スノヘッタによる、スウェーデン・メルンリュックの複合施設「レイクハウス」。採石場を持続可能な居住地域へ開発する計画の一環として設計、地域の為に事務所・飲食・店舗等の機能を提供する施設で、地形に沿う形状・緑化された屋根・自然素材の使用も特徴としています。2024年の完成を目指し着工しました。
こちらはリリーステキストの翻訳
スノヘッタとスウェーデンのネクストステップグループによるヴェンデルストランド(Wendelstrand)開発の最初の起工式が行われました。2024年の完成を目指す待望のプロジェクトは、スウェーデンのヨーテボリ郊外にある古い採石場を、持続可能な新しい居住・生活エリアへと変貌させます。
2017年からスノヘッタは、スウェーデンのヨーテボリ郊外にあるメルンリュックで、古い採石場を環境的にも社会的にも持続可能な地域へと変えるプロジェクトに取り組んでいます。その野望は、ヴェンデルストランドの新しい建物を、環境に優しい住宅コンセプトと社会のサステナビリティの先導的な手本にすることでした。地面の傷を癒し、周囲の自然を再生させるという誇らしいコンセプトでスタートしたこのプロジェクトは、現在、あらゆる家族に適した多様な住宅タイプを持つガーデンシティとして姿を現しています。
ウェンデルストランドは、多様なパブリックエリアと、開発区域を蛇行する公園を提供し、その頂点は、ウェンデルストランドに住み、訪れるすべての人が利用し、楽しむことができる共同建築であるレイクハウスの屋上景観となります。
革新的な住宅のモデル
スノヘッタのシニアアーキテクトのリカード・ヤウキス(Rikard Jaucis)は述べます。
「私たちが目指したのは、従来の地域を超え、伝統的な住宅の類型を打ち破るものを作ることでした。レイクハウスは、建物の中、上、そして周りに人を招き入れるように設計されています。建物の中に入らなくても、その一部となることができるのです。私たちは、レイクハウスが地域の熱気や魅力、結束力を生み出す重要な触媒となり、地域全体にとって魅力的な目的地となることを期待しています。さらに、このプロジェクトは、スウェーデンだけでなく北欧全域で、木材を建材とした革新的でサステナブルな住宅開発のモデルとなり、カーボンフットプリントを削減できると信じています。」
数年にわたる計画と再開発を経て、レイクハウスはついに着工し、2024年の夏には完成する予定です。この多機能建物は、この町の最初の新住民に、最高級レストラン、カフェ、ショップ、イベントスペース、オフィススペース、ジム、ウェルネスセンターを提供し、これらはすべて共通の緑の屋根の下に設置される予定です。レイクハウスでは、働く、汗をかく、読む、食べる、飲む、踊る、歌うを1日でこなせます。