建築家の藤田雄介による書籍『建具の手がかり: 境界を操作する39の手法』をプレビュー。建具メーカーも運営する建築家による初の単著。スカイハウスほか26作品と著者自身による13作品を取り上げ、“建具”と“境界”に着目して読み解く
建築家の藤田雄介による書籍『建具の手がかり: 境界を操作する39の手法』をプレビュー。建具メーカーも運営する建築家による初の単著。スカイハウスほか26作品と著者自身による13作品を取り上げ、“建具”と“境界”に着目して読み解く『建具の手がかり: 境界を操作する39の手法』の表紙

建築家の藤田雄介による書籍『建具の手がかり: 境界を操作する39の手法』をプレビューします。
建具メーカーも運営する建築家による初の単著です。スカイハウスほか26作品と著者自身による13作品を取り上げ、“建具”と“境界”に着目して読み解いています。

建具と境界から読み解く、建築39作品の空間
スカイハウスほか取材事例26作+ジャジャハウスほか著者事例13作
自ら建具メーカーも運営する建築家・藤田雄介による初の単著!

建具は空間を仕切りながら、つなぐものでもある。自らの設計の軸に建具を活かし、建具メーカーも運営する著者が、近代建築の巨匠から気鋭の若手までの26作と、著者自身による13作を充実の図面・写真とともに紐解く。距離、構え、環境、ディテール、再利用の5つの観点から、境界と空間を操作する建具の可能性を見出す一冊。

リリーステキストより

以下に、プレビュー画像を掲載ます。

石上純也が設計した「house & restaurant maison owl」の一般宿泊予約が開始。山口県宇部市にあり、2024年日本建築学会作品賞を受賞した建築。1日1組限定で全館貸切が可能
石上純也が設計した「house & restaurant maison owl」の一般宿泊予約が開始。山口県宇部市にあり、2024年日本建築学会作品賞を受賞した建築。1日1組限定で全館貸切が可能

石上純也が設計した「house & restaurant maison owl」の一般宿泊予約が開始されています。山口県宇部市にある、2024年日本建築学会作品賞を受賞した建築です。1日1組限定で全館貸切が可能となります。

「house & restaurant maison owl(メゾンアウル)」(所在地:山口県宇部市、オーナーシェフ・平田基憲)は2022年春に開業し、これまで招待制でゲストをお招きしておりました。この度、10月1日(火)より、1日1組限定の「suite stay experience(スイートステイエクスペリエンス)」を一部、一般向けに予約開始することをお知らせいたします。

1日1組限定の全館貸切のため、ご利用のお客様には完全プライベートな時間をゆったりとお過ごしいただけます。

リリーステキストより

「suite stay experience」概要

■料金:700,000円(税別)/1泊・1組2名様

■プラン内容:本プランには2名様分の以下の料金が含まれております。
[1] アコモデーションエクスペリエンス(ご宿泊・ご朝食)
・お部屋の広さ:2LDK
・寝室:2部屋(ダブルベッド1台ずつ)
・チェックイン:16時から/チェックアウト:翌日11時まで

[2] スペシャルダイニングエクスペリエンス
 オーナー平田のおすすめする、素材を感じるお食事とシャンパーニュから始まり、食後酒まで全てのお料理にワインをマリアージュ。

■ご予約について:1日1組2名様でのご予約を、半年先まで承ります。

■詳細およびご予約:公式サイトよりご確認ください。

・house & restaurant maison owl公式サイト:https://maison-owl.com/

※本プラン以外の全てのダイニングエクスペリエンス、およびアコモデーションエクスペリエンスはインビテーション制です。
※不定期で公式インスタグラムにて一般のご予約をお受けしております。
・公式Instagram:https://www.instagram.com/okcs_maison_owl/
※その他お問い合わせは下記メールアドレスよりお問い合わせください。
・E-mail:owlinfo@okcs.co.jp

リリーステキストより

以下にその他の写真も掲載します。

【ap job更新】 建築を通して文化の構築を目指す設計事務所「OOOarchitecture」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
【ap job更新】 建築を通して文化の構築を目指す設計事務所「OOOarchitecture」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中
【ap job更新】 建築を通して文化の構築を目指す設計事務所「OOOarchitecture」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)を募集中浄蓮寺納骨堂

建築を通して文化の構築を目指す設計事務所「OOOarchitecture」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2025年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

建築を通して文化の構築を目指す設計事務所「OOOarchitecture(オーアーキテクチュア)」が、設計スタッフ(経験者)を募集中

私たちは“MAKE CULTURE”を理念に掲げ、建築を通して文化の構築を目指す設計事務所です。

建築設計を基盤としつつも、業務の範囲を限定せず、事業のブランディングやロゴデザインなど、プロジェクトを取り巻く様々な環境を横断的にデザインしています。設計スタンスの特色としては、クライアントや敷地情報、それらに関係する社会を「取材する」ようなスタンスで向き合い、対象にリスペクトと好奇心を持って設計活動を行っています。

取材によって得られたあらゆる情報すべてを、大きなテーブルに並べ、フラットで公平な目線で観察し、そこから立ち現れる結晶のような観点を、建築の形から材料選定、ディテールに至るまで建築化していきます。

また、デザインプロセス自体の アウトプットとして「OOOPAPER」と名付けた刊行物を毎年、発行しています。

現在は代表3名、スタッフ3名(女性2名、男性1名)で設計活動を行っています。
この度、事務所の拡大に伴い新たなメンバーを募集しています。様々な価値観をフェアな視点で受け入れ、コミュニケーションを取り、誠実に建築に向き合うことができる仲間を求めています。ホテル、住宅、福祉施設、大型動物病院、飲食店やアクセサリーアトリエの内装の計画が進行中です。

ご興味のある方のご連絡をお待ちしております。

長坂常 / スキーマ建築計画による、群馬・太田市の「古川製作所新社屋+工場」。部品製造会社の“生産システム”を作る企業の為に計画。認知度を高めて雇用にも貢献する存在を目指し、“会社の顔となる開かれた建築”を志向。内外の多様な要素に“一貫した軸”を与える為にグリッドを用いて設計
長坂常 / スキーマ建築計画による、群馬・太田市の「古川製作所新社屋+工場」。部品製造会社の“生産システム”を作る企業の為に計画。認知度を高めて雇用にも貢献する存在を目指し、“会社の顔となる開かれた建築”を志向。内外の多様な要素に“一貫した軸”を与える為にグリッドを用いて設計俯瞰、東側から工場と社屋を見る。 photo©太田拓実
長坂常 / スキーマ建築計画による、群馬・太田市の「古川製作所新社屋+工場」。部品製造会社の“生産システム”を作る企業の為に計画。認知度を高めて雇用にも貢献する存在を目指し、“会社の顔となる開かれた建築”を志向。内外の多様な要素に“一貫した軸”を与える為にグリッドを用いて設計俯瞰、東側より社屋を見る。 photo©太田拓実
長坂常 / スキーマ建築計画による、群馬・太田市の「古川製作所新社屋+工場」。部品製造会社の“生産システム”を作る企業の為に計画。認知度を高めて雇用にも貢献する存在を目指し、“会社の顔となる開かれた建築”を志向。内外の多様な要素に“一貫した軸”を与える為にグリッドを用いて設計社屋、4階、執務スペースから吹抜越しにドリンクコーナーを見る。 photo©太田拓実
長坂常 / スキーマ建築計画による、群馬・太田市の「古川製作所新社屋+工場」。部品製造会社の“生産システム”を作る企業の為に計画。認知度を高めて雇用にも貢献する存在を目指し、“会社の顔となる開かれた建築”を志向。内外の多様な要素に“一貫した軸”を与える為にグリッドを用いて設計外観、南東側より社屋を見る、夜景 photo©太田拓実

長坂常 / スキーマ建築計画が設計した、群馬・太田市の「古川製作所新社屋+工場」です。
部品製造会社の“生産システム”を作る企業の為に計画されました。建築家は、認知度を高めて雇用にも貢献する存在を目指し、“会社の顔となる開かれた建築”を志向しました。そして、内外の多様な要素に“一貫した軸”を与える為にグリッドを用いて設計しました。施主企業の公式サイトはこちら

古くから自動車産業の工場地帯となっている群馬県太田市で自動車部品などの生産システムをつくってきた古川製作所。
今回同市内に新たに工場地帯が造成されるのにあたり、その新社屋と自動車の生産ラインをつくる工場を計画した。

建築家によるテキストより

古川製作所は、溶接、ハンドリング、搬送などの産業用ロボットを活用した多種多様な作業工程をオーダーメイドで組み合わせた「生産システム」を提供することで、クライアントである大手自動車メーカーや部品メーカーのものづくりを支えてきた。しかし、こうしたものを「つくる」ためのシステムを「つくる」企業という性質上、会社としてわかりやすい存在感を示せていないという課題を長年抱えていた。

また、クライアントであるメーカーの開発段階に関わるため情報の機密性が重要視されることから、会社を外に対して開きにくいということもあった。それゆえに製造業全般の課題でもある人材不足に悩まされていた。技術力の高い歴史ある会社であるにも関わらず、どんな会社なのか認知されにくく、会社の求める人材が集まらなかった。

建築家によるテキストより

そこで今回のプロジェクトでは、これまでこの地域でいくつかの建物に分散・拡張してきた機能を一か所に集約し、会社の顔となる開かれた建築をつくることを目指した。
集約するとは言え、外構には駐車場から外灯、誘導サイン、標識、道路の路面標示、植栽など様々あり、オフィスと工場は用途も求められる精度も予算も大きく異なる。本社内だけでも食堂から研修室、執務室、会議室、水廻りまで用途が階ごとに様々ある。必要な家具も照明も空間のスケールもそれぞれの場所で求められるものが異なる。そうした多様な要素でありながらも一貫した軸を通すために、敷地全体に約1.2mのグリッドを敷いて、そこを基軸に計画を行った。

建築家によるテキストより

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