熊木英雄+眞木励 / オーガニックデザインによる、埼玉・戸田市の、商業ビル「エンハコビル」。住居エリアと商業エリアの境界に位置する敷地。行き交う地域住民が立ち寄りたくなる存在を目指し、木質系で有機的な軒を持つ“縁側”空間を考案。“街に手を差し伸べている”様な建築を作る
熊木英雄+眞木励 / オーガニックデザインによる、埼玉・戸田市の、商業ビル「エンハコビル」。住居エリアと商業エリアの境界に位置する敷地。行き交う地域住民が立ち寄りたくなる存在を目指し、木質系で有機的な軒を持つ“縁側”空間を考案。“街に手を差し伸べている”様な建築を作る外観 photo©岡村幸則
熊木英雄+眞木励 / オーガニックデザインによる、埼玉・戸田市の、商業ビル「エンハコビル」。住居エリアと商業エリアの境界に位置する敷地。行き交う地域住民が立ち寄りたくなる存在を目指し、木質系で有機的な軒を持つ“縁側”空間を考案。“街に手を差し伸べている”様な建築を作る外観 photo©岡村幸則
熊木英雄+眞木励 / オーガニックデザインによる、埼玉・戸田市の、商業ビル「エンハコビル」。住居エリアと商業エリアの境界に位置する敷地。行き交う地域住民が立ち寄りたくなる存在を目指し、木質系で有機的な軒を持つ“縁側”空間を考案。“街に手を差し伸べている”様な建築を作る2階、えんがわバルコニー photo©岡村幸則

熊木英雄+眞木励 / オーガニックデザインが設計した、埼玉・戸田市の、商業ビル「エンハコビル(縁箱BLDG)」です。
住居エリアと商業エリアの境界に位置する敷地です。建築家は、行き交う地域住民が立ち寄りたくなる存在を目指し、木質系で有機的な軒を持つ“縁側”空間を考案しました。そして、“街に手を差し伸べている”様な建築を作る事が意図されました。

エンハコ(縁箱)ビルは、都心のベッドタウンの郊外の市町村に位置し、駅から徒歩15分くらいの住居エリアと商業・官公庁エリアのエッジ(境界)にあります。敷地が幹線道路から1ブロック引いた位置にあり、テナント商業ビルとして人の流れを掴めるか?というところを施主から相談され、本計画を提案しました。

建築家によるテキストより

住居エリアと商業・官公庁エリアのエッジに存在し、行き交う市民の「止まり木」となり、街の人に親しんでもらえ、「一休みできる縁側」をもつ建物の計画をしようと考えました。

建築家によるテキストより

エンハコビル周辺の状況は、駅前などのように大きな流動が望めないながら、確実に地域住民の移動が発生していることに着眼し、道なりに縁側、そして立体縁側のバルコニーを設け、木質感かつ有機的な形をした軒下を作ることで、近づきたいと思うような工夫を施し、最終的にそれがこのビルのデザインを担っています。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 国内外のメンバーが集まり、デジタル技術と建築設計の知見を融合させる「NOIZ」が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中
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国内外のメンバーが集まり、デジタル技術と建築設計の知見を融合させる「NOIZ」の、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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NOIZでは、現在、公共建築からホテル・集合住宅・個人住宅と、複数の建築プロジェクトが進行中です。
この度、建築設計スタッフ(新卒・既卒・経験者)を募集します。

2007年に豊田啓介と蔡佳萱が設立、2016年新たにパートナーとして酒井康介が加わり、2022年3月には15周年を迎えました。
東京・台北の2拠点をベースに活動しており、建築設計やインテリアデザインを軸としながら、インスタレーションから都市計画、デザイン監修、コンサルティングまで幅広いジャンルで活動をしています。

NOIZは、デジタル技術と建築設計の知見とを融合しながら、国内外から集まった多様な背景やスキルを持ったメンバーによるチームで構成されています。
UnityやBlender,プログラミングなど、建築とその周辺技術も積極的に活用し、建築設計やインテリアデザイン、インスタレーションなどに積極的に取り入れることで、より実践的で横断的なスキルを磨くことも可能です。

実際にゲームエンジンやVRによる検討を取り入れることで、デザインの解像度を高め、新素材の積極的な採用を試みるなど、設計デザインの在り方と可能性を常に探求しています。

また、多様な企業やアーティスト、プログラマーとのコラボレーションを前提としたインスタレーションやプロダクトのデザイン、さらにはメタバースやコモングラウンドと呼ばれる、バーチャル空間での建築や空間設計の在り方にも積極的に取り組んでいます。

木漏れ日や水面などの“自然の情景を映す”、パナソニックのダウンライト型プロジェクター「BioSHADOW(バイオシャドー)」が発売。購入数に応じて“照明器具”や“スピーカー”が 貰えるキャンペーンも開催中
木漏れ日や水面などの“自然の情景を映す”、パナソニックのダウンライト型プロジェクター「BioSHADOW(バイオシャドー)」が発売。購入数に応じて“照明器具”や“スピーカー”が 貰えるキャンペーンも開催中コミュニケーションスペース イメージ / 木漏れ日

木漏れ日や水面などの“自然の情景を映す”パナソニックのダウンライト型プロジェクター「BioSHADOW(バイオシャドー)」が発売されています。購入数に応じて“照明器具”や“スピーカー”がもらえるキャンペーンも開催されています。“ご購入キャンペーン”についてはこちらから。【ap・ad】

商品コンセプト

バイオシャドーは埋め込み型のプロジェクターです。

木漏れ日や水面など、あらかじめインストールされた自然を感じるコンテンツを空間に映し出します。
日常生活に自然の情景を取り込むことで、より豊かな暮らしを演出。「感じるあかり」バイオシャドーが、空間に新しい価値を生み出します。

自然とともに進化してきた人は、本能的に自然を求め、その情景に心を癒され、心地よさを感じます。
バイオシャドーは、訪れる人をたえまなくうつろう自然の情景へといざないます。

東海林健建築設計事務所による、新潟・長岡市の住宅「hara house」。農村集落の既に様々な建物がある大きな土地に計画。既存の“利活用”と近隣に“家を開く”との要望に、一戸で完結しない不完全な“弱い建築”を提案。人や出来事を引き寄せる“余白”となる事も意図
東海林健建築設計事務所による、新潟・長岡市の住宅「hara house」。農村集落の既に様々な建物がある大きな土地に計画。既存の“利活用”と近隣に“家を開く”との要望に、一戸で完結しない不完全な“弱い建築”を提案。人や出来事を引き寄せる“余白”となる事も意図 photo©村井勇
東海林健建築設計事務所による、新潟・長岡市の住宅「hara house」。農村集落の既に様々な建物がある大きな土地に計画。既存の“利活用”と近隣に“家を開く”との要望に、一戸で完結しない不完全な“弱い建築”を提案。人や出来事を引き寄せる“余白”となる事も意図 photo©村井勇
東海林健建築設計事務所による、新潟・長岡市の住宅「hara house」。農村集落の既に様々な建物がある大きな土地に計画。既存の“利活用”と近隣に“家を開く”との要望に、一戸で完結しない不完全な“弱い建築”を提案。人や出来事を引き寄せる“余白”となる事も意図 photo©村井勇

東海林健建築設計事務所が設計した、新潟・長岡市の「hara house / 中之島の家」です。
農村集落の既に様々な建物がある大きな土地に計画されました。建築家は、既存の“利活用”と近隣に“家を開く”との要望に、一戸で完結しない不完全な“弱い建築”を提案しました。また、人や出来事を引き寄せる“余白”となる事も意図されました。

敷地は、新潟県長岡市鶴ヶ曽根(旧中之島町)農村集落内。
クライアントが将来継承することとなる大きな土地には、すでに母屋(実家)・作業小屋・農舎・車庫・ビニールハウスといった沢山の建築が建っている。
十分な収納や水回り、沢山の個室といった機能をすでにもつ、この大きな土地の一角に、夫婦と子供二人が暮らす家を計画。

建築家によるテキストより

一戸の小さな建築から始まる、周辺の建築群の利活用、さらには集落の賑わいまでを射程とする「強い環境」作りに対する解答として、私たちは、不足があり不完全な「弱い建築」を提案。
周辺にたくさんあるビニールハウスや農舎の架構を踏襲し、全ての材に小さな120mm角材を利用したシンプルなトラスの反復構造とし、弱い材の組み合わせや連続による、強く大きなそして軽くおおらかなテントのような空間を実現。

建築家によるテキストより

収納や仕切り、個室をできる限り取り除き、大きなワンルームとし、不足やはみ出しを他に頼らざるおえない状況とし、既存建築の利活用を促し、決して一個では完結しえない、建築群としての家づくり、暮らし方を目指した。

この不足ある建築は使い手に工夫や知恵を求めもするが、建築に手をかけたり腰をかけたりを許容する包容性も持ち合わせ、「家に入る」というよりは、より身体に近しく「家を使う」という言葉が相応しく思う。

建築家によるテキストより

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