大阪中之島美術館での展覧会「Space In-Between:吉川静子とヨゼフ・ミューラー=ブロックマン」の入場チケットをプレゼント。スイスを拠点とした芸術家と、同国を代表し“グリッドシステム”でも知られるグラフィックデザイナーの展覧会。初の大規模回顧展として開催される
大阪中之島美術館での展覧会「Space In-Between:吉川静子とヨゼフ・ミューラー=ブロックマン」の入場チケットをプレゼント。スイスを拠点とした芸術家と、同国を代表し“グリッドシステム”でも知られるグラフィックデザイナーの展覧会。初の大規模回顧展として開催される

大阪中之島美術館での展覧会「Space In-Between:吉川静子とヨゼフ・ミューラー=ブロックマン」の入場チケットを抽選でプレゼントいたします。
スイスを拠点とした芸術家と、同国を代表し“グリッドシステム”でも知られるグラフィックデザイナーの展覧会です。初の大規模回顧展として開催されます。会期は、2024年12月21日~2025年3月2日まで。展覧会の公式サイトはこちら
入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2024年11月25日(月)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。

本展はスイスを代表するグラフィックデザイナー、タイポグラファーであるヨゼフ・ミューラー=ブロックマン(1914–1996)と、そのパートナーであり芸術家の吉川静子(1934–2019)の二人の活動と作品を紹介するものです。吉川とミューラー=ブロックマン双方にとって初となる大規模な回顧展として開催されます。

二人はチューリッヒを拠点として芸術活動、教育活動に従事した芸術家でした。ミューラー=ブロックマンが亡くなった後も、吉川はチューリッヒで画家として晩年まで制作を続けます。二人の出会いは、1960年に東京で開催された世界デザイン会議においてでした。津田塾大学で英文学を学んだ吉川は、通訳としてこの会議に参加したのです。この世界的な会議に刺激を受けた吉川は、ドイツのウルム造形大学に留学しデザインを学んだ後、ミューラー=ブロックマンの事務所で働き始めます。信頼の絆で結ばれた二人は結婚し、生涯を共にしながら、芸術家としてそれぞれに進むべく道を開拓していきました。

吉川の芸術世界とミューラー=ブロックマンの卓越した構成的デザイン———アートとデザインという分野を超えた二人の活動の軌跡をどうぞご堪能ください。

リリーステキストより

以下に、詳細な情報を掲載します。

浜田晶則建築設計事務所による、東京・世田谷区の「民家A」。現代の実家像も目指した住宅。施主が書いた“生活像の文章”を出発点とし、家族の記憶の象徴となる“もの”を街に対して表現する縦長窓“見世のディスプレイ”を備えた建築を考案。民家の要素や構成を援用して造る
浜田晶則建築設計事務所による、東京・世田谷区の「民家A」。現代の実家像も目指した住宅。施主が書いた“生活像の文章”を出発点とし、家族の記憶の象徴となる“もの”を街に対して表現する縦長窓“見世のディスプレイ”を備えた建築を考案。民家の要素や構成を援用して造る外観、北西側の道路より見る。 photo©長谷川健太
浜田晶則建築設計事務所による、東京・世田谷区の「民家A」。現代の実家像も目指した住宅。施主が書いた“生活像の文章”を出発点とし、家族の記憶の象徴となる“もの”を街に対して表現する縦長窓“見世のディスプレイ”を備えた建築を考案。民家の要素や構成を援用して造る1階、左:ダイニングエリア、右:リビングスペース、左奥:キッチン、右奥:アトリエ photo©長谷川健太
浜田晶則建築設計事務所による、東京・世田谷区の「民家A」。現代の実家像も目指した住宅。施主が書いた“生活像の文章”を出発点とし、家族の記憶の象徴となる“もの”を街に対して表現する縦長窓“見世のディスプレイ”を備えた建築を考案。民家の要素や構成を援用して造る1階、左:1階から2階への階段、正面:リビングスペース photo©長谷川健太
浜田晶則建築設計事務所による、東京・世田谷区の「民家A」。現代の実家像も目指した住宅。施主が書いた“生活像の文章”を出発点とし、家族の記憶の象徴となる“もの”を街に対して表現する縦長窓“見世のディスプレイ”を備えた建築を考案。民家の要素や構成を援用して造る2階、廊下からベッドルーム1側を見る(建具を閉めた状態)。 photo©長谷川健太

浜田晶則建築設計事務所が設計した、東京・世田谷区の「民家A」です。
現代の実家像も目指した住宅の計画です。建築家は、施主が書いた“生活像の文章”を出発点とし、家族の記憶の象徴となる“もの”を街に対して表現する縦長窓“見世のディスプレイ”を備えた建築を考案しました。また、民家の要素や構成を援用して造りました。

誰しも実家という存在がある。それは生まれた家であり、そのときの原風景は頭の片隅に存在している。そこには親がいて、家族がいる。東京で若い夫婦が子どもと共に暮らすための家は、その子どもにとっての実家になる。実家という千差万別のイメージのなかで、二人の夫婦から紡ぎ出される現代の実家像「実家2.0」をつくることができないかと考えた。

建築家によるテキストより

設計が始まってすぐ、ライターであるクライアントに、新しい家での生活像の文章を自由に書いてもらった。文章には、各個人1人1人の暮らし、家族としての暮らし、家族+友人による疑似家族の形成、街に家族を開いていく・・・など、プライベートとパブリックをグラデーション的に存在させたい旨が描かれていた。それらの断片の情景を、日本の民家の要素といえるエレメントや構成を援用しながら進めることとした。

建築家によるテキストより

民家は生活文化を象徴する最も大きな民藝の一つであるといえる。日本文化における民家の系譜としての現代民家のスタンダードをめざした。

外観は蔵のような見た目としつつも、軒天井は上方向に納めており、外に向かって開いているようなしつらえとした。切妻屋根が家の象徴として都市の風景と一体となるであろう。

また、人の動きや家族の記憶の象徴となる「もの」の蓄積が表現される大きな縦長の「見世のディスプレイ」が道に面する。それは現代における町家の見世であり、電子モニターのように前面の道との視覚的な交流を可能にする。

建築家によるテキストより

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