【ap job更新】 志高く楽しく働ける環境作りに取り組む「古谷デザイン建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
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【ap job更新】 志高く楽しく働ける環境作りに取り組む「古谷デザイン建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中渋谷MODI

志高く楽しく働ける環境作りに取り組む「古谷デザイン建築設計事務所」の、設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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古谷デザイン建築設計事務所およびみどりの空間工作所ではスタッフを募集しています。
(みどりの空間工作所は、植栽等の設計に特化した、古谷デザイン建築設計事務所の別ブランドです)

事務所開業より14年が経ち多くのビルディングタイプの設計を手掛けています。
古谷デザインの特徴は建築の企画から設計、監理に加えランドスケープデザインや植栽の設計施工、家具のコーディネートまで一気通貫でプロジェクトを行うところにあります。

個々人のスキルまたはやりたいことに応じて与件の整理から始める企画設計よりの人材や、建築の形や詳細を詰めていく基本設計、実施設計で力を発揮するスタッフなど様々です。またインテリア、植栽に精通したスタッフもおり、おおよそのプロジェクトにおいて設計以外のインテリアコーディネートや植栽工事の請負などの業務が紐づきます。

建築家の職能が拡張していく機運の中、建築にまつわる多くのことを感じ学べる環境があると考えています。
現在進行中のプロジェクトは大小様々の20件ほどのプロジェクトが同時進行しています。

三井嶺建築設計事務所による「『道明』の組紐 会場構成 ジャパンハウス巡回展」。世界三都市を巡回する“組紐”の展覧会。運輸可能な要素での繊細な作品に集中する環境の構築を目指し、組立と解体が可能な9つのグリッドで“結界”を作る構成を考案。組紐の“精度”に比肩する素材や詳細も追求
三井嶺建築設計事務所による「『道明』の組紐 会場構成 ジャパンハウス巡回展」。世界三都市を巡回する“組紐”の展覧会。運輸可能な要素での繊細な作品に集中する環境の構築を目指し、組立と解体が可能な9つのグリッドで“結界”を作る構成を考案。組紐の“精度”に比肩する素材や詳細も追求ロンドンでの展示の様子。 photo©Jeremie SOUTEYRAT
三井嶺建築設計事務所による「『道明』の組紐 会場構成 ジャパンハウス巡回展」。世界三都市を巡回する“組紐”の展覧会。運輸可能な要素での繊細な作品に集中する環境の構築を目指し、組立と解体が可能な9つのグリッドで“結界”を作る構成を考案。組紐の“精度”に比肩する素材や詳細も追求ロンドンでの展示の様子。 photo©Jeremie SOUTEYRAT
三井嶺建築設計事務所による「『道明』の組紐 会場構成 ジャパンハウス巡回展」。世界三都市を巡回する“組紐”の展覧会。運輸可能な要素での繊細な作品に集中する環境の構築を目指し、組立と解体が可能な9つのグリッドで“結界”を作る構成を考案。組紐の“精度”に比肩する素材や詳細も追求ロンドンでの展示の様子。 photo©Jeremie SOUTEYRAT

三井嶺建築設計事務所が設計した、「『道明』の組紐 会場構成 ジャパンハウス巡回展」です。
世界三都市を巡回する“組紐”の展覧会です。建築家は、運輸可能な要素での繊細な作品に集中する環境の構築を目指し、組立と解体が可能な9つのグリッドで“結界”を作る構成を考案しました。また、組紐の“精度”に比肩する素材や詳細も追求されました。

日本文化の情報発信拠点としてサンパウロ、ロサンゼルス、ロンドンの3都市に設立された複合施設、ジャパン・ハウスでの「有職組紐 道明」展の会場構成を担当した。

建築家によるテキストより

小さく繊細な組紐の魅力を引き出すために、大きなギャラリースペースで組紐に集中できる雰囲気を違和感なく生み出すこと、つまり無意識をデザインすることを今回の空間構成のコンセプトとした。

また、巡回展という特性上、会場の構成物はコンパクトな持ち運びを可能にする必要があった。
そこで、神籬のような結界を、組み立て・解体が可能な9つのグリッドで構成し、組紐だけに集中できる空間を作ることにした。リフレインする結界の中に、History、Structure、Futureの3部構成で展示が配される。

建築家によるテキストより

組紐と対峙すると、ヒトの視覚や空間認識や触覚の精度が通常よりも繊細になり、それまで気にならなかった、ギャラリーのプロポーションからペンキ塗りの表情に至るまで、組紐の精度に及ばないものはストレスのある雑音として知覚されてしまう。ただの四角いフレームをつくるだけでは、繊細な組紐を包みこむことのできる強い結界を構成できないと考えた。

建築家によるテキストより
GROUPによる、東京・中野区の「三岸アトリエの手入れ」。20世紀初頭竣工の山脇巌の木造モダニズム建築を改修。様々な箇所の応急処置的補修を改善すべく、資料から原型を想定した上で現在の環境にも適合する意匠を探求。自ら建築に触れて判断する“手入れ”の態度で行う
GROUPによる、東京・中野区の「三岸アトリエの手入れ」。20世紀初頭竣工の山脇巌の木造モダニズム建築を改修。様々な箇所の応急処置的補修を改善すべく、資料から原型を想定した上で現在の環境にも適合する意匠を探求。自ら建築に触れて判断する“手入れ”の態度で行う旧玄関の外観 photo©高野ユリカ
GROUPによる、東京・中野区の「三岸アトリエの手入れ」。20世紀初頭竣工の山脇巌の木造モダニズム建築を改修。様々な箇所の応急処置的補修を改善すべく、資料から原型を想定した上で現在の環境にも適合する意匠を探求。自ら建築に触れて判断する“手入れ”の態度で行うテラスから旧玄関を見る。 photo©高野ユリカ
GROUPによる、東京・中野区の「三岸アトリエの手入れ」。20世紀初頭竣工の山脇巌の木造モダニズム建築を改修。様々な箇所の応急処置的補修を改善すべく、資料から原型を想定した上で現在の環境にも適合する意匠を探求。自ら建築に触れて判断する“手入れ”の態度で行う旧玄関に新設された回転窓。 photo©高野ユリカ

GROUPが設計した、東京・中野区の「三岸アトリエの手入れ」です。
20世紀初頭竣工の山脇巌の木造モダニズム建築を改修する計画です。建築家は、様々な箇所の応急処置的補修を改善すべく、資料から原型を想定した上で現在の環境にも適合する意匠を探求しました。そして、自ら建築に触れて判断する“手入れ”の態度で行われました。施設の公式サイトはこちら

中野区鷺宮に建つ三岸アトリエは、1934年に画家三岸好太郎・節子のアトリエとして建てられた。
バウハウスで学んだ山脇巌が設計した木造モダニズムの建物は、通りに面し大開口を持つ箱型で、茅葺屋根の農家が残り畑や雑木林が広がっていた当時の風景の中で白く輝く存在であった。

好太郎はその竣工を見ずに亡くなるが、以後妻の三岸節子が住居兼アトリエとして使用し、現在は撮影スタジオとして利用されている。

建築家によるテキストより

アトリエ公開日にメンバーのひとりが建物を訪れたことをきっかけに、部分的に崩壊した室内壁の修復をGROUPが行うこととなった。
建物をリサーチすると、アトリエ脇の小さな付属室も窓や屋根が壊れ、応急処置を施された状態であることが分かる。物置となっていたその場所はかつての玄関であり、入口から続く小さくも豊かな庭を通りながらアトリエにいたる動線をつくり、建物の印象を形づくる重要な空間であった。そこで私たちはこの旧玄関も、現在の環境に合わせ再生させるべく手入れを行った。

建築家によるテキストより

雑木林が広がっていた周囲は住宅街になり、旧玄関に設けられた窓の正面には隣家の塀が間近に迫っていた。そこで、窓は、風通しを良くするため回転して開き、同時に外部を映し込むような設計とした。過去の写真から窓の寸法を想定し、建築家が残した文章から当時の壁や窓枠の色を想定した。また、外部には小さな花壇を新たに設け、回転窓に植栽が映りこむことを意図した。

そして、旧玄関屋根は、雨漏り防止に仮設的に設置されていた資材を取り外し、新たに勾配屋根を組み当初の外観に近づくような計画とした。合わせて、アトリエ内の崩壊した壁は、木材の状態を確認し、新たな下地を組み壁を設け、年月を経た既存壁に馴染むような塗装仕上げとした。

建築家によるテキストより

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