【ap job更新】 大阪・関西万博のパヴィリオンから、様々な地域の公共建築までを手掛ける「NHA」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)とアルバイトを募集中
【ap job更新】 大阪・関西万博のパヴィリオンから、様々な地域の公共建築までを手掛ける「NHA」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)とアルバイトを募集中
【ap job更新】 大阪・関西万博のパヴィリオンから、様々な地域の公共建築までを手掛ける「NHA」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)とアルバイトを募集中丹波山村新庁舎(仮称) 2022竣工

大阪・関西万博のパヴィリオンから、様々な地域の公共建築までを手掛ける「NHA」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)とアルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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今年のはじめに山梨県の丹波山村で役場が竣工しました。
2020年にプロポーザルで選定され、私たちにとってははじめての公共建築でした。人口減の渦中にある村民500人あまりの小さな村の存続をかけた一大事業。村が生き残るために建築に何が可能か、山積する問題を前に公共建築の可能性を深く考えさせられるプロジェクトでした。

2025年には大阪関西万博のパビリオンのほか、京都の公民館など竣工が控えており、2024年は基本設計、実施設計、現場監理とさまざまフェーズが同時に進行していくことになります。事務所を立ち上げて5年。ようやく最初期に手掛けた建築が形になり、また新たな建築が動き出しているところです。

人口500人の村役場も、万博のような祭典も、建築は等しく未来に向かって建てられます。たくましい想像力をはたらかせて、ともに心揺さぶる建築をつくりあげる意欲ある仲間を探しています。

私たちの仕事に興味をもってくださった方、経験の有無は問いません。みなさんのご応募を心からお待ちしています。

代表 橋本尚樹

松葉邦彦 / TYRANTによる、東京・港区の飲食店「うずら」。住宅街の家屋を改修した店。周囲から切り離された存在とする為、境界部分に3m超の壁面を設置した上で階段状のアプローチも構築。内部ではグレーの空間の中に朱色の要素を散りばめて“上品さと華やかさ”を演出
松葉邦彦 / TYRANTによる、東京・港区の飲食店「うずら」。住宅街の家屋を改修した店。周囲から切り離された存在とする為、境界部分に3m超の壁面を設置した上で階段状のアプローチも構築。内部ではグレーの空間の中に朱色の要素を散りばめて“上品さと華やかさ”を演出外観 photo©広川智基
松葉邦彦 / TYRANTによる、東京・港区の飲食店「うずら」。住宅街の家屋を改修した店。周囲から切り離された存在とする為、境界部分に3m超の壁面を設置した上で階段状のアプローチも構築。内部ではグレーの空間の中に朱色の要素を散りばめて“上品さと華やかさ”を演出1階、カウンター photo©広川智基
松葉邦彦 / TYRANTによる、東京・港区の飲食店「うずら」。住宅街の家屋を改修した店。周囲から切り離された存在とする為、境界部分に3m超の壁面を設置した上で階段状のアプローチも構築。内部ではグレーの空間の中に朱色の要素を散りばめて“上品さと華やかさ”を演出2階、テーブル席からプライベートルーム側を見る。 photo©広川智基

松葉邦彦 / TYRANTが設計した、東京・港区の飲食店「うずら」です。
住宅街の家屋を改修した店です。建築家は、周囲から切り離された存在とする為、境界部分に3m超の壁面を設置した上で階段状のアプローチも構築しました。また、内部ではグレーの空間の中に朱色の要素を散りばめて“上品さと華やかさ”を演出しています。

1973年創業のくじら料理専門店の移転計画です。
白金高輪駅から徒歩数分の住宅街に建つ築37年の鉄骨造2階建ての狭小住宅を店舗にリノベーションしました。

建築家によるテキストより

リノベーションに際して、まず周囲の環境から切り離すために高さ3m超のモルタル仕上げを道路境界沿いに立てました。そして、壁面中央にはかつての店舗から引き継いだ木組の看板を設置しています。その壁面によって隔てられたかつての建物前面の駐車スペースには、入口までのアプローチとテラス席を配しています。また、店内は1階にカウンター席およびキッチン、2階にテーブル席と個室をそれぞれ配置しています。

建築家によるテキストより

細長い階段状のアプローチを進み店内に入ると、以前の狭小住宅とは全く異なる空間が広がっています。1階は既存の梁やブレース、ALCスラブは現しとすることで、制約のある店内に空間的な広がりを生み出しています。土間の既存レンガタイル貼りをあえて残したエントランスからは、ブレース越しにコンクリートブロックの上に合板とオーク材を重ねた天板を置いたカウンター席を望むことができます。頭上には天井ブレースに沿わせて設置した照明を配置しています。

建築家によるテキストより
塩塚隆生アトリエと下村正樹建築設計事務所による、大分・国東市の「鶴川商店街周辺拠点施設」。歴史遺産が残る街の地域振興の為の施設。エリアの歴史も横断できる建築として、現代的な木造の“新築棟”と築120年の民家を基にした“改修棟”を設計。新築棟は将来の可変性を考慮し“極めて簡素な”仕様で造る
塩塚隆生アトリエと下村正樹建築設計事務所による、大分・国東市の「鶴川商店街周辺拠点施設」。歴史遺産が残る街の地域振興の為の施設。エリアの歴史も横断できる建築として、現代的な木造の“新築棟”と築120年の民家を基にした“改修棟”を設計。新築棟は将来の可変性を考慮し“極めて簡素な”仕様で造る新築(チャレンジショップ)棟、外観 photo©YASHIRO PHOTO OFFICE
塩塚隆生アトリエと下村正樹建築設計事務所による、大分・国東市の「鶴川商店街周辺拠点施設」。歴史遺産が残る街の地域振興の為の施設。エリアの歴史も横断できる建築として、現代的な木造の“新築棟”と築120年の民家を基にした“改修棟”を設計。新築棟は将来の可変性を考慮し“極めて簡素な”仕様で造る新築(チャレンジショップ)棟、スペース4からスペース5を見る。 photo©YASHIRO PHOTO OFFICE
塩塚隆生アトリエと下村正樹建築設計事務所による、大分・国東市の「鶴川商店街周辺拠点施設」。歴史遺産が残る街の地域振興の為の施設。エリアの歴史も横断できる建築として、現代的な木造の“新築棟”と築120年の民家を基にした“改修棟”を設計。新築棟は将来の可変性を考慮し“極めて簡素な”仕様で造る改修(テレワーク)棟、1階、フリースペース photo©YASHIRO PHOTO OFFICE
塩塚隆生アトリエと下村正樹建築設計事務所による、大分・国東市の「鶴川商店街周辺拠点施設」。歴史遺産が残る街の地域振興の為の施設。エリアの歴史も横断できる建築として、現代的な木造の“新築棟”と築120年の民家を基にした“改修棟”を設計。新築棟は将来の可変性を考慮し“極めて簡素な”仕様で造る改修(テレワーク)棟、2階、オフィス4 photo©YASHIRO PHOTO OFFICE

塩塚隆生アトリエ下村正樹建築設計事務所が設計した、大分・国東市の「鶴川商店街周辺拠点施設」です。
歴史遺産が残る街の地域振興の為の施設です。建築家は、エリアの歴史も横断できる建築として、現代的な木造の“新築棟”と築120年の民家を基にした“改修棟”を設計しました。また、新築棟は将来の可変性を考慮し“極めて簡素な”仕様で造られました。施設の公式ページはこちら

国東市は、神仏習合の地として歴史や文化の影響が残る国東半島の東部に位置する。
また、瀬戸内海に面した瀬戸内気候で、大分空港を有する玄関口でもある。その中心市街地である鶴川地区は、敷地の正面に位置する櫻八幡神社を中心に商店街として栄えていたが、近年の衰退に対しこれからのまちのあり方を模索する事業が進められている。

建築家によるテキストより

拠点施設は、その実践となるプロジェクトである。市が保有する旧診療所の古民家と隣接する休閑地を計画敷地としながら、石垣など歴史的な遺産が点在する周辺エリアとの連携を求められた。また、空港利用者を市内へ誘導するためのテレワーク機能や起業を支援するためのチャレンジショップ、敷地に隣接するアート作品*を核とした観光拠点としての交流スペースなど、これらを複合し相乗効果を図っていった。

建築家によるテキストより

敷地は、里道をはさんで新築(チャレンジショップ)棟と築120年の古民家を改装した改修(テレワーク)棟の2区画に分かれ、その間を屋根付きの歩廊でつなげている。配置は歩廊を参道に見立て、神社の配置を参照することで地域との親和性を持たせた。

新築棟は、2,730×2,730mmの格子状の空間で、出店の規模に合わせて区画が変更できるよう建具で仕切られている。改修棟は1階の床組を撤去し、構造補強を兼ねた土間コンクリートを新設した。また天井仕上げを無くすことで、吹き抜けを介した空気の循環や光の伝搬など建物全体の環境に流動性を持たせた。新築棟のプレカットと金物による現代的な木造と、改修棟の荒々しい丸太や角材による原初的な木造を同時に体験できるのは、地域の歴史を横断する建築ともいえる。

建築家によるテキストより

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