栗田祥弘建築都市研究所が設計した、東京都渋谷区上原の集合住宅「ウエハラコマチ」の内覧会が開催されます。開催日時は2018年9月29日(土)10:00-16:00です。
意匠設計を栗田祥弘建築都市研究所、構造設計を造研設計で計画を進めておりました代々木上原の長屋型集合住宅「ウエハラコマチ」が竣工の運びとなり、施主のご厚意により内覧会を開く事が決まりました。
住居の間取りは、類型はあるものの、傾斜の敷地形状も生かし16室全ての間取りが違う個性のある集合住宅に仕上がりました。構造は壁式鉄筋コンクリート造としており、平面的にも立面的にも複雑な建物であるため、核となる構造壁を中心としてバランスを取ることに配慮して計画をしています。
各ゾーン間での水平力の伝達要素として、階段、踊り場、傾斜屋根などを用い、保有水平耐力計算を行うことで、仕様規定の縛りから解放された構造となっています。隣には先行して計画していました伊藤博之さんが設計された集合住宅「ウエハラノイエ」(新建築8月号掲載、入居済み)があります。同じ施主(アスコット)による計画となります。
共同住宅と長屋で形が違いますが、上原の住宅密集地に独特で不思議な街並みが出来上がっています。
※ご予約は不要です。どなたでもご覧いただけます。
※当日現地に駐車場のご用意はありません。お車でのお越しはご遠慮ください。
※お手数ですが、当日はスリッパをご持参ください。
場所の情報等は以下で。