【ap job更新】 建築と土木の領域を越えて、“公共空間のデザイン”を手掛ける「株式会社 設計領域」が、設計スタッフ(新卒・既卒・経験者)を募集中
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【ap job更新】 建築と土木の領域を越えて、“公共空間のデザイン”を手掛ける「株式会社 設計領域」が、設計スタッフ(新卒・既卒・経験者)を募集中長崎駅(新幹線・在来線)

建築と土木の領域を越えて、“公共空間のデザイン”を手掛ける株式会社 設計領域の、設計スタッフ(新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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設計領域は、新たな設計スタッフを若干名募集します。

私たち設計領域は、都市スケールでの空間デザイン戦略から、駅や街路、広場、公園などの土木デザイン・パブリックスペースの設計、建築スケールでの設計まで手がける設計事務所です。土木、建築、ランドスケープといった分野や、公共/民間といった区分にとらわれず、これからの社会に求められる場所づくりを目指し全国各地で活動を展開しています。

現在、令和8年に全面共用開始予定の長崎駅をはじめとする駅・駅前広場のトータルデザインや、静岡市都心部における都市デザインなど、広範囲で分野横断的なプロジェクトから、街路や広場の設計、水辺や公園のランドスケープデザイン、住宅や店舗などの建築設計まで、各地で数多くのプロジェクトが進行中です。

扱うデザインの領域やスケールの幅広さが、他の事務所にはない私たちの特徴であり、面白さです。チームに加わっていただける方には、計画から設計まで、視野の広い思考や技術を身につけていただくことを重視しています。そのため、社内外での勉強会や、海外含む先進事例の視察など、新しい情報のインプットや共有も定期的に実施しています。

このたびは、新卒・既卒の方に加え、実務経験を持ち、プロジェクトを共に遂行して頂ける方も募集いたします。土木、ランドスケープ、建築、都市工学など、幅広い分野からの応募をお待ちしています。

21_21 DESIGN SIGHTでの展覧会「ラーメンどんぶり展」の入場チケットをプレゼント。デザインの視点で“ラーメン丼”をひもとく内容。40組の“アーティストラーメンどんぶり”に加えて歴史や産地なども紹介。石上純也、佐藤卓、深澤直人が手掛けたどんぶりも含まれる
21_21 DESIGN SIGHTでの展覧会「ラーメンどんぶり展」の入場チケットをプレゼント。デザインの視点で“ラーメン丼”をひもとく内容。40組の“アーティストラーメンどんぶり”に加えて歴史や産地なども紹介。石上純也、佐藤卓、深澤直人が手掛けたどんぶりも含まれる佐藤 卓 どんぶり photo courtesy of 21_21 DESIGN SIGHT
21_21 DESIGN SIGHTでの展覧会「ラーメンどんぶり展」の入場チケットをプレゼント。デザインの視点で“ラーメン丼”をひもとく内容。40組の“アーティストラーメンどんぶり”に加えて歴史や産地なども紹介。石上純也、佐藤卓、深澤直人が手掛けたどんぶりも含まれる服部一成 どんぶり photo courtesy of 21_21 DESIGN SIGHT

21_21 DESIGN SIGHTでの展覧会「ラーメンどんぶり展」の入場チケットをプレゼントいたします。
デザインの視点で“ラーメン丼”をひもとく内容です。40組の“アーティストラーメンどんぶり”に加えて歴史や産地なども紹介。40組の中には、石上純也、佐藤卓、深澤直人が手掛けたどんぶりも含まれています。会期は、2025年3月7日~2025年6月15日まで。展覧会の公式サイトはこちら
入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2025年3月17日(月)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。

21_21 DESIGN SIGHTでは、2025年3月7日より企画展「ラーメンどんぶり展」を開催いたします。展覧会ディレクターには、グラフィックデザイナーの佐藤 卓と、ライターの橋本麻里を迎えます。

本展は佐藤と橋本が2012年から取り組んでいる美濃焼に関するプロジェクトのひとつである、「美濃のラーメンどんぶり展」をきっかけとしています。美濃焼は、岐阜県の東濃地方西部(多治見市、土岐市、瑞浪市)を中心とした地域でつくられる陶磁器の総称です。実は日本のラーメン丼の90%は美濃焼です。これまで、佐藤と橋本はラーメン丼を多様な視点から見ることで、1300年以上の歴史を持つ美濃焼の歴史や背景、つくり手たちの活動、そして日常食の器が私たちの生活にもたらす豊かさについて、伝えてきました。

本展では、プロジェクト開始から続く、さまざまなジャンルのデザイナーやアーティストらがラーメン丼とレンゲをデザインする「アーティストラーメンどんぶり」に新作10点を加えた、全40点のオリジナルラーメン丼を展示。プロジェクト初の試みとなる建築家・デザイナー3組の設計による「ラーメン屋台」も紹介します。また、身近な製品を「デザインの視点」で解剖し、その成り立ちを徹底して検証する試みである「デザインの解剖」の手法で迫る「ラーメンと器の解剖」、ラーメンの文化や歴史、器の産地である東濃地方の風土や環境、歴史についても紹介します。

ラーメンは、忙しい時に手軽に食べられる食べ物であるだけでなく、のんびりした休日に誰かと楽しむ食べ物として、さらに、旅行時の携帯食、非常時の保存食、宇宙食に至るまで、さまざまなシーンで食されています。生活にひとときの輝きとも呼べる時間をもたらしてくれる「ラーメン」を「器」からひもとくことにより、慣れ親しんだ日常の世界が、どのような要素で成り立ち、そこにどのように人やデザインが関わっているのかを発見し、その面白さを味わっていただく機会となれば幸いです。

リリーステキストより

以下に、展示作品の写真なども掲載します。

古谷野裕一 / 古谷野工務店による、埼玉の「東川口の家」。緑地と住宅地に挟まれた敷地。この環境に“調和する住まい”として、素朴な切妻屋根の外観と棟木等を現しにした内部空間を特徴とする建築を考案。近隣のベンチ等を参照して設計した造作類でも周辺の文脈と繋げる
古谷野裕一 / 古谷野工務店による、埼玉の「東川口の家」。緑地と住宅地に挟まれた敷地。この環境に“調和する住まい”として、素朴な切妻屋根の外観と棟木等を現しにした内部空間を特徴とする建築を考案。近隣のベンチ等を参照して設計した造作類でも周辺の文脈と繋げる外観、東側の遊歩道より見る。 photo©西川公朗
古谷野裕一 / 古谷野工務店による、埼玉の「東川口の家」。緑地と住宅地に挟まれた敷地。この環境に“調和する住まい”として、素朴な切妻屋根の外観と棟木等を現しにした内部空間を特徴とする建築を考案。近隣のベンチ等を参照して設計した造作類でも周辺の文脈と繋げる外観、西側の道路より見る。 photo©西川公朗
古谷野裕一 / 古谷野工務店による、埼玉の「東川口の家」。緑地と住宅地に挟まれた敷地。この環境に“調和する住まい”として、素朴な切妻屋根の外観と棟木等を現しにした内部空間を特徴とする建築を考案。近隣のベンチ等を参照して設計した造作類でも周辺の文脈と繋げる2階、リビングからキッチンとダイニングを見る。 photo©西川公朗

古谷野裕一 / 古谷野工務店が設計した、埼玉の「東川口の家」です。
緑地と住宅地に挟まれた敷地での計画です。建築家は、この環境に“調和する住まい”として、素朴な切妻屋根の外観と棟木等を現しにした内部空間を特徴とする建築を考案しました。また、近隣のベンチ等を参照して設計した造作類でも周辺の文脈と繋げています。

袋小路の奥に位置するこの敷地は、東側に水路と広大な緑地を望み、西側には住宅地が広がる。
東西に異なるコンテクストを持つこの環境に調和する住まいの在り方を模索した。

建築家によるテキストより

建物の長手方向に棟木を現し、その上に登り梁を掛け渡すことで、構造の成り立ちを可視化している。長さ10mの棟木とそれを支える柱を家の中心に据えることで、この地に確かな「居場所」を作ろうと考えた。均等に架けた素朴な切妻屋根の下、空間は背景に広がる穏やかな風景や自然と呼応する。

建築家によるテキストより

東側には、水路と緑地の広がりを生かす大きな開口部を設け、豊かな自然を日常の風景へと取り込む。一方、西側にはパノラマの窓を設え、通りに対して家族や来訪者を迎え入れる関係を作った。

構造材と同素材で仕上げた手すりやカウンターは、緑地に点在するベンチや柵の素朴な形を参照し、天井に現した化粧梁は、水路に架かる鉄骨梁の反復との関係によって、周辺の風景の文脈と繋がりを持たせた。

建築の在り方、構造の成り立ちを示す架構、意匠の積層を通じて、この場所の風景と繋がる確かな拠り所となる住まいを築くことを目指した。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 再生建築のリーディングカンパニー「青木茂建築工房」が、意匠設計・BIM・3DCGのスタッフを募集中
【ap job更新】 再生建築のリーディングカンパニー「青木茂建築工房」が、意匠設計・BIM・3DCGのスタッフを募集中
【ap job更新】 再生建築のリーディングカンパニー「青木茂建築工房」が、意匠設計・BIM・3DCGのスタッフを募集中

再生建築のリーディングカンパニー「青木茂建築工房」の、意匠設計・BIM・3DCGのスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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青木茂建築工房では、東京・福岡両事務所で設計スタッフおよびBIMマネージャー/BIMオペレーター/3DCGクリエーターを募集します。
実務経験のある方を積極採用します。2026年4月入社の新卒スタッフも募集中です。

青木茂建築工房は、主に再生建築に取り組む建築設計事務所です。国内でいち早く再生建築に取り組み始め、事務所開設から48年で多数の実作実績があり、建築学会賞(業績)、BCS賞、公共建築賞、BELCA賞などの受賞実績を持ちます。

「リファイニング建築」と名付けた環境に優しく持続可能な建築再生手法を用いて、古い建物の構造躯体を再利用し、耐震補強や劣化部分の補修、違法部分の適法化などを行い、建物の安全性・遵法性を明確にします。さらに、建物が持っている可能性を提案によって新たな価値へと昇華させ、建物を長く使えるようにすることで循環型社会の実現に貢献しています。

現在、文化施設、教育施設、大規模店舗、病院、オフィスビル、集合住宅、PFI事業など30以上のプロジェクトが進行しており、企画から設計監理まで再生建築にまつわる全ての業務の流れを経験することができ、幅広く社会性のある実務経験を積むことができます。また、デザインだけではなく、建設技術、法律やファイナンスを含めた再生建築を取り巻く多様なアプローチを実践、習得することができます。

東京・福岡の2カ所に事務所を構え、約25名のスタッフが働いています。海外からの注目も高く、外国人スタッフも活躍する多国籍な職場環境で様々な経験を得ることができます。また、スタッフの中には働きながら博士課程を履修したり、大学の非常勤講師を務めるスタッフもおり、個人の力も養える事務所です。

再生建築のリーディングカンパニーとして確かな実績と経験を持ちながらも、常に次の時代を見据えた新しい建築に取り組むチームの一員となり、共に成長していく仲間をお待ちしています。

坂東幸輔の回顧展が開催。2023年に逝去した建築家の多岐に渡る活動を紹介する展覧会。生前は建築設計に加えてまちづくりや教育などにも尽力。千駄ヶ谷のスキーマ建築計画の1階が会場
坂東幸輔の回顧展が開催。2023年に逝去した建築家の多岐に渡る活動を紹介する展覧会。生前は建築設計に加えてまちづくりや教育などにも尽力。千駄ヶ谷のスキーマ建築計画の1階が会場展覧会ポスター image courtesy of 坂東幸輔建築設計事務所元スタッフ+MASASHI FUJINO ARCHITECTS+坂東美佳

坂東幸輔の回顧展が開催されます。
2023年に逝去した建築家の多岐に渡る活動を紹介する展覧会です。坂東は、生前は建築設計に加えてまちづくりや教育などにも尽力しました。東京都渋谷区千駄ヶ谷のスキーマ建築計画の1階を会場として行われます。
会期は、2025年3月22日・23日。会場の場所はこちら(Google Map)。

「坂東幸輔 回顧展 Kosuke Bando Retrospective」開催のお知らせ

2023年1月29日、建築家・坂東幸輔が逝去致しました。

坂東幸輔はこれまで建築設計を主軸に、まちづくりや教育など多岐に渡り、さまざまな地域でたくさんの人々と交わりながら多様な活動を展開してきました。逝去当時も進行中のプロジェクトが複数あり、坂東亡き後約2年を経て、それらを引き継いだ元スタッフ(所員)らにより、その大半を竣工することが出来ました。

その現在地を一つの区切りとし、坂東の歩んだ「建築家」としての多様な活動を、彼自身を、改めて皆様に知っていただく機会を持ちたいと思います。

会場には、坂東が藝大卒業後初めてスタッフとして勤務したスキーマ建築計画代表・長坂常さんのご厚意により、スキーマ建築計画1階をお借りさせていただきました。また坂東幸輔建築設計事務所元スタッフによる、これまでの活動内容をまとめた坂東幸輔作品集も販売予定です。こちらも是非皆様のお手元に残していただければと思います。

建築家として駆け抜けた坂東の活動記録を是非、ご覧にいらしてください。

リリーステキストより

以下に、坂東のプロフィールなども掲載します。

菅原大輔が、神奈川の「生涯学習融合施設(仮称)」設計プロポで設計者に選定。次点は、アトリエコ。その他の最終候補は、御手洗龍、アトリエ・トルカ、YAP。最終審査の動画も公開
菅原大輔が、神奈川の「生涯学習融合施設(仮称)」設計プロポで設計者に選定。次点は、アトリエコ。その他の最終候補は、御手洗龍、アトリエ・トルカ、YAP。最終審査の動画も公開

菅原大輔のSUGAWARADAISUKE建築事務所が、神奈川の「生涯学習融合施設(仮称)」設計プロポで設計者に選定されています。次点は、アトリエコ。その他の最終候補は、御手洗龍建築設計事務所アトリエ・トルカYAPでした。最終審査の動画も公開されています。(現在、行政のサイトには結果が掲載されていませんが、アーカイブ動画の中で結果が公表されています)

中井町の農村環境改善センターは、建設から40年以上が経過し全体的な劣化がみられます。施設の老朽化に加え、エレベーターや障がい者が利用できるトイレがないなどバリアフリー対策も十分でなく、さまざまな課題をかかえていることから、新たに生涯学習融合施設(仮称)を整備します。

町民に親しまれ、愛される生涯学習施設整備に向けて、高度な専門性、技術力、芸術性、創造性等の能力や経験を有している設計者、そして何より中井町に寄り添ってくれる設計者を選定するために、町が定めた条件の下、設計能力及び企画提案能力について多くの事業者から多様な提案を求め、本業務に最適な事業者の選定(公募型プロポーザル方式)を実施いたします。

以下に、二次審査(最終審査)の公開対話審査の動画を掲載します。

【ap job更新】 都心の中規模新築プロジェクトを数多く設計する「Field Design Architects」が、設計スタッフ(経験者・2025年新卒・既卒)を募集中
【ap job更新】 都心の中規模新築プロジェクトを数多く設計する「Field Design Architects」が、設計スタッフ(経験者・2025年新卒・既卒)を募集中
【ap job更新】 都心の中規模新築プロジェクトを数多く設計する「Field Design Architects」が、設計スタッフ(経験者・2025年新卒・既卒)を募集中BORT南青山maxim 飲食クリニックオフィスの複合ビル

Field Design Architectsの、設計スタッフ(経験者・2025年新卒・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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あなたのひらめきが未来を動かす。
その瞬間を一緒に創りませんか?

私たち「株式会社 Field Design Architects 一級建築士事務所」は、事務所や店舗、商業施設、共同住宅など、多彩なプロジェクトに携わり、クライアントの想いを超えた新しい価値を創出する設計を手掛けます。決まった手法にとらわれず、プロジェクトごとに最適なコンセプトを築き上げています。最先端の技術を活用し、挑戦を通じて、自身の成長と建築の可能性を広げられる環境を提供します。

【1.多様なプロジェクトへの挑戦】
・銀座や六本木、青山など東京都心駅前一等地の設計が中心。
・デザイン賞を目指すプロジェクトからコスト重視の設計まで幅広く対応。
・構造、設備、照明、植栽など各分野のエキスパートとのコラボレーションで最適解を導きます。

【2.働きやすさとキャリアアップを両立】
・残業時間の柔軟性:残業を希望しない方から、しっかり働きキャリアアップしたい方まで対応。
・明確な評価制度:新卒5年目で年収1,000万円以上も可能。
・最新の働き方:充実した環境で最高スペックのノートパソコン、iPad、iPhoneを支給し、テレワーク環境も完備。
・完全週休2日制、年間休日125日以上。

【3.クリエイティブで活気ある社風】
・平均年齢20–30代の若手が活躍中。思いやりのある仲間たちと切磋琢磨しながら成長できます。
・クライアントは都心の一流企業が中心で、様々な刺激的な出会いがあります。
・「考えることを楽しみ、創ることを遊びに変える」社風を大切にしています。

【私たちのビジョン】
私たちは「制約への挑戦」をテーマに、現代社会の多様なニーズに応える建築を追求しています。社員一人ひとりの個性やアイデアを尊重し、新しい価値を創出。自己実現をサポートし、プライベートも含めて充実した人生を送れる環境づくりを目指しています。

MVRDVとNACOによる、チェコ・プラハの空港の拡張計画「The Czech Lanterns」。空港施設の増築と新築。場所の感覚を備えた安らぎを与える存在を求め、国の衛星画像を施したガラス張りの外観で“ランタン”の様に発光する建築を考案。持続可能性も考慮して将来の拡張が可能な柔軟な空間を作る
MVRDVとNACOによる、チェコ・プラハの空港の拡張計画「The Czech Lanterns」。空港施設の増築と新築。場所の感覚を備えた安らぎを与える存在を求め、国の衛星画像を施したガラス張りの外観で“ランタン”の様に発光する建築を考案。持続可能性も考慮して将来の拡張が可能な柔軟な空間を作る image©Atchain
MVRDVとNACOによる、チェコ・プラハの空港の拡張計画「The Czech Lanterns」。空港施設の増築と新築。場所の感覚を備えた安らぎを与える存在を求め、国の衛星画像を施したガラス張りの外観で“ランタン”の様に発光する建築を考案。持続可能性も考慮して将来の拡張が可能な柔軟な空間を作る image©Atchain
MVRDVとNACOによる、チェコ・プラハの空港の拡張計画「The Czech Lanterns」。空港施設の増築と新築。場所の感覚を備えた安らぎを与える存在を求め、国の衛星画像を施したガラス張りの外観で“ランタン”の様に発光する建築を考案。持続可能性も考慮して将来の拡張が可能な柔軟な空間を作る image©Atchain
MVRDVとNACOによる、チェコ・プラハの空港の拡張計画「The Czech Lanterns」。空港施設の増築と新築。場所の感覚を備えた安らぎを与える存在を求め、国の衛星画像を施したガラス張りの外観で“ランタン”の様に発光する建築を考案。持続可能性も考慮して将来の拡張が可能な柔軟な空間を作る image©Atchain

MVRDVNACOによる、チェコ・プラハの空港の拡張計画「The Czech Lanterns」です。
国内最大の空港施設の増築と新築です。建築家は、場所の感覚を備えた安らぎを与える存在を求め、国の衛星画像を施したガラス張りの外観で“ランタン”の様に発光する建築を考案しました。また、持続可能性も考慮して将来の拡張が可能な柔軟な空間を作ります。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)
※リリース資料の公開は2025年2月ですが、テキスト自体の公開は2023年10月のようです

チェコのランタン:MVRDVとNACOがヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ空港の柔軟な拡張設計をデザイン

MVRDVとNACO(オランダ空港コンサルタント)は、プラハおよびチェコ共和国最大の空港であるヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ空港の3つの新しい建物の設計コンペで勝利を収めました。このデザインでは、空港ターミナル1を拡張し、空港のセキュリティエリアの主要なセキュリティ施設、ビジネスラウンジとVIPラウンジ、そしてヘリポートのための新しい建物が追加されます。空港環状道路の反対側には、ホテル、会議センター、駐車場を備えた別の建物が予定されています。これらの持続可能なハイブリッド構造は、将来の拡張や再編成にも容易に対応できる柔軟性を空港に提供します。一方、外観は、チェコ共和国の衛星画像を照明で照らし、プログラム可能な状態で「覆う」ことで、3つの「チェコ・ランターン」を形成し、新しい空港大通りを定義し、遠方からの訪問者を歓迎します。

この3つの建物は一体となって、飛行機で到着する乗客、あるいは車、タクシー、バスで空港に向かう乗客のいずれにとっても、到着時に最初に目にする空港の要素となります。ターミナル1の拡張工事自体は、既存の出発ホールを東側に2段階で拡張するもので、第1段階では、セキュリティチェックなどの乗客対応エリアが追加されます。4つの支持コアと大きな無柱スパンに基づくテーブル状のハイブリッド構造アプローチが、新しい建物の柔軟な基盤を形成します。構造の一部にはコンクリートと鉄骨が必要ですが、軽量中空コンクリート床を接着集成材梁で支えることで、構造物の炭素排出量を削減しています。

空港ループと滑走路の両方に正面を持つ2棟の空港ターミナル拡張ビルは、可能な限り透明性を高める設計となっており、ビル越しに反対側を直接見通すことができます。建物の間の中庭には、地元の植物が密に植えられ、セキュリティエリアの両側にはうっそうとした森のような景観が現れます。

第1段階では、セキュリティプロセスがシームレスになるように設計されています。垂直離着陸機用ポートへのアクセス、ビジネスラウンジ、VIPラウンジは1階に配置されており、セキュリティエリアにレベルの変化や不透明なバリアがないようにしています。これはつまり、旅行者の目的である滑走路が常に視界に入っていることを意味します。建物の両側に広がる自然の景色と相まって、これにより、空港内での旅行者の移動によるストレスを最小限に抑えることができます。

第2期の建物は、セキュリティ拡張部分と「双子」のように、同様の規模と構造原理で提案されています。設計チームは、この建物が滑走路に直接面していることが、空港の拡張が進む将来において非常に価値のあるものになると考えました。シンプルかつ柔軟なレイアウトにより、この建物エリアは将来的に空港の取扱いエリアの一部分へと容易に転換することができ、コストがかかるうえ持続不可能な再建プロセスを回避することができます。

建物は、チェコ共和国の緑色の衛星画像に「覆われている」ような状態で、内部の屋根と天井の両方にその画像が見えます。外観では、このプリントガラスに太陽光発電機能が組み込まれており、建物で使用するエネルギーの一部を生成します。また、建物にはプログラム可能な照明要素が組み込まれており、国内のさまざまな最新の出来事に関する情報を発信できるようになっています。このプリントガラスは、建物の特徴的な外観を提供するだけでなく、戦略的なポイントで日射を低減することで、プロジェクトの持続可能性を高めます。

最も注目を集めたトピックス[期間:2025/2/10-2/16]
最も注目を集めたトピックス[期間:2025/2/10-2/16]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2025/2/10-2/16)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 安藤忠雄の展覧会の入場チケットをプレゼント。グラングリーン大阪のVS.を会場に開催。挑戦の軌跡から未来へのヴィジョンまでを、没入映像空間や模型などを通して紹介。初期代表作“水の教会”も原寸大で再現
  2. 妹島和世+西沢立衛 / SANAAが、2025年の王立英国建築家協会ロイヤル・ゴールド・メダルを受賞。1848年から続く歴史ある賞。過去の日本人受賞者には、丹下健三・磯崎新・安藤忠雄・伊東豊雄が名を連ねる。代表作品の写真も掲載
  3. 永山祐子建築設計による、愛知・名古屋市の飲食店「AOI CELESTIE COFFEE ROASTERY」がオープン。地下にはボッチャも体験できる多目的なイベントスペースも備える
  4. 竹中工務店の新世代による「たてものめがね まちめがね展」が開催。大阪の“VS.”を会場に、縮尺を切り口とした体験型展示や子供も参加できるワークショップ等を通じて、“建物やまちをつくるおもしろさ”を伝える内容。太刀川英輔、津川恵理、奈良祐希らが登壇するイベントも実施
  5. 安藤忠雄建築研究所による、香川の「直島新美術館」の新しいパースが公開。開館は、2025年5月31日に決定。開館記念として、国内外のアーティスト12組の展覧会を開催
  6. 阿曽芙実建築設計事務所による、大阪の住宅「13pieces」。方向の把握もしにくい“変則五角形”の角地。特殊な条件に対応する為、全ての面に対して“同じ接し方で解く”姿勢での計画を志向。敷地の境界線をなぞった外形の平面を“9つのマス”に分割して設計のベースとする
  7. 林健太郎建築設計事務所による、香川の住宅「善通寺の建物」。往来のある道に面した角地での計画。家族・建築・街の関係を考慮し、リビング等を納めた地上階の上に家形の個室群をセットバックさせて載せる構成を考案。後退で生み出したルーフテラスは住宅を外に開く役割も担う
  8. ツバメアーキテクツによる、東京の「分岐の家」。コロナ禍が落ち着いた時期に計画を開始。先々の変化の想定が難しい社会状況において、様々な選択を可能にする“未来の分岐点”が多数ある建築を志向。母屋と離れの二棟を切断も可能な“ブリッジ”で繋ぐ構成を考案
  9. 津川恵理の織物共同開発等、原瑠璃彦のリサーチ等による展覧会「庭と織物」。京都のHOSOO GALLERYが会場。1年を掛けて3Dスキャンした坪庭の点群データを元に開発した“西陣織”の展示。時間の変移から現れる“間のデータ”を翻訳し、見る角度などで色が多様に変化する“透明な織物”を作り上げる
  10. 真泉洋介 / プラスマイズミアーキテクトによる、東京の住戸改修「世田谷の住宅」。本や雑貨を多数所有する施主の為の住まい。“物と共存する生活”の発展を意図し、建築的要素を“家具”の様につくる空間を志向。雑貨類が置ける“自立する壁”や文庫本を納められる“サークル状の床面”等を考案
  11. 佐河雄介建築事務所による、埼玉・熊谷市の美容室「STUDS」。“時間の蓄積”を感じる古ビルの中での計画。新旧の素材の“調和”を求め、環境や他者を映し出す性質を見出した“灰色と銀色”を用いる空間を志向。下地材の”角スタッド”とグレーの素材や塗装を組み合わせて作る
  12. nendoによる、長野・軽井沢町の「手をつなぐ家」。生い茂る木々や眺望も楽しめる敷地。土地の特徴と家族の暮らしを考慮し、機能を割当てた“6つの小屋”を点在させて“柔らかく繋ぐ”構成を考案。各自の時間が尊重されつつ皆で生活する一体感も感じられる住まい
  13. 小嶋伸也+小嶋綾香 / 小大建築設計事務所による、東京の店舗「Clarks SHIBUYA」。歩道橋に面した視認性で難易度の高い区画。往来する人々の目線を考慮し、窓際に“曲面の展示壁”と“フルハイトミラー”を対面で設える構成を考案。円弧を描く1枚壁は多様な商品群を“ひとつの世界観”として表現
  14. 會田倫久 / TAAOと日高海渡 / swarmによる、栃木・那須郡の「Mr.forest」。森の中にある“プライベートキャンプ施設”の計画。自然との対峙を後押しする存在を求め、できるだけ小さく“身を隠す”建築を志向。“竪穴式住居”から着想を得た断面構成として活動をサポートする諸機能を収める
  15. 楠元彩乃 / ayarchitectsによる、東京・新宿区のオフィス「Path of the wind」。両端に開口部のある5階の区画での計画。“気持ちの良い風”が抜ける様子に着目し、空間を貫くように“風道”を配置する構成を考案。 床材の切替でエリア分けを行うと同時に用途に沿った床材の選択も意識
  16. 日本橋高島屋での「ヒュッゲな暮らしをデザイン 北欧のあかり展」の入場チケットをプレゼント。北欧で誕生した約100点の名作照明器具とそのデザイナーを紹介。照明と家具をコーディネートし、あかりを体験できる場も用意
  17. 松浦光宏 / designFreakによる、東京・港区のオフィス「Subcultural Retreat with a Kick」。従来の労働空間からの逸脱も目指した計画。理想像を“多様な才能が集まる都会の姿”に定め、アジア・混沌・ポップなどをキーワードとして設計。其々の会議室を建物に見立てて作ると共に固有のアートワークも施す
  18. 妹島和世+西沢立衛 / SANAAによる、東京・渋谷区の店舗「無印良品 代官山」。商品そのものが“クローズアップ”され“インテリア”となるスペースを志向
  19. 山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、京都市の「n’estate Kyoto-Arashiyama」。古民家を改修したカフェと民泊施設。元の佇まいを尊重して既存を再利用すると共に、現代的な用途を“歴史ある地域の空気感と共に再構築”する設計を志向。開口や素材のトーンを揃えて一体的な施設として作り上げる
  20. ゲンスラーと竹中工務店による、愛知の「MARUWA 瀬戸工場」。郊外に建つセラミック素材メーカーの新工場。目指すべき企業像の表現も目指し、企業と世界・敷地と地域・伝統と未来を繋ぐ“架け橋”となる存在を志向。水平方向に伸びるテラスと屋根を特徴とする建築を考案

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