山田優 / SNARK Inc.+横尾真 / OUVIによる、群馬・みどり市の住宅「西鹿田の家」
山田優 / SNARK Inc.+横尾真 / OUVIによる、群馬・みどり市の住宅「西鹿田の家」 photo©新澤一平
山田優 / SNARK Inc.+横尾真 / OUVIによる、群馬・みどり市の住宅「西鹿田の家」 photo©新澤一平

山田優 / SNARK Inc.+横尾真 / OUVIによる、群馬・みどり市の住宅「西鹿田の家」です。

群馬県みどり市の郊外に建つ木造2階建住宅である。敷地は小高い丘の上の造成された土地であり、盛土により前面道路から3m程高い位置にあった。南側に庭を確保しつつ眼下に広がる田園風景を享受するために既存敷地のレベルに細長い矩形の家型を建てた。この建築では細長い家型ヴォリュームの中に2つの方向性を与えている。

1階は棟材を支える4本の柱を手がかりにリニアなヴォリューム内に複数の居場所をつくった。天井は高く持ち上げられているため屋根を支える架構の存在は薄れ、それぞれが独立した場所として存在している。長手方向の外壁に沿ってひだのような凹凸をつくり、内側ではキッチンや洗面台を収めたり玄関や窓際の溜まりとして、外側では屋根がかかったポーチや室外機などの設備を置く隙間として利用している。凹凸により短手方向にベクトルを与え、それぞれの場所と庭や隣地の林など近隣との関係を作っている。耐力壁を外側へ突出させたことで45度振ることができ、両方向の地震力を負担しながら内部に耐力壁が表れない一体的なヴォリュームを作ることが出来た。

建築家によるテキストより
アトリエダコスタによる、ポルトガル・ジェメゼスの、図式的平面と古典を感じさせるシンメトリーなファサードが特徴的な休暇住宅の写真と図面

アトリエダコスタ(ATELIERDACOSTA)のウェブサイトに、ポルトガル・ジェメゼスの、図式的平面と古典を感じさせるシンメトリーなファサードが特徴的な休暇住宅の写真が14枚と図面が8枚掲載されています。左側の写真をクリックすると次の写真が表示されます。右の図面はドラッグでドローイングがスクロールしていきます。

坪井飛鳥+細貝貴宏+上田哲史 / atelier thuによる、兵庫・加古川市の住宅「Kata」
坪井飛鳥+細貝貴宏+上田哲史 / atelier thuによる、兵庫・加古川市の住宅「Kata」 photo©上田哲史
坪井飛鳥+細貝貴宏+上田哲史 / atelier thuによる、兵庫・加古川市の住宅「Kata」 photo©上田哲史

坪井飛鳥+細貝貴宏+上田哲史 / atelier thuが設計した、兵庫・加古川市の住宅「Kata」です。

南側隣家の配置の「抜け」に着目し、そこへ建物の抜けをとるように配置を傾けた。歩行者の視線を遮るように南側に木塀を設け、角度をつけた木製のルーバーによって室内からと外部からの視線を操作し、それにより開放的でありながらも豊かな居住性を確保する事を考えた。

家型のフレームを伸ばすことで、夏季の厳しい陽射しを遮り、冬季の暖かい陽射しを室内にとりこむ。南から入る陽の光は床のタイルを温め、ダイレクトゲインによって床暖房を切っていても温かい。気密性を考え開口部は既製品の高断熱のアルミサッシを採用し、内部からは木製サッシのように見えるようにフレームを構造材で隠した。夏季の強い光は和紙調のプリーツスクリーンで調整し、スクリーンを通る柔らかい光が室内を包み込む。

建築家によるテキストより
長坂常に、1:1を知ることで設計が変わっていくこと、独立当初の仕事がない時期の過ごし方、自身へのドローグデザインの影響等について聞いているインタビュー動画

スキーマ建築計画の長坂常に、1:1を知ることで設計が変わっていくこと、独立当初の仕事がない時期の過ごし方、自身へのドローグデザインの影響等について聞いているインタビュー動画です。東京理科大学理工学部西田司研究室が定期的に行っているシリーズ「コロナの時期の過ごし方を面白がる建築学生ラジオ」の2020年5月20日収録分です。

コンラン&パートナーズのデザインによる、東京・港区の集合住宅「Kita Aoyama Apartments」の写真と図面

コンラン&パートナーズのデザインによる、東京・港区の集合住宅「Kita Aoyama Apartments」の写真と図面がarchdailyに掲載されています。設計を手掛けたのは、こちらのページよればアール・アイ・エーとの事。東京の分譲集合住宅が平面図付きで紹介されるのは珍しいのではないかと。

OV-Aによる、チェコ ノヴィー・ボルの、築200年の2棟の歴史的建築をオリジナルの状態に修復・改修し、うろこ状に貼られたガラスのファサードが特徴的な新棟で接続したオフィス「Headquater Lasvit in Nový Bor」の写真と図面

OV-Aによる、チェコ ノヴィー・ボルの、築200年の2棟の歴史的建築をオリジナルの状態に修復・改修し、うろこ状に貼られたガラスのファサードが特徴的な新棟で接続したオフィス「Headquater Lasvit in Nový Bor」の写真と図面が31枚、archdailyに掲載されています。建築家のサイトでも別カットの写真や模型、図面を見ることができます

アイ・ウェイウェイがチャリティーの為にデザインしたマスクの写真

アイ・ウェイウェイがチャリティーの為にデザインしたマスクの写真が9枚、designboomに掲載されています。このマスクは海外のオークションサイトebayのこちらのページから購入可能です。

T・W・ライアン・アーキテクチャーによる、アメリカ・ヴァージニア州の、3つの切妻と煙突が特徴的でミニマリズムを感じさせる住宅「 Three Chimney House」の写真と図面

T・W・ライアン・アーキテクチャー(T W Ryan Architecture)が設計した、アメリカ・ヴァージニア州の、3つの切妻と煙突が特徴的でミニマリズムを感じさせる住宅「 Three Chimney House」の写真と図面が16枚、dezeenに掲載されています。建築家のサイトには別カットの写真や模型なども掲載されています。

隈研吾による、石川・金沢市の、兼六園の茶店通りに建つ茶店のリノベーション「見城亭」の写真

隈研吾のウェブサイトに、石川・金沢市の、兼六園の茶店通りに建つ茶店のリノベーション「見城亭」の写真が6枚掲載されています。

金沢の名園、兼六園の茶店通りに建つ茶店のリノベーション。北陸の民家を大雪から支えてきた「サシモノ造り」の方法を用いて既存の建物を補強し、木のフレームが飛び交う大きな闇をデザインした。かつてこの場所にあった江戸町武家屋敷の豊かな闇を感じさせるような素材で内装を仕上げ、その闇の中に金箔貼りの照明器具を浮遊させた。小屋組み部分の補強に炭素繊維ロッドを使用し、石川県の新旧の技術を複合させた。

杉本博司による動画「頃難に思う」

写真家の杉本博司による動画「頃難に思う」です。

杉本博司「頃難に思う」

読売新聞(4月15日朝刊)に掲載された杉本博司の寄稿文「頃難に思う」の全文テキストを、「杉本博司 瑠璃の浄土」展の作品画像とともにご覧いただく映像バージョンがYouTubeで公開中です。
杉本博司「頃難に思う」動画
音楽は、ドキュメンタリー映画「はじまりの記憶」(2012年)のために渋谷慶一郎氏が作曲した“Appropriate Proportion”が使用されています。今回の映像バージョンのために新たに編集されたものです。

杉本博司「頃難に思う」(2020年)
プロダクション/テキスト/ディレクション: 杉本博司
音 楽 : 渋谷慶一郎
      “Appropriate Proportion”
      ATAK018 Soundtrack for Memories of Origin Hiroshi Sugimoto
原 文 : 2020年4月15日読売新聞より
展示写真: 京都京セラ美術館「杉本博司 – 瑠璃の浄土」展より
写 真 : 小野祐次、鈴木芳雄、杉本スタジオ

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