architecturephoto®

  • 特集記事
  • 注目情報
  • タグ
  • 建築
  • アート
  • カルチャー
  • デザイン
  • ファッション
  • 書籍
  • 展覧会
  • コンペ
  • 動画
  • テレビ
  • すべてのタグ

建築求人情報

Loading...
2023.9.22Fri
2023.9.21Thu
2023.9.23Sat
木元洋佑建築設計室による、埼玉・比企郡の「金笛しょうゆパーク」。老舗醤油蔵を開放して体験型施設とする計画。客人を迎え入れる場として、醤油造りに用いる“木桶”をモチーフにした飲食スペースを考案。製品について学ぶ為の“工場内の見学ルート”や“ショーウィンドウ”も整備
photo©アトリエあふろ 鈴木暁彦

SHARE 木元洋佑建築設計室による、埼玉・比企郡の「金笛しょうゆパーク」。老舗醤油蔵を開放して体験型施設とする計画。客人を迎え入れる場として、醤油造りに用いる“木桶”をモチーフにした飲食スペースを考案。製品について学ぶ為の“工場内の見学ルート”や“ショーウィンドウ”も整備

architecture|feature
店舗リノベーション埼玉図面あり木元洋佑建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)松村工務店鈴木暁彦
木元洋佑建築設計室による、埼玉・比企郡の「金笛しょうゆパーク」。老舗醤油蔵を開放して体験型施設とする計画。客人を迎え入れる場として、醤油造りに用いる“木桶”をモチーフにした飲食スペースを考案。製品について学ぶ為の“工場内の見学ルート”や“ショーウィンドウ”も整備施設全体を見る。 photo©アトリエあふろ 鈴木暁彦
木元洋佑建築設計室による、埼玉・比企郡の「金笛しょうゆパーク」。老舗醤油蔵を開放して体験型施設とする計画。客人を迎え入れる場として、醤油造りに用いる“木桶”をモチーフにした飲食スペースを考案。製品について学ぶ為の“工場内の見学ルート”や“ショーウィンドウ”も整備手前:ミュージアム、奥:バウム工房 photo©アトリエあふろ 鈴木暁彦
木元洋佑建築設計室による、埼玉・比企郡の「金笛しょうゆパーク」。老舗醤油蔵を開放して体験型施設とする計画。客人を迎え入れる場として、醤油造りに用いる“木桶”をモチーフにした飲食スペースを考案。製品について学ぶ為の“工場内の見学ルート”や“ショーウィンドウ”も整備レストラン、2階、客席 photo©アトリエあふろ 鈴木暁彦
木元洋佑建築設計室による、埼玉・比企郡の「金笛しょうゆパーク」。老舗醤油蔵を開放して体験型施設とする計画。客人を迎え入れる場として、醤油造りに用いる“木桶”をモチーフにした飲食スペースを考案。製品について学ぶ為の“工場内の見学ルート”や“ショーウィンドウ”も整備仕込み蔵 photo©アトリエあふろ 鈴木暁彦

木元洋佑建築設計室が設計した、埼玉・比企郡の「金笛しょうゆパーク」です。
老舗醤油蔵を開放して体験型施設とする計画です。建築家は、客人を迎え入れる場として、醤油造りに用いる“木桶”をモチーフにした飲食スペースを考案しました。また、製品について学ぶ為の“工場内の見学ルート”や“ショーウィンドウ”も整備しました。施設の公式サイトはこちら。

埼玉県の比企郡川島町にある創業230年の老舗醤油蔵「笛木醤油」の工場敷地内を一般に開放し、「しょうゆでつなぐみんなの笑顔」をキーワードに「食べる」「学ぶ」「買う」「遊ぶ」が体験できる施設を計画しました。

建築家によるテキストより

工場敷地内は工場の製造他本社機能としての事務所や、一部使われていないスペースなどがあり、既存建物を改修する事で一般のお客様を迎える為の整備を行う計画としました。

建築家によるテキストより

主には以下の4つの計画をベースに行いました。
1、事務所として利用していた建物を物販スペースとうどんをベースに醤油を使った創作料理が楽しめる飲食スペースに改装
2、トイレの改修
3、魅力ある工場見学ができる様、見学ルートの設えの整備。
4、新事業のバウムクーヘンの製造スペースの新設

建築家によるテキストより

以下の写真はクリックで拡大します

木元洋佑建築設計室による、埼玉・比企郡の「金笛しょうゆパーク」。老舗醤油蔵を開放して体験型施設とする計画。客人を迎え入れる場として、醤油造りに用いる“木桶”をモチーフにした飲食スペースを考案。製品について学ぶ為の“工場内の見学ルート”や“ショーウィンドウ”も整備施設全体を見る。 photo©アトリエあふろ 鈴木暁彦
木元洋佑建築設計室による、埼玉・比企郡の「金笛しょうゆパーク」。老舗醤油蔵を開放して体験型施設とする計画。客人を迎え入れる場として、醤油造りに用いる“木桶”をモチーフにした飲食スペースを考案。製品について学ぶ為の“工場内の見学ルート”や“ショーウィンドウ”も整備ミュージアム photo©アトリエあふろ 鈴木暁彦
木元洋佑建築設計室による、埼玉・比企郡の「金笛しょうゆパーク」。老舗醤油蔵を開放して体験型施設とする計画。客人を迎え入れる場として、醤油造りに用いる“木桶”をモチーフにした飲食スペースを考案。製品について学ぶ為の“工場内の見学ルート”や“ショーウィンドウ”も整備手前:ミュージアム、奥:バウム工房 photo©アトリエあふろ 鈴木暁彦
木元洋佑建築設計室による、埼玉・比企郡の「金笛しょうゆパーク」。老舗醤油蔵を開放して体験型施設とする計画。客人を迎え入れる場として、醤油造りに用いる“木桶”をモチーフにした飲食スペースを考案。製品について学ぶ為の“工場内の見学ルート”や“ショーウィンドウ”も整備左:バウム工房、右:ミュージアム photo©アトリエあふろ 鈴木暁彦
木元洋佑建築設計室による、埼玉・比企郡の「金笛しょうゆパーク」。老舗醤油蔵を開放して体験型施設とする計画。客人を迎え入れる場として、醤油造りに用いる“木桶”をモチーフにした飲食スペースを考案。製品について学ぶ為の“工場内の見学ルート”や“ショーウィンドウ”も整備バウム工房 photo©アトリエあふろ 鈴木暁彦
木元洋佑建築設計室による、埼玉・比企郡の「金笛しょうゆパーク」。老舗醤油蔵を開放して体験型施設とする計画。客人を迎え入れる場として、醤油造りに用いる“木桶”をモチーフにした飲食スペースを考案。製品について学ぶ為の“工場内の見学ルート”や“ショーウィンドウ”も整備レストラン、外観 photo©アトリエあふろ 鈴木暁彦
木元洋佑建築設計室による、埼玉・比企郡の「金笛しょうゆパーク」。老舗醤油蔵を開放して体験型施設とする計画。客人を迎え入れる場として、醤油造りに用いる“木桶”をモチーフにした飲食スペースを考案。製品について学ぶ為の“工場内の見学ルート”や“ショーウィンドウ”も整備レストラン、1階、物販スペース photo©アトリエあふろ 鈴木暁彦
木元洋佑建築設計室による、埼玉・比企郡の「金笛しょうゆパーク」。老舗醤油蔵を開放して体験型施設とする計画。客人を迎え入れる場として、醤油造りに用いる“木桶”をモチーフにした飲食スペースを考案。製品について学ぶ為の“工場内の見学ルート”や“ショーウィンドウ”も整備レストラン、1階、客席 photo©アトリエあふろ 鈴木暁彦
木元洋佑建築設計室による、埼玉・比企郡の「金笛しょうゆパーク」。老舗醤油蔵を開放して体験型施設とする計画。客人を迎え入れる場として、醤油造りに用いる“木桶”をモチーフにした飲食スペースを考案。製品について学ぶ為の“工場内の見学ルート”や“ショーウィンドウ”も整備レストラン、1階、客席 photo©アトリエあふろ 鈴木暁彦
木元洋佑建築設計室による、埼玉・比企郡の「金笛しょうゆパーク」。老舗醤油蔵を開放して体験型施設とする計画。客人を迎え入れる場として、醤油造りに用いる“木桶”をモチーフにした飲食スペースを考案。製品について学ぶ為の“工場内の見学ルート”や“ショーウィンドウ”も整備レストラン、1階、木桶壁 photo©アトリエあふろ 鈴木暁彦
木元洋佑建築設計室による、埼玉・比企郡の「金笛しょうゆパーク」。老舗醤油蔵を開放して体験型施設とする計画。客人を迎え入れる場として、醤油造りに用いる“木桶”をモチーフにした飲食スペースを考案。製品について学ぶ為の“工場内の見学ルート”や“ショーウィンドウ”も整備レストラン、2階、客席 photo©アトリエあふろ 鈴木暁彦
木元洋佑建築設計室による、埼玉・比企郡の「金笛しょうゆパーク」。老舗醤油蔵を開放して体験型施設とする計画。客人を迎え入れる場として、醤油造りに用いる“木桶”をモチーフにした飲食スペースを考案。製品について学ぶ為の“工場内の見学ルート”や“ショーウィンドウ”も整備レストラン、2階、客席 photo©アトリエあふろ 鈴木暁彦
木元洋佑建築設計室による、埼玉・比企郡の「金笛しょうゆパーク」。老舗醤油蔵を開放して体験型施設とする計画。客人を迎え入れる場として、醤油造りに用いる“木桶”をモチーフにした飲食スペースを考案。製品について学ぶ為の“工場内の見学ルート”や“ショーウィンドウ”も整備レストラン、2階、客席 photo©アトリエあふろ 鈴木暁彦
木元洋佑建築設計室による、埼玉・比企郡の「金笛しょうゆパーク」。老舗醤油蔵を開放して体験型施設とする計画。客人を迎え入れる場として、醤油造りに用いる“木桶”をモチーフにした飲食スペースを考案。製品について学ぶ為の“工場内の見学ルート”や“ショーウィンドウ”も整備前蔵 photo©アトリエあふろ 鈴木暁彦
木元洋佑建築設計室による、埼玉・比企郡の「金笛しょうゆパーク」。老舗醤油蔵を開放して体験型施設とする計画。客人を迎え入れる場として、醤油造りに用いる“木桶”をモチーフにした飲食スペースを考案。製品について学ぶ為の“工場内の見学ルート”や“ショーウィンドウ”も整備仕込み蔵 photo©アトリエあふろ 鈴木暁彦
木元洋佑建築設計室による、埼玉・比企郡の「金笛しょうゆパーク」。老舗醤油蔵を開放して体験型施設とする計画。客人を迎え入れる場として、醤油造りに用いる“木桶”をモチーフにした飲食スペースを考案。製品について学ぶ為の“工場内の見学ルート”や“ショーウィンドウ”も整備ミュージアム、外観、夜景 photo©アトリエあふろ 鈴木暁彦
木元洋佑建築設計室による、埼玉・比企郡の「金笛しょうゆパーク」。老舗醤油蔵を開放して体験型施設とする計画。客人を迎え入れる場として、醤油造りに用いる“木桶”をモチーフにした飲食スペースを考案。製品について学ぶ為の“工場内の見学ルート”や“ショーウィンドウ”も整備パークエントランス、夜景 photo©アトリエあふろ 鈴木暁彦
木元洋佑建築設計室による、埼玉・比企郡の「金笛しょうゆパーク」。老舗醤油蔵を開放して体験型施設とする計画。客人を迎え入れる場として、醤油造りに用いる“木桶”をモチーフにした飲食スペースを考案。製品について学ぶ為の“工場内の見学ルート”や“ショーウィンドウ”も整備俯瞰図 image©木元洋佑建築設計室
木元洋佑建築設計室による、埼玉・比企郡の「金笛しょうゆパーク」。老舗醤油蔵を開放して体験型施設とする計画。客人を迎え入れる場として、醤油造りに用いる“木桶”をモチーフにした飲食スペースを考案。製品について学ぶ為の“工場内の見学ルート”や“ショーウィンドウ”も整備レストラン、断面図 image©木元洋佑建築設計室
木元洋佑建築設計室による、埼玉・比企郡の「金笛しょうゆパーク」。老舗醤油蔵を開放して体験型施設とする計画。客人を迎え入れる場として、醤油造りに用いる“木桶”をモチーフにした飲食スペースを考案。製品について学ぶ為の“工場内の見学ルート”や“ショーウィンドウ”も整備レストラン、1階平面図 image©木元洋佑建築設計室
木元洋佑建築設計室による、埼玉・比企郡の「金笛しょうゆパーク」。老舗醤油蔵を開放して体験型施設とする計画。客人を迎え入れる場として、醤油造りに用いる“木桶”をモチーフにした飲食スペースを考案。製品について学ぶ為の“工場内の見学ルート”や“ショーウィンドウ”も整備レストラン、2階平面図 image©木元洋佑建築設計室

以下、建築家によるテキストです。


埼玉県の比企郡川島町にある創業230年の老舗醤油蔵「笛木醤油」の工場敷地内を一般に開放し、「しょうゆでつなぐみんなの笑顔」をキーワードに「食べる」「学ぶ」「買う」「遊ぶ」が体験できる施設を計画しました。

工場敷地内は工場の製造他本社機能としての事務所や、一部使われていないスペースなどがあり、既存建物を改修する事で一般のお客様を迎える為の整備を行う計画としました。

主には以下の4つの計画をベースに行いました。
1、事務所として利用していた建物を物販スペースとうどんをベースに醤油を使った創作料理が楽しめる飲食スペースに改装
2、トイレの改修
3、魅力ある工場見学ができる様、見学ルートの設えの整備。
4、新事業のバウムクーヘンの製造スペースの新設

醤油蔵のレストラン───客席を包む大きな木桶

既存事務所棟を飲食及び物販スペースとして改修を行いました。

威風堂々たる蔵造りの外観を尊重しつつ、蔵内に笛木醤油の醤油造りの一番の特徴である木桶をモチーフとした曲面壁で室内を包みました。曲面壁は1階では客席と物販スペースを分ける壁、物販スペースの棚としての役割を果たし、椅子としても機能します。2階では開口部からの光を包み込み、空間印象を決定づける壁と天井となります。

1階から吹抜けを通って2階に伸びる曲面壁が店内を連続的につなぎ一体感のある空間を作り出します。曲面壁は仕上げに杉の本実加工を採用しています。醤油作りに使われている桶の木の幅を参考に実幅を選定し、通常より広めの実加工を施した上で、収まる曲率に曲面を調整しました。

木桶に包まれた飲食スペース内は木の温もりが感じられおうどんの出汁の香りが包まれる空間を演出しました。

金笛しょうゆ楽校───教科書とサインと照明 最小限の設え

既存工場内を工場見学が可能な設えとして最小限の整備を行いました。

醤油の製造を学ぶ「金笛しょうゆ楽校」をコンセプトに工場内の見学ルートを整備しました。工場の製造ラインに直結するため、大幅な工事は行わず最小限の整備を行う事で魅力的な工場見学を設えました。

主にはグラフィックデザイナーの鈴木一太郎さんに入っていいただき、醤油の製造説明を行う「教科書」を制作。その教科書を軸にポイントとなる場所にサインを計画し照明にて演出を行いました。仕込み蔵の木桶が並ぶ風景は圧巻でより演出効果が高くなるように演出照明を行いました。

金笛醤油パークミュージアム───さまざまな機能を持った多目的ディスプレイ

新事業の醤油を使ったバウムクーヘン製造工房と共に屋外ディスプレイを計画しました。

工場見学は時間制のため訪れた全てのお客様に金笛醤油の魅力を説明ができていない状況から少しでも金笛醤油を知ってもらえるような看板を計画しました。

新事業であるバウム工房は建築条件からトレーラーハウスを採用しました。工場内の蔵づくりの全体景観を配慮して意匠を整えるための木格子のスクリーンを工房前に計画し、その内部に杉板で縁取られた笛木醤油を紹介するショーウインドウを設置しました。

さらに杉板の額縁が休憩ベンチになっていたり、投影用ディスプレイとなっています。平日はお客様と工場車両動線を分けるための境界として安全性を確保するための壁となり、休日はディスプレイを利用したイベントなどにも対応できる、多機能な看板計画としています。

■建築概要
題名:金笛しょうゆパーク
所在地:埼玉県比企郡川島町上井草660
工事:改修

用途:物販・飲食店舗

設計:木元洋佑建築設計室一級建築士事務所

担当:木元洋佑、柴野夏初

施工:松村工務店

構造:鉄骨造

階数:地上2階

建築面積:232.80㎡
1階床面積:219.02㎡(改修面積 105㎡)
2階床面積:185.44㎡(改修部分 74.5㎡)
設計:2019年5月~2019年8月

工事:2019年8月~2019年11月

竣工:2019年11月

写真:アトリエあふろ 鈴木暁彦

建材情報
種別使用箇所商品名(メーカー名)
内装・床床

ビニル床タイル:ピエスタLCT58(東リ)

内装・壁壁

PB EP塗装

内装・壁桶壁面

杉板本実加工 モーエンアクア塗装クリア(キャピタルペイント)

内装・天井天井

PB EP塗装

※企業様による建材情報についてのご意見や「PR」のご相談はこちらから
※この情報は弊サイトや設計者が建材の性能等を保証するものではありません

あわせて読みたい

サムネイル:長坂常 / スキーマ建築計画によるスタジオ兼オフィス「Hue plus」
長坂常 / スキーマ建築計画によるスタジオ兼オフィス「Hue plus」
  • SHARE
店舗リノベーション埼玉図面あり木元洋佑建材(内装・床)建材(内装・壁)建材(内装・天井)松村工務店鈴木暁彦
2023.09.22 Fri 13:01
0
permalink

#木元洋佑の関連記事

  • 2023.9.08Fri
    木元洋佑建築設計室による、東京・江東区の飲食店「みらいのテーブル 門前仲町」。寺院の参道と公園に挟まれた敷地のパン店。両者を繋ぐ“裏道”の様な場を目指し、路地の様なスケール感の“トンネル”を備えた空間を考案。作業場を覗ける等の様々な仕掛けで大人に子供にも“ワクワク”を与える
  • 2023.8.09Wed
    木元洋佑建築設計室による、東京・渋谷区の「旬゛喫茶パンエス」。広い共用部に面した区画のビルオーナー直営の店舗。諸条件を読み解き、専有部に加え“移動できる小さな小屋”の客席が共用部に並ぶ構成を考案。配列の変化で様々な人数での訪問にも対応可能
  • 2019.12.02Mon
    木元洋佑と平岡敬造による、京都・嵐山の、指定有形文化財の旧小林家住宅とその周辺建物を改修した店舗「パンとエスプレッソと嵐山庭園」
  • view all
view all

#埼玉の関連記事

  • 2025.5.05Mon
    湯浅良介による、埼玉・狭山市の住宅「LIGHTS」。ウルフの描く“灯台”をモチーフとして構想。“誰かの帰りの足並みを軽くする”住まいを求め、灯台の様に“光を指し示す”在り方を志向。形態・配置・開口部の検討に加えてカーテンの柄までも考慮して作り上げる
  • 2025.4.09Wed
    ツバメアーキテクツによる、さいたま市の「森の建具群」。児童発達支援事業所の計画。必要諸室が多い与件に対し、避けられない建具同士の近接と反復を“逆手に取る”設計を志向。セン・ホオノキ・クリ等の様々な樹種を用いた“耳付きの建具枠”と“建具”が並ぶ空間を考案
  • 2025.3.31Mon
    髙濱史子小松智彦建築設計による、埼玉の店舗「JINSかわじまインター店」。商業施設と並んで建つ郊外のメガネ店。寄棟形状をベースとし周辺環境との調整を重ねて、全ての立面で見え方が異なる建築を創出。店内の様子を外部に伝える“V字の切れ込み”は外側の自然を内部に取込む役割も担う
  • 2025.2.17Mon
    古谷野裕一 / 古谷野工務店による、埼玉の「東川口の家」。緑地と住宅地に挟まれた敷地。この環境に“調和する住まい”として、素朴な切妻屋根の外観と棟木等を現しにした内部空間を特徴とする建築を考案。近隣のベンチ等を参照して設計した造作類でも周辺の文脈と繋げる
  • 2025.2.13Thu
    佐河雄介建築事務所による、埼玉・熊谷市の美容室「STUDS」。“時間の蓄積”を感じる古ビルの中での計画。新旧の素材の“調和”を求め、環境や他者を映し出す性質を見出した“灰色と銀色”を用いる空間を志向。下地材の”角スタッド”とグレーの素材や塗装を組み合わせて作る
  • 2025.1.22Wed
    ツバメアーキテクツによる、さいたま市の「北向きに建つ保育園」。向かいに生垣のある北側接道の三方を囲まれた敷地。“北向き”等の与条件を活かし、プライバシーを確保しつつ緑や光を導入する建築を志向。道側に大開口を設けた上で気積のある“中間領域”を配置する構成を考案
  • 2024.12.18Wed
    川久保智康建築設計事務所による、埼玉・熊谷市の「第二なでしここども園」。周囲に“山並みを感じる”敷地での計画。子供たちの記憶に残る景色の創出を求め、木架構を用いた“山々の稜線”と呼応する屋根形状の建築を考案。地域の暑さへの対策として日射や通風の考慮に加えて断熱性能も確保
  • 2024.11.25Mon
    POINTとSpicy Architectsのデザイン監修による「埼玉グランドホテル深谷」。バブル期の宿泊施設を改修。個性ある仕上げ同士が“魅力を打ち消し合う”既存に対し、其々の関係を整理し“新たに定義”する設計を志向。同時期に手掛けた系列施設の改修と共通性のあるコンセプトで取り組む
  • 2024.10.31Thu
    宇賀神亮 / アトリエルルによる、埼玉の住宅改修「久喜の家」。戸建て住宅が建ち並ぶ地域での計画。瓦屋根で“重たい印象”の既存を、部分的に陸屋根に変更して“風景に馴染みながらも新しさのある”外観に転換。元々の梁を現しとして“過去の時間が持つ空気感”の継承も意図
  • 2024.10.14Mon
    吉田裕一建築設計事務所による、埼玉・川口市の住宅「東浦和の安居」。施主夫婦が自身の老後を見据えて依頼した住まい。車椅子での移動や介護がしやすい建築との要望に、其々の居室同士を接続して直に行き来できる平面構成を考案。趣味の園芸の為に土間や屋外の空間の使い方も考慮
  • view all
view all

建築求人情報

Loading...

 

    公式アカウントをフォローして、見逃せない建築情報を受け取ろう。

    60,896
    • Follow
    82,050
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    この日更新したその他の記事

    中村竜治建築設計事務所の会場構成による、21_21 DESIGN SIGHTでの展覧会「Material, or 」。マテリアルについての再考を促す展示。“素の状態”で物や作品に向合う状況を目指し、出来る限り“展示っぽさ”を排除する設計を志向。既存平面を“半ば無視した”壁を配して施設を廃墟の様な無意味な場所に戻す
    photo©中村竜治

    SHARE 中村竜治建築設計事務所の会場構成による、21_21 DESIGN SIGHTでの展覧会「Material, or 」。マテリアルについての再考を促す展示。“素の状態”で物や作品に向合う状況を目指し、出来る限り“展示っぽさ”を排除する設計を志向。既存平面を“半ば無視した”壁を配して施設を廃墟の様な無意味な場所に戻す

    日程
    2023年7月14日(金)
    –
    11月5日(日)
    architecture|exhibition|feature
    東京会場構成中村竜治吉泉聡図面あり港区建材(内装・壁)建材(外装・壁)HIGURE17-15cas
    中村竜治建築設計事務所の会場構成による、21_21 DESIGN SIGHTでの展覧会「Material, or 」。マテリアルについての再考を促す展示。“素の状態”で物や作品に向合う状況を目指し、出来る限り“展示っぽさ”を排除する設計を志向。既存平面を“半ば無視した”壁を配して施設を廃墟の様な無意味な場所に戻す地下1階、サンクンコートを見る。 photo©中村竜治
    中村竜治建築設計事務所の会場構成による、21_21 DESIGN SIGHTでの展覧会「Material, or 」。マテリアルについての再考を促す展示。“素の状態”で物や作品に向合う状況を目指し、出来る限り“展示っぽさ”を排除する設計を志向。既存平面を“半ば無視した”壁を配して施設を廃墟の様な無意味な場所に戻す地下1階、ギャラリー2 photo©中村竜治
    中村竜治建築設計事務所の会場構成による、21_21 DESIGN SIGHTでの展覧会「Material, or 」。マテリアルについての再考を促す展示。“素の状態”で物や作品に向合う状況を目指し、出来る限り“展示っぽさ”を排除する設計を志向。既存平面を“半ば無視した”壁を配して施設を廃墟の様な無意味な場所に戻す地下1階、ギャラリー2 photo©中村竜治

    中村竜治建築設計事務所の会場構成による、21_21 DESIGN SIGHTでの展覧会「Material, or 」です。
    マテリアルについての再考を促す展示の為に計画されました。建築家は、“素の状態”で物や作品に向合う状況を目指し、出来る限り“展示っぽさ”を排除する設計を志向しました。そして、既存平面を“半ば無視した”壁を配して施設を廃墟の様な無意味な場所に戻す事も意図されました。展覧会の公式ページはこちら。

    21_21 DESIGN SIGHTの企画展「Material, or 」の会場構成です。

    本展では「マテリアル」と「素材」という言葉をあえて使い分けています。「マテリアル」が物質そのものだとすると、「素材」はそれを使おうとする者の意味が付与されたものです。そして、マテリアルが素材化される以前に焦点を当てることで、マテリアルについて改めて考えるという展覧会です。人や動物のマテリアルに対する向き合い方、意味付け、衝動に出会うことができます。

    建築家によるテキストより

    会場構成では、物や作品にできるだけ素の状態で向き合ってもらうために、展示っぽさというものを極力なくしていくということをやっています。例えば、「展示台やケースをつくらない」、「むやみに壁に展示しない」、「順路をつくらない」、「部屋単位で展示しない」などです。それらは、物や作品を観せられるのではなく、あたかも鑑賞者が散策しながらたまたま物や作品に出会うというような体験を生みます。

    建築家によるテキストより

    そして、会場である安藤忠雄さんの設計した21_21 DESIGN SIGHTからも馴染みのある展示施設としての意味を剥ぎ取り、洞窟や廃墟のような無意味な場所に戻すことを試みています。
    具体的には、展示室だけでなくロビーや廊下を含めた空間全体に、高さ1.2mの壁を元々のプランを半ば無視しながらグリッド状に立てています。グリッド状の壁に切り取られた空間は、普段の使い勝手から切り離され、純粋な形として浮かび上がり、意味付けされる前のマテリアルに還元されるのではないかと考えました。

    建築家によるテキストより
    • 残り21枚の写真と建築家によるテキスト
    • SHARE
    東京会場構成中村竜治吉泉聡図面あり港区建材(内装・壁)建材(外装・壁)HIGURE17-15cas
    2023.09.22 Fri 07:00
    0
    permalink
    2023.9.21Thu
    • 山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、新潟の二世帯住宅「三条の家」。雪国の新興住宅地に建つ二世帯住宅。地域の前提である“カーポート”と建物を関係を再考し、玄関に設けた吹抜の高窓から採光と通風が行える仕組みを考案。平面や立面の構成では田園等の周辺環境との呼応も意図
    • 森下陽 AMP/アンプ建築設計事務所による、静岡・浜松市の「スプレッドハウス」。施主の両親の家が建つ土地に隣接する敷地。既にある隣の住宅や駐車場との関係を考慮して、表と裏に無柱の軒下空間を持つ平屋の建築を考案。開口部の位置や大きさで住宅間の“程よい距離感”も作る
    • 水まわり設計の選択肢を広げる「ARC-X」が、“奥行き160mm”の手洗器を発売。人工大理石製のマットな質感とミニマルなデザインで建築空間と調和
    2023.9.23Sat
    • 内藤廣の、島根のグラントワでの展覧会「建築家・内藤廣/BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」を紹介するニュース動画
    • 伊東豊雄建築設計事務所が計画している、東京・渋谷区の分譲集合住宅の画像

    Subscribe and Follow

    公式アカウントをフォローして、
    見逃せない建築情報を受け取ろう。

    「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
    様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

    60,896
    • Follow
    82,050
    • Follow
    • Follow
    • Add Friends
    • Subscribe
    • 情報募集/建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
      More
    • メールマガジン/ メールマガジンで最新の情報を配信しています。
      More

    architecturephoto® News Letter

    メールマガジンでも最新の更新情報を配信中

    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    Copyright © architecturephoto.net.

    • 建築
    • アート
    • カルチャー
    • デザイン
    • ファッション
    • 書籍
    • 展覧会
    • コンペ
    • 動画
    • テレビ
    • 特集記事
    • 注目情報
    • タグ
    • アーキテクチャーフォト ジョブボード
    • アーキテクチャーフォト・ブック
    • アーキテクチャーフォト・プロダクト
    • ホーム
    • アーキテクチャーフォトについて
    • アーキテクチャーフォト規約
    • プライバシーポリシー
    • 特定商取引法に関する表記
    • 利用者情報の外部送信について
    • 広告掲載について
    • お問い合わせ/作品投稿

    メールマガジンで最新の情報を配信しています

    この記事をシェア
    タイトルタイトルタイトルタイトルタイトル
    https://architecturephoto.net/permalink

    記事について#architecturephotonetでつぶやいてみましょう。
    有益なコメントは拡散や、サイトでも紹介させていただくこともございます。

    architecturephoto®
    • black
    • gray
    • white