東京建築士会主催の「住宅建築賞2022入賞作品展」をフォトレポート。受賞者は、畠山鉄生+吉野太基(金賞)、小林佐絵子+塩崎太伸、横井創馬+佐瀬和穂+大沢美幸、武田清明
東京建築士会主催の「住宅建築賞2022入賞作品展」をフォトレポート。受賞者は、畠山鉄生+吉野太基(金賞)、小林佐絵子+塩崎太伸、横井創馬+佐瀬和穂+大沢美幸、武田清明 photo©architecturephoto
東京建築士会主催の「住宅建築賞2022入賞作品展」をフォトレポート。受賞者は、畠山鉄生+吉野太基(金賞)、小林佐絵子+塩崎太伸、横井創馬+佐瀬和穂+大沢美幸、武田清明 photo©architecturephoto
東京建築士会主催の「住宅建築賞2022入賞作品展」をフォトレポート。受賞者は、畠山鉄生+吉野太基(金賞)、小林佐絵子+塩崎太伸、横井創馬+佐瀬和穂+大沢美幸、武田清明 photo©architecturephoto

東京建築士会主催の「住宅建築賞2022入賞作品展」をフォトレポートします。会場は新宿のリビングデザインセンターOZONEです。
住宅建築賞金賞を、畠山鉄生+吉野太基が受賞。住宅建築賞を、小林佐絵子+塩崎太伸横井創馬+佐瀬和穂+大沢美幸、武田清明が受賞しています。審査したのは平田晃久加藤耕一曽我部昌史山田紗子吉村靖孝でした。また、各作品の資料や審査講評がこちらのPDFにまとまっています。開催情報は、記事の末尾に掲載します。

住宅建築賞について

「住宅建築賞」はすでに新人建築家の登竜門として定着しており、その入賞作品を通して住宅建築に対する理解をさらに深め、近年多様化している「すまい」の新しい可能性を見出そうとするものです。 この住宅建築賞の入賞作品を公開展示することにより、建築に携わる方々への新鮮な刺激とし、より多くの人々に建築文化を広げる機会となればと考えています。

応募作品は原則として最近3年以内に竣工し、東京圏に建つ一戸建住宅、集合住宅及び併用住宅等(大幅な増改築、公共の建築も含む)の作品を募集しています。書類による第一次審査と現地審査による第二次審査により受賞作品を決定します。

住宅建築賞2022の主旨
【共生系としての住宅】

私たちの身体の表面には様々な微生物の織りなす生態系があり、身体にとって不可欠な役割を果たしています。人間の身体そのものが一つの共生系なのです。微生物的自然は目に見えません。しかし確実に私たちの周りの空気を変え、行動や思考の根底をかたちづくっています。COVID-19の引き起こした事態は、よくも悪しくもこの目に見えない自然とのつながりを顕在化させました。これに対する反応はおそらく次の二つに分かれます。ひとつは徹底した除菌やクリーンさ、あらゆるレベルでの異物の混入を防ぐ管理体制に向かう反応です。これらは緊急事態や医療機関において、たしかに必要です。しかし私たちの生活の全てにこれらが過剰に行き渡った未来はディストピアでしかないでしょう。もうひとつの反応は、私たちの存在そのものが、多様な生物の織りなす共生系であることを認め、目に見えないものも含めたさまざまな生の気配に耳を傾けることです。他者を遮断し純粋な空間や建築をつくるのではなく、移り変わる環境の中で、時に適切な距離を発生させながら、異なるものが共存する場をつくること。このことがかつてなくリアルな挑戦である時代に、私たちはいます。住宅は希望です。なぜなら、住まい手の感覚とつくり手の工夫によってこのふたつの対立を乗り越え、他の建築に先駆けた可能性を示せるからです。さまざまな共生系としての住宅の試みは、この度のパンデミック以前からありました。そして改めていま、共生系としての住宅の価値を問うような建築を評価し、未来に向けた議論のきっかけにしていきたいと思います。挑戦的な作品を期待しています。
(審査員長 平田晃久)

【ap job更新】 大規模共同住宅や物流倉庫を中心に、高級ホテル等も手掛ける「株式会社KOA」が、設計スタッフ(既卒・経験者・業務委託)を募集中
【ap job更新】 大規模共同住宅や物流倉庫を中心に、高級ホテル等も手掛ける「株式会社KOA」が、設計スタッフ(既卒・経験者・業務委託)を募集中
【ap job更新】 大規模共同住宅や物流倉庫を中心に、高級ホテル等も手掛ける「株式会社KOA」が、設計スタッフ(既卒・経験者・業務委託)を募集中

大規模共同住宅や物流倉庫を中心に、高級ホテル等も手掛ける「株式会社KOA」の、設計スタッフ(既卒・経験者・業務委託)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

1973年の創業以来、大規模共同住宅、および物流倉庫を中心にさまざまな建築物の設計や監理を行ってきました。
今後は高級ホテル等の案件も予定しています。

幅広い技術、知識を習得し、基本設計から竣工までの一連の建築設計を経験できます。
事業拡大に伴い、新たに戦力となっていただける新規スタッフを募集します。

スキルに応じてお任せするのでご安心ください。
完成に至るまで一貫して手がけることができるため、やりがいも大きいです。

片田友樹 / micelleによる、鹿児島の「KOTOBUKI cheese factory」。イベント空間も備えた施設。施主の中古コンテナ使用の要望に、建築の基本単位としてコンテナを扱い其々の隙間を操作する事で多様な空間を構築。再利用ならではの固有な表情を内装にも活かす
片田友樹 / micelleによる、鹿児島の「KOTOBUKI cheese factory」。イベント空間も備えた施設。施主の中古コンテナ使用の要望に、建築の基本単位としてコンテナを扱い其々の隙間を操作する事で多様な空間を構築。再利用ならではの固有な表情を内装にも活かす photo©Lemmart
片田友樹 / micelleによる、鹿児島の「KOTOBUKI cheese factory」。イベント空間も備えた施設。施主の中古コンテナ使用の要望に、建築の基本単位としてコンテナを扱い其々の隙間を操作する事で多様な空間を構築。再利用ならではの固有な表情を内装にも活かす photo©Lemmart
片田友樹 / micelleによる、鹿児島の「KOTOBUKI cheese factory」。イベント空間も備えた施設。施主の中古コンテナ使用の要望に、建築の基本単位としてコンテナを扱い其々の隙間を操作する事で多様な空間を構築。再利用ならではの固有な表情を内装にも活かす photo©Lemmart

片田友樹 / micelleが設計した、鹿児島の食品工場「KOTOBUKI cheese factory」です。
イベント空間も備えた施設です。建築家は、施主の中古コンテナ使用の要望に、建築の基本単位としてコンテナを扱い其々の隙間を操作する事で多様な空間を構築しました。また、再利用ならではの固有な表情を内装にも活かす事も意図されました。施主企業の公式サイトはこちら

チーズ製造と食肉加工のための工場。

廃業した旧百貨店の立体駐車場を取り壊し、地産の乳牛から作るチーズと肉牛の食肉加工のための加工場を作り、そこに第六次産業化や食育の拠点や、イベントを行ったり訪れた人がゆったりとした時間を過ごせる空間を組み込むことを考えた。

建築家によるテキストより

輸出入も行う施主から、中古の海上コンテナ使えますか?という話をされた。
この地域では農場や郊外のあちらこちらで海上コンテナを倉庫がわりに使用していて、緑の中にシルバーの建物と褪せたコンテナが置かれている風景がしばしば見られた。非常に印象的な「日本の田舎」の風景なのだと何となく納得していたし、実際コンテナはとても日常の素材だった。

建築家によるテキストより

そこで、将来の拡張性、必要寸法、採光・熱・換気など工場としての環境をコントロールするため、建築の一つのモジュールとして海上コンテナを用い、そのモジュールの隙間を操作することで、環境をコントロールしつつ、どこにでも同じシステムで、その場に対応した空間を生み出せるようなものとして計画を行った。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 住む人と作り手が共に“ワクワクできる家”を目指す「MakeHouse 株式会社」が、設計スタッフ(経験者)を募集中
【ap job更新】 住む人と作り手が共に“ワクワクできる家”を目指す「MakeHouse 株式会社」が、設計スタッフ(経験者)を募集中
【ap job更新】 住む人と作り手が共に“ワクワクできる家”を目指す「MakeHouse 株式会社」が、設計スタッフ(経験者)を募集中

住む人と作り手が共に“ワクワクできる家”を目指す「MakeHouse 株式会社」の、設計スタッフ(経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

更なる事業拡大のため、意匠設計士を募集します。

ずっと、家をつくり続けてきました。様々な家を、多くの人たちとともに。
でも、もっといい家をつくりたい。いつもその気持ちが心のどこかにありました。

いったい、いい家ってなんだろう?その問いを考え続けた結果、確信が生まれました。
まず、作り手が夢中になれること。価値ある素材をつかうこと。デザイン(設計)に妥協がないこと。

簡単に言えば、いい作り手、いい建材、いいデザイン。そして適正な価格。
このシンプルなことだけを徹底的に突きつめた家づくりをしたい。
会社名は“Make House”その名の通り「家をつくること」だけを思って立ち上げました。つくりたいのは、住む人と作り手がともにワクワクできる家。

ぜひ一緒にワクワクする家を作りましょう。
ご応募お待ちしております。

MVRDVによる、ドイツの、オフィス「ショッピファイ・ベルリン」。コロナ禍以降の在り方を考慮し計画。共同作業の場に加え企業の文化拠点を目指して、快適な議論の為にカーテンでの間仕切りが可能なラウンジ併設の会議室を考案。街を象徴する要素も取り入れ活気を取り込む
MVRDVによる、ドイツの、オフィス「ショッピファイ・ベルリン」。コロナ禍以降の在り方を考慮し計画。共同作業の場に加え企業の文化拠点を目指して、快適な議論の為にカーテンでの間仕切りが可能なラウンジ併設の会議室を考案。街を象徴する要素も取り入れ活気を取り込む photo©Daria Scagliola
MVRDVによる、ドイツの、オフィス「ショッピファイ・ベルリン」。コロナ禍以降の在り方を考慮し計画。共同作業の場に加え企業の文化拠点を目指して、快適な議論の為にカーテンでの間仕切りが可能なラウンジ併設の会議室を考案。街を象徴する要素も取り入れ活気を取り込む photo©Daria Scagliola
MVRDVによる、ドイツの、オフィス「ショッピファイ・ベルリン」。コロナ禍以降の在り方を考慮し計画。共同作業の場に加え企業の文化拠点を目指して、快適な議論の為にカーテンでの間仕切りが可能なラウンジ併設の会議室を考案。街を象徴する要素も取り入れ活気を取り込む photo©Daria Scagliola
MVRDVによる、ドイツの、オフィス「ショッピファイ・ベルリン」。コロナ禍以降の在り方を考慮し計画。共同作業の場に加え企業の文化拠点を目指して、快適な議論の為にカーテンでの間仕切りが可能なラウンジ併設の会議室を考案。街を象徴する要素も取り入れ活気を取り込む photo©Daria Scagliola

MVRDVが設計した、ドイツの、オフィス「ショッピファイ・ベルリン」です。
コロナ禍以降のオフィスの在り方を考慮し計画されました。建築家は、共同作業の場に加え企業の文化拠点を目指して、快適な議論の為にカーテンでの間仕切りが可能なラウンジ併設の会議室を考案しました。また、街を象徴する要素も取り入れ活気を取り込む事も意図されました。施主企業の公式サイトはこちら

こちらはリリーステキストの翻訳

MVRDV、ショッピファイ・ベルリンの内装変更でポスト・パンデミック・オフィスの約束を実現

MVRDVは、ベルリン・ミッテ地区のケペニッカー通りにあるショッピファイ・ベルリンのインテリアリデザインを完成させました。ホームオフィスとは対照的に、集団的な経験として非常に意図的なコラボレーションに焦点を当てた1,000㎡のインテリアプロジェクトは、カナダで設立されたダイナミックな商社に、物理的なワークスペースの目的を再考させる理想的なデザインを提供します。

2020年初頭、ベルリン・ミッテにあるショッピファイのオフィスビルの改修計画はすでに進行中でした。しかし、コロナウイルスの大流行が始まり、それに伴い在宅勤務への急激な移行が起こり、同社はオフィスビルに何が必要なのかを劇的に見直すことになりました。ショッピファイは、集中する個々の仕事はリモートで行うのが最適であると考え、MVRDVを起用し、他者との共同作業や新しいアイデアのブレーンストーミング、会社の活気ある文化に関わるための拠点として、建物の可能性を最大限に引き出すための再設計を行いました。

MVRDVのインテリアデザインは、主に1階と地下1階、そして6階までの主要なスペースを占有しています。主要な会議室となる3つの「オンサイト」ルームと、会社の集まりやカジュアルなワーク環境など、より特別な雰囲気を演出するさまざまな「エクスペリエンス・ルーム」で構成されています。壁や床の仕上げ、照明器具や家具に至るまで、可能な限り以前のハーフビルトリノベーションの部材を再利用し、サステイナブルな設計を行いました。例えば、照明器具は100%、MVRDVの設計に先立って購入されたものです。

各オンサイト・ルームには、一般的な会議テーブルに加え、隣接してカーテンで仕切られた「カラーラウンジ」があり、より快適な環境で自由にディスカッションができるようになっています。このラウンジの色は、デザイン全体を通した色と同様、ショッピファイのビジュアル・アイデンティティをベースにしています。

このプロジェクトは、ショッピファイの文化だけでなく、ベルリンの街並みも賞賛し、この街が住むにも働くにもエキサイティングな場所であることを視覚的に思い出させるものとなっています。受付カウンターにはベルリンのUバーンの駅を参照した青緑色の「メトロタイル」を使用し、反対側の壁にはベルリンの活気に満ちたストリートアートをイメージしたカロリーナ・アマヤのアート作品「インターセクショナル」を展示しています。

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