イサム・ノグチの展覧会「彫刻から身体・庭へ」が、東京オペラシティ アートギャラリーで開催

イサム・ノグチの展覧会「彫刻から身体・庭へ」が、東京オペラシティ アートギャラリーで開催されます

イサム・ノグチの展覧会「彫刻から身体・庭へ」が、東京オペラシティ アートギャラリーで開催されます。会期は2018年7月14日~9月24日です。

本展では、その幅広い活動を多方面から紹介しますが、特に、ノグチが抽象彫刻の分野にあっても常に“身体”を意識し続けたことや、そうした意識が、子供のための遊具デザインやランドスケープといった人間をとりまく環境へ向かい、ノグチ自身がいう“空間の彫刻”=庭園への情熱へと拡大していったことに着目します。若きノグチが北京で描いた毛筆による身体ドローイングをはじめ、モダンダンスの開拓者マーサ・グラハムとのコラボレーションによる舞台関連作品、日本で制作された陶作品や光の彫刻「あかり」のデザイン、さらには《イェール大学バイニキ稀覯書・写本図書館のための沈床園》(1960-1964)や《チェイス・マンハッタン銀行プラザのための沈床園》(1961-1964)などの庭園やランドスケープに関わる模型・資料・動画、そして晩年の峻厳な石の彫刻まで、ノグチが世界各地で手掛けた作品を通して、「異文化の融合」や「生活と環境の一体化」をめざしたノグチの活動の全容を紹介します。

田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」
田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」 テラスの夕闇景 photo©照井壮平

田村篤昌 / 田村篤昌デザイン事務所による、和歌山の既存住宅の改修「桜熙居」です。

【夜桜月下】
施主との出会いは、一枚の日本画だった。
月影に照らされ咲き誇る紅枝垂桜を華やかに描いた「夜桜月下(千住博氏作)」
この日本画を飾るプライベートな空間、花びらの散り様に想いを寄せ、静かな時間を過ごせる書斎を備えた居間と寝室が欲しい。また、ラグジュアリーホテルのような優雅な趣でありながら、シンプルな空間をご所望された。
改修建物は木造平屋建、築40年経過した20坪の住宅。既存の主要構造部を残し、西側は居間と広間で区切られた空間を書斎と寝室が広く利用できるよう一室空間で構成する。また、境界を収納ユニットで仕切り程良い遮蔽と開放の関係を作りだした。東側はキッチン・サニタリーを配置し衛生設備をまとめた。
施主の桜を想う心情から単に絵を飾る空間ではなく、夜桜月下が空間の主となり「桜」が「熙(いきわたる)」空間として「桜熙居」と名付け、リノベーションのデザインを提案した。

荻逃魚 / N&C一級建築士事務所による、神奈川・川崎の住宅「SAIWAIの家」
荻逃魚 / N&C一級建築士事務所による、神奈川・川崎の住宅「SAIWAIの家」 photo©exp 塩谷淳

荻逃魚 / N&C一級建築士事務所が設計した、神奈川・川崎の住宅「SAIWAIの家」です。

クライアントは神奈川県の某新興都市から少し離れた郊外で代々続く米屋を営む、ご夫婦と小さい子供2人の4人家族。
所有する敷地は全体で約520坪と大きく、その中に商店とそれに付属する灯油庫、ご両親の住む母屋、倉庫、アパート2軒。合わせて6棟の建物が建っており、それぞれが明確な敷地境界を持たず建物どうしの間が広いところは駐車場に、狭いところは通路になっていた。
依頼内容は倉庫部分を解体し住宅を新築するという計画であったが、まずは将来の相続問題なども考慮し、建物ごとに敷地を整理する事から設計を始めることにした。建物それぞれに接道要件や建蔽率・容積率をクリアさせた後、倉庫とほぼ同じ建坪の住宅を設計することとなった。

ヴォ・チョン・ギア・アーキテクツが、ベトナムの海岸線に計画している、全体が緑で覆われたホテルの画像

ヴォ・チョン・ギア・アーキテクツが、ベトナムの海岸線に計画している、全体が緑で覆われたホテルの画像がdesignboomに掲載されています

ヴォ・チョン・ギア・アーキテクツが、ベトナムの海岸線に計画している、全体が緑で覆われたホテルの画像が10枚、designboomに掲載されています。

ザハ・ハディド・アーキテクツの設計で2017年に完成した、サウジアラビアの学習・研究センター「KAPSARC」の高クオリティな動画

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