのクリエイションを感じさせる店舗を目指した。