藤本壮介建築設計事務所による、福岡の、太宰府天満宮の「仮殿」。“御本殿”の大改修に伴い“御神霊”を仮安置する為に計画。相応しい“佇い”の創造を目指し、古くからの伝説に着想を得て周辺の自然が飛翔した様な建築を考案。屋根の植物が季節により移ろいを見せる
藤本壮介建築設計事務所による、福岡の、太宰府天満宮の「仮殿」。“御本殿”の大改修に伴い“御神霊”を仮安置する為に計画。相応しい“佇い”の創造を目指し、古くからの伝説に着想を得て周辺の自然が飛翔した様な建築を考案。屋根の植物が季節により移ろいを見せる仮殿、外観 photo courtesy of 太宰府天満宮
藤本壮介建築設計事務所による、福岡の、太宰府天満宮の「仮殿」。“御本殿”の大改修に伴い“御神霊”を仮安置する為に計画。相応しい“佇い”の創造を目指し、古くからの伝説に着想を得て周辺の自然が飛翔した様な建築を考案。屋根の植物が季節により移ろいを見せる仮殿、外観 photo courtesy of 太宰府天満宮
藤本壮介建築設計事務所による、福岡の、太宰府天満宮の「仮殿」。“御本殿”の大改修に伴い“御神霊”を仮安置する為に計画。相応しい“佇い”の創造を目指し、古くからの伝説に着想を得て周辺の自然が飛翔した様な建築を考案。屋根の植物が季節により移ろいを見せる仮殿、内観 photo courtesy of 太宰府天満宮

藤本壮介建築設計事務所の設計で完成した、福岡の、太宰府天満宮の「仮殿」です。
“御本殿”の大改修に伴い“御神霊”を仮安置する為に計画されました。建築家は、相応しい“佇い”の創造を目指し、古くからの伝説に着想を得て周辺の自然が飛翔した様な建築を考案しました。また、屋根の植物が季節により移ろいを見せる事も意図されました。
御本殿の改修期間の3年間のみ使われる建築です。また「御帳」と「几帳」は、Mame Kurogouchiが手掛けています。施主の公式サイトはこちら

太宰府天満宮周辺に広がる、豊かな自然が御本殿前に飛翔し、仮殿としての佇いを作り上げることをコンセプトとしています。
これは太宰府に古くから残る、道真公を慕う梅の木が一夜のうちに太宰府まで飛んできた、飛梅伝説から着想を得たものになります。

建築家によるテキストより

仮殿では梅の木の他にも天満宮周辺の植物が回廊内に軽やかに舞い、道真公の為の住まいの屋根を創りあげています。屋根の上の植物は、天満宮周辺の環境と共に、季節や天候によって様々な移ろいを見せることでしょう。

建築家によるテキストより

斎場内は、現代的なプロポーションと伝統的な空間が水平線上に広がり、御扉を中心とした祭壇が、森の影の中から印象深く映えることを意識しています。内部に近づくとルーバー状の天井が曲面状に現れますが、これは御本殿の伝統的な垂木を踏襲しており、厳粛な空間を想起させることを期待しています。

さらに内部に踏み入ると、斎場の天窓から美しい空と共に森が目に飛び込み、再び天満宮の豊かな自然を体全体で感じることができます。

建築家によるテキストより
山村健+ナタリア サンツ・ラヴィーニャ / YSLA Architectsによる、東京・狛江市の住戸改修「MASAKO HOUSE」。単身高齢者の為に計画。施主が重視する“飲食・読書・運動”を尊重する住居を目指し、各空間を個別に設けつつも全体が一室となり“広がり”を生む構成を考案。各所の“三角”は機能性と意匠的抑揚の役割を担う
山村健+ナタリア サンツ・ラヴィーニャ / YSLA Architectsによる、東京・狛江市の住戸改修「MASAKO HOUSE」。単身高齢者の為に計画。施主が重視する“飲食・読書・運動”を尊重する住居を目指し、各空間を個別に設けつつも全体が一室となり“広がり”を生む構成を考案。各所の“三角”は機能性と意匠的抑揚の役割を担うダイニングキッチン photo©小野寺宗貴
山村健+ナタリア サンツ・ラヴィーニャ / YSLA Architectsによる、東京・狛江市の住戸改修「MASAKO HOUSE」。単身高齢者の為に計画。施主が重視する“飲食・読書・運動”を尊重する住居を目指し、各空間を個別に設けつつも全体が一室となり“広がり”を生む構成を考案。各所の“三角”は機能性と意匠的抑揚の役割を担うリビングから寝室を見る。 photo©小野寺宗貴
山村健+ナタリア サンツ・ラヴィーニャ / YSLA Architectsによる、東京・狛江市の住戸改修「MASAKO HOUSE」。単身高齢者の為に計画。施主が重視する“飲食・読書・運動”を尊重する住居を目指し、各空間を個別に設けつつも全体が一室となり“広がり”を生む構成を考案。各所の“三角”は機能性と意匠的抑揚の役割を担うリビング収納と寝室 photo©小野寺宗貴

山村健+ナタリア サンツ・ラヴィーニャ / YSLA Architectsが設計した、東京・狛江市の住戸改修「MASAKO HOUSE」です。
単身高齢者の為に計画されました。建築家は、施主が重視する“飲食・読書・運動”を尊重する住居を目指し、各空間を個別に設けつつも全体が一室となり“広がり”を生む構成を考案しました。また、各所の“三角”は機能性と意匠的抑揚の役割を担う事が意図されました。

高齢者が一人で快適に暮らせるためのフルリノベーションを行った。

建築家によるテキストより

彼女にとって重要なことは、食べること、本を読むこと、そして簡単な運動をすることであった。
その健康的な生活を送るために、各空間を個別に設けながらも、全体としては一室としてつながりを持たせ、広がりが感じられる空間としている。

建築家によるテキストより

大型の間仕切によって、孫が遊びに来たときは、一室で広く遊べる大空間が生まれるように工夫されている。
色彩や素材を吟味し、ディテールをシンプルにすることで、生活が彩られる。

建築家によるテキストより
井原正揮+井原佳代 / ihrmkによる、東京・目黒区の「洗足の集合住宅 かのん」。道路拡幅で街並みが変わる住宅街に計画。限られた敷地と法規の中で要求戸数を求め、変形切妻屋根の“小さく高い”建築を設計。内外に意図を込めた小さな要素を散りばめて“自由な振舞”を引き出す
井原正揮+井原佳代 / ihrmkによる、東京・目黒区の「洗足の集合住宅 かのん」。道路拡幅で街並みが変わる住宅街に計画。限られた敷地と法規の中で要求戸数を求め、変形切妻屋根の“小さく高い”建築を設計。内外に意図を込めた小さな要素を散りばめて“自由な振舞”を引き出す南面外観 photo©高橋菜生
井原正揮+井原佳代 / ihrmkによる、東京・目黒区の「洗足の集合住宅 かのん」。道路拡幅で街並みが変わる住宅街に計画。限られた敷地と法規の中で要求戸数を求め、変形切妻屋根の“小さく高い”建築を設計。内外に意図を込めた小さな要素を散りばめて“自由な振舞”を引き出す1階、居室 photo©高橋菜生
井原正揮+井原佳代 / ihrmkによる、東京・目黒区の「洗足の集合住宅 かのん」。道路拡幅で街並みが変わる住宅街に計画。限られた敷地と法規の中で要求戸数を求め、変形切妻屋根の“小さく高い”建築を設計。内外に意図を込めた小さな要素を散りばめて“自由な振舞”を引き出す2階、居室から水廻り方向を見る。 photo©高橋菜生

井原正揮+井原佳代 / ihrmkが設計した、東京・目黒区の「洗足の集合住宅 かのん」です。
道路拡幅で街並みが変わる住宅街に計画されました。建築家は、限られた敷地と法規の中で要求戸数を求め、変形切妻屋根の“小さく高い”建築を設計しました。また、内外に意図を込めた小さな要素を散りばめて“自由な振舞”を引き出す事も意図されました。

目黒区洗足、西小山駅にほど近い木造住宅密集地域に建つ、小さな集合住宅である。

元々85㎡程度あった敷地の大部分は都市計画道路事業着手に伴う用地買収で失われ、35㎡の不整形な土地が残った。西小山駅周辺は元々、通りによって個性が違う味のある街だったが、昔ながらの商店は次々と取り壊され、新しい小さな集合住宅と拡幅を待つ空地へと急スピードで置換されている最中での計画であった。

建築家によるテキストより

クライアントからの要求は、長年この土地に住んでいた母の住まいと賃貸できる部屋を2室の合計3室、全ての部屋にロフトを設けること、そして、1階は将来的には自ら育てた有機フルーツを販売できるショップにしたいとのことだった。高度斜線や日影規制を受けながらそれらの希望を叶えるため、変形切妻屋根を持つ10.8mの小さく高い建物とした。

建築家によるテキストより

また、不燃化推進特定整備地区であるため、耐火建築物とした。耐火建築物は、CLTなどの特殊な技術・認定を使わない限りメンブレン型耐火被覆によって木部が全て覆われてしまうことが多い。そこで、水回りやロフトのある部分にメンブレン型耐火構造の耐力壁を集約、1.5層分の高さを持つ居室側に開口や木現しとなる部分を集約させることとした。

南北壁面はケイカル板12mmを3枚重ねることで耐火構造告示仕様の外壁となるため、その内側に造作としてツーバイ材とシナ合板で構成した木リブ壁を設けた。柔らかいツーバイ材は間に棚をはめ込んだりすることで居住者が好きにいじることのできる、人間に近い構造である。

建築家によるテキストより
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【ap job更新】 国内外のラグジュアリーブランドの仕事を手掛け、ワークライフバランスも大切にする「proz」が、インテリア及びディスプレイに関わるデザイナーを募集中FRANCK MULLER 京都VIPイベント<アプローチ>

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1990年創設の当社は、国内外の有名ラグジュアリーブランド(時計、宝飾、化粧品、アパレル、酒、車)の空間からグラフィックデザインまで、ブランドのイメージ戦略のビジビリティーを得意としています。

ブランドとは直接取引のため、クリエイティブワークもスケジュール管理も効率よく一貫した業務を行っています。
企画~デザイン・制作~納品まで全てを請負ますので、最後には最高の感動を体感できます。

また、ラグジュアリーブランドのため日常では体験出来ない世界も見ることができ、自身の感性を刺激するチャンスもたくさんあります。
クライアントとは直接話をしますので、イメージの共有も含めてブレのないクリエイティブワークが可能です。
完成後の成果やリアクションもダイレクトに感じ取れるので、とてもやりがいがあると思います。

クリエイターにとって感性こそ全て。
感性を磨くためにプライベートの時間も充実できるように、ワークライフバランスを大切にして常にベストな心身を保つことこそ大切だと考えます。
たくさんのコトを見て、たくさん体験をして、たくさん感動することで自分の引き出しを増やしてください。

モノづくりの好きなクリエイティブなメンバーが、あなたを待っています!

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