【ap job更新】 歴史的建築物の利活用に加え、店舗設計等も手掛ける「木元洋佑建築設計室」が、設計スタッフ(既卒・経験者・2024年新卒)を募集中
【ap job更新】 歴史的建築物の利活用に加え、店舗設計等も手掛ける「木元洋佑建築設計室」が、設計スタッフ(既卒・経験者・2024年新卒)を募集中
【ap job更新】 歴史的建築物の利活用に加え、店舗設計等も手掛ける「木元洋佑建築設計室」が、設計スタッフ(既卒・経験者・2024年新卒)を募集中川越バウムラボ

「木元洋佑建築設計室」の、【募集職種】募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

千葉の船橋と埼玉の川越を拠点に活動している木元洋佑建築設計室では、千葉事務所の設計スタッフを数名募集しています!

2016年より木元洋佑が埼玉県川越市で主宰する建築設計事務所です。
(経歴等はHPを参照ください。)

弊社は人と寄り添う建築を目指します。
沢山の要素や意見を取り込みながら柔軟な建築を作り上げる設計事務所です。

これまでに歴史的建物の店舗としての利活用、古建築の住居から店舗への用途変更及び実測調査、飲食物販等の店舗設計を中心に近作では氷川の杜整備計画(共和木材設計室、増岡建築設計室と共同設計)等様々な計画を行なってきました。

現在、カフェの新築計画、飲食店舗の改修計画、集合住宅の計画、古民家のホテルへのリノベーション等多数のプロジェクトが進行中です。

今回は千葉県の津田沼オフィスでのスタッフを募集しております。
現在3名体制のとても小さい設計事務所ですが共に建築を楽しむメンバーを募集しています!!
建築が好きな方、興味を持った方はぜひご連絡ください。

木元洋佑建築設計室による、東京・渋谷区の「旬゛喫茶パンエス」。広い共用部に面した区画のビルオーナー直営の店舗。諸条件を読み解き、専有部に加え“移動できる小さな小屋”の客席が共用部に並ぶ構成を考案。配列の変化で様々な人数での訪問にも対応可能
木元洋佑建築設計室による、東京・渋谷区の「旬゛喫茶パンエス」。広い共用部に面した区画のビルオーナー直営の店舗。諸条件を読み解き、専有部に加え“移動できる小さな小屋”の客席が共用部に並ぶ構成を考案。配列の変化で様々な人数での訪問にも対応可能屋外の家形客席。配置を変えた状態。 photo©アトリエあふろ 糠澤武敏
木元洋佑建築設計室による、東京・渋谷区の「旬゛喫茶パンエス」。広い共用部に面した区画のビルオーナー直営の店舗。諸条件を読み解き、専有部に加え“移動できる小さな小屋”の客席が共用部に並ぶ構成を考案。配列の変化で様々な人数での訪問にも対応可能屋外の家形客席。 photo©アトリエあふろ 糠澤武敏
木元洋佑建築設計室による、東京・渋谷区の「旬゛喫茶パンエス」。広い共用部に面した区画のビルオーナー直営の店舗。諸条件を読み解き、専有部に加え“移動できる小さな小屋”の客席が共用部に並ぶ構成を考案。配列の変化で様々な人数での訪問にも対応可能内部の客席1。 photo©アトリエあふろ 糠澤武敏

木元洋佑建築設計室が設計した、東京・渋谷区の「旬゛喫茶パンエス」です。
広い共用部に面した区画のビルオーナー直営の店舗です。建築家は、諸条件を読み解き、専有部に加え“移動できる小さな小屋”の客席が共用部に並ぶ構成を考案しました。また、配列の変化で様々な人数の訪問にも対応可能となっています。店舗の公式ページはこちら

原宿明治通り面する商業ビルの一階に入る喫茶店の計画です。

建築家によるテキストより

テナント区画に広い屋外共用通路と中庭が面している点、屋内客席数が確保しにくい点、広い共用スペースがあるビル、ビルオーナー直営の店舗でビルの共用部分の利用がしやすいなどの条件から、テナント区画内の専有部に留まらず共用部にも移動できる小さな小屋が並ぶ店舗を計画しました。

店舗は屋内部分と屋外部分からなり共に家形の客席が並びます。家形が並ぶ店内は、家の中が客席や、厨房、開口部が商品棚やレジ台やテーブルになっています。店舗のさまざまな要素が家の一部となり一つの街並みを作っています。

建築家によるテキストより

屋外の家形客席は1つの小屋に4人程度が座れ、7つ配置されています。小屋の足元に滑車がついており、移動可能な設えとなっています。通常営業時は、屋内から連なる一列の配置とし、店内も合わせた一つの大きなお家の店舗となります。また、一列配置とすることで大人数、少人数などさまざまなタイプのお客様に対応できる客席計画としています。

建築家によるテキストより
建築家の青木淳と写真家の鈴木理策の対談「穴が開くほど見る―建築写真から読み解く暮らしとその先 第8回」の動画がLIXILのサイトで期間限定で無料配信。其々が選んだ、セザンヌのアトリエ、桂離宮、ファニャーノ・オローナの小学校、テルメ・ヴァルスの写真を題材に、建築と写真の関係性や可能性を議論
建築家の青木淳と写真家の鈴木理策の対談「穴が開くほど見る―建築写真から読み解く暮らしとその先 第8回」の動画がLIXILのサイトで期間限定で無料配信。其々が選んだ、セザンヌのアトリエ、桂離宮、ファニャーノ・オローナの小学校、テルメ・ヴァルスの写真を題材に、建築と写真の関係性や可能性を議論左:西牧厚子(モデレーター)、中:青木淳、右:鈴木理策 許可を得て掲載

建築家の青木淳と写真家の鈴木理策の対談「穴が開くほど見る―建築写真から読み解く暮らしとその先 第8回」の動画がLIXILのサイトで期間限定で無料配信されています。
其々が選んだ、セザンヌのアトリエ、桂離宮、ファニャーノ・オローナの小学校、テルメ・ヴァルスの写真を題材に、建築と写真の関係性や可能性を議論しています。申込期間は、2023年9月15日(金)まで。また、本記事では、テーマとなった写真と語られた内容のキーワードも掲載します。【ap・ad】

LIXILと「新建築住宅特集」は、これまで「穴が開くほど見る──建築写真から読み解く暮らしとその先」と題し、名作住宅の建築写真を隅々まで掘り下げて読み取る企画を展開してきました。

1枚の写真から時代背景、社会状況、暮らし、建築家の思いなど、読み取る側の想像も交えながら細部まで紐解くことで、時代を超えた大切なものを見つめ直し、未来に向けた建築のあり方を探ります。

今回は、「新建築住宅特集」23年8月号に掲載された、本企画 第8回目の青木淳氏と鈴木理策氏の対談動画を、期間限定で配信いたします。ぜひご登録のうえ、ご視聴ください。

(2023年5月25日 東京都港区 堀ビルにて収録)

青木淳が冒頭に語ったキーワード(アーキテクチャーフォト編集部が抜粋)

自身が若い頃、建築写真をどう見て来たか / 多木浩二の写真を見た衝撃 / 建築作品は写真を通して見ることの方が多い / 自分が手掛けた建築を撮ってもらう時に考えること / 写真で捉えやすいように自分の設計内容を変えるのか撮り方を変えてもらうのか / 近代建築は1枚の写真で本質がわかるように建物自体が作られている / 近代建築の写真との関係は共犯関係とも言える / 建築は1枚の写真でわかるようにつくるべきか? / わがままを言えるのは自分の作品集をつくるとき / その他

アーキテクチャーフォト編集部が抜粋

鈴木理策が冒頭に語ったキーワード(アーキテクチャーフォト編集部が抜粋)

記録と作品の境界 / 写真には記録として残る部分がある / 記録だけを目指すか、そうではないものを目指すか / 建築と写真だと写真の方が長生きする / 建築写真には場所や対象に撮らされるという側面がある / 建築の経験を伝える写真があるのではないか / その他

アーキテクチャーフォト編集部が抜粋
岡佑亮 / チドリスタジオによる、石川・金沢市の「北陸住居 No.2」。隣接する空地を挟み樹木を望む敷地。未来に建物が建つ可能性を考慮し、“空洞のようなテラス”を介して内部空間を離れた風景に対して開く構成を考案。道路にも視線の抜けを提供して“周辺環境の固有性”を顕在化
岡佑亮 / チドリスタジオによる、石川・金沢市の「北陸住居 No.2」。隣接する空地を挟み樹木を望む敷地。未来に建物が建つ可能性を考慮し、“空洞のようなテラス”を介して内部空間を離れた風景に対して開く構成を考案。道路にも視線の抜けを提供して“周辺環境の固有性”を顕在化外観 photo©中山保寛
岡佑亮 / チドリスタジオによる、石川・金沢市の「北陸住居 No.2」。隣接する空地を挟み樹木を望む敷地。未来に建物が建つ可能性を考慮し、“空洞のようなテラス”を介して内部空間を離れた風景に対して開く構成を考案。道路にも視線の抜けを提供して“周辺環境の固有性”を顕在化2階、LDK photo©中山保寛
岡佑亮 / チドリスタジオによる、石川・金沢市の「北陸住居 No.2」。隣接する空地を挟み樹木を望む敷地。未来に建物が建つ可能性を考慮し、“空洞のようなテラス”を介して内部空間を離れた風景に対して開く構成を考案。道路にも視線の抜けを提供して“周辺環境の固有性”を顕在化2階、テラス photo©中山保寛

岡佑亮 / チドリスタジオが設計した、石川・金沢市の「北陸住居 No.2」です。
隣接する空地を挟み樹木を望む敷地に計画されました。建築家は、未来に建物が建つ可能性を考慮し、“空洞のようなテラス”を介して内部空間を離れた風景に対して開く構成を考案しました。また、道路にも視線の抜けを提供して“周辺環境の固有性”を顕在化する事も意図されました。

金沢市の文教エリアに建つ木造2階建ての住宅。
周辺には緑が多く、公園や学校、競技場など、ゆとりある公共スペースが集まっている。本敷地裏の空き地は、かつて銀行の寮であった跡地で、その先に競技場の樹木がよく見渡せる。

施主は「空き地の向こうの風景に対して大きな開口部を設けた住宅」を要望していた。しかし、敷地裏の空き地には、将来的に大きな建物が建つ可能性がある。また、前面道路はT字路になっているため、視線が奥まで抜ける箇所がある。

建築家によるテキストより

そこで、もう一つの要望であった大きなテラスを、空き地の向こうの開放的な風景と前面道路のT字路の抜け感とをつなげるような位置に設け、テラスを介してリビングを開くことにした。
前面道路のT字路から建物を見ると、建物に穿った大きな空洞のようなテラスが、建て詰まった住宅地にぽっかり余白をつくり、住宅地のすぐ裏にあった競技場の緑や空まで視線が抜けていく。住宅が隙間なく建ち並ぶ風景の中、テラスの大きな気積の空白が、周辺環境の固有性を浮き彫りにする。

建築家によるテキストより

また、前面道路の傾斜を利用して、1階から地面や将来植える植栽を近く感じるように、半分程度の床を地中に埋めた。2階は、テラスと一体的に使える、大きな掃出し窓と高い天井による、おおらかで開放的なワンルームとした。テラスはLDKと連続する大きな屋根を架け、降雨積雪の多い北陸地方でも使いやすい屋外スペースとし、北海道住宅によくみられる無落雪屋根を採用した。また、1階と2階のメインの開口部の向きを90度回転させることで、上下階の移動の際に感じる光の入り方や景色、外とのつながり方に変化をもたせた。

建築家によるテキストより

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