グレン・マーカットとエレブリ・プラス(Elevli Plus)の設計で今年(2019年)完成した、オーストラリア・ニューポートのモスク「Australian Islamic Centre」の写真と図面などが23枚、archdailyに掲載されています。
西口賢建築設計事務所のウェブサイトに、愛知・岡崎の、敷地内に配された植栽と、住宅の木架構が混然一体となった住宅「大地の家」の写真が沢山掲載されています。こちらのページには、施工プロセスの写真が多数掲載されています。こちらのPDFに建築の平面図なども掲載されています。
三井嶺建築設計事務所が設計した、東京・世田谷区の商業施設「柳小路南角」です。
施設の公式サイトはこちら。
東京・二子玉川における、テナントビルの計画。百貨店裏の、路地の入り組んだエリアに建つ。
路地の雰囲気を取り込むべく、通り抜けの通路を建物中央に配し、階段を正面にも設けることで、2階を含めて行き止まりのない平面計画とした。
柱・梁は木造で、ラフ材を束ねた前例のない構造を試みた。集成材は用いていない。荒々しくも柔らかい木の質感と量感を活かすため、接合部に金物が一切露出しないよう工夫した。木の束が隙間なくがっちりと組み合さった「貫」のようなディテールが、安心感と居心地の良い雰囲気を醸し出す。
仕上げは、「新築に見えないように、街に馴染むように」というクライアントの要望を受け、時間を積み重ねてきたようなデザインとした。互いにフィードバックを重ねながら統合的にデザインするのではなく、段階を踏んで積み上げていく手法を採った。
佐久間達也空間計画所による、埼玉・戸田市の住宅の改修「Ornament for the Piano room」です。
一般に、装飾という言葉は機能の無い形態や形式を、空間にプラスすることを示していると思う。
装飾を繰り返し反復させ氾濫させることにより空間を有機的にあるいは華美にするという考え方があるし、また逆に装飾を出来る限り排除するということも長く広く行われてきた。ここで施したことは空間を構成する「壁」と「天井」という、基本的に分節された面領域の境界をフィレットによりフェードアウトさせ、入隅の線分を曲面に置き替えた、マイナスの装飾である。
関祐介 / YUSUKE SEKI Studioが設計した、石川・金沢の宿泊施設「KUMU 金沢」の写真が15枚、designboomに掲載されています。施設の公式サイトはこちら。
以下は施設の様子を伝える公式動画。
- 高橋勝建築設計事務所による、滋賀・甲賀市の住宅「紫香楽宮近くの家」
- 一般財団法人佐々木泰樹育英会による、建築専攻大学生・大学院生を対象とした奨学金(2020年度前期)の募集要項等が公開
- 石川素樹建築設計事務所による、東京・渋谷区の、専修学校・飲食店「桜丘町のビル」
- スティーブン・ホールへのインタビューと、寺田倉庫にて開催中のホールの建築展の様子を紹介する記事
- 田根剛と皆川明が、東現美での、田根が会場構成した展示「ミナ ペルホネン/皆川明 つづく」のプロセスを語り合った対談の内容
- ほか
- 日建設計がコンペで勝利して、設計が進められている、FCバルセロナのスタジアム改修をスポーツメディアが紹介している記事「カンプノウ改修と日本企業(前編)」
- 小野寺匠吾建築設計事務所による、東京のタワーマンションの住戸改修「Tokyo Residence」と論考「リノベーションからパーソナライゼーションへ」
- 板坂留五と西澤徹夫の設計による、兵庫・淡路島の店舗兼住宅「半麦ハット」の動画