鈴木俊彦 / SQOOL一級建築士事務所による、兵庫・宝塚市の、既存倉庫を改修した陶芸アトリエ「崖のアジト」です。
宝塚市清荒神の斜面地にある築50年の倉庫を、クライアントの趣味である陶芸の場にしたリノベーション。
住居となる隣の母屋の改修に大半の費用を費やしたため、如何にローコストで陶芸に相応しい場を創るかがポイントになった。
まず当時の壁、天井等の仕上げ要素を徹底的に引き算することにした。その結果50年前の造成、建築構造が露わとなり、造成と仕上げの狭間に隠されていた三角形断面の空間が発掘され、場に広がりが生まれた。