【ap job更新】 平田晃久建築設計事務所が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
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【ap job更新】 平田晃久建築設計事務所が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中Tree-ness House ©Vincent Hecht

平田晃久建築設計事務所の、設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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平田晃久建築設計事務所では、1~2名の新規設計スタッフを募集いたします。

弊社の建築に興味があり、豊かなものや新しいものをつくることに熱意のある方を歓迎します。現在、プロダクトや展覧会から住宅、集合住宅、図書館、美術館、博物館、あるいは公園や再開発事業まで多岐にわたる国内外のプロジェクトが進行しています。

大規模な設計事務所とは違い、担当者が最低でも一つのプロジェクトを、責任をもって総括的に担当でき、時にはコンペを複数人で協働することで設計力を磨きます。また様々な分野におけるプロフェッショナルな方たちとコラボレートして建築をつくっています。

独立を考えている人、目的意識を持ちスキルアップしたい人、どんなことにも興味を持って取り組める人に来ていただけたらと思います。

佐藤信 / 青木茂建築工房による、福岡市の住戸改修「ホわイとハうス」。設計者の自邸。製品構築された建物への“現代的な豊かさ”の付与を求め、少しづつ異なる様々な“白色”と多様な質感の“素材”を用いて空間を構成。微細な体験の変化や現象が住み手に与える影響の検証も試みる
佐藤信 / 青木茂建築工房による、福岡市の住戸改修「ホわイとハうス」。設計者の自邸。製品構築された建物への“現代的な豊かさ”の付与を求め、少しづつ異なる様々な“白色”と多様な質感の“素材”を用いて空間を構成。微細な体験の変化や現象が住み手に与える影響の検証も試みる廊下からリビングダイニングを見る。 photo©上田宏
佐藤信 / 青木茂建築工房による、福岡市の住戸改修「ホわイとハうス」。設計者の自邸。製品構築された建物への“現代的な豊かさ”の付与を求め、少しづつ異なる様々な“白色”と多様な質感の“素材”を用いて空間を構成。微細な体験の変化や現象が住み手に与える影響の検証も試みるリビングダイニング photo©上田宏
佐藤信 / 青木茂建築工房による、福岡市の住戸改修「ホわイとハうス」。設計者の自邸。製品構築された建物への“現代的な豊かさ”の付与を求め、少しづつ異なる様々な“白色”と多様な質感の“素材”を用いて空間を構成。微細な体験の変化や現象が住み手に与える影響の検証も試みるリビングダイニング photo©上田宏

佐藤信 / 青木茂建築工房が設計した、福岡市の住戸改修「ホわイとハうス」です。
設計者の自邸の計画です。建築家は、製品構築された建物への“現代的な豊かさ”の付与を求め、少しづつ異なる様々な“白色”と多様な質感の“素材”を用いて空間を構成しました。また、微細な体験の変化や現象が住み手に与える影響の検証を試みる事も意図されました。

カジミール・マレーヴィチの「白の上の白」は鑑賞者の目や展示される環境によって、外側の白いスクエアと内側の白いスクエアが図地反転して見え、その絶え間ない白と白の図地反転運動の揺らぎの中にスクエアの影、あるいは観念のようなものを現出させると個人的には思う。それゆえに限りある画角のなかに、無限の伸び縮みと奥行きを感じることができるのである。

建築家によるテキストより

マンションの一室改修の設計機会を得た。
限られた面積とほんの少しの光や風といった自然現象が条件となる。限りあるスペースでいかにして広々と豊かに過ごすことができるだろうか。画一的で隙間なく製品構築されている分譲マンションにいかに20世紀的な一元化とは異なった現代的な豊かさをもたらすことができるだろうか。

建築家によるテキストより

床、壁、天井を少しづつ異なる様々な白色の面とする。
それらの面は時間や光の色・当たりかた、住人の立つ位置などによりモザイクのように様々な白色に変化する。白と白のささやかな変化の連続で住居に視覚的な奥行きを感じさせてくれる。

いくつかの違った素材を使う。
マット、ツヤ、拡散反射、鏡面反射、ざらざら、つるつるなど、それらの素材は様々な触覚体験を生み出してくれる。

いくつかの曲面をつくる。
光・影のグラデーションや曲面に反射する像の伸び縮みによって空間にねじれを生み出すと同時にリビングの曲面天井はピアノの音を適度に拡散反射し、聴覚に訴える空間となる。

建築家によるテキストより
パナソニックが運営する、東京・新橋の“BRIDGEHEAD Shimbashi”で、ポップアップギャラリー「ロングセラー、ロングライフの原点」が開催。数十年使い続けられてきたプロダクトを多数紹介。村野藤吾たちに使われたドアハンドルの製作秘話を聞けるトークも企画
パナソニックが運営する、東京・新橋の“BRIDGEHEAD Shimbashi”で、ポップアップギャラリー「ロングセラー、ロングライフの原点」が開催。数十年使い続けられてきたプロダクトを多数紹介。村野藤吾たちに使われたドアハンドルの製作秘話を聞けるトークも企画展示会のイメージ image courtesy of BRIDGEHEAD Shimbashi

パナソニックが運営する、東京・新橋のライブオフィス“BRIDGEHEAD Shimbashi”で、ポップアップギャラリー「ロングセラー、ロングライフの原点」が開催されます。
数十年使い続けられてきたプロダクトを多数紹介します。また、村野藤吾、吉田五十八、谷口吉郎、大谷幸夫に使われたドアハンドルの製作秘話を聞けるトークも企画されています。開催期間は、2023年10月18日(水)~20日(金)。参加費無料です。事前申込でのツアー形式の観覧とのこと(会場の詳細な住所は申込後に案内されます)。【ap・ad】

ロングセラー、ロングライフの原点

ライブオフィス「BRIDGEHEAD Shimbashi」で、不定期に開催されるギャラリー展示の第一回。
長く使われているプロダクトの製造当時の広告などを垂れ幕展示で紹介し、創造の原点と系譜を辿る展示会。
年月とともに作り手と使い手の間で、プロダクトや建築はどう変わっていくのか、そして、その先の未来へ向けて。

リリーステキストより

パナソニック
1918年の創業から、現在も販売中の「アタッチメントプラグ」や「二股ソケット」(現行モデルは現在も万単位で出荷中)から見る商品の進化とその他ロングセラー商品群に学ぶ普遍的な価値について。

ケイミュー
ロングセラー屋根材COLORBEST(カラーベスト)「コロニアル」が、発売から60年以上経っても使われ続けている理由について。

ユニオン
「ARTWARE in history」数々の名品を生み出してきたユニオンのアートウェア。歴史的建築作品に採用されたドアハンドルの名品から、建築家達の意思と個性とそれらを具現化させていった巧の技術を現在に伝える。

井上スダレ
伝統的工芸品「大阪金剛簾」を守り育てながら、70年を超えるロングセラーの米国リッチライトと正規日本代理店契約を結び、スケートボード・BMXパークの可動セクションの製造もおこなう。製造当時の写真と商品展示。

トランジスタ
不動産のロングライフ商品であるヴィンテージマンションを購入する場合の住宅ローンの組み方、購入前やリフォーム時の注意点について解説します。

建築家&BRIDGEHEADのリノベ―ション作品展示
銭湯や倉庫をオフィスや店舗にコンバージョンした事例など、建築で生まれ変わる建物の事例紹介

・小山 光(株式会社キー・オペレーション) コンビニ→シェアハウス
・後藤 周平(後藤周平建築設計事務所) 歯科医院兼用住宅→事務所兼用住宅
・中島 裕子(株式会社FUGA) 倉庫→シェアオフィス
・古屋 英紀(古屋建築設計事務所) 倉庫→スタジオ(部分改修)
・BRIDGEHEAD 銭湯→ショールーム付きオフィス

リリーステキストより

以下に、ポップアップギャラリーと関連イベントの詳細を掲載します。

ニイノ建設と麻生征太郎建築設計による、東京・大田区の「大森町の集合住宅」。活気のある商店街の中での計画。賑わいを享受しつつも“落ち着ける”住環境”を目指し、四周に回した“コンクリートの帯”の高さを変えて内外の関係を調整する建築を考案。上階に行くほど段階的に開放度を上げる
ニイノ建設と麻生征太郎建築設計による、東京・大田区の「大森町の集合住宅」。活気のある商店街の中での計画。賑わいを享受しつつも“落ち着ける”住環境”を目指し、四周に回した“コンクリートの帯”の高さを変えて内外の関係を調整する建築を考案。上階に行くほど段階的に開放度を上げる外観 photo©関拓弥
ニイノ建設と麻生征太郎建築設計による、東京・大田区の「大森町の集合住宅」。活気のある商店街の中での計画。賑わいを享受しつつも“落ち着ける”住環境”を目指し、四周に回した“コンクリートの帯”の高さを変えて内外の関係を調整する建築を考案。上階に行くほど段階的に開放度を上げる鳥瞰 photo©関拓弥
ニイノ建設と麻生征太郎建築設計による、東京・大田区の「大森町の集合住宅」。活気のある商店街の中での計画。賑わいを享受しつつも“落ち着ける”住環境”を目指し、四周に回した“コンクリートの帯”の高さを変えて内外の関係を調整する建築を考案。上階に行くほど段階的に開放度を上げる5階、402号室 photo©関拓弥

ニイノ建設一級建築士事務所麻生征太郎建築設計が設計した、東京・大田区の「大森町の集合住宅」です。
活気のある商店街の中での計画です。建築家は、賑わいを享受しつつも“落ち着ける”住環境”を目指し、四周に回した“コンクリートの帯”の高さを変えて内外の関係を調整する建築を考案しました。そして、上階に行くほど段階的に開放度を上げる設計となっています。

商店街に面する敷地に立つ集合住宅である。

通りは1日を通して活気があり、人や車の往来が多い。施主からは、1階は周囲の建物にならいテナントとし、2~5階は単身者を主とした住戸とするよう求められた。商店街の賑わいを感じつつも、通りからの視線や音を遮り、落ちついた住環境をつくることが主題となった。

建築家によるテキストより

私たちは、建物の四周、階ごとにコンクリートの帯を回し、その高さを変化させることで、内外の関係を調整できないかと考えた。
2階は床から1100mmまで、3階は850mm、4階は600mmがコンクリート帯天端レベルである。上階にいくほど開放度があがり、部屋も明るくなっていく。部屋の明るさのみを考えれば下階の窓が大きい方が良いのだが、ここでは、商店街からの視線、音の問題が大きく、それらを遮るために下階のコンクリートの帯の立ち上がりが最も高い。

建築家によるテキストより

周辺環境との応答から生まれたコンクリートの帯を、建物の個性とするべく、そのディテールにも注意を払った。
コンクリートの帯の量感がより感じられるよう、バルコニー軒天の水切り目地はなしとしている。コンクリート打設の際に支保工を若干軒先側で下げ勾配を取り、水の侵入を防いでいる。隣地境界側のサッシ下端の水切り金物を無くし、モルタルで成形し、勾配の先端を帯の上端に揃えることによって、余計な線を減らしている。バルコニーに置かれる室外機、給湯器を、白く塗りこんだ耐力壁が目隠しとなり隠すことで、立面は抽象度を増し、すっきりとした外観となった。

建築家によるテキストより

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