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「妹島和世 + 西沢立衛 SANAA 展」が十和田市現代美術館で2014年2月に開催

「妹島和世 + 西沢立衛 SANAA 展」が十和田市現代美術館で2014年2月に開催されます

「妹島和世 + 西沢立衛 SANAA 展」が十和田市現代美術館で2014年2月に開催されます。会期は、2014年2月1日~3月30日。

〜まちをかえる建築〜
十和田市現代美術館は、この冬「妹島和世 + 西沢立衛 SANAA 展」を開催いたします。
開館5周年を迎える十和田市現代美術館の建築は、今や日本を代表する建築家の西沢立衛による設計です。建築は、まさに十和田市現代美術館がミッションに掲げる「まちに開かれた美術館」そして「アートを通した新しい体験を提供する美術館」を表し、地域における創造の現場として存在しています。
本展では、西沢立衛が妹島和世とユニットを組むSANAAとしての活動および妹島、西沢個人のプロジェクトを一堂に紹介する展覧会となります。世界中で手がけてきた美術館建築を中心としたおよそ40点の模型やドローイング、映像により、新しい時代の建築のあり方、地域と建築の関わりを提示します。

西沢立衛によるステートメント
十和田市現代美術館開館5周年記念事業として開催されるSANAA展の会場構成を、西沢立衛建築設計事務所で担当した。展覧会の会場としては、十和田市現代美術館の空間の個性を考えて、企画展示室だけでなく休憩スペース、回廊等を活用する展覧会とした。展示物はsanaaのプロジェクトと妹島、西沢個人のプロジェクトを同時に展示するというもので、それによってsanaaの建築世界の広がりを表現しようと試みた。展示物の形式は、模型と図面、スケッチ、動画という、どれも単純なものである。それらはどれも、建築家が仕事の現場で日常的に用いるツールであり、建築表現にとってもっとも基本的な言語である。そのような基本的材料を用いることで、建築家の考え方や、建築創造現場におけるイマジネーションの広がりを示せれば、と考えた。

国立近現代建築資料館で行われている「人間のための建築 建築資料に見る坂倉準三」展の会場写真

国立近現代建築資料館で行われている「人間のための建築 建築資料に見る坂倉準三」展の会場写真が弐代目・青い日記帳に掲載されています

国立近現代建築資料館で行われている「人間のための建築 建築資料に見る坂倉準三」展の会場写真が7枚、弐代目・青い日記帳に掲載されています。
以下、展覧会の公式概要です。

日本の建築の多くが、この半世紀、木造から鉄筋コンクリート、鉄骨造に変わり、私たちの生活空間はモダンムーブメントの潮流の上につくられてきた。そのデザインの源流をつくったのが、巨匠・ル・コルビュジエ[1887-1965]であり、パリで彼に師事し、その後、日本国内に多くの作品を手がけた建築家が坂倉準三[1901-1969]である。

坂倉準三は、東京帝国大学で美術史を学び渡仏し、ル・コルビュジエのアトリエで5年間働いた後、1937年にパリ万国博覧会日本館[Exposition internationale des Arts et Techniques dans la vie moderne, Expo 1937]で建築界に華々しくデビューする。帰国後は、大戦からの復興期の1951年に世界的に知られる鎌倉の神奈川県立近代美術館を生み出した。本展では、同館のデザインへいたる足跡とその後の広範囲にわたる多様な作品群について、原図や当時の写真、建築資料によって紹介し、デザインの中心に人間を据える坂倉準三の考え方とその大胆な発想と調和の感覚へ迫る。 更に、坂倉作品が社会に与えた影響と建築の文化の豊かさについて、シンポジウム等を開催し検証する。
(via http://nama.bunka.go.jp)

トラフ建築設計事務所によるクリエイションギャラリーG8での展覧会「ここをホッチキスでとめてください。」が開催

トラフ建築設計事務所によるクリエイションギャラリーG8での展覧会「ここをホッチキスでとめてください。」が開催されます

トラフ建築設計事務所によるクリエイションギャラリーG8での展覧会「ここをホッチキスでとめてください。」が開催されます。会期は、2014年1月17日~2014年2月13日。

鈴野浩一と禿真哉によるトラフ建築設計事務所は、2004年に老朽化したホテルの部屋のリノベーションを二人で手がけたことに始まります。ホテルの備品や宿泊者の持ち物が収納できる穴を壁に開け、建築とインテリアが一体化した「テンプレート イン クラスカ」は、小さなスペースをポジティブに活用した斬新なアイデアで、大きな反響を呼びました。
それから10年、住宅の設計や、ショップのインテリア、展覧会の空間構成や舞台美術、「空気の器」のプロダクトデザインなど、建築の枠にとらわれず、建築家の発想から生まれたさまざまなプロジェクトを手がけ、建築、デザイン、アートなど多岐にわたり注目を集め続けています。
そんな彼らの活動の根底にあるのは、人の暮らしや行動へのシンプルな「問い」を、柔軟な発想で「回答」として具体化すること。それらはたとえ小さな問いでも、誰かの、そして私たちの世界を変える可能性があるかもしれないという、彼らのメッセージが伝わってくるようです。
本展は、建築的なアプローチでコミュニケーションをデザインする二人ならではの、実験と遊び心に満ちた展覧会です。

本展では、完成を見据えた計画的な進行ではなく、手さぐりで即興的に作り上げていくような、実験的な空間を提案したいと考えています。一手進めてから次を考え、時には逆戻りもしながらの完成を見ない空間で、鑑賞者もその実験に参加しているかのような体験ができる場を目指します。
本展のタイトルは、折りたたんで簡易製本すると冊子になるポスターに記載された注意書きが、たまたま表面化したものです。頭の中だけでは描ききれない、1/1スケールでの実験の先に、見る人それぞれに異なった世界を体験できるような展覧会になればと思います。

トラフ建築設計事務所
鈴野浩一 禿真哉

ジョン・ポーソン事務所の小沢慎吾によるスライド・レクチャーが京都で開催

ジョン・ポーソン事務所の小沢慎吾によるスライド・レクチャーが京都で開催されます。場所はメディアショップ。開催日時は12月28日19時~。聞き手はUMEArchitectsの梅原悟です。入場料1ドリンクオーダーとの事。

古谷誠章、小川晋一、吉村靖孝などの文化庁芸術家在外研修制度で派遣された建築家達43名の展覧会「16th DOMANI・明日展」の会場写真

古谷誠章、小川晋一、吉村靖孝などの文化庁芸術家在外研修制度で派遣された建築家達43名の展覧会「16th DOMANI・明日展」の会場写真が弐代目・青い日記帳に掲載されています

古谷誠章、小川晋一、吉村靖孝などの文化庁芸術家在外研修制度で派遣された建築家達43名の展覧会「16th DOMANI・明日展」の会場写真が11枚、弐代目・青い日記帳に掲載されています。

くまもとアートポリスプロジェクト見学会が参加者を募集しています

くまもとアートポリスプロジェクト見学会が参加者を募集しています

くまもとアートポリスプロジェクト見学会が参加者を募集しています。開催日は、2014年2月23日。要事前申し込み。先着順。
小泉雅生+SDAによる「宇城市立豊野小中学校」、ワークステーションによる「熊本県立球磨工業高等学校 管理棟」などを見学できるようです。

くまもとアートポリスプロジェクト及び他の優れた建造物を県民へ周知し、熊本の持つ建築文化を体感して地域の魅力を再認識していただき、くまもとアートポリスへの理解を深めてもらうため、見学バスツアーを次のとおり開催いたします。

塚本由晴・貝島桃代・小嶋一浩らが出演するアーキエイドのシンポジウム「激甚災害からの住宅復興 -コアハウスの可能性-」が開催

塚本由晴・貝島桃代・小嶋一浩らが出演するアーキエイドと東北大学災害科学国際研究所によるシンポジウム「激甚災害からの住宅復興 -コアハウスの可能性-」が開催されます

塚本由晴・貝島桃代・小嶋一浩らが出演するアーキエイドと東北大学災害科学国際研究所によるシンポジウム「激甚災害からの住宅復興 -コアハウスの可能性-」が開催されます。場所は、建築会館ホール。開催日時は、2014年1月13日(月・祝)13:00-17:00。

東日本大震災から3年近くが経過し、手ひどい被害を受けた沿岸地域では、自力再建住宅の動きが活発に見られるようになっています。しかし残念なことに、それらの多くは地域固有の文化を継承するものではなく、地域生産力とも切り離されたものが多いように思われます。

一方、インドネシアなどでは、復興の初動期に小さく作って、地域の生産力を使いながら徐々に大きくする住宅の考え方、「コアハウス」というコンセプトが共有され、効果を上げています。この違いはどこからくるものなのでしょうか。

実は、今回の復興においても、このコアハウスの考え方を導入した実験住宅が建てられており、2013年度グッドデザイン賞において金賞(経済産業大臣賞)を受賞しています。本シンポジウムでは、それを取りかかりに、大災害からの住宅復興における課題を、デザイン、文化、生産の各レイヤーから明らかにしようと考えています。

「報道写真とデザインの父 名取洋之助展」が日本橋タカシマヤで開催

「報道写真とデザインの父 名取洋之助展」が日本橋タカシマヤで開催されています

「報道写真とデザインの父 名取洋之助展」が日本橋タカシマヤで開催されています。会期は、2013年12月29日まで。

名取洋之助(1910-1962)は、1931年に遊学先のドイツで報道写真家となり、1933年に帰国後も欧米のグラフジャーナルに写真を送り続けて日本の実相を生き生きと伝えました。世界を席捲したアメリカのグラフ誌『LIFE』(1936年創刊)にも彼の寄稿した写真が幾度となく取り上げられ、高い評価を得ています。 また、対外宣伝グラフ誌『NIPPON』(1934年創刊)を始め、戦後の岩波写真文庫(1950年創刊)に至るまで、彼の指揮によって優れた写真と清新なデザインで作られた刊行物はそれぞれの時代を象徴するものとなりました。 木村伊兵衛、原弘、河野鷹思らと仕事を重ね、土門拳、三木淳、稲村隆正、長野重一、亀倉雄策、岡部冬彦らを育てた名取は、報道写真とデザインの父とも言われています。 本展では、1930年代から1960年代に写された名取の写真作品約150点、そして、仲間たちと制作に携わったグラフ誌など資料約100点を展示し、世界を巡り、モダンを愛した名取洋之助の世界を俯瞰します。

畝森泰行の講演会「6つのプロジェクトについて」がLIXILショールーム東京で開催 中山英之が会場構成を行った銀座メゾンエルメスでの展覧会「クリスチャン・ボヌフォワ展」の会場写真

中山英之が会場構成を行った銀座メゾンエルメスでの展覧会「クリスチャン・ボヌフォワ展」の会場写真が弐代目・青い日記帳に掲載されています

中山英之が会場構成を行った銀座メゾンエルメスでの展覧会「クリスチャン・ボヌフォワ展」の会場写真が6枚、弐代目・青い日記帳に掲載されています。

「磯崎新──都市ソラリス」展の会場写真と担当学芸員による解説 山口誠による大塚の集合住宅「oggi」の内覧会が開催 中山英之が会場構成を手掛ける「クリスチャン・ボヌフォワ展」が銀座メゾンエルメスで開催

中山英之が会場構成を手掛ける「クリスチャン・ボヌフォワ展」が銀座メゾンエルメスで開催されています

中山英之が会場構成を手掛ける「クリスチャン・ボヌフォワ展」が銀座メゾンエルメスで開催されています。会期は2013年12月13日~2014年2月28日。

21_21 DESIGN SIGHTの次の企画展は「コメ展」。2014年2月28日から

21_21 DESIGN SIGHTの次の企画展は「コメ展」です

21_21 DESIGN SIGHTの次の企画展は「コメ展」です。会期は2014年2月28日~2014年6月15日。

「まったくのいきもの、まったくの精巧な機械」
宮沢賢治『春と修羅・第三集』「和風は河谷いっぱいに吹く」より引用

21_21 DESIGN SIGHTでは2014年2月28日より、企画展「コメ展」を開催します。 コメは、私たちの暮らしにとても身近で、日々の生活に欠かせないものです。日本では、コメを中心とした食文化を深めつつ、稲作の歴史とともに様々な文化が発展してきました。しかし、私たちは食としてのコメ以外の姿を、どれほど知っているのでしょうか?

籾(もみ)から目を覚ました稲(いね)の住む水田は、様々ないきものの生態系を受け入れ、育むとともに、水害を防ぐ貯水機構や温暖化を抑える調温装置として、自然のサイクルを支えています。
そして、稲穂(いなほ)2束分の約2,000粒がおいしく封じ込められたお茶碗一杯のご飯。この一粒一粒には、これまでコメづくりに携わってきた人々の弛まぬ努力や工夫と、循環する膨大な地球のエネルギーが蓄積されています。

「まったくのいきもの、まったくの精巧な機械」。自らコメづくりをするなかで、稲の本質を見事に言い当てた宮沢賢治の言葉です。私たちの生命と文化を繋ぐコメ。また、それを形成する緻密な環境システムには、私たちの学ぶべきデザインのヒントが秘められています。それは、未来を切り開く多くの「糧(かて)」をもたらすでしょう。

激変する地球環境とライフスタイルや価値観の転換期をむかえ、主食としてのコメの位置づけも揺らぐなか、この展覧会では、私たちの文化の根幹をなすコメのありようを新鮮な目で見つめ直していきます。そして、社会全体で引き受けるべき大きな課題として、その未来像を来場者の皆様とともに考えていきます。

本展ディレクターは21_21 DESIGN SIGHTディレクターでグラフィックデザイナーの佐藤 卓と文化人類学者の竹村真一。異なるバックグラウンドを持ちながらも、同じ行き先を見つめる二人のディレクションによる「コメ展」に、どうぞご期待ください。

銀座メゾンエルメスが、敷地内に小さなスケートリンクをつくってスケート教室を開催

銀座メゾンエルメスが、敷地内に小さなスケートリンクをつくってスケート教室を開催するそうです

銀座メゾンエルメスが、敷地内に小さなスケートリンクをつくってスケート教室を開催するそうです。リンク先の特設サイトに写真などが掲載されています。要事前申し込み。

荒木信雄・佐藤淳らが出演するフォーラム
「超ビルディングタイプ型HILTシステム・プロジェクト宣言」がLIXILショールーム東京で開催

荒木信雄・佐藤淳らが出演するフォーラム
「超ビルディングタイプ型HILTシステム・プロジェクト宣言」がLIXILショールーム東京で開催されます。開催は2013年12月16日。

【HILT システムとは】
■問題意識
社会、経済状況が急激に変化する時代になっています。オフィスでは事務所の開設、経済状況に応じた事業拡大・縮小に対応しやすさが求められ、住宅も中古市場が拡大し、賃貸住宅など所有にこだわらない層が増大しています。つまり移転や引っ越しなどによる使用環境の変化に対応した空間づくりのシステムが求められています。
住宅、オフィスなど空間にかかわる分野ではスケルトン・インフィルの考え方が浸透しています。可動や取り換え可能にすることで改修コストの削減、ライフスタイルに対応した居住空間をカスタマイズできるからです。
経済成長の鈍化や財政難からスクラップアンドビルドではなく既存の建築物をリノベーションやコンバージョンして活用する傾向が強くなっています。
既存建築物の耐震性向上が求められており、非構造部材の耐震性も向上させる必要があります。
環境の意識が高まり、環境負荷を少なくするための配慮から省資源、資源の循環的利用、省エネルギーを目的に各業界3R(リデュース、リサイクル、リユース)の取り組みが行われています。
以上の状況から既存の建築物の長寿命化や多様な用途に対応できるインフィル・システムを構築しておくことは有意義であると考えました。

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