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2023.5.12Fri
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2023.5.13Sat
藤本壮介建築設計事務所による、福岡の、太宰府天満宮の「仮殿」。“御本殿”の大改修に伴い“御神霊”を仮安置する為に計画。相応しい“佇い”の創造を目指し、古くからの伝説に着想を得て周辺の自然が飛翔した様な建築を考案。屋根の植物が季節により移ろいを見せる
photo courtesy of 太宰府天満宮

SHARE藤本壮介建築設計事務所による、福岡の、太宰府天満宮の「仮殿」。“御本殿”の大改修に伴い“御神霊”を仮安置する為に計画。相応しい“佇い”の創造を目指し、古くからの伝説に着想を得て周辺の自然が飛翔した様な建築を考案。屋根の植物が季節により移ろいを見せる

architecture|feature
宗教施設福岡藤本壮介黒河内真衣子
藤本壮介建築設計事務所による、福岡の、太宰府天満宮の「仮殿」。“御本殿”の大改修に伴い“御神霊”を仮安置する為に計画。相応しい“佇い”の創造を目指し、古くからの伝説に着想を得て周辺の自然が飛翔した様な建築を考案。屋根の植物が季節により移ろいを見せる仮殿、外観 photo courtesy of 太宰府天満宮
藤本壮介建築設計事務所による、福岡の、太宰府天満宮の「仮殿」。“御本殿”の大改修に伴い“御神霊”を仮安置する為に計画。相応しい“佇い”の創造を目指し、古くからの伝説に着想を得て周辺の自然が飛翔した様な建築を考案。屋根の植物が季節により移ろいを見せる仮殿、外観 photo courtesy of 太宰府天満宮
藤本壮介建築設計事務所による、福岡の、太宰府天満宮の「仮殿」。“御本殿”の大改修に伴い“御神霊”を仮安置する為に計画。相応しい“佇い”の創造を目指し、古くからの伝説に着想を得て周辺の自然が飛翔した様な建築を考案。屋根の植物が季節により移ろいを見せる仮殿、内観 photo courtesy of 太宰府天満宮

藤本壮介建築設計事務所の設計で完成した、福岡の、太宰府天満宮の「仮殿」です。
“御本殿”の大改修に伴い“御神霊”を仮安置する為に計画されました。建築家は、相応しい“佇い”の創造を目指し、古くからの伝説に着想を得て周辺の自然が飛翔した様な建築を考案しました。また、屋根の植物が季節により移ろいを見せる事も意図されました。
御本殿の改修期間の3年間のみ使われる建築です。また「御帳」と「几帳」は、Mame Kurogouchiが手掛けています。施主の公式サイトはこちら。

太宰府天満宮周辺に広がる、豊かな自然が御本殿前に飛翔し、仮殿としての佇いを作り上げることをコンセプトとしています。
これは太宰府に古くから残る、道真公を慕う梅の木が一夜のうちに太宰府まで飛んできた、飛梅伝説から着想を得たものになります。

建築家によるテキストより

仮殿では梅の木の他にも天満宮周辺の植物が回廊内に軽やかに舞い、道真公の為の住まいの屋根を創りあげています。屋根の上の植物は、天満宮周辺の環境と共に、季節や天候によって様々な移ろいを見せることでしょう。

建築家によるテキストより

斎場内は、現代的なプロポーションと伝統的な空間が水平線上に広がり、御扉を中心とした祭壇が、森の影の中から印象深く映えることを意識しています。内部に近づくとルーバー状の天井が曲面状に現れますが、これは御本殿の伝統的な垂木を踏襲しており、厳粛な空間を想起させることを期待しています。

さらに内部に踏み入ると、斎場の天窓から美しい空と共に森が目に飛び込み、再び天満宮の豊かな自然を体全体で感じることができます。

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

藤本壮介建築設計事務所による、福岡の、太宰府天満宮の「仮殿」。“御本殿”の大改修に伴い“御神霊”を仮安置する為に計画。相応しい“佇い”の創造を目指し、古くからの伝説に着想を得て周辺の自然が飛翔した様な建築を考案。屋根の植物が季節により移ろいを見せる仮殿、外観 photo courtesy of 太宰府天満宮
藤本壮介建築設計事務所による、福岡の、太宰府天満宮の「仮殿」。“御本殿”の大改修に伴い“御神霊”を仮安置する為に計画。相応しい“佇い”の創造を目指し、古くからの伝説に着想を得て周辺の自然が飛翔した様な建築を考案。屋根の植物が季節により移ろいを見せる仮殿、外観 photo courtesy of 太宰府天満宮
藤本壮介建築設計事務所による、福岡の、太宰府天満宮の「仮殿」。“御本殿”の大改修に伴い“御神霊”を仮安置する為に計画。相応しい“佇い”の創造を目指し、古くからの伝説に着想を得て周辺の自然が飛翔した様な建築を考案。屋根の植物が季節により移ろいを見せる仮殿、内観 photo courtesy of 太宰府天満宮
藤本壮介建築設計事務所による、福岡の、太宰府天満宮の「仮殿」。“御本殿”の大改修に伴い“御神霊”を仮安置する為に計画。相応しい“佇い”の創造を目指し、古くからの伝説に着想を得て周辺の自然が飛翔した様な建築を考案。屋根の植物が季節により移ろいを見せる御帳 photo courtesy of 太宰府天満宮
藤本壮介建築設計事務所による、福岡の、太宰府天満宮の「仮殿」。“御本殿”の大改修に伴い“御神霊”を仮安置する為に計画。相応しい“佇い”の創造を目指し、古くからの伝説に着想を得て周辺の自然が飛翔した様な建築を考案。屋根の植物が季節により移ろいを見せる几帳 photo courtesy of 太宰府天満宮
藤本壮介建築設計事務所による、福岡の、太宰府天満宮の「仮殿」。“御本殿”の大改修に伴い“御神霊”を仮安置する為に計画。相応しい“佇い”の創造を目指し、古くからの伝説に着想を得て周辺の自然が飛翔した様な建築を考案。屋根の植物が季節により移ろいを見せる改修される本殿 photo courtesy of 太宰府天満宮

以下、関連テキストです。


完成した仮殿

御本殿の大改修に際して、御祭神の御神霊を仮安置するために設けられる御社殿、「仮殿」が完成いたしました。5月13日(土)に仮殿遷座祭が行われ、今後約3年間は、神事や参拝はこの仮殿にて行われます。

仮殿のデザイン・設計は、藤本壮介氏率いる藤本壮介建築設計事務所が手がけました。天満宮が紡いできた1100年以上の歴史と伝統を未来に繋げていくことを意識し、御本殿を踏襲した伝統的な造りと現代的なデザイン性が共存した、全く新しい仮殿が完成しました。特に印象的である屋根の上の植物には、天満宮の花守たちによって境内地で育てられた梅も含まれています。

周辺の環境と共に、季節や天候によって様々な移ろいを見せ、訪れるたびに新しい姿を見せる仮殿とともに、天満宮の豊かな自然を感じることができます。


藤本壮介によるコメント

設計の依頼をいただいてから2年以上の時を経ての仮殿の完成となります。

太宰府天満宮の持つ長い歴史と伝統を受け止めることから始まり、現状案にたどり着くまでに様々な検討を積み重ねていきました。
1100年以上の歴史に現代建築が応えられるのかという大きな問いを前にして、自分の持つ全てを振り絞って設計にあたりました。

3年という限られた期間ではありますが、道真公のための森のような屋根を通じて飛梅伝説や歴史と繋がったり、美しく豊かな自然を感じたり、ここに訪れる多くの人々の記憶に強く残るような、風景になればと思っています。


藤本壮介による作品に関するテキスト

太宰府天満宮周辺に広がる、豊かな自然が御本殿前に飛翔し、仮殿としての佇いを作り上げることをコンセプトとしています。
これは太宰府に古くから残る、道真公を慕う梅の木が一夜のうちに太宰府まで飛んできた、飛梅伝説から着想を得たものになります。

仮殿では梅の木の他にも天満宮周辺の植物が回廊内に軽やかに舞い、道真公の為の住まいの屋根を創りあげています。屋根の上の植物は、天満宮周辺の環境と共に、季節や天候によって様々な移ろいを見せることでしょう。

斎場内は、現代的なプロポーションと伝統的な空間が水平線上に広がり、御扉を中心とした祭壇が、森の影の中から印象深く映えることを意識しています。内部に近づくとルーバー状の天井が曲面状に現れますが、これは御本殿の伝統的な垂木を踏襲しており、厳粛な空間を想起させることを期待しています。

さらに内部に踏み入ると、斎場の天窓から美しい空と共に森が目に飛び込み、再び天満宮の豊かな自然を体全体で感じることができます。


Mame Kurogouchiが手がける「御帳」「几帳」

文化芸術の神様である天神さまや“文化芸術の発信地”として当宮が紡いできた歴史からインスピレーションを受け、現代の織機を用いながら、古代染色などの古来の手法と融合させ、令和の今でしか作れない生地が生まれました。

御帳には天満宮を象徴する梅の木が全面にあしらわれ、色・柄ともに左右に向かって美しいグラデーションを成す構図が、天満宮全体がもたらす生命の広がりを表現します。几帳に用いられたシルクには、境内で採集された梅と樟の枝や、貴重な紫根を用いた古代染色が施され、現代を象徴する化学繊維と共に織り上げられます。

流れる様な糸の飛ばしが特徴的な織りはデザイナー黒河内真衣子氏が体感した境内に降り注ぐ生命の雨をイメージ。菖蒲や境内に咲く草花といった要素と共に生地の上で融合することで、天神さまと天満宮の歴史が未来へと向かって織り上げられます。


Mame Kurogouchiの黒河内真衣子によるコメント

図案や素材には天満宮を象徴する梅のモチーフの他に、西高辻家の記憶を込めています。

境内の中に特に大きな樟の大木があります。落雷を受けて、根元に大きな穴があいているのですが、その穴の中に入らせていただいたことがあります。その際、西高辻さまも幼少期にこの大木の穴でかくれんぼをしていたという話を伺いました。そんな時、突然雨が降ってきて、私はその中で雨宿りをしたのですが、まるで生命の膜に守られているような強い印象を抱きました。

西高辻さまがその中で過ごした時間に想いを馳せ、その大木の中から見える景色と、天満宮全体を包む生命の景色を描きたいと思い、筆を走らせました。


プロジェクトに関するテキスト

当宮では、この節目となる式年大祭を前に、令和5年5月より約3年間をかけ、124年ぶりに重要文化財「御本殿」の大改修を行います。そしてこの度、御本殿前に3年間限定で使用し、改修期間にご参拝の皆様をお迎えする「仮殿」が完成いたしましたことをお知らせいたします。

漢詩や和歌に秀でた才能を発揮された天神さまを慕って、古くから多くの文人や芸術家がそれぞれ時代の最先端の作品をご奉納されるなど、当宮はいつの時代も“文化芸術の発信地”として親しまれてまいりました。

今回の仮殿建設にあたっても、文化芸術の神様である天神さまの御神徳を、未来へ継承していきたいという想いから、現代の日本を代表するクリエイターの方々に参画いただきました。仮殿のデザイン・設計は、国内外で活躍する建築家であり、大阪・関西万博の会場デザインプロデューサーも務める藤本壮介氏率いる藤本壮介建築設計事務所が手がけました。太宰府天満宮周辺に広がる、豊かな自然が御本殿前に飛翔し、仮殿としての佇いを作り上げることをコンセプトに、屋根に青々とした森が現れる新しくも穏やかで美しい仮殿が誕生しました。

さらに、仮殿のために仕立てられた御帳(みとばり)と几帳(きちょう)は、パリコレクションに参加するなど世界的に支持されるファッションブランドMame Kurogouchiが手がけました。天神さまと当宮が紡いできた歴史に想いを馳せ、社全体を包む生命の景色を、伝統的な手法と現代の織機によって表現しています。

当宮は“文化芸術の発信地”として、今後も時代の空気をまとった新しい価値とともに、文化芸術の神様である天神さまの役割を、現代に継承し未来へつなげてまいります。

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    photo©高橋菜生

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    井原正揮+井原佳代 / ihrmkによる、東京・目黒区の「洗足の集合住宅 かのん」。道路拡幅で街並みが変わる住宅街に計画。限られた敷地と法規の中で要求戸数を求め、変形切妻屋根の“小さく高い”建築を設計。内外に意図を込めた小さな要素を散りばめて“自由な振舞”を引き出す1階、居室 photo©高橋菜生
    井原正揮+井原佳代 / ihrmkによる、東京・目黒区の「洗足の集合住宅 かのん」。道路拡幅で街並みが変わる住宅街に計画。限られた敷地と法規の中で要求戸数を求め、変形切妻屋根の“小さく高い”建築を設計。内外に意図を込めた小さな要素を散りばめて“自由な振舞”を引き出す2階、居室から水廻り方向を見る。 photo©高橋菜生

    井原正揮+井原佳代 / ihrmkが設計した、東京・目黒区の「洗足の集合住宅 かのん」です。
    道路拡幅で街並みが変わる住宅街に計画されました。建築家は、限られた敷地と法規の中で要求戸数を求め、変形切妻屋根の“小さく高い”建築を設計しました。また、内外に意図を込めた小さな要素を散りばめて“自由な振舞”を引き出す事も意図されました。

    目黒区洗足、西小山駅にほど近い木造住宅密集地域に建つ、小さな集合住宅である。

    元々85㎡程度あった敷地の大部分は都市計画道路事業着手に伴う用地買収で失われ、35㎡の不整形な土地が残った。西小山駅周辺は元々、通りによって個性が違う味のある街だったが、昔ながらの商店は次々と取り壊され、新しい小さな集合住宅と拡幅を待つ空地へと急スピードで置換されている最中での計画であった。

    建築家によるテキストより

    クライアントからの要求は、長年この土地に住んでいた母の住まいと賃貸できる部屋を2室の合計3室、全ての部屋にロフトを設けること、そして、1階は将来的には自ら育てた有機フルーツを販売できるショップにしたいとのことだった。高度斜線や日影規制を受けながらそれらの希望を叶えるため、変形切妻屋根を持つ10.8mの小さく高い建物とした。

    建築家によるテキストより

    また、不燃化推進特定整備地区であるため、耐火建築物とした。耐火建築物は、CLTなどの特殊な技術・認定を使わない限りメンブレン型耐火被覆によって木部が全て覆われてしまうことが多い。そこで、水回りやロフトのある部分にメンブレン型耐火構造の耐力壁を集約、1.5層分の高さを持つ居室側に開口や木現しとなる部分を集約させることとした。

    南北壁面はケイカル板12mmを3枚重ねることで耐火構造告示仕様の外壁となるため、その内側に造作としてツーバイ材とシナ合板で構成した木リブ壁を設けた。柔らかいツーバイ材は間に棚をはめ込んだりすることで居住者が好きにいじることのできる、人間に近い構造である。

    建築家によるテキストより
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    2023.05.12 Fri 07:37
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    あなたの感性を引きだせる機会がprozにはあります

    【ご応募いただく方へ弊社の紹介】
    1990年創設の当社は、国内外の有名ラグジュアリーブランド(時計、宝飾、化粧品、アパレル、酒、車)の空間からグラフィックデザインまで、ブランドのイメージ戦略のビジビリティーを得意としています。

    ブランドとは直接取引のため、クリエイティブワークもスケジュール管理も効率よく一貫した業務を行っています。
    企画~デザイン・制作~納品まで全てを請負ますので、最後には最高の感動を体感できます。

    また、ラグジュアリーブランドのため日常では体験出来ない世界も見ることができ、自身の感性を刺激するチャンスもたくさんあります。
    クライアントとは直接話をしますので、イメージの共有も含めてブレのないクリエイティブワークが可能です。
    完成後の成果やリアクションもダイレクトに感じ取れるので、とてもやりがいがあると思います。

    クリエイターにとって感性こそ全て。
    感性を磨くためにプライベートの時間も充実できるように、ワークライフバランスを大切にして常にベストな心身を保つことこそ大切だと考えます。
    たくさんのコトを見て、たくさん体験をして、たくさん感動することで自分の引き出しを増やしてください。

    モノづくりの好きなクリエイティブなメンバーが、あなたを待っています!

    job.architecturephoto.net
    • ap job
    建築求人情報
    2023.05.12 Fri 07:13
    0
    permalink
    2023.5.11Thu
    • 【ap job更新】 創業60年の実績を持ち、国内外で数多くの“ホテル建築”を手掛ける「株式会社 観光企画設計社」が、設計スタッフ(2023年新卒・既卒・経験者)を募集中
    • 【ap job更新】 らいおん建築事務所が、建築設計業務とまちづくり業務に関わるスタッフ(経験者)を募集中
    • 増田忠史+蜂谷伸治 / MASS & HACHIによる、東京・港区の「オランジェリー赤坂」。築70年の洋館風建物に手を加えた住居兼仕事場。諸条件の中で要望の実現を目指し、既存を大きく改変せず別棟として展示空間を建てる計画を考案。新旧の一体感を意図し“建築的な工夫”で再構成を行う
    • 佐藤研也+笹本直裕 / studio nikoによる、宮城・仙台市の「南中山の家」。メーカーのプレファブ住宅を改修。“そこにしかない”存在への変換を目指し、既存構造の特性を活かして一室空間の中に様々な活動の場所を構築。新設の階段で流動性を生み出して建築に“移動と滞留”の楽しさも付与
    2023.5.13Sat
    • 妹島和世が監修を務めたイベント「PRADA MODE 東京」の会場写真。西沢立衛による仮設パヴィリオン等が会場内に設置。妹島が館長を務める東京都庭園美術館を会場に開催
    • 坂茂による講演「Timber in Architecture」の動画。2023年2月にジャパン・ソサエティの主催で行われたもの

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