【ap job更新】 京都を拠点とし、国内外の様々な用途の建築を手掛ける「宗本晋作建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中
【ap job更新】 京都を拠点とし、国内外の様々な用途の建築を手掛ける「宗本晋作建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中
【ap job更新】 京都を拠点とし、国内外の様々な用途の建築を手掛ける「宗本晋作建築設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中京都精華大学 明窓館

京都を拠点とし、国内外の様々な用途の建築を手掛ける「宗本晋作建築設計事務所」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

宗本晋作建築設計事務所は京都を拠点とし、国内外を問わず、教育施設、商業施設、ホテル、公共建築など幅広く手掛けており、常に意匠性の高い建築を心がけています。

さらに全国各地の設計プロポーザルにも積極的に参加し、常に新しい建築の可能性を追求しています。
現在、様々な案件の設計・監理が進行中で、業務拡大に伴い新規スタッフを募集いたします。

英語が得意な方は、海外プロジェクトを担当していただく可能性もあります。
また韓国にも事務所があり、常に海外案件が進行中です。

【基本理念】
私たちの仕事は、建築を中心にしながら、新しい世界や環境、考え方を発見していくことです。目の前に起こる状況の中でこそ、見つけることが可能な新しさを提案したいと考えています。それは、飛躍しすぎて社会に理解されない新しさではなく、社会に直接訴えかけることができる、人々に身近な新しさでなければなりません。
私たちが新しさを求めるのは、現状に満足することなく、変化していく情勢に対応して、より豊かな空間・環境を、建築の持つ力で、良い方向へと変えていきたいという強い気持ちに基づいています。この揺るぎない気持ちを持って少しでも多くのコミュニケーションをとらせていただき、新しい考え方を社会に発信していきたいと考えています。

新しいデザインや建築を考える事が好きで、コミュニケーション能力が高く、熱意をもって設計に取り組むことのできる方の応募をお待ちしています。

粟屋大紀による、神奈川・横浜市の住戸改修「room206」。二人家族の為に計画された住まい。必要な個室数の少なさを活かし、“明るく風の抜ける室内環境”を整える設計を志向。住戸の中央に“島状”の寝室を配置して玄関からリビングまでの抜けを作る
粟屋大紀による、神奈川・横浜市の住戸改修「room206」。二人家族の為に計画された住まい。必要な個室数の少なさを活かし、“明るく風の抜ける室内環境”を整える設計を志向。住戸の中央に“島状”の寝室を配置して玄関からリビングまでの抜けを作る玄関からリビングを見る。 photo©河田弘樹
粟屋大紀による、神奈川・横浜市の住戸改修「room206」。二人家族の為に計画された住まい。必要な個室数の少なさを活かし、“明るく風の抜ける室内環境”を整える設計を志向。住戸の中央に“島状”の寝室を配置して玄関からリビングまでの抜けを作る左:寝室、右:LDK photo©河田弘樹
粟屋大紀による、神奈川・横浜市の住戸改修「room206」。二人家族の為に計画された住まい。必要な個室数の少なさを活かし、“明るく風の抜ける室内環境”を整える設計を志向。住戸の中央に“島状”の寝室を配置して玄関からリビングまでの抜けを作るリビングから寝室を見る。 photo©河田弘樹

粟屋大紀が設計した、神奈川・横浜市の住戸改修「room206」です。
二人家族の為に計画された住まいです。建築家は、必要な個室数の少なさを活かし、“明るく風の抜ける室内環境”を整える設計を志向しました。そして、住戸の中央に“島状”の寝室を配置して玄関からリビングまでの抜けを作りました。

横浜市内の夫婦2人が暮らすマンションリノベーションの計画。

建築家によるテキストより

この住戸は妻住戸で東側に特徴的な出窓があるものの改修前の計画では窓中央に間仕切り壁があり、広さと明るさを確保しにくい計画だった。また、中廊下形式の個室配置で風と光の抜け道が確保できておらず室内が全体的に暗い印象だった。

夫婦2人のための改修で個室数を減らすことが可能になったことを活かし、明るく風の抜ける室内環境を整えられるように計画を進めた。

建築家によるテキストより

まず、住戸中央に島状の和室兼寝室を配置し片廊下形式とすることで玄関からリビングまで一直線に抜け道を作った。島はカーテンの開閉で個室化することができ、朝昼はLDKと連続した広々とした空間、夜はカーテンで囲われた睡眠の空間として時間に合わせて表情の変わる島を作った。島の角・床の間はR形状とすることで柔らかさを持たせ空間のアクセントとなるよう配慮した。

次に東面の出窓を木でフレーミングすることで大きな1つの窓となるように再編集し、窓に沿って5.5mの長さのキッチン兼ワークスペースを配置した。キッチンは長さと奥行きを活かしたゆとりある計画で、島の背面の隠れたワークスペースは人目を気にせず作業に集中できる環境を大空間の中に整えた。

建築家によるテキストより
上林剛典 / platによる、東京の「渋谷のオフィス」。数年後に解体されるビル内の事務所の改修。解体過程で現れた痕跡に“味わい”を見出し、“時間の蓄積”と要求機能を“擦り合わせる”設計を志向。既存の無機質で閉塞感のある空間を“生き生きとした”場所に変える
上林剛典 / platによる、東京の「渋谷のオフィス」。数年後に解体されるビル内の事務所の改修。解体過程で現れた痕跡に“味わい”を見出し、“時間の蓄積”と要求機能を“擦り合わせる”設計を志向。既存の無機質で閉塞感のある空間を“生き生きとした”場所に変えるエントランスホールからエンプティスペースを見る。 photo©長谷川健太
上林剛典 / platによる、東京の「渋谷のオフィス」。数年後に解体されるビル内の事務所の改修。解体過程で現れた痕跡に“味わい”を見出し、“時間の蓄積”と要求機能を“擦り合わせる”設計を志向。既存の無機質で閉塞感のある空間を“生き生きとした”場所に変える左:キッチンスペース、右:社内用・社外用談話スペース photo©長谷川健太
上林剛典 / platによる、東京の「渋谷のオフィス」。数年後に解体されるビル内の事務所の改修。解体過程で現れた痕跡に“味わい”を見出し、“時間の蓄積”と要求機能を“擦り合わせる”設計を志向。既存の無機質で閉塞感のある空間を“生き生きとした”場所に変えるキッチンスペースから社外用談話スペースを見る。 photo©長谷川健太

上林剛典 / platが設計した、東京の「渋谷のオフィス」です。
数年後に解体されるビル内の事務所の改修です。建築家は、解体過程で現れた痕跡に“味わい”を見出し、“時間の蓄積”と要求機能を“擦り合わせる”設計を志向しました。そして、既存の無機質で閉塞感のある空間を“生き生きとした”場所に変える事も意図されました。

東京・渋谷の築50年の数年後に取り壊しが決まっているオフィスビルの、1フロアのリノベーション。
フロア面積300坪のうち100坪を占める、エントランスやエンプティ・スペースなどのパブリック・スペースと、会議室を一新し、執務室他は現状を整える程度にとどめた。

建築家によるテキストより

現場を初めて見に行ったのは、前テナントの居抜き状態の時だったが、見通しが悪いプランも相まって閉塞感が強く感じられた。
ビルというクローズドな空間で働くスタッフたちにとって、何かしら生き生きとした発見のある場所にできればと思い、解体工事と並行して設計を進めていった。

解体時に仕上げを剥がしていくと、50年の間に幾度となく行われた改修の痕跡が地層のように現れた。
クロスを剥がした後のパテの跡も、白、黄、薄桃、青など幾重にも混在し、抽象画のような趣がある。柱には耐震改修がなされた跡があり、床は当時のスラブまで磨き出していくと新築では表現できない味わいがあり、こうしたオフィスビルに刻まれた時間の蓄積を「環境」と捉えることとした。

建築家によるテキストより

ここで行ったのは、一般的なオフィスのリノベーションのように仕上げを刷新してうわべを整えるのではなく、むしろその逆で、歴史を掘り起こしながら、求められる機能性と擦り合わせるような方法だ。空間の一体感を損なわないよう、随所で塗装やディテールなど細かく調整も施している。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2023/9/18-9/24]
最も注目を集めたトピックス[期間:2023/9/18-9/24]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2023/9/18-9/24)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 伊東豊雄建築設計事務所が計画している、東京・渋谷区の分譲集合住宅の画像
  2. 針谷將史建築設計事務所による、埼玉の「安部邸」。一家6人の為の住まい。家族の為の“公共空間”としての“家”を求め、“親密な距離”と“個人の距離”が同時に存在する建築を志向。他者としての“自律する構造体”で複数の小さな中心と周縁をひとつに繋ぐ
  3. 藤本壮介事務所のデザイン監修、梓設計の基本計画による、新潟市の再開発プロジェクトの画像が公開。約150mの高層建築で商業・オフィス・住宅を内包。2025年に着工して2029年の竣工を予定
  4. 伯耆原洋太 / HAMS and, Studioによる、東京の住戸改修「切断の諸相04『One Nuance』」。共働きの夫婦の為の住居。多様な活動の受容と将来の変化への追従を求め、構成・色・素材の操作で空間全体に“微妙な差異”をつくる設計を志向。各部屋毎に異なる建具を用いて主空間のリビングの多様な表情も作る
  5. SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(前編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる
  6. 徳本賢洛 / TOK205による、福島・耶麻郡の別荘「O/4」。高原の多数の樹木が存在する敷地。木々との距離を設計する建築を求め、幹や枝の実測を行い既存樹木を避けた配置計画を考案。自然との関係も考慮しファサードの曲面部分にガラスを用いて“万華鏡の様に”取り込む
  7. SDレビュー2023の入選作品の展覧会レポート(後編)。“実施を前提とした設計中ないしは施工中のもの”という条件での建築コンペで、若手建築家の登竜門としても知られる
  8. 宮崎晃吉 / HAGISOによる、東京の、シェアオフィス「西日暮里のトンネル」。裏側に路地が連続する住宅地での計画。見出した都市構造を取入れる空間を求め、“街区に穿つトンネル”をモチーフとした設計を志向。金属板で仕上げた塀を備えた奥庭は内部に多様な表情の変化をもたらす
  9. 山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、新潟の二世帯住宅「三条の家」。雪国の新興住宅地に建つ二世帯住宅。地域の前提である“カーポート”と建物を関係を再考し、玄関に設けた吹抜の高窓から採光と通風が行える仕組みを考案。平面や立面の構成では田園等の周辺環境との呼応も意図
  10. 中村竜治建築設計事務所の会場構成よる、21_21 DESIGN SIGHTでの展覧会「Material, or 」。マテリアルについての再考を促す展示。“素の状態”で物や作品に向合う状況を目指し、出来る限り“展示っぽさ”を排除する設計を志向。既存平面を“半ば無視した”壁を配して施設を廃墟の様な無意味な場所に戻す
  11. 遠藤隆洋建築設計事務所による、長野の別荘「軽井沢の居場所」。4家族14人が集まる別荘の建替。今までの“林での活動”と“合宿の様な過ごし方”に着目して、林との接点を最大化する“約30mの細長い”建築を考案。広縁と濡れ縁を設けて滞在中の“溢れる活動”も受け止める
  12. 森下陽 AMP/アンプ建築設計事務所による、静岡・浜松市の「スプレッドハウス」。施主の両親の家が建つ土地に隣接する敷地。既にある隣の住宅や駐車場との関係を考慮して、表と裏に無柱の軒下空間を持つ平屋の建築を考案。開口部の位置や大きさで住宅間の“程よい距離感”も作る
  13. ODS / 鬼木孝一郎による、北海道の店舗「SHIRO 砂川本店」。化粧品の製造工場内に計画。自分で香りを調合できる“ブレンダーラボ”を中心に、同心円状に平台什器を配置して様々な方向から出入りできる空間を構築。地域材の使用を思案して近隣で採れた木材を什器の土台に採用
  14. 木元洋佑建築設計室による、埼玉・比企郡の「金笛しょうゆパーク」。老舗醤油蔵を開放して体験型施設とする計画。客人を迎え入れる場として、醤油造りに用いる“木桶”をモチーフにした飲食スペースを考案。製品について学ぶ為の“工場内の見学ルート”や“ショーウィンドウ”も整備
  15. ザハ・ハディド事務所による、中国・マカオの、宿泊施設「W Macau – Studio City」。約600の客室と飲食等の付帯機能を備えた施設。建築デザインは、アールデコ時代の豊かなディテール・大胆な幾何学模様・複雑な職人技を現代的に再解釈して考案。環境性能や敷地内の植物群の保全等にも配慮
  16. 水まわり設計の選択肢を広げる「ARC-X」が、“奥行き160mm”の手洗器を発売。人工大理石製のマットな質感とミニマルなデザインで建築空間と調和
  17. 成瀬・猪熊建築設計事務所による、長野の「旧軽井沢倶楽部の別荘」。様々な表情を見せる自然林の中の敷地。恵まれた環境を“感じる”建築を目指し、開口部等の操作で“過ごし方”と“外の環境”が結びついた空間を多数構築。暮らしの存在が自然を“より豊かに”感じさせる場を作る
  18. TAB / 河合啓吾による、岐阜・郡上市の住宅「SLBH4」
  19. 多田正治アトリエ+ENDO SHOJIRO DESIGNによる、京都市の飲食店「河道屋 倖松庵」。京町家の改修した蕎麦店。原型への敬意と新しさを両立する建築を目指し、復元した既存要素と新設要素の“混ざり方”や“距離感”に意識的な設計を志向。壁と床の操作で玄関から客席までの“シークエンス”も演出
  20. 竹本卓也建築研究所による、大阪・豊中市の「刀根山の家」。高度地区の敷地に建つ設計者の自邸。斜線制限下でも“過不足のない家”を目指し、廊下等を設けず“14の空間”を“9の層”で繋げる構成を考案。多様な形状の開口等を散りばめて空間に更なる変化も与える

UID前田圭介・原浩二・高坂敦信が審査する、中国電力主催の建築アワード「第27回 エネルギア住宅作品コンテスト」が、新築住宅部門・リフォーム住宅部門・学生部門の応募作品を募集中。賞金総額は約135万円
UID前田圭介・原浩二・高坂敦信が審査する、中国電力主催の建築アワード「第27回 エネルギア住宅作品コンテスト」が、新築住宅部門・リフォーム住宅部門・学生部門の応募作品を募集中。賞金総額は約135万円 image courtesy of 中国電力

UID前田圭介・原浩二・高坂敦信が審査する中国電力主催の建築アワード「第27回 エネルギア住宅作品コンテスト」が、新築住宅部門・リフォーム住宅部門・学生部門の応募作品を募集しています。賞金総額は約135万円です。応募締切は2023年11月30日(※当日消印有効)
新築住宅部門・リフォーム住宅部門は、応募用紙に「作品の平面図と完成写真・カラープリント等」を貼り付けることで提出が可能。学生部門は、A2用紙(横)片面1枚に「配置図、平面図、断面図、その他設計意図を自由に表現した図面にコンセプト(主旨)を添えて提出(学生部門は全国からの応募が可能)。【ap・ad】

募集テーマ:自然素材を活かしたサステナブルな住まい

■審査委員

前田圭介 (UID主宰、近畿大学工学部 教授)
原浩二  (原浩二建築設計事務所 所長、広島工業大学 非常勤講師)
高坂敦信 (住宅誌「モダンリビング」編集長)

■各賞について

最優秀賞(新築住宅部門・リフォーム住宅部門)賞金30万円(各1点)
優秀賞(新築住宅部門・リフォーム住宅部門)賞金15万円(各1点)
佳作(新築住宅部門・リフォーム住宅部門)賞金10万円(各1点)
審査委員特別賞 賞金5万円

最優秀賞(学生部門)賞金10万円
優秀賞(学生部門)賞金5万円
佳作(学生部門)賞金3万円
審査委員特別賞 賞金2万円

※審査によっては入賞者なしとなる場合があります。

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