成瀬・猪熊建築設計事務所の内装設計による、大阪の宿泊施設「ナインアワーズなんば駅」
成瀬・猪熊建築設計事務所の内装設計による、大阪の宿泊施設「ナインアワーズなんば駅」 photo©Nacása & Partners Inc.

成瀬・猪熊建築設計事務所の内装設計による、大阪の宿泊施設「ナインアワーズなんば駅」です。施設の公式サイトはこちら

これは、カプセルホテルに革命を起こすプロジェクトです。

そもそもカプセルホテルという宿泊形態は、1979年に建築家の黒川紀章の設計により誕生した、日本独自の宿泊施設のスタイルです。その後、高度経済成長の中で日本中にたくさんのカプセルホテルが建設されましたが、宿泊料が安価である代わりに、狭く・汚い、女性は泊まりにくいものばかりでした。そんな中で、ナインアワーズは、従来のカプセルホテルのイメージを刷新し、洗練されたデザインで、究極の滞在体験を提供するブランドとして、2009年に生まれました。「ナインアワーズなんば駅」は、その11店舗目として、滞在時の居心地をさらに向上させたものになります。

会田友朗 / アイダアトリエによる、宮崎・都城市の、元ショッピングモールを改修した「都城市立図書館」の写真

会田友朗 / アイダアトリエのウェブサイトに、宮崎・都城市の、元ショッピングモールを改修した「都城市立図書館」の写真が掲載されています。

時代の波によって閉鎖した、かつてのまちの中心に建つショッピングモールを新しいまちの居場所として転用・再生した市立図書館。従来の図書館を拡張し、地域編集局、新しい検索機構も備え、新たな地域自治の拠点を目指す。既存の商業空間の特性を活かし、歩いて楽しい路地と専門店街をモチーフに市民誰もが安心して居られる公共空間を計画。地域の家具工業会と連携して開発したフレキシブルな展示が可能な木箱架を中心に、大空間にさまざまな機能を有した木製家具がパヴィリオンのように点在し、館内全体に多様な市民の居場所が生まれた。

藤原・室 建築設計事務所が設計した、広島の住宅「東広島の家」
藤原・室 建築設計事務所が設計した、広島の住宅「東広島の家」 photo©平桂弥(studioREM)

藤原・室 建築設計事務所が設計した、広島の住宅「東広島の家」です。

敷地は、長年売れ残った土地が点在する、計画された住宅街の一角。

一定のプライバシーは保ちながらも、
建物や敷地周囲とのつながり感をつくる方法はないのだろうか。
計画的な緑地帯を土地に絡ませることで、境界線を融けこむようにできないか。
そういったイメージを出発点として計画をはじめました。

塀をつくるのでなく、建物と敷地の間に並木道のような場所的な境界とすることで、
周囲に対して寛容さを醸し出せないかと考えました。
そこで、上部が通路になったリング状の築山を設け、プライバシーを保ちつつ、
内外をゆるやかに繋げて区切っていきました。
そして、築山の内部に建物を配置。
築山が住まいを2カ所で貫き、建物と外部とを繋ぎます。

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