木元洋佑建築設計室による、東京・江東区の飲食店「みらいのテーブル 門前仲町」。寺院の参道と公園に挟まれた敷地のパン店。両者を繋ぐ“裏道”の様な場を目指し、路地の様なスケール感の“トンネル”を備えた空間を考案。作業場を覗ける等の様々な仕掛けで大人に子供にも“ワクワク”を与える
木元洋佑建築設計室による、東京・江東区の飲食店「みらいのテーブル 門前仲町」。寺院の参道と公園に挟まれた敷地のパン店。両者を繋ぐ“裏道”の様な場を目指し、路地の様なスケール感の“トンネル”を備えた空間を考案。作業場を覗ける等の様々な仕掛けで大人に子供にも“ワクワク”を与える参道側の外観 photo©アトリエあふろ 糠澤武敏
木元洋佑建築設計室による、東京・江東区の飲食店「みらいのテーブル 門前仲町」。寺院の参道と公園に挟まれた敷地のパン店。両者を繋ぐ“裏道”の様な場を目指し、路地の様なスケール感の“トンネル”を備えた空間を考案。作業場を覗ける等の様々な仕掛けで大人に子供にも“ワクワク”を与えるトンネル内より外を見る。 photo©アトリエあふろ 糠澤武敏
木元洋佑建築設計室による、東京・江東区の飲食店「みらいのテーブル 門前仲町」。寺院の参道と公園に挟まれた敷地のパン店。両者を繋ぐ“裏道”の様な場を目指し、路地の様なスケール感の“トンネル”を備えた空間を考案。作業場を覗ける等の様々な仕掛けで大人に子供にも“ワクワク”を与えるトンネル、コーヒーカウンター。右奥には子供専用トンネルが見える。 photo©アトリエあふろ 糠澤武敏
木元洋佑建築設計室による、東京・江東区の飲食店「みらいのテーブル 門前仲町」。寺院の参道と公園に挟まれた敷地のパン店。両者を繋ぐ“裏道”の様な場を目指し、路地の様なスケール感の“トンネル”を備えた空間を考案。作業場を覗ける等の様々な仕掛けで大人に子供にも“ワクワク”を与える客席、奥のガラスから深川公園を望む。 photo©アトリエあふろ 糠澤武敏

木元洋佑建築設計室が設計した、東京・江東区の飲食店「みらいのテーブル 門前仲町」です。
寺院の参道と公園に挟まれた敷地のパン店です。建築家は、両者を繋ぐ“裏道”の様な場を目指し、路地の様なスケール感の“トンネル”を備えた空間を考案しました。また、作業場を覗ける等の様々な仕掛けで大人に子供にも“ワクワク”を与える事も意図されました。店舗の公式サイトはこちら

みらいのテーブルは「食べたものがじぶんのみらいを作る」をコンセプトに子育てと食の2つの視点から生まれた親と子のそれぞれの「行きたい」を提供する食事スペースのあるパン屋さんです。

建築家によるテキストより

子供の行きたいは「楽しい・遊べる・興味が湧く」、大人の行きたいは「子供の安全・ゆったり・美味しい」、それぞれの行きたいが共存できる空間を提供することを目標として計画を行いました。

建築家によるテキストより

計画地は東側に深川不動尊の参道、西側に深川公園がありそれぞれが良い雰囲気を持っていました。今回の店舗によってそれぞれが繋がる裏道の様な場所が作れないかと考え、参道と公園とを繋ぐ「トンネル」を設えました。

この「トンネル」は洞窟の入り口の様な明るさ感、裏路地の様なスケール感、公園の土管の様な落ち着き感と秘密感を取り入れつつ、中にはパン棚やショーケース、パン工場を覗く開口部、トンネルの最後には子供だけが入れる秘密基地のようなスペースなど、さまざまな仕掛けがあり、子供にも大人にもワクワク感をもたらす空間として設えました。

建築家によるテキストより
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す鳥瞰 photo©エスエス大阪 土出将也
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す外観、北側から見る。 photo©エスエス大阪 土出将也
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す1階、F1type、LDK photo©エスエス大阪 土出将也
三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所による、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」。住宅街の裏表がない敷地に計画。周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向。チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出す2階、H2’type、LDK photo©エスエス大阪 土出将也

三野貞佳 / アリアナ建築設計事務所が設計した、京都・向日市の「つづき屋根の集合住宅」です。
住宅街の裏表がない敷地に計画されました。建築家は、周辺の低層建物との調和を求め、要素が連続する外観ではない“個性の集合体”の様な建築を志向しました。そして、チューブ状の量塊から専有部を切り分けるプロセスで様々な住戸タイプを生み出しました。

京都と大阪をつなぐ阪急電車京都線の西向日駅から徒歩5分の利便性の良い立地に16世帯の賃貸住居とクライアントのオフィスを建築した。

閑静な住宅地が広がる西向日駅前には、昭和初期の開発により整備された美しい桜並木が街を覆っていた。市街地からは少し距離がある場所ではあるものの、ここにしかない魅力を充分に感じることが出来た。

建築家によるテキストより

敷地は南北方向に細長く、西側の阪急沿線と北から南へと蛇行する道路に挟まれるように位置していた。
360°全てが建物の顔になりえる立地条件であるため、コピー&ペーストの単調な外観ではなく、其々の個性の集合体のようなイメージにすることで、周辺の低層住宅との調和を図ることができるのではないかと考えた。

建築家によるテキストより

配置計画としては5.1m間口のチューブを敷地形状に合わせてぐるりと配置している。それをクライアントの要望である40㎡程度の住居になるように、切り分けたことで平面上の様々なバリエーションが生まれた。さらに、1階は半地下、2階にはロフト付やメゾネットタイプなど断面方向にもバリエーションをもたせることで、SOHO利用も可能な個性豊かな16室の住居が出来た。各住居は外の開口に加え、敷地センターの庭園又はライトコートに面した内の開口などから光と風を取り込むことが出来る。

建築家によるテキストより
内藤廣の大規模展の公式図録『建築家・内藤廣 BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い』を先行プレビュー。島根で開催される過去最大規模の内藤廣の展覧会に合わせて制作。全80プロジェクトの“初公開資料”を含むドローイング・写真・図面などを収録
内藤廣の大規模展の公式図録『建築家・内藤廣 BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い』を先行プレビュー。島根で開催される過去最大規模の内藤廣の展覧会に合わせて制作。全80プロジェクトの“初公開資料”を含むドローイング・写真・図面などを収録『建築家・内藤廣 BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い』の表紙

内藤廣の大規模展の公式図録『建築家・内藤廣 BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い』を先行プレビューします。島根で開催される過去最大規模の内藤廣の展覧会に合わせて制作されました。全80プロジェクトの“初公開資料”を含むドローイング・写真・図面などを収録発売日は2023年10月10日です。※2023年9月16日より展覧会の会場で先行発売されます。【ap・ad】

「海の博物館」から近作「紀尾井清堂」までの代表作に加えて、学生時代の卒業設計や美術館課題、独立前から近年までのコンペ案の数々、進行中プロジェクトなど本邦初公開多数全80プロジェクトに及ぶドローイング、写真、模型、断面矩計図などを収録

今回の展覧会の大きな特徴となる「赤鬼と青鬼」による解説文も全掲載。内藤廣の内なる葛藤や苦悩、関わった人たちとのエピソードが詳細に語られます。

384ページ・オールカラーの大ボリュームに、迫力の観音開きページ2組付き、製本仕様は見開きやすいコデックス装を採用。まさに内藤建築のエネルギーが凝縮されたような一冊となっています。

リリーステキストより

以下に、プレビュー画像を掲載します。

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