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隈研吾による、石川・小松市の「九谷セラミック・ラボラトリー」の写真

隈研吾のウェブサイトに、石川・小松市の「九谷セラミック・ラボラトリー」の写真が6枚掲載されています。施設の公式サイトはこちら

日本を代表する焼き物、九谷焼を作るプロセスを見せ、学び、体験することのできる体験型ミュージアム。
そもそもこの場所のは、近くの花坂の山から取れた岩を砕いて年度を作る日本でも数少ない製土施設があった。その製土の機能を引き継ぎ、ミュージアム機能と合体させることで、日本のものづくりの深さを見せることのできるミュージアムができた。複合機能を一つの屋根によって地形のように繋ぎ、ここで作られる花坂陶土で内外の外壁を作り、カーボンファイバーを用いて伝統的な茶室の工法の下地壁を現代に再生し、透明性があり土壁とマッチする耐震壁をデザインした。

青木淳と品川雅俊の AS が完成させた住宅「F」の写真と、青木へのインタビュー。撮影は高野ユリカが手掛ける

青木淳と品川雅俊の AS が完成させた住宅「F」の写真が15枚と、青木へのインタビューが、anglobalcommunitymart.comに掲載されています。また建築の撮影は高野ユリカが手掛けています。

森田夏子+亀田康全 / makによる、東京・台東区のギャラリーでのワンピースブランドの展示会場構成「peha 2020AW/2021SS」
森田夏子+亀田康全 / makによる、東京・台東区のギャラリーでのワンピースブランドの展示会場構成「peha 2020AW/2021SS」 photo©高木航
森田夏子+亀田康全 / makによる、東京・台東区のギャラリーでのワンピースブランドの展示会場構成「peha 2020AW/2021SS」 photo©高木航
森田夏子+亀田康全 / makによる、東京・台東区のギャラリーでのワンピースブランドの展示会場構成「peha 2020AW/2021SS」 photo©高木航

森田夏子+亀田康全 / makが設計した、東京・台東区のギャラリーでのワンピースブランドpehaの展示会場構成「peha 2020AW/2021SS」です。森田はトラフ建築設計事務所出身の、亀田は青木淳建築計画事務所出身の建築家。

ワンピースブランドpehaの2020AW/2021SSの展示会場構成。

“oscar”(手順・順番)というシーズンテーマから、ワンピース1枚で完結せずに、一着一着が一連の流れの中に置かれ、着る順番や重ね方を想起させるような展示を考えた。

ハンガーパイプは、入り口の天井から始まり、会場を一周し、床に落ちて終わる。カーブのラインを壁からオフセットし、高さをFL+1800mmに設定することで、内側と外側を行き来しながら、服を見ることができる。

ハンガーパイプは他会場での展示会も想定し、一人でも運べる長さに分解ができる。
ステンレスパイプの両端を潰して平らにし、穴を開けて隣のパイプにアイナットとボルトで連結する。
「潰す」という簡素な加工法により生まれるコントロール出来ないグニャりとした柔らかい形状は、ステンレスパイプという硬質な素材が持つイメージと相反し、不思議な印象を与えている。

浮遊感のあるハンガーパイプの一筆書きのようなラインが、結合部で膨らんだりしぼんだりし、ゆらぎを引き起こす。pehaのシンプルな服の中の、様々な意表をつくこだわりのような空間を目指している。

建築家によるテキストより
藤本壮介が設計し建設が進められている「石巻市複合文化施設 まきあーとテラス」の外観写真

藤本壮介が設計し建設が進められている「石巻市複合文化施設 まきあーとテラス」の外観写真が公開されています。

実施設計の概要は以下のPDFで公開されています。

2016年時点でのプロポーザル時の最終候補者の提案書等はこちらにまとめています

水野芳康 / 水野建築事務所による、静岡・藤枝市の、設計者の自邸「下青島の家」
水野芳康 / 水野建築事務所による、静岡・藤枝市の、設計者の自邸「下青島の家」 photo©長谷川健太
水野芳康 / 水野建築事務所による、静岡・藤枝市の、設計者の自邸「下青島の家」 photo©長谷川健太
水野芳康 / 水野建築事務所による、静岡・藤枝市の、設計者の自邸「下青島の家」 photo©長谷川健太
水野芳康 / 水野建築事務所による、静岡・藤枝市の、設計者の自邸「下青島の家」 photo©長谷川健太

水野芳康 / 水野建築事務所が設計した、静岡・藤枝市の、設計者の自邸「下青島の家」です。

設計者である40代の夫婦と2人の子どものための住宅である。
東海道線藤枝駅より徒歩30分の距離にある敷地は、かつて江戸時代初期に大井川の氾濫からこの地域を守るために造られた「千貫堤」と言われる堤防跡の真上に位置する。

「千貫堤」は役割を終えた後、削られ長い間農地として使用されていた。そして今回4区画の分譲地として開発されたという歴史を持つ。本敷地の北側隣地にある史料館は、「千貫堤」の歴史を伝える施設で、堤防であった時の名残から本敷地よりもおよそ1.3m⾼い位置に土地が保存されている。

また、造成時に北側2区画が、南側2区画より約45cm⾼いことや、東側道路レベルが本敷地より約70cm低くなっていたりと、その高低差は2m程となる。周囲に幾つもの地盤レベルが存在するため、この敷地を多角的な視点から捉えることができる。

場所の歴史や状態に我々の未来の生活を重ねることで、場所にとっても住い手にとっても、必然性を帯びた建築として環境を更新したい。

建築家によるテキストより

単純な仕組みで複雑な空間をつくりたい。

2730㎜×2730㎜の1グリッドを基本とした平⾯とし、X、Y⽅向にそれぞれ3グリッドずつ、1フロアに9グリッド。その2層分で全18グリッドからなる極めて単純な枠組みに、鉄筋コンクリートと木の構造体をなぞらせている。グリッドという⼀定のルールは存在するものの、その矩形に載るマテリアルは、コンクリートの壁、木の梁のみ、或いは梁とガラスとが組み合わさったものであったりと様々であるため、平面図で見るそれよりも実際には複雑で曖昧な枠組みである。加えて、2階の床レベルに800㎜の段差を与えることで立ち現れる空間は、多様な状態の連続となり、その中に感じ取られるグリッドという枠組みは、空間を下支えする補助線としてうっすらと存在することとなる。

全方向に開いた空間とするために、螺旋階段をグリッド平面の中心に配置した。これは「シンボル」として鎮座するモノではなく、効率的な生活動線を確保するためのものである。

建築家によるテキストより
五十嵐雄祐 / グリーンライトアソシエイツによる、北海道・札幌市の、調剤薬局が経営する多目的スペース「SPACE0034」
五十嵐雄祐 / グリーンライトアソシエイツによる、北海道・札幌市の、調剤薬局が経営する多目的スペース「SPACE0034」 photo©寺島博美
五十嵐雄祐 / グリーンライトアソシエイツによる、北海道・札幌市の、調剤薬局が経営する多目的スペース「SPACE0034」 photo©寺島博美
五十嵐雄祐 / グリーンライトアソシエイツによる、北海道・札幌市の、調剤薬局が経営する多目的スペース「SPACE0034」 photo©寺島博美

五十嵐雄祐 / グリーンライトアソシエイツが設計した、北海道・札幌市の、調剤薬局が経営する多目的スペース「SPACE0034」です。

2020年8月、札幌市豊平区西岡に竣工しました多目的スペース『SPACE 0034』。
調剤薬局が経営する施設です。

子供から高齢者まで、幅広く地域の人々が集い、気軽に利用できることを目指しました。

建築家によるテキストより

求められたことは、
『使い方の可能性を限定しないこと』
『ポジティブになれる空間』
『コスト管理』です。

多目的にするために、様々な機能を設けるのではなく、必要最小限の機能に留めることを目指しました。

その代わり、ごく一般的に使われる長尺塩ビシート、垂木、べニアなどを90度回転させることで、日常感を打破しています。

建築家によるテキストより
リュウ・ジャークンが2015年に完成させた、中国・成都市の、コミュニティスペースの役割を果たす巨大な中庭を持ち立体的な公園のような構成の商業施設「West Village」の動画。市民に建築が使いこなされる様子をレポート

リュウ・ジャークン(Liu Jiakun)が2015年に完成させた、中国・成都市の、コミュニティスペースの役割を果たす巨大な中庭を持ち立体的な公園のような構成の商業施設「West Village」の動画です。制作は一条。市民に建築が使いこなされる様子をレポートしています。こちらのページに写真と図面が18枚掲載されています建築家のサイトでも生き生きとした写真がたくさん見られます

Chengdu architect Liu Jiakun designed and built the 45,000㎡ Chengdu West Village, which resembles a giant “hot pot” but looks unfinished. Hot pot in bamboo forest, rooftop runway, square dance stage, creative market… people of all ages can find fun in this “unfinished building”. This fall, YIT went to Chengdu to meet Liu Jiakun. In the West Village, we captured the leisure time of Chengdu people after the outbreak.

菊池公市+マ・アーキテクツ / 宮本裕也による、神奈川・逗子市の「桜山の住宅」
菊池公市+マ・アーキテクツ / 宮本裕也による、神奈川・逗子市の「桜山の住宅」 photo©宮本裕也
菊池公市+マ・アーキテクツ / 宮本裕也による、神奈川・逗子市の「桜山の住宅」 photo©平井広行
菊池公市+マ・アーキテクツ / 宮本裕也による、神奈川・逗子市の「桜山の住宅」 photo©平井広行

菊池公市+マ・アーキテクツ / 宮本裕也が設計した、神奈川・逗子市の「桜山の住宅」です。

種から育つ樹木のように、植物が根から枝の先の葉まで連続しているように、建物も自らの意思を持ち、それぞれの部位が少しずつ素材や形を変えて、大地から空に向かい伸びているように出来ていると良いと思った。

外壁は、庇で保護した木毛セメント板を白く塗装して柔らかい印象とし、大きめに設けた開口にはレースカーテンを設けてぼんやりとした様を作る。

2階の床から400ミリ上がる庇は、2階の様子をニワに伝え、室内には反射光より柔らかい明るさと広がりを与える。

間仕切りは、厚さ、大きさ、留め釘、下地の見え方に種類を持たせた。

建築家によるテキストより
アルキテクトゥラ-Gによる、ストックホルムの元銀行を改修した、アクネストゥディオズの店舗の写真。古典を想起させる柱や、石材による什器が固有の空気感をもたらす

スペインを拠点とするアルキテクトゥラ-G(arquitectura-G)が設計した、ストックホルムの元銀行を改修した、アクネストゥディオズの店舗の写真が8枚、designboomに掲載されています。ちなみに、名古屋のアクネストゥディオズの店舗もアルキテクトゥラ-Gが手掛けていて、その写真はこちらで閲覧可能

小畑奈智+田中翔太+仁賀亮太 / サロンアーキテクツによる、和歌山・橋本市の、木造住宅の改修「nak house」
小畑奈智+田中翔太+仁賀亮太 / サロンアーキテクツによる、和歌山・橋本市の、木造住宅の改修「nak house」 photo©大竹央祐
小畑奈智+田中翔太+仁賀亮太 / サロンアーキテクツによる、和歌山・橋本市の、木造住宅の改修「nak house」 photo©大竹央祐

小畑奈智+田中翔太+仁賀亮太 / サロンアーキテクツが設計した、和歌山・橋本市の、木造住宅の改修「nak house」です。

これは築約60年の住宅の改修プロジェクトです。
かつて家族5人で賑やかだった家は、現在は子育てを終えた夫婦2人だけとなりました。

和歌山の広い敷地に建つこの家は、建物の周囲を庭がぐるりと囲います。
60年前は田畑しかなかったまちの景色はここ数十年で大きく変化しましたが、この庭は変わらず、住む者に四季の移ろいを感じさせてくれます。

変わるまち。変化する家族のかたち。変わらない庭。
庭に面した出隅部の壁をガラスの開口に変更し、室内から広く庭を見渡せるようにすることで、ここで始まる夫婦2人の新たな暮らしを、家族で慣れ親しんだ景色が包んでくれるものとしました。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 ofa / 小原賢一+深川礼子が、設計スタッフ(正社員)2名・バックオフィスメンバー・アルバイトを募集中
【ap job更新】 ofa / 小原賢一+深川礼子が、設計スタッフ(正社員)2名・バックオフィスメンバー・アルバイトを募集中
【ap job更新】 ofa / 小原賢一+深川礼子が、設計スタッフ(正社員)2名・バックオフィスメンバー・アルバイトを募集中神戸市六甲最高峰トイレ+クサハラプロジェクト / 都市のすぐそばにある山の魅力を向上する(供用開始)

ofa / 小原賢一+深川礼子の、設計スタッフ(正社員)2名・バックオフィスメンバー・アルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

ofa/小原賢一+深川礼子 は設計スタッフ(正社員)2名・バックオフィスメンバーを募集します。

私たちは神戸を拠点に、建築設計を軸としてインテリアから住宅、公共建築、まちづくりなど、多様な規模と方法で「環境のデザイン」を行う建築設計事務所です。
ありたい、あるべき都市や地域・社会に向かって、建築を通して何が創造できるかを考え、空間のデザインを通して実現したいと考えています。

業務は基本実施設計、監理まで一貫して行うことを原則としており、得られる経験は設計業務全般にわたります。プロポーザルに積極的に参加し、地域と共に進めるプロジェクトのデザインにも取り組んでいます。

プロジェクトの意味やビジョンなど根幹から考え、スケッチや模型、3Dデータによるスタディと議論を並行して設計を進めています。CLTによる木造にも取り組み、建築の技術や社会性に幅広い視野と興味を持ちながら、ディテールまで丁寧にデザインすることを大切にしています。

メンバーはフルタイム5名+プロジェクトメンバー、アルバイト数名の構成です。さまざまな建築と都市の経験を共有すべく、勉強会や見学会に参加したり、事務所旅行や見学報告会をしたり、建築に携わることを楽しんで仕事をしています。

建築を通して社会に新しい価値を提案し、つくりだす空間によって暮らしや地域が変わっていく姿に携われることがofaでの仕事の魅力です。
建築設計をベースに、プロジェクトの企画や作り方、デザイン、将来の地域や都市、社会の姿まで、一緒に考えて、デザインして、実現したい方を募集します。

川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ベルリン芸術院での建築展における展示ブースのデザインと、都市の高密化に対しての構想のインスタレーション
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ベルリン芸術院での建築展における展示ブースのデザインと、都市の高密化に対しての構想のインスタレーション photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ベルリン芸術院での建築展における展示ブースのデザインと、都市の高密化に対しての構想のインスタレーション photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ベルリン芸術院での建築展における展示ブースのデザインと、都市の高密化に対しての構想のインスタレーション photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ベルリン芸術院での建築展における展示ブースのデザインと、都市の高密化に対しての構想のインスタレーション photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS

川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ベルリン芸術院での建築展「urbainable – stadthaltig」における展示ブースのデザインと、都市の高密化に対しての構想のインスタレーションです。

これからの都市化(urbanization)のあり方を持続可能な(sustainable)方法で見つめてみようという「urbainable(アーベイナブル)」(urbanizationとsustainableからの造語)という総合タイトルのもと,ベルリン芸術院(Akademie der Künste Berlin)の建築部門が企画したグループ展に招待されました.特に都市の高密化に対して,33組のアーキテクトがそれぞれの構想を提示しています.展示ブースは,支給されたコンクリートの型枠を利用したもので,展示内容に合わせて大きさやかたちを33組それぞれが設計しています.

ヒトやモノや活動など,さまざまな事象がぎゅっと集まったとき,ある事象Aから事象BへのTransition Space -たとえば公と私の緩衝空間や内と外の遷移空間などの閾空間-の豊富化が,コンプレックスとしての全体の現れ方に大きく寄与していることは経験的にも歴史的にもよく知られるところです.目的を特に与えられなかったTransition Spaceが,そこで活動する共同体全体にとっては実は使い方をもっともよく発見できる場所であるという例は数多く見られ,またそれらは身体的スケールのものから都市的スケールのものまでさまざまで,それゆえに入れ子状に重層して現れる空間現象でもあります.目的や機能を与えられていないがゆえに経済的合理性のみでは説明しえないこうした空間が近年ますますこぼれ落ちていく中,みなが経験知として共有できるはずのTransition Spaceの重要性にもう一度注意を促すべく,ここではルネサンスから現在まで72の建築を世界中から選び出し並べてみることにしました.

建築家によるテキストより
スティーブン・ホールが完成させた、アメリカ・ヒューストンの現代美術館「Nancy and Rich Kinder Museum」の写真

スティーブン・ホールが完成させた、アメリカ・ヒューストンの現代美術館「Nancy and Rich Kinder Museum」の写真が20枚、archdailyに掲載されています。

【ap job更新】 建築を基盤とするツール開発から先端テクノロジーを用いたソリューション提供までを行う「AMDlab」が、フルリモートでのBIMコンサルタント・Webエンジニア(共に正社員)を募集中
【ap job更新】 建築を基盤とするツール開発から先端テクノロジーを用いたソリューション提供までを行う「AMDlab」が、フルリモートでのBIMコンサルタント・Webエンジニア(共に正社員)を募集中
【ap job更新】 建築を基盤とするツール開発から先端テクノロジーを用いたソリューション提供までを行う「AMDlab」が、フルリモートでのBIMコンサルタント・Webエンジニア(共に正社員)を募集中ロゴ

建築を基盤とするツール開発から先端テクノロジーを用いたソリューション提供までを行う「AMDlab」の、フルリモートでのBIMコンサルタント・Webエンジニア(共に正社員)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

AMDlabは、この度、更なる事業拡大のため正社員を募集します。

弊社は、誰もが、よりクリエイティブな活動に集中できる社会を実現するため、建築を基盤とするツール開発から、機械学習、IoT、VRなど先端テクノロジーを用いたソリューション提供まで、幅広い領域で事業を展開しています。

メンバーに加わっていただけると…
実際に実務で使用される前提で、ITを用いたソリューションの提案、実装まで行っているため、業界の最先端に関われます。
受託開発だけではなく、自社サービスも複数開発しているため、多様な経験を積むことが可能です。
建築関係の方だけではなく、WebエンジニアやUI/UXデザイナーなどたくさんの個性が集まっていますので、刺激を受けながら成長できます。

少しでもご興味があればご応募ください。

鈴木弘人設計事務所による、宮城・仙台市の「泉の杜幼稚園」
鈴木弘人設計事務所による、宮城・仙台市の「泉の杜幼稚園」 photo©Photo Studio MONORIS
鈴木弘人設計事務所による、宮城・仙台市の「泉の杜幼稚園」 photo©Photo Studio MONORIS
鈴木弘人設計事務所による、宮城・仙台市の「泉の杜幼稚園」 photo©Photo Studio MONORIS
鈴木弘人設計事務所による、宮城・仙台市の「泉の杜幼稚園」 photo©Photo Studio MONORIS

鈴木弘人設計事務所が設計した、宮城・仙台市の「泉の杜幼稚園」です。

仙台市泉区は高度経済成長期から丘陵地の宅地開発が進められ、郊外に幾つものニュータウンが形成されてきた。泉の杜幼稚園は、ニュータウンに移住してきたファミリー層の子どもの受け入れ先として1985年に開園した郊外型の幼稚園である。本計画では、園舎の老朽化に伴う建て替えに合わせて、幼保連携型認定こども園へと運営体制を移行した。

工事期間中も幼稚園が仮設園舎無しで運営を続けられるように、建設のプロセスを入念に検討した。敷地が道路からの工事動線と幼稚園の動線を分ける事が出来ない形状であった為、仮使用の許可を受け工事中の園舎の一部を使用して運営を続ける事が認められなかった。そこで、建物のボリュームを2つに分け、工事時期をずらすことで申請を2度行い、工事に合せ段階的に幼稚園を運営する場所を移していく計画とした。

建築家によるテキストより
加藤渓一 / スタジオピース+HandiHouse projectによる、東京・日野市の住宅「タープ」
加藤渓一 / スタジオピース+HandiHouse projectによる、東京・日野市の住宅「タープ」 photo©新良太
加藤渓一 / スタジオピース+HandiHouse projectによる、東京・日野市の住宅「タープ」 photo©新良太
加藤渓一 / スタジオピース+HandiHouse projectによる、東京・日野市の住宅「タープ」 photo©新良太

加藤渓一 / スタジオピース+HandiHouse projectが設計した、東京・日野市の住宅「タープ」です。

敷地は多摩の丘陵地。
目の前は電車の車両基地で、伸びやかな眺望が広がる。敷地がかつての丘のままであれば、その傾斜に寝そべり電車を眺める。そしてきっとタープを張る。

タープを張ると瞬時に居場所ができる。鋭角に張れば閉じ、緩めれば開くといった具合に周囲に対しての距離の取り方も自在である。安易に組み立てられ、雨風に耐える強度も持つ。そんな居住性と合理性を持った建築を目指した。

具体的には、切妻屋根から棟木のみを敷地傾斜に合わせ登り梁とする。桁梁は平行のまま。そこに掛かる垂木は徐々に角度をつけHPシェルを形成する。棟木が傾斜しブレースと同様の役割を持たせ軸組自体で安定する架構となるため、垂木は梁の上に載せてビスを打つだけで済む。HPシェルが持つ曲面と相まって、軽やかで柔らかな幕をかけたような天井が実現した。外に出ると、軒先は棟木と逆方向に勾配がつくのでそれに沿わせて樋をつけるだけ。豪雨であっても無理なく雨水を受け流す屋根になる。

建築家によるテキストより

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