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ザハ・ハディド・アーキテクツによる、スペイン・マラガの高層集合住宅。湾岸エリアを再生させる開発の一環として計画。都市の住宅需要の高まりに応える建築として、地上21階のタワーを考案。153戸の住戸ユニットに加えて80戸の公的支援付き住戸も内包
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、スペイン・マラガの高層集合住宅。湾岸エリアを再生させる開発の一環として計画。都市の住宅需要の高まりに応える建築として、地上21階のタワーを考案。153戸の住戸ユニットに加えて80戸の公的支援付き住戸も内包 Render by Atchain
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、スペイン・マラガの高層集合住宅。湾岸エリアを再生させる開発の一環として計画。都市の住宅需要の高まりに応える建築として、地上21階のタワーを考案。153戸の住戸ユニットに加えて80戸の公的支援付き住戸も内包 Render by ZHA
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、スペイン・マラガの高層集合住宅。湾岸エリアを再生させる開発の一環として計画。都市の住宅需要の高まりに応える建築として、地上21階のタワーを考案。153戸の住戸ユニットに加えて80戸の公的支援付き住戸も内包 Render by ZHA

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、スペイン・マラガの高層集合住宅です。
湾岸エリアを再生させる開発の一環として計画されました。建築家は、都市の住宅需要の高まりに応える建築として、地上21階のタワーを考案しました。また、153戸の住戸ユニットに加えて80戸の公的支援付き住戸も内包しています。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

シエラ・ブランカ・エステーツ(Sierra Blanca Estates)はエル・ブルトの計画案を発表しました。
マラガ、スペイン

マルベーリャを拠点とするシエラ・ブランカ・エステーツ(SBE)は、マラガ市のエル・ブルト地区における都市計画代理人としての提案を発表しました。この地区は港の鉄道線路に隣接しており、現在進行中のマラガの産業港を、あらゆる世代の住民が利用できる文化・レクリエーション施設を備えた新たな住宅街へと再生するプロジェクトの一環となっています。

マラガ市における住宅需要の高まりに対応するため、SBEの計画には、ザハ・ハディド・アーキテクツ(ZHA)による地上21階建ての建物に最大153戸の住宅ユニットを組み込むことに加え、エル・ブルト地域の長年の住民に割り当てられる80戸の公的支援付き住戸(VPO)も含まれています。この取り組みには、コットレンゴ教区施設など、近隣のいくつかの歴史的建造物の保存および移設も含まれています。

エル・ブルトの計画は、都市空間に対して協働的な管理体制を提供し、マラガの都市的および社会的発展の目標を持続可能な形で実現することを目的とした都市開発の取り組みの下で実施される、アンダルシア州初のプロジェクトとなります。

ザ・エー・グループとアトリエ・ピエールによる、大阪・関西万博の「モナコパビリオン」。“自然の奇跡を守る”をテーマとする施設。来場者の“環境問題への意識”の向上を求め、日本庭園と地中海風庭園が出会い“没入型の体験”を提供する建築を考案。人類の存続に繋がる自然の大切さへの気付きを促す
ザ・エー・グループとアトリエ・ピエールによる、大阪・関西万博の「モナコパビリオン」。“自然の奇跡を守る”をテーマとする施設。来場者の“環境問題への意識”の向上を求め、日本庭園と地中海風庭園が出会い“没入型の体験”を提供する建築を考案。人類の存続に繋がる自然の大切さへの気付きを促す「ガーデン」より「パヴィリオン 1a」と「パヴィリオン 1b」を見る。 photo©Alexandre.Olivieri TAKOGRAPHY
ザ・エー・グループとアトリエ・ピエールによる、大阪・関西万博の「モナコパビリオン」。“自然の奇跡を守る”をテーマとする施設。来場者の“環境問題への意識”の向上を求め、日本庭園と地中海風庭園が出会い“没入型の体験”を提供する建築を考案。人類の存続に繋がる自然の大切さへの気付きを促す俯瞰、北東側より見る。夕景 photo©Alexandre.Olivieri TAKOGRAPHY
ザ・エー・グループとアトリエ・ピエールによる、大阪・関西万博の「モナコパビリオン」。“自然の奇跡を守る”をテーマとする施設。来場者の“環境問題への意識”の向上を求め、日本庭園と地中海風庭園が出会い“没入型の体験”を提供する建築を考案。人類の存続に繋がる自然の大切さへの気付きを促す外観、南東側より見る。夜景 photo©Alexandre.Olivieri TAKOGRAPHY

ザ・エー・グループアトリエ・ピエールが設計した、大阪・関西万博の「モナコパビリオン」です。
“自然の奇跡を守る”をテーマとする施設です。建築家は、来場者の“環境問題への意識”の向上を求め、日本庭園と地中海風庭園が出会い“没入型の体験”を提供する建築を考案しました。そして、人類の存続に繋がる自然の大切さへの気付きを促します。
また、ローカルアーキテクト・実施設計者として向日葵設計も参画しています。施設の公式ページはこちら

2025年大阪・関西万博におけるモナコパビリオンのテーマは「Take Care of Wonder(自然の奇跡を守る)」です。

建築家によるテキストより

モナコパビリオンは日本庭園と典型的な地中海風庭園が出会う場として、来場者にアルベール2世大公財団が取り組む環境問題への意識を高めて頂くことを目的としています。
モナコは環境保全の実験場であり、その取り組みは環境とその奇跡を守るという世界共通の理解を体現しています。

建築家によるテキストより

「自然の奇跡を守る」とは、自然を大切にすることが自分たち自身を大切にすることでもあり、この繊細な地球の奇跡を守ることが、人類の存続に貢献することだと気づくことです。
「自然の奇跡を守る」は、私たち一人ひとりが自然を再発見し、その素晴らしさを取り戻すことを呼びかけています。

来場者の五感は屋外空間や建物内で展開される没入型の体験によって刺激されます。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2025/7/28-8/3]
最も注目を集めたトピックス[期間:2025/7/28-8/3]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2025/7/28-8/3)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 妹島和世による、岡山・犬島のパヴィリオン「HANA」。“犬島 くらしの植物園”での計画。園のランドスケープとの呼応も意図し、“みんなで集まれる”花のような形態の建築を考案。“少し鈍い鏡面仕上げ”で周囲の木々や夕日などの変化する風景を映し出す
  2. Rebbon Architectsによる、群馬・嬬恋村の「軽井沢七生子邸」。三世代が使ってきた別荘が対象。家族の歩みに寄添う“緩やかな変化での継承”を求め、まず既存に“離れ”を増築する“段階的な更新”計画を考案。適度な距離感と自由を保てる“入れ子”状の建築を追加する
  3. ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・香港の「GO PARK サイシャ」。山と海に囲まれたスポーツと商業の複合施設。地域の“伝統的な山間の村々”からも着想を得て、地形に埋め込まれた“複数の量塊が相互に繋がる”構成を考案。傾斜路で各階層を接続してアクセシビリティも高める
  4. 内藤廣による、渋谷ストリーム ホールでの展覧会。タイトルは“建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷”。2023年開催の島根での展示の“渋谷版”として企画。学生時代の作品や様々な代表作に加えて渋谷駅周辺の再開発プロジェクトも紹介
  5. 佐々木倫子 / TENHACHIによる、東京・吉祥寺の店舗「トトト」。路面店が並ぶ通りの豆乳店。“商店街の一角の広場の様な風景”を目指し、ハイテーブルとカフェカウンターを“街向かって開く”構成を考案。施主の製品への想いを空間に重ねて“自然の質感”を感じる素材を採用
  6. TOTOギャラリー・間での建築展「新しい建築の当事者たち」。大阪・関西万博の休憩所他設計プロポで選ばれた20組のグループ展。複雑な状況下での実現までの過程を、模型や資料を通じて紹介。様々な対話から生まれた“思考の結節点となるキーワード”も提示
  7. MVRDVによる、中国・上海の「GATE M ドリームセンター」。旧セメント工場を文化とレジャーの地区へと転用。既存が不自然に並ぶ状況に対し、歴史的要素を取入れた上で“ひとつのエリアとして機能”させる計画を志向。改修ではオレンジの動線空間の追加をキーデザインとする
  8. studioSHUWARIによる、富山市の「風景をつくる家」。連峰を望む土手沿いの敷地。地域に存在する多様な風景との繋がりを求め、斜面を越えた先にある景色を取り込む建築を志向。上階にリビング等を配置して大開口も設ける計画を考案
  9. GROUPによる、山梨・北杜市の住宅「道具と広い庭」。自然豊かな環境の“広い庭”のある敷地。居場所作りの為に“手入れ”が必要な状況に着目し、人ではなく“道具”を中心とする建築を志向。同形の5部屋が並ぶ構成として其々に用途の異なる道具の収納場所を用意する
  10. 津川恵理 / ALTEMYによる、東京の「まちの保育園 南青山」。ビル内の保育園。領域や活動が混ざりあい重なる在り方を目指し、“大らかな大地の様な床”や“曲線”で園全体を構成する計画を考案。見る人によって解釈が変わる“地形”は子供達に自由な発想での場の使い方を促す
  11. 坂倉準三による三重・伊賀市の“旧上野市庁舎”を転用した宿泊施設「泊船」が開業。改修設計はMARU。architectureが担当。客室のインテリアスタイリングはNOTA&design、ロゴとサインはUMA / design farmが手掛ける
  12. フォスター+パートナーズによる、大阪・関西万博の「サウジアラビアパビリオン」。国の魅力を伝える場として、町や都市を探訪する体験を想起させる存在を志向。迷路の様な曲がりくねる路地を探索する空間構成を考案。ローカルアーキテクトとして梓設計も参画
  13. 黒崎敏 / APOLLOによる、京都・宇治市の住宅「ELEMENT」。住宅街の二方向で接道するL型の土地。敷地形状とも呼応する諸室の配置等で、生活シーンを緩やかに繋ぎながら“独自のストーリー”を紡ぐ建築を志向。リビングに面して設けた特徴の異なる3つの中庭も暮らしを彩る
  14. ピタゴラスイッチ等の創作で知られる、佐藤雅彦の展覧会の入場チケットをプレゼント。横浜美術館で開催。多様な作品の創作プロセスを紹介し、その独創的な“作り方”を紐解く内容。ピタゴラ装置の実物も展示
  15. 静岡・伊東市の新図書館設計プロポで、高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureが特定事業者に選定。提案書も公開
  16. 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプト(前編)。前編では、休憩所・ギャラリー・展示施設・ポップアップステージの10施設を紹介
  17. itoto architectsによる、愛知・蒲郡市の「UMICAN & LIGHTHOUSE COFFEE」。海辺のショッピングモールの一角に計画。風景と触れ合い“穏やかな時間を共有”する場を求め、海との繋がりを“最大限に引き出す”計画を志向。四方を“縁側”で包んだ“内外の境界を曖昧”にする建築を考案
  18. ミース・ファン・デル・ローエによる、アメリカの「ファンズワース邸」(1951年竣工) の現在の様子を紹介する動画。2025年7月に公開されたもの
  19. SANAAによる、台湾の「Taichung Green Museumbrary」が2025年12月にオープン。旧軍用空港跡地の公園内に計画された美術館と図書館を統合した施設。軽やかで開かれた存在を目指し、アルミとガラスの二重構造のファサードで地上レベルに全方向からアクセス可能な公共広場を備えた建築を考案
  20. 藤本壮介展(森美術館)のオリジナルグッズをプレゼント。代表作のひとつ“東京アパートメント”のペーパークラフト。切妻屋根のヴォリュームが積み重なる構成を“一枚の紙”で再現。製品の設計は本山真帆が手掛ける

建築家・武田五一を特集したテレビ番組の動画。放送回のタイトルは「京都モダン建築 謎解きの旅 ~建築家・武田五一の足跡を辿る~」。2025年7月に公開されたもの

建築家・武田五一を特集したテレビ番組の動画。放送回のタイトルは「京都モダン建築 謎解きの旅 ~建築家・武田五一の足跡を辿る~」。2025年7月に公開されたもの。2025年8月18日までの期間限定配信となっています。

【ap job更新】 吉祥寺を拠点に活動する「佐久間徹設計事務所」が、建築設計のスタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)を募集中
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吉祥寺を拠点に活動する「佐久間徹設計事務所」の、建築設計のスタッフ(2026年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

事業拡大を目指す「佐久間徹設計事務所」が設計スタッフ(2026新卒・既卒・経験者)を大募集!

「コミュニケーションを大切に」
気持ちよく暮らすことを考えています。

設立18年目となる現在、設計スタッフ/総務企画スタッフ/業務委託スタッフ計21名で編成され、共同住宅や福祉施設、宿泊施設など比較的規模の大きな案件を中心に、個人住宅をはじめ、宿泊できるサウナ、本のための庵、温泉地における別邸など、多種多様な建築を設計。

最近では、福祉のまちづくりのプロジェクトや都内山間部に位置する宿泊施設の改修プロジェクト、まちの公共的な建物など、地域に貢献する建築にも関わっています。

近年では新卒採用も積極的に行なっており、今年も2名の新卒スタッフを迎え、全員で協力しながら様々なプロジェクトに前向きに取り組んでいます。

そんなわたしたちと共に、今後さらなる事業拡大を目指し働いてくださる設計スタッフ(2026新卒・既卒・経験者)を募集します。

【ap job更新】 株式会社 團紀彦建築設計事務所が、建築設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 株式会社 團紀彦建築設計事務所が、建築設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 株式会社 團紀彦建築設計事務所が、建築設計スタッフ(既卒・経験者)を募集中台湾日月潭風景管理処 航空写真

株式会社 團紀彦建築設計事務所の、建築設計スタッフ(既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

■社名:株式会社團紀彦建築設計事務所
空港などの海外プロジェクトの他、国内の文化、商業、宿泊施設等さまざまな用途のプロジェクトが進行中です。

黒崎敏 / APOLLOによる、京都・宇治市の住宅「ELEMENT」。住宅街の二方向で接道するL型の土地。敷地形状とも呼応する諸室の配置等で、生活シーンを緩やかに繋ぎながら“独自のストーリー”を紡ぐ建築を志向。リビングに面して設けた特徴の異なる3つの中庭も暮らしを彩る
黒崎敏 / APOLLOによる、京都・宇治市の住宅「ELEMENT」。住宅街の二方向で接道するL型の土地。敷地形状とも呼応する諸室の配置等で、生活シーンを緩やかに繋ぎながら“独自のストーリー”を紡ぐ建築を志向。リビングに面して設けた特徴の異なる3つの中庭も暮らしを彩る外観、南西側の交差点より見る。 photo©西川公朗
黒崎敏 / APOLLOによる、京都・宇治市の住宅「ELEMENT」。住宅街の二方向で接道するL型の土地。敷地形状とも呼応する諸室の配置等で、生活シーンを緩やかに繋ぎながら“独自のストーリー”を紡ぐ建築を志向。リビングに面して設けた特徴の異なる3つの中庭も暮らしを彩る1階、左:中庭(南側のアウトドアリビング)、正面:リビング photo©西川公朗
黒崎敏 / APOLLOによる、京都・宇治市の住宅「ELEMENT」。住宅街の二方向で接道するL型の土地。敷地形状とも呼応する諸室の配置等で、生活シーンを緩やかに繋ぎながら“独自のストーリー”を紡ぐ建築を志向。リビングに面して設けた特徴の異なる3つの中庭も暮らしを彩る2階、「スタディルーム」から吹抜越しにリビングと中庭(南側のアウトドアリビング)を見下ろす。 photo©西川公朗
黒崎敏 / APOLLOによる、京都・宇治市の住宅「ELEMENT」。住宅街の二方向で接道するL型の土地。敷地形状とも呼応する諸室の配置等で、生活シーンを緩やかに繋ぎながら“独自のストーリー”を紡ぐ建築を志向。リビングに面して設けた特徴の異なる3つの中庭も暮らしを彩る1階、中庭(南側のアウトドアリビング)から開口部越しにリビングを見る。夕景 photo©西川公朗

黒崎敏 / APOLLO Architects & Associatesが設計した、京都・宇治市の住宅「ELEMENT」です。
住宅街の二方向で接道するL型の土地での計画です。建築家は、敷地形状とも呼応する諸室の配置等で、生活シーンを緩やかに繋ぎながら“独自のストーリー”を紡ぐ建築を志向しました。また、リビングに面して設けた特徴の異なる3つの中庭も暮らしを彩ります。

京都南部の閑静な住宅地に建つ「ELEMENT」。

2方向の道路に面したL型の敷地には高低差があり南北に異なるファサードが存在します。
メインファサードは大きな庇のある南面大開口が杉板型枠コンクリート打放しの壁面で囲われており、ピロティガレージのあるサブファサードはキャンティレバーのマッシブな外観が特徴です。

建築家によるテキストより

メインエントランスは南北の高窓から光が降り注ぐ2層吹抜け空間。正面に見える小さなエントランスコートがゲストを温かく迎えます。

吹抜けのファミリーリビングには大小3つの中庭を設えました。玄関先のエントランスコートに加え、キッチンの奥まで自然光を呼び込むダイニングキッチンエリアの中庭やフルオープンサッシを設えたベンチ付きのセンターコートなど、いずれも異なる特徴を持つ庭の存在が、空間の中での役割を果たしています。

在宅勤務を可能にする2階のワークプレイスには執務やミーティングエリアの他に、フィットネス設備も完備。リビング吹抜けから見上げるとガラス越しに仕事の気配やボディケアのアクティビティを感じることが出来ます。

建築家によるテキストより

サブエントランス付近にはプライベートルームや水周りを、メインエントランス付近にはリビング、ダイニング、アウトドアなどのパブリックルームを配置し、異なる生活シーンを緩やかに繋ぎながら独自のストーリーをつくりあげる「ELEMENT」はこれからの理想的な職住一体空間を実現していると言えるでしょう。

建築家によるテキストより
藤本壮介展(森美術館)のオリジナルグッズをプレゼント。代表作のひとつ“東京アパートメント”のペーパークラフト。切妻屋根のヴォリュームが積み重なる構成を“一枚の紙”で再現。製品の設計は本山真帆が手掛ける
藤本壮介展(森美術館)のオリジナルグッズをプレゼント。代表作のひとつ“東京アパートメント”のペーパークラフト。切妻屋根のヴォリュームが積み重なる構成を“一枚の紙”で再現。製品の設計は本山真帆が手掛ける photo courtesy of 森美術館
藤本壮介展(森美術館)のオリジナルグッズをプレゼント。代表作のひとつ“東京アパートメント”のペーパークラフト。切妻屋根のヴォリュームが積み重なる構成を“一枚の紙”で再現。製品の設計は本山真帆が手掛ける photo courtesy of 森美術館

藤本壮介展(森美術館)のオリジナルグッズを抽選でプレゼントいたします。
代表作のひとつ“東京アパートメント”のペーパークラフトです。切妻屋根のヴォリュームが積み重なる構成を“一枚の紙”で再現しています。また、製品の設計は本山真帆が手掛けました。

展覧会オリジナルグッズプレゼント企画の応募締切は、2025年9月12日(金)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。

ペーパークラフト 「東京アパートメント」

藤本が手がけた、三角屋根の独立したボックスが積み重なる《東京アパートメント》(2010年)の構造を、一枚の紙から組み立てて再現できるユニークなペーパークラフト。この複雑な立体構造を形作るには緻密さと工夫が求められますが、それだけに完成したときの達成感もひとしお。建築と工作の両方の楽しさが詰まっています。

リリーステキストより

森美術館での展覧会「藤本壮介の建築:原初・未来・森」の会期は、2025年11月9日まで。展覧会の公式ページはこちら
また、アーキテクチャーフォトでは、本展の会場の様子を特集記事として紹介しています。

以下に、ペーパークラフトを組み立てる様子を紹介した動画なども掲載します。

studioSHUWARIによる、富山市の「風景をつくる家」。連峰を望む土手沿いの敷地。地域に存在する多様な風景との繋がりを求め、斜面を越えた先にある景色を取り込む建築を志向。上階にリビング等を配置して大開口も設ける計画を考案
studioSHUWARIによる、富山市の「風景をつくる家」。連峰を望む土手沿いの敷地。地域に存在する多様な風景との繋がりを求め、斜面を越えた先にある景色を取り込む建築を志向。上階にリビング等を配置して大開口も設ける計画を考案外観、東側の土手の道より見る。 photo©ToLoLo studio
studioSHUWARIによる、富山市の「風景をつくる家」。連峰を望む土手沿いの敷地。地域に存在する多様な風景との繋がりを求め、斜面を越えた先にある景色を取り込む建築を志向。上階にリビング等を配置して大開口も設ける計画を考案1階、エントランス photo©ToLoLo studio
studioSHUWARIによる、富山市の「風景をつくる家」。連峰を望む土手沿いの敷地。地域に存在する多様な風景との繋がりを求め、斜面を越えた先にある景色を取り込む建築を志向。上階にリビング等を配置して大開口も設ける計画を考案2階、左:テラス、中央手前:リビング、中央奥:ダイニング、右:キッチン photo©ToLoLo studio
studioSHUWARIによる、富山市の「風景をつくる家」。連峰を望む土手沿いの敷地。地域に存在する多様な風景との繋がりを求め、斜面を越えた先にある景色を取り込む建築を志向。上階にリビング等を配置して大開口も設ける計画を考案2階、キッチンから開口部越しに外部を見る。夕景 photo©ToLoLo studio

studioSHUWARIが設計した、富山市の「風景をつくる家」です。
連峰を望む土手沿いの敷地でのプロジェクトです。建築家は、地域に存在する多様な風景との繋がりを求め、斜面を越えた先にある景色を取り込む建築を志向しました。そして、上階にリビング等を配置して大開口も設ける計画を考案しました。

富山市内、立山連峰を望む土手沿いの敷地に建つ戸建て住宅。
日常の中で風景を楽しむことを大切に計画しました。

建築家によるテキストより

土手で遮られていた河川や富山市内、立山連峰などの景色を取り込むため、LDKや水廻りを2階に配置。大きな窓からは風景が広がり、四季の変化を感じながら過ごすことができます。1階に玄関や個室をまとめ、家族それぞれの時間も大切にできるように配慮しています。

建築家によるテキストより

風景はそこに集う人や過ごし方によって、記憶に残るものになります。日常の中でふと目に入る景色や、友人とのバーベキューの時間が、特別な風景をつくっていきます。

富山には山、川、海、田園、都市と、多様な自然と風土があります。建物をつくることは、そこに人の居場所をつくり、風景とつながることだと私たちは考えています。この家もまた、風景の一部となり、人と自然がつながる場所になることを願っています。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 長野で店舗の設計施工を中心に活動し、移住社員も多数在籍している「株式会社イマージ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中
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【ap job更新】 長野で店舗の設計施工を中心に活動し、移住社員も多数在籍している「株式会社イマージ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中

長野で店舗の設計施工を中心に活動し、移住社員も多数在籍している「株式会社イマージ」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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【移住スタッフ大募集~移住からサポート】
株式会社イマージでは、未来の「元気なまち」を共に創造する新たな仲間を募集しています。

私たちは長野県茅野市で店舗の設計・施工を中心に、ブランディング、住宅、木工、グラフィックデザイン、飲食店運営など多岐にわたる事業を展開しています。
社内の(施工、家具・建具製作、グラフィックデザイン)各チームと協働することで、空間デザインの質を高めることができます。

そして人々の心を揺さぶり、新たな発見と感動を呼び起こす空間を創造します。そして、この街の未来を共に想像し、築き上げていくことを目指しています。

地域に根ざして、本物の「まちづくり」をしませんか!?

【「元気なまち」は多様な価値観を求めています】
移住スタッフを多く受け入れてきたことも私たちの価値の一つです。
長野県茅野市という地方都市に在りながら、チームの創造性や総合力を高め維持するために首都圏などから移住してきたスタッフを、数多く受け入れてきました。建築の実務経験だけでなく、多様な価値観を持ったスタッフが多く在籍していることもチームに大きな力をもたらしています。
そして私たちはもっともっと、「移住してみたい!」という方たちの力を求めています。

【「元気なまち」を創る仲間に求める人物像】
私たちは、こんな人と一緒に働きたいと思っています。
・明るくて、元気がある人
・「地域の役に立ちたい」という想いがある人
・「ありがとう」を素直に伝えられる人
・「やってみよう!」と前向きに動ける人
・仕事を楽しいと思いたい人
・子どもに誇れる仕事がしたい人
・子どもに明るい未来を残したい人
・みんなで協力して、何かを成し遂げるのが好きな人

【ap job更新】 創業45年以上の実績があり、蓄積された技術力と革新性で大規模案件も手掛ける「カワイ設計工房」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
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創業45年以上の実績があり、蓄積された技術力と革新性で大規模案件も手掛ける「カワイ設計工房」の、設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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河合政也が主宰する株式会社カワイ設計工房は大阪府大阪市で、集合住宅・オフィス・工場・個人住宅・福祉施設・テナントビル・公民館・美術館など幅広い用途の意匠設計と設備設計を行っています。

デザインがおしゃれというだけではなく、創業45年を超える年月の間に蓄積された高い技術力と革新性とチーム力で大規模案件も多数手がけており、さらに、これまで存在しなかった革新的な建築にも挑戦したいと考えています。

現在、案件増加に伴い、スタッフを募集しています。

※定員1名のため、採用者決定次第、終了となるため、お早めにご応募ください。

MVRDVによる、中国・上海の「GATE M ドリームセンター」。旧セメント工場を文化とレジャーの地区へと転用。既存が不自然に並ぶ状況に対し、歴史的要素を取入れた上で“ひとつのエリアとして機能”させる計画を志向。改修ではオレンジの動線空間の追加をキーデザインとする
MVRDVによる、中国・上海の「GATE M ドリームセンター」。旧セメント工場を文化とレジャーの地区へと転用。既存が不自然に並ぶ状況に対し、歴史的要素を取入れた上で“ひとつのエリアとして機能”させる計画を志向。改修ではオレンジの動線空間の追加をキーデザインとするMVRDVによるマスタープラン photo©Tian Fangfang
MVRDVによる、中国・上海の「GATE M ドリームセンター」。旧セメント工場を文化とレジャーの地区へと転用。既存が不自然に並ぶ状況に対し、歴史的要素を取入れた上で“ひとつのエリアとして機能”させる計画を志向。改修ではオレンジの動線空間の追加をキーデザインとするMVRDVによるマスタープラン photo©Liu Guowei
MVRDVによる、中国・上海の「GATE M ドリームセンター」。旧セメント工場を文化とレジャーの地区へと転用。既存が不自然に並ぶ状況に対し、歴史的要素を取入れた上で“ひとつのエリアとして機能”させる計画を志向。改修ではオレンジの動線空間の追加をキーデザインとするMVRDVによる既存工場の改修 photo©Liu Guowei
MVRDVによる、中国・上海の「GATE M ドリームセンター」。旧セメント工場を文化とレジャーの地区へと転用。既存が不自然に並ぶ状況に対し、歴史的要素を取入れた上で“ひとつのエリアとして機能”させる計画を志向。改修ではオレンジの動線空間の追加をキーデザインとするMVRDVによるサイロの改修 photo©Sanqian Visual Image Art

MVRDVによる、中国・上海の「GATE M ドリームセンター」です。
旧セメント工場を文化とレジャーの地区へと転用するプロジェクトです。建築家は、既存が不自然に並ぶ状況に対し、歴史的要素を取入れた上で“ひとつのエリアとして機能”させる計画を志向しました。また、改修ではオレンジの動線空間の追加をキーデザインとしています。
MVRDVは、全体のマスタープランと既存建物の改修の一部を手掛けました。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

MVRDVが上海のウェストバンドにある旧工業用地を活気あるレジャーと文化のゾーンへと変容させる

MVRDVは「GATE M ウェストバンド・ドリームセンター」を完成させ、かつてのセメント工場を、上海で拡大を続けるウェストバンドの文化プロジェクト群に加わる文化・レジャー地区へと変容させました。この設計は、異なる時代に建てられた建物群を基にして一体感のある都市空間を生み出し、既存の構造を再利用することで炭素排出を最小限に抑え、鮮やかなオレンジ色の動線要素によって明確なアイデンティティを与えています。買い物、食事、飲酒、スケートボード、ロッククライミング、展覧会やイベントの観覧、あるいは単に川辺でくつろぐといった可能性を提供しており、このエリアはすでに数々の賞を受賞し、上海の住民と来訪者の双方に人気のある目的地となっています。

GATE M ドリームセンターの敷地はかつて上海セメント工場があった場所で、当時アジア最大のセメント工場でした。2010年の上海万博は、市がこの地域の工場および他の工業機能を移転し、黄浦江の川岸を市民が利用できるようにするためのきっかけを与えました。MVRDVによる変容の前、この敷地には性質の大きく異なる2種類の建物群が存在していました。いくつかの大規模な工業建築物はこの地域の歴史を思い起こさせるものであり、その間にある空間には、かつて試みられた開発が実現しなかった結果として未完成の建造物がありました。

MVRDVは、ドリームセンター全体のマスタープランを設計し、さらにその中心施設であるMファクトリーを含む敷地南半分の建築設計も手がけました。敷地北側にある商業施設はアトリエ・デシャウ(Atelier Deshaus)が設計を発展させ、一方シュミット・ハマー・ラッセン(Schmidt Hammer Lassen)はウェストバンド・ドーム・アートセンターおよび敷地最北端に位置する新しい上海ウェストバンド・シアターを設計しました。

MVRDVはその設計において、この敷地の歴史的要素すべてを取り入れて設計することを選択し、建物の解体と再建に伴う炭素排出と廃棄物の発生を最小限に抑えました。

「最初から、既存の建物には多くの価値が残されていることは明らかでした。単にその方が簡単だからという理由で解体したくはありませんでした。なぜなら、それはより多くの炭素排出と廃棄物を意味するからです」と、MVRDVの創設パートナーであるヤコブ・ファン・ライス(Jacob van Rijs)は述べています。「私たちの課題は、これらの要素をひとつにまとめて、ひとつのエリアとして機能させることでした。というのも、それぞれの組み合わせが不自然だったからです。私たちは新しい建物を背景に回し、巨大な工業建築群が感嘆符のように際立つようにしました。そして、それらの特異な構造的特徴を活かした魅力的な機能を持たせました」

妹島和世による、岡山・犬島のパヴィリオン「HANA」。“犬島 くらしの植物園”での計画。園のランドスケープとの呼応も意図し、“みんなで集まれる”花のような形態の建築を考案。“少し鈍い鏡面仕上げ”で周囲の木々や夕日などの変化する風景を映し出す
妹島和世による、岡山・犬島のパヴィリオン「HANA」。“犬島 くらしの植物園”での計画。園のランドスケープとの呼応も意図し、“みんなで集まれる”花のような形態の建築を考案。“少し鈍い鏡面仕上げ”で周囲の木々や夕日などの変化する風景を映し出す 撮影:川越健太
妹島和世による、岡山・犬島のパヴィリオン「HANA」。“犬島 くらしの植物園”での計画。園のランドスケープとの呼応も意図し、“みんなで集まれる”花のような形態の建築を考案。“少し鈍い鏡面仕上げ”で周囲の木々や夕日などの変化する風景を映し出す 撮影:川越健太
妹島和世による、岡山・犬島のパヴィリオン「HANA」。“犬島 くらしの植物園”での計画。園のランドスケープとの呼応も意図し、“みんなで集まれる”花のような形態の建築を考案。“少し鈍い鏡面仕上げ”で周囲の木々や夕日などの変化する風景を映し出す 撮影:川越健太

妹島和世が設計した、岡山・犬島のパヴィリオン「HANA」です。
“犬島 くらしの植物園”での計画です。建築家は、園のランドスケープとの呼応も意図し、“みんなで集まれる”花のような形態の建築を考案しました。また、“少し鈍い鏡面仕上げ”で周囲の木々や夕日などの変化する風景を映し出します。

本建築は、公益財団法人 福武財団が運営する「犬島 くらしの植物園」に新たに設置されたパヴィリオンです。
この植物園は、2016年に、妹島和世と、ガーデンデザインユニットの明るい部屋が企画して約4,500㎡の土地とガラスハウスを再生した場所。地域との交流を基盤とした場づくりを行い、島の方々や来訪者が日常的な手入れやワークショップに参加することで、多様な人たちが憩い、学び合う場となっているとのこと。

そして、この植物園にて、2025年6月に妹島和世とPRADAのコラボレーションによるイベント「犬島プロジェクト」が企画・開催されました。それに合わせてPRADAから寄贈され作られたのが「HANA」です。

以下に、その他の写真や植物園の概要なども掲載します。

【ap job更新】 建築条件の制約を“可能性”に転換し、意匠性と事業性を同時に実現しする「キー・オペレーション」が、更なる業務拡大のため 設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)を募集中
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建築条件の制約を“可能性”に転換し、意匠性と事業性を同時に実現しする「キー・オペレーション」の、更なる業務拡大のため 設計スタッフ(経験者・既卒・2026年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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設計とは、与条件を丁寧に読み解き、制約を可能性に転換する作業だと私たちは考えています。

用途やスケールの異なるプロジェクトに共通しているのは、制度、構造、敷地、時間——さまざまな制限の中にある「操作の余地」を見つけ出し、そこに空間的な豊かさと社会的な意味を重ねていく姿勢です。

集合住宅では、「新宿御苑の集合住宅」や「不動前の集合住宅」「関内の集合住宅」といったプロジェクトにおいて、法的な避難条件や敷地の制約を設計の起点とし、都市のスケールと個人の居場所が共存する空間の構築を試みてきました。

商業施設では、「神田テラス」や「池袋テラスビル」などにおいて、避難階段やテナント条件といった与条件を読み替え、都市のファサードとしてのあり方を再構成しています。

さらに、自然素材の積極的な活用や都市の緑化を内包した「中池袋公園の小さなビル」、企業の象徴性と働きやすさを両立した「十全化学本社ビル」、そしてサステナブルな材料や空間構成を実験的に導入した「中条共創の森オープンイノベーションラボ」など、用途を越えた建築の社会的役割にも積極的に取り組んでいます。

その姿勢は建築にとどまらず、例えば一連の「樹木葬墓所」のプロジェクトにおいては、循環性のある埋葬の方法を空間から再考し、宗教性と公共性、永続と変化のバランスを静かにかたちにしています。

弊社では様々なスキルを短期間に実地で身につける事ができます。弊社ではBIMソフトのRevitで設計を進めており、3Dソフトを触った経験があれば、1ヶ月程度で基本的な操作は習得できます。また海外ブランドのマネジメントも継続して受注しているので、語学能力を伸ばすことも可能です。建築の意匠性と同時に事業性を念頭においた設計業務に取り組むことで、設計者としてだけでなく、将来的に経営者としてのスキルも習得していただけるのではないかと考えています。

また独立した元社員もアソシエートメンバーとして数名プロジェクトに参加しており、経験豊富なメンバーとのディスカッションを通して、様々な建築的知識を学ぶことができます。

近年は、設計プロセスや空間の魅力を広く共有するため、建築動画やSNS、メディアを通じた発信にも力を入れており、社会との接点を設計行為として拡張しています。

私たちは、こうした設計活動を支える新たな仲間を、チーム拡充のため募集しています。

与えられた条件に対して、建築的な応答を丁寧に探っていきたい方。
都市や社会の一部として、設計という行為を誠実に問い直したい方。
私たちの実践に共感していただける方のご応募を心よりお待ちしています。

【ap job更新】 RC造壁式構造の共同住宅に特化し、様々な特殊ニーズに応えて社会に貢献する「株式会社スミト」が、意匠設計・CADオペ・設計監理のスタッフ(経験者・既卒・2026年卒新卒)を募集中
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SUMITは、「人の想いをカタチにし、新しい価値と可能性を創造する」建築設計事務所です。
時代に流されない普遍性、他に類を見ない個性、技術と経験によって生み出す高い品質を兼ね備えた、色あせることのない価値と魅力、可能性を持つ建築の創造を目指しています。

【「未来」への挑戦】
30歳、40歳、50歳になった時、その仕事が楽しいと思えているか、人として成長できているか。客観的に自分を見つめ直したとき、そう思えるか。
「日本の暮らしをもっと豊かにしたい/OPEN MIND(思考の扉を開く)/人の想いをカタチに」をSUMITの企業理念として、「未来」に挑んでいます。そして私たちはその原動力は「人」だと考えています。社員がそれぞれの想いのもと、それぞれの能力を発揮し成長することが社会の「未来」に繋がります。
SUMITで皆様が持っている能力や技術を進歩させ、その更なる「力」によって私たちとともに「未来」へ挑戦していきませんか。

【建築設計に携わる人として】
私たちは斬新で奇抜な「デザイン」を好みません。そもそもそれを「デザイン」と呼んでいません。日々の暮らしや住まい、人生がより豊かになるためのよりよい「アイデア」や「知識」、「技術」によって生まれたものこそ、優れた「デザイン」であると考えます。優れた「デザイン」を生み出すために、私たちは現状に満足することなく革新を行っていきます。

【業務について】
「日本の暮らしをもっと豊かにしたい。」という想いのもと、新しい価値を創造します。

当社は2025年現在、通算140棟/年間30棟程の集合住宅(鉄筋コンクリート造壁式構造が中心)の意匠建築設計・監理業務を行っている組織です。鉄筋コンクリート造壁式構造の共同住宅に特化することで、他社に負けない専門性と高い技術を有してます。

特に『U-10』(アンダーテン)といわれる4階建て高さ10m以下の建築、『W-10』(ウォールテン)といわれる特殊壁式構造による6階建て以上の建築、防音室を有する建築など、集合住宅における様々な特殊ニーズに応え社会に貢献しています。

企画設計から、実施設計、現場監理までプロジェクトマネージャーを中心にひとつのチームとなり、各メンバーと連携し業務を遂行します。専用ツールを活用し効率よく取り組むことが可能です。経験を積んだ上で、希望される方にはプロジェクト全体を総括するマネジメント職について頂きます。

また、業務を通じて論理的思考力や問題解決力、リーダーシップなどの一社会人として必要なスキルを学んでいただきます。皆様と共に個々の強み・弱みを生かしたキャリアビジョン形成を支援します。

ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・香港の「GO PARK サイシャ」。山と海に囲まれたスポーツと商業の複合施設。地域の“伝統的な山間の村々”からも着想を得て、地形に埋め込まれた“複数の量塊が相互に繋がる”構成を考案。傾斜路で各階層を接続してアクセシビリティも高める
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・香港の「GO PARK サイシャ」。山と海に囲まれたスポーツと商業の複合施設。地域の“伝統的な山間の村々”からも着想を得て、地形に埋め込まれた“複数の量塊が相互に繋がる”構成を考案。傾斜路で各階層を接続してアクセシビリティも高める photo©Virgile Simon Bertrand
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・香港の「GO PARK サイシャ」。山と海に囲まれたスポーツと商業の複合施設。地域の“伝統的な山間の村々”からも着想を得て、地形に埋め込まれた“複数の量塊が相互に繋がる”構成を考案。傾斜路で各階層を接続してアクセシビリティも高める photo©Virgile Simon Bertrand
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・香港の「GO PARK サイシャ」。山と海に囲まれたスポーツと商業の複合施設。地域の“伝統的な山間の村々”からも着想を得て、地形に埋め込まれた“複数の量塊が相互に繋がる”構成を考案。傾斜路で各階層を接続してアクセシビリティも高める photo©Virgile Simon Bertrand
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、中国・香港の「GO PARK サイシャ」。山と海に囲まれたスポーツと商業の複合施設。地域の“伝統的な山間の村々”からも着想を得て、地形に埋め込まれた“複数の量塊が相互に繋がる”構成を考案。傾斜路で各階層を接続してアクセシビリティも高める photo©SHKP

ザハ・ハディド・アーキテクツが設計した、中国・香港の「GO PARK サイシャ」です。
山と海に囲まれたスポーツと商業の複合施設です。建築家は、地域の“伝統的な山間の村々”からも着想を得て、地形に埋め込まれた“複数の量塊が相互に繋がる”構成を考案しました。また、傾斜路で各階層を接続してアクセシビリティも高めています。施設の場所はこちら(Google Map)。


こちらはリリーステキストの翻訳です(文責:アーキテクチャーフォト)

GO PARK サイシャ:地域社会の中心として設計された施設

ザハ・ハディド・アーキテクツにとってアジア初のスポーツおよび商業プロジェクトである GO PARK サイシャは、香港の馬鞍山カントリーパークの山々と、南シナ海へと続くスリーファゾムズコーブの保護された水域に挟まれた場所に位置しています。サイシャにおけるサン・フン・カイ・プロパティーズ(SHKP)の統合開発プロジェクト内にあるこの新しいスポーツおよび商業複合施設は、地域のハブとして機能しており、敷地面積は130万平方フィート(約120,770平方メートル)に及び、屋内外にわたる多様なレクリエーションおよびレジャー施設を備えています。

2025年1月の正式オープン以来、地元住民や観光客による100万件の来訪を迎えている GO PARK サイシャは、カフェやレストラン、ショップが立ち並ぶメインピアッツァ(広場)を中心としています。30万平方フィート(約27,870平方メートル)のスポーツおよび商業複合施設は、この地域の起伏に富んだ地形に埋め込まれています。香港の伝統的な山間の村々から着想を得たこの複合施設の建築は、あらゆる方向から訪れる人々を迎え入れる、複数のヴォリュームが相互につながった構成となっています。

ザハ・ハディド・アーキテクツのディレクターであるパウロ・フローレス(Paulo Flores)氏は次のように説明しています。「このデザインは2つの主要な原則に基づいています。ひとつは、自然を設計の中心に取り込む「ファブリック・ランドスケープ」というコンセプト、もうひとつは、複数の階層を緩やかに結ぶ傾斜路が、周囲の自然に彩られた中庭の中にショッピング、スポーツ、エンターテインメントを融合させた『リフテッド・ビレッジ(持ち上げられた村)』を定義することです。このデザインに組み込まれたブリッジは、サイシャの住民と、発見・革新・公共イベントのための空間とをつないでいます」

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