AMO / OMAによる展覧会「DIAGRAMS」。ヴェネツィアのプラダ財団で開催。ダイアグラムを“グラフィック装置および思考体系”として捉え、“知識の構造”や“我々の世界の理解”への貢献について考察。12世紀から現代までの300点以上の資料を展示Exhibition view of “Diagrams: A Project by AMO/OMA”
Fondazione Prada, Venice photo: Marco Cappelletti, courtesy: Fondazione PradaAMO / OMAによる展覧会「DIAGRAMS」。ヴェネツィアのプラダ財団で開催。ダイアグラムを“グラフィック装置および思考体系”として捉え、“知識の構造”や“我々の世界の理解”への貢献について考察。12世紀から現代までの300点以上の資料を展示Exhibition view of “Diagrams: A Project by AMO/OMA”
Fondazione Prada, Venice photo: Marco Cappelletti, courtesy: Fondazione PradaAMO / OMAによる展覧会「DIAGRAMS」。ヴェネツィアのプラダ財団で開催。ダイアグラムを“グラフィック装置および思考体系”として捉え、“知識の構造”や“我々の世界の理解”への貢献について考察。12世紀から現代までの300点以上の資料を展示Exhibition view of “Diagrams: A Project by AMO/OMA”
Fondazione Prada, Venice photo: Marco Cappelletti, courtesy: Fondazione PradaAMO / OMAによる展覧会「DIAGRAMS」。ヴェネツィアのプラダ財団で開催。ダイアグラムを“グラフィック装置および思考体系”として捉え、“知識の構造”や“我々の世界の理解”への貢献について考察。12世紀から現代までの300点以上の資料を展示Exhibition view of “Diagrams: A Project by AMO/OMA”
Fondazione Prada, Venice photo: Marco Cappelletti, courtesy: Fondazione Prada
AMO / OMAによる展覧会「DIAGRAMS: A PROJECT BY AMO/OMA」です
ヴェネツィアのプラダ財団で開催されています。ダイアグラムを“グラフィック装置および思考体系”として捉え、“知識の構造”や“我々の世界の理解”への貢献について考察します。また、12世紀から現代までの300点以上の資料を展示しています。会期は2025年11月24日まで。展覧会の公式ページはこちら。また、展覧会の書籍も出版されています。(amazon)
こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)
DIAGRAMS: A PROJECT BY AMO/OMA
DIAGRAMS: A PROJECT BY AMO/OMA、2025年5月7日、ヴェネツィア - プラダ財団は、レム・コールハースが設立したスタジオ AMO/OMA によって構想された展覧会プロジェクト「Diagrams」を、2025年5月10日から11月24日まで、ヴェネツィアにある会場カ・コルネール・デッラ・レジーナにて開催します。
「Diagrams」の出発点は、19世紀後半から20世紀初頭にかけてアフリカ系アメリカ人コミュニティに関する研究とインフォグラフィックスで知られる、アフリカ系アメリカ人社会学者W.E.B.デュボイス(W.E.B. Du Bois, 1868–1963)の仕事にあります。彼が1900年のパリ万国博覧会における「The Exhibit of American Negroes(アメリカ黒人展)」のために制作した図表は、グラフィック表現の伝達力、さらには社会的調査やアクティビズムにおけるその可能性を探るための最初の参照点となっています。これらの作品は、やがて起こるマス・コミュニケーションの台頭のための基盤における重要な転換点を示しています。このケーススタディは、インフォグラフィックスが社会的正義、人種差別、民族的および宗教的少数派の表象、そしてアイデンティティに関する問題をどのように扱い、伝え、そしてしばしば省いてきたかを浮き彫りにしています。
18世紀から19世紀にかけて、インフォグラフィックの制作において、自然科学や生態学への関心が高まりを見せました。ドイツの博物学者で探検家のアレクサンダー・フォン・フンボルト(Alexander von Humboldt, 1769–1859)は、重要な人物でした。フンボルトの図像やダイアグラムは、データの視覚化および生態学的知識の伝達に関する議論の基盤を成しています。この議論は、今日の深刻な気候問題を踏まえると、さらに大きな重要性を帯びています。