二俣公一 / ケース・リアルによる、東京・渋谷区の、音楽レーベルmule musiqの為のスペース「STUDIO MULE」
二俣公一 / ケース・リアルによる、東京・渋谷区の、音楽レーベルmule musiqの為のスペース「STUDIO MULE」 photo©志摩大輔
二俣公一 / ケース・リアルによる、東京・渋谷区の、音楽レーベルmule musiqの為のスペース「STUDIO MULE」 photo©志摩大輔
二俣公一 / ケース・リアルによる、東京・渋谷区の、音楽レーベルmule musiqの為のスペース「STUDIO MULE」 photo©志摩大輔

二俣公一 / ケース・リアルが設計した、東京・渋谷区の、音楽レーベルmule musiqの為のスペース「STUDIO MULE」です。主たる機能はミュージック&ワインバーとの事。

国内外のハウス・テクノミュージックシーンを牽引する音楽レーベル「mule musiq(ミュール・ミュージック)」のための新たなスペース“STUDIO MULE”の計画。

ここでの”studio”はミュージックスタジオではなく、フランス語で“小さな部屋”の意。約11坪の限られたスペースに、「エレクトリックでエレガントな音楽」「愛すべきビンテージオーディオ」「本物のナチュラルワイン」といった、レーベルのディレクターでありオーナーの好きなものを凝縮するという、嗜好性の強い空間の計画が求められた。

建築家によるテキストより
牧野恭久建築設計事務所が改築を手掛けた、東京・千代田区の、神田駅高架下の喫茶店「神田珈琲園」
牧野恭久建築設計事務所が改築を手掛けた、東京・千代田区の、神田駅高架下の喫茶店「神田珈琲園」 photo©鳥村鋼一
牧野恭久建築設計事務所が改築を手掛けた、東京・千代田区の、神田駅高架下の喫茶店「神田珈琲園」 photo©鳥村鋼一
牧野恭久建築設計事務所が改築を手掛けた、東京・千代田区の、神田駅高架下の喫茶店「神田珈琲園」 photo©鳥村鋼一

牧野恭久建築設計事務所が改築を手掛けた、東京・千代田区の、神田駅高架下の喫茶店「神田珈琲園」です。店舗の公式サイトはこちら。

「神田珈琲園」は神田駅高架下にて1957年から営業を続けている歴史のある純喫茶である。

鉄道高架橋躯体をそのまま利用した2階建ての従前店舗は、2018年高架橋躯体老朽化による耐震補強工事に伴い解体。
同じ高架下の店舗が次々と閉店や移転を決める中、地権者との交渉により同じ場所での再開は可能となったが、耐震補強をした高架橋躯体には接触せず完全に切り離した建築を入れ子状に新築することが求められた。

前面道路以外は高架橋躯体に囲われ、GLから高架橋躯体までの高さはわずか4.68m、地盤下には高架の大きなフーチングが拡がっているという特殊な条件のもと、施工方法を検討しながらの設計を進めた。

構造は100mm×100mmのH鋼のみで構成した門型のフレームを人力で支えられるサイズに分け、敷地奥から順々に据付ける計画としている。
門型フレームの桁行スパンは1.7mとし、敷地内高架橋躯体を避けるだけでなく、客席の最小単位寸法として設定している。内部で表しとなった構造フレームと鉄骨高架橋を模したブレースは、パーティションのように扱うことで、一つの空間の中に質の異なる居場所を作っている。

建築家によるテキストより
吉岡徳仁によるパブリックアート「光の結晶」が、銀座駅に設置され2020年10月16日に公開
吉岡徳仁によるパブリックアート「光の結晶」が、銀座駅に設置され2020年10月16日に公開完成イメージ (CG) 。
吉岡徳仁によるパブリックアート「光の結晶」が、銀座駅に設置され2020年10月16日に公開

吉岡徳仁によるパブリックアート「光の結晶」が、銀座駅に設置され2020年10月16日に公開されます。詳しい設置場所は、東京メトロ銀座駅 B6出口付近とのこと。

吉岡徳仁はこれまで、自然が人間にもたらす感覚を追求し、作品を生み出してきました。

ガラスの茶室「光庵」、プリズム の建築「虹の教会」、オルセー美術館に常設展示されているガラスのベンチ「Water
Block」など、非物質的な光を独自の手法で表現してきました。

2020年10月16日(金)、新たに生まれ変わる銀座駅に吉岡徳仁によるパブリックアート「光の結晶」が設置されます。この作品は、クリスタルガラスから放たれる光により構築された“光の彫刻”です。

特殊なファセットを施した636個のクリスタルガラスが集積することで、ひとつの巨大な光となります。
作品の輝きを生み出すプロセスには世界地図が用いられており、そこには“地球に生きるものとして世界がひとつになる”という平和への願いが込められています 。

「光の結晶」が人々に未来への希望を感じさせる、銀座の新しい文化のシンボルとなれば嬉しいです。

リリーステキストより
山口陽登 / YAPによる、大阪市の、ビルの一階をコンバージョンした設計者自身のオフィス「YAP OFFICE」
山口陽登 / YAPによる、大阪市の、ビルの一階をコンバージョンした設計者自身のオフィス「YAP OFFICE」 photo©KENJI TOGO
山口陽登 / YAPによる、大阪市の、ビルの一階をコンバージョンした設計者自身のオフィス「YAP OFFICE」 photo©KENJI TOGO
山口陽登 / YAPによる、大阪市の、ビルの一階をコンバージョンした設計者自身のオフィス「YAP OFFICE」 photo©KENJI TOGO
山口陽登 / YAPによる、大阪市の、ビルの一階をコンバージョンした設計者自身のオフィス「YAP OFFICE」 photo©KENJI TOGO

山口陽登 / YAPが設計した、大阪市の、ビルの一階をコンバージョンした設計者自身のオフィス「YAP OFFICE」です。

小さなビル「上町荘」の1Fを自身の設計事務所へとコンバージョンした。上町荘は交差点に放り出されるように角地に位置しているシェアスペースである。周辺は長屋が多く残る下町で、人も車も自転車も通行量がとても多い。元々は倉庫として使われていて、物品と軽トラを出し入れするために約9mの開口で大きく街に開かれていた。

設計事務所はビルの2Fや3Fに位置することが多い。しかし、1F倉庫のために設えられた、この大きな開口を利用して、設計事務所の内部の風景を、まちに向かって放り出してみてはどうかと考えた。

建築家によるテキストより

様々な実験の風景とその結果生まれた空間を、街に向かって継続的に発信・表現している。まずはじめに模型の収納スペースをコンクリートの壁で作った。上町荘は鉄骨造で剥き出し、木材はホームセンターでいつでも手に入る。RC造の建物を設計することもあるのだから、コンクリートが常に目に入っていて欲しいと思った。型枠は自分たちが扱えるベニヤと木の角材で組み、コンクリートは人力で練った。一般的に見て美しいとは言えないジャンカ、コールドジョイントも自分たちで打って、愛でるように磨くと水墨画のような趣が生まれ悪くない。型枠はスペースを形成する反対側の壁に再利用した。

建築家によるテキストより

また、スタッフもアルバイトも含めて大きな机で作業する風景を街から見えるようにしたいと考えた。また一般的な机の角の4つの脚がどうも不自由に感じて、できる限りフレキシブルに使いたいと考えた。1.5m×4.7mの大机の脚は、繊維方向を合わせて圧着し、曲がりやすく加工されたベニヤ(曲げベニヤ)をくるんと曲げて、無造作に配置し、天板を載せているだけの作りである。パソコンや本など荷重がかかるあたりに曲げベニヤ製の脚を配置する。机の上の重いものが移動されれば、机の脚も移動する。

建築家によるテキストより

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