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小山光+KEY OPERATION INC. / ARCHITECTSによる、東京・目黒区の「不動前の集合住宅」の動画。猫と暮らすための建築で、小山自身による設計趣旨の解説も収録

小山光+KEY OPERATION INC. / ARCHITECTSが設計した、東京・目黒区の「不動前の集合住宅」の動画です。猫と暮らすための建築で、小山自身による設計趣旨の解説も収録されています。

間口が狭く、奥行きの深い敷地
目黒不動尊の門前にある小さな商店街に面した敷地に計画された5階建ての14戸からなる賃貸集合住宅。
東京都内の、間口が狭く、奥行きの深い敷地に、小さい賃貸住戸を効率よくレイアウトする際に設計者が頭を悩ませるのは、敷地の奥側の住戸の窓先空地の取り方である。
また、前面道路に面している住戸以外は、隣地に面して窓を設けても、隣接する建物の壁が敷地境界まで迫っているため、採光や通風に効果的な開口をとることができず、あまりいい住環境にならないことが多い。
こちらの集合住宅では、このような間口が狭く奥行きの深い都心の敷地で、収益性を高める密度を保持しながら、採光・通風に配慮した快適な住環境を追求した。

6つの「窓先空地」
敷地の奥行きが18mあるので、まず敷地の前後2つのヴォリュームに分けて、その間に抜けの空間を作り、そこに各住戸へアプローチする階段を設けた。
また2つのヴォリュームの四隅を切り欠いて、6か所のヴォイドを設け、各住戸に光を取り入れ、快適な内部環境を生み出している。このプロジェクトのように、周辺を敷地際まで建物で囲われた敷地において、特に低層階で隣地側の開口は採光上有効な開口部にできなくなることが多い。建物ヴォリュームの角を切り落とし、ヴォイドを設けて隣地との離隔を取ることで、ヴォイドに面する開口は、建築基準法の採光上も有効な開口となる。この集合住宅の延床面積では、窓先空地幅員に2m必要なため、1Fでは屋外通路が間口の1/4近くを占める。屋外通路はピロティも可能なので、2Fからは敷地境界から50cmの位置まで張り出している。上記のヴォイドのひとつにアプローチの屋外通路をつないで、法規上必要な窓先空地とした。窓先空地は避難経路としての機能に目が行きがちだが、居室の採光と通風の確保も目的としている。屋外通路につながっていないヴォイドも、住戸の快適性を確保するために効果的な「窓先空地」と言える。

ネコとの共生ができる賃貸集合住宅
2020年現在、日本国内のネコの飼育頭数は1000万匹に迫る勢いで、2017年には初めてネコがイヌの飼育頭数を上回った。昨今のコロナウィルスによるライフスタイルの変化に伴い、ペットに癒しを求める人が増えており、今後もネコの飼育頭数の増加が見込まれる。
一方で、東京23区内のマンション、アパート賃貸物件の中で、ペットの飼育可能な物件の数は全物件の12%程度に留まっており、入居中や退去時のトラブルを危惧するためか、数は増えていないようである。特にネコはペット可物件でも飼育不可としている場合が多い。
ネコを飼いたくても飼えない、無断で飼う、飼育放棄等の社会的な問題に一石を投じるべく、この集合住宅は、ネコとの共生を想定した賃貸住宅として企画された。
6つの「窓先空地」に面した窓辺には、ネコのためのロフトやステップを設け、日光浴をしたり、外の景色を眺めたりできる空間として、住まう人とネコの双方にとって快適で、居心地の良い環境を作りだす工夫をしている。

畠中啓祐建築設計スタジオによる、関東の既存住宅の増築計画「内外内」
畠中啓祐建築設計スタジオによる、関東の既存住宅の増築計画「内外内」 photo©三熊將嗣
畠中啓祐建築設計スタジオによる、関東の既存住宅の増築計画「内外内」 photo©三熊將嗣
畠中啓祐建築設計スタジオによる、関東の既存住宅の増築計画「内外内」 photo©三熊將嗣

畠中啓祐建築設計スタジオが設計した、関東の既存住宅の増築計画「内外内」です。

本プロジェトは関東のとある住宅の増築計画である。

新たに隣地を購入したクライアントから仕事の為のオフィスと駐車場、そして趣味の為のアトリエと温室を作ってほしいという要望を受けてこの計画はスタートした。そしてこれに続く大小様々な要望の一つに「大きなFIX窓」があった。

当初、決して景観が良いとは言えない市街地にあるこの敷地で、大きなFIX窓を採用することになかなか価値を見いだせなかった。しかしFIX窓の存在感をコントロールすることで屋内外定かでない情景が作ることが出来れば、生活空間が敷地全体で連なるような住宅が出来るのではないかと考えた。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 この世に一つしかない“別荘”“邸宅”を図面から造り上げ、建築好き・設計者も唸らせる「大同工業株式会社」が、建築施工をプロデュースする建築施工管理職を募集中
【ap job更新】 この世に一つしかない“別荘”“邸宅”を図面から造り上げ、建築好き・設計者も唸らせる「大同工業株式会社」が、建築施工をプロデュースする建築施工管理職を募集中
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この世に一つしかない“別荘”“邸宅”を図面から造り上げ、建築好き・設計者も唸らせる「大同工業株式会社」の、建築施工をプロデュースする建築施工管理職募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

この世に一つしかない“別荘”“邸宅”を図面から1分の1スケールに造り上げる。建築好き、設計者、デザイナーもニヤッとしてしまう建築施工をプロデュースする『建築施工管理職』を募集開始。

崖の上、真っ青な大空と一面の芝生に映える『ほとんど空な、ガラス張りの家』が欲しい
テラスの横を通る江ノ電がエクステリアの一部になるようなカフェを作りたい
階段のかわりにスロープを建物に巻き付けセグウェイで上る、そして屋上の浴室から湘南の海を眺めたい
鋭利な刃物のようにとがった屋根をかっこよく見せたい。
リビングから見渡すと浮遊感があふれるように見える邸宅に住みたい

40数年、著名建築家の方々やお施主様の「今まで見たことのない建築」に応えて続け、建てた別荘や邸宅は500棟以上
弊社は神奈川県藤沢市と静岡県伊東市に拠点を構え、建築家と協働して「世界に一つだけの建築」の施工を手掛けています。

創業は大正10年(今年で99周年)、昭和29年の設立以来65年、無借金の黒字経営を続けており、おかげさまで経営基盤は非常に安定しています。現在も、伊豆、湘南エリアに邸宅や別荘を持ちたいと考える富裕層の施主様、有名建築家の方々から、とりたてて営業活動を特に行っていないのに、作品が掲載された『モダンリビング』などの専門誌や『中部建築賞』などの受賞実績をみて多方面からオファーをいただき、お待ちいただきながら物件を施工している状態です。
今年度は少なくとも3名の新しい施工管理職の採用を行い、ご依頼を受けられる体制を強化したいと考えております。正直、楽な案件ではありませんが、やりがいはものすごくあると自負しております。
図面を描きながら「これがどんな建物になるのだろう」と一度でも思ったことがある方、施工プロデュースの側に回ってみませんか?どんな仕事をしているのか?だけでも、オンラインで気軽にお会いして一緒にお話しできればと思っています。もちろん、直接ご来社いただされて面談も歓迎です。

過去の作品はこちらのinstagramをご覧ください
https://www.instagram.com/daidokogyo/

坂茂のボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN)が、東京都と避難所用間仕切りシステムの供給に関する災害協定を締結

坂茂のボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN)が、東京都と避難所用間仕切りシステムの供給に関する災害協定を締結しています。

ツバメアーキテクツによる、兵庫・神戸市の「神戸のアトリエ付き住居」
ツバメアーキテクツによる、兵庫・神戸市の「神戸のアトリエ付き住居」 photo©中村絵
ツバメアーキテクツによる、兵庫・神戸市の「神戸のアトリエ付き住居」 photo©中村絵

ツバメアーキテクツが設計した、兵庫・神戸市の「神戸のアトリエ付き住居」です。

新神戸駅からほど近い敷地に立つ、ジュエリー作家の自邸兼アトリエである。建主からは住まいの機能に加え、アトリエ、撮影スタジオ、馴染みの客と交流をする土間、資材を保管する倉庫などが求められた。

敷地のすぐ裏には、ウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880〜1964年)が1928年に建てた旧神戸ユニオン教会がある。連続した木架構が美しいこの建築は現在、老舗ベーカリーによって、カフェとして活用されている。変化を受け入れる、おおらかなあり方を参照し設計に着手した。竣工時に美しさのピークがあるのではなく、生活と共に育っていくような建築を目指した。

間口が狭く奥行きが長い不定形の敷地に対し、門型フレームを並べ、背後の旧神戸ユニオン教会に向かって末広がりになっていく内壁のない空間とし、カフェを訪れる人々にもこちらの存在を空間的に意識させるようなことを考えた。真壁納まりにしたのは、DIYの補助線としたり、光や影をとらえたり、さまざまな周期の変化を取り入れるためである。この架構に対してスラブを差し込んでいくことで場を構成し、そこに建主が家具を設えていく。

建築家によるテキストより
神本豊秋+再生建築研究所による、東京・渋谷区の、既存建物の改修プロセスから生まれるディテールを意匠に転化した「神南一丁目ビル再生計画」
神本豊秋+再生建築研究所による、東京・渋谷区の、既存建物の改修プロセスから生まれるディテールを意匠に転化した「神南一丁目ビル再生計画」 photo©長谷川健太
神本豊秋+再生建築研究所による、東京・渋谷区の、既存建物の改修プロセスから生まれるディテールを意匠に転化した「神南一丁目ビル再生計画」 photo©長谷川健太
神本豊秋+再生建築研究所による、東京・渋谷区の、既存建物の改修プロセスから生まれるディテールを意匠に転化した「神南一丁目ビル再生計画」 photo©長谷川健太

神本豊秋+再生建築研究所が設計した、東京・渋谷区の、既存建物の改修プロセスから生まれるディテールを意匠に転化した「神南一丁目ビル再生計画」です。

築40年の飲食ビルの再生計画である。
既存建物は渋谷駅から徒歩10分、周辺には渋谷区役所、国立代々木競技場、NHKホールが建つ。再開発が進む渋谷らしい活気をもちつつ、明治神宮や代々木公園へと繋がるエリアに位置し、渋谷の顔にあたる場所である。

既存建物は飲食ビルとして新築された、開口のほとんどない建物で、以後、外観へのルーバーの設置など幾度も改修が繰り返されていた。建物のコンディションとしては、旧耐震基準の建物であり現行の耐震基準を満たしていないことや、既存躯体へ張り付けられた湿式石貼りの剥落、確認申請の履歴のない違反増築などが見受けられ、ディベロッパーとして継続使用するのは難しい状態であった。

渋谷では、さまざまな需要用途が移り変わっている。建物を取得したクライアントからは、地階の飲食店舗を残したまま、居ながらによる耐震改修だけでなく、事務所ビルへの用途変更を行い、遵法性・建物性能を担保したうえで活用できるようにすることが求められた。

本計画では、無開口の躯体への開口の新設と、後付けルーバーや湿式の石貼りの除却という2つの与件があった。

建築家によるテキストより
五十嵐淳建築設計事務所が計画している、北海道・網走市のヴィラ「TENTOZAN project Villa 1」
五十嵐淳建築設計事務所が計画している、北海道・網走市のヴィラ「TENTOZAN project Villa 1」 image©中川幸之助建築デザイン
五十嵐淳建築設計事務所が計画している、北海道・網走市のヴィラ「TENTOZAN project Villa 1」 image©中川幸之助建築デザイン

五十嵐淳建築設計事務所が計画している、北海道・網走市のヴィラ「TENTOZAN project Villa 1」です。プロジェクトの公式ページはこちら

このプロジェクトは、北海道の東側の雄大な景色を一望に望める網走市天都山エリアでの豊かな暮らしの提案。エリアには世界遺産である知床連邦が連なり、網走湖、オホーツク海の眺めなど、北海道においてもとりわけ特徴的なロケーション。この豊かなランドスケープの中で、日常の喧騒から逃れて心地よい暮らしを実現するための居場所および村を作り出すプロジェクトで8つのVillaが計画される。

建築家によるテキストより
平井充+山口紗由 / メグロ建築研究所による、東京の、清家清設計の主屋と難波俊作設計の離れをつなぐ渡廊「代々木の渡廊」
平井充+山口紗由 / メグロ建築研究所による、東京の、清家清設計の主屋と難波俊作設計の離れをつなぐ渡廊「代々木の渡廊」 photo©鳥村鋼一
平井充+山口紗由 / メグロ建築研究所による、東京の、清家清設計の主屋と難波俊作設計の離れをつなぐ渡廊「代々木の渡廊」 photo©鳥村鋼一

平井充+山口紗由 / メグロ建築研究所が設計した、東京の、清家清設計の主屋と難波俊作設計の離れをつなぐ渡廊「代々木の渡廊」です。

これは2坪に満たない木造の小さな渡廊である。

街並みを見下ろす閑静な高台に、清家清氏によるRC造の主屋(1970)と、デザインシステムの難波俊作氏によるS造の離れ家(1988)が並んで建っている。主屋は、RC打放しとソリッドな煉瓦積み壁が特徴で、眺望の良い景色を捉えた巨大な嵌め殺しの水平窓と船舶専用の丸窓が穿たれている。それ対して離れ家は、嵌め殺しの水平窓と2階分の壁面を突き抜けた軽快なブレースが印象的だ。それぞれは、構造の特徴を外観の表現としており、壁面のスクリーンに街並みが映り込む内部を含めて極めて質の高いモダニズム建築である。

このプロジェクトは、高齢であるクライアントから主屋と離れ家を繋ぐ渡り廊下を作って欲しいという要望を実現することだった。敷地と道路の高低差は4m、資材の搬入経路は幅80㎝の階段しかなかった。雨風を防げれば良いという話であったので、私たちは職人が2人程度で運べる小さな部材で組み上げられる簡素なものが良いと考えた。

文化的価値のある建築の保存改修の方法には、既存部分と新しい部分の違いを明確にしなければならないという考え方がある。さらに、オーセンティシティやインテグリティといった考え方は、使い続ける建築にとって難しい問題であり、その都度の個別解となる。今回の既存建築のアイデンティティは、全体に纏う構造素材によるデザインの完一性が外観に現れていることが重要であり、これを増築部によって曖昧に延伸させることは避けなければならなかった。そのため、増築部は既存の2棟と異なる構造素材で、透明な木造建築が相応しいと考えた。

建築家によるテキストより
庄司光宏 / UCHIDA SHANGHAIによる、中国・上海のスタジオ「minimal studio in shanghai」
庄司光宏 / UCHIDA SHANGHAIによる、中国・上海のスタジオ「minimal studio in shanghai」 photo©長谷川健太
庄司光宏 / UCHIDA SHANGHAIによる、中国・上海のスタジオ「minimal studio in shanghai」 photo©長谷川健太
庄司光宏 / UCHIDA SHANGHAIによる、中国・上海のスタジオ「minimal studio in shanghai」 photo©長谷川健太

庄司光宏 / UCHIDA SHANGHAIが設計した、中国・上海のスタジオ「minimal studio in shanghai」です。

上海の外灘中心に位置する古い建築と新しい高層建築を同時に一望できるロケーションはクリエイティブなインスピレーションを得るには充分な環境である。

私は高層建築における空間体験の問題点として場所性の欠如を課題として常に意識してきた。均一的な空間にどうリアリティのある環境を取り込むかをテーマにしている。高層建築のユニットに場所性があるとしたら都市の中での浮遊感が圧倒的に面白い体験だと感じている。それらを取り込むことでノイズの少ないどこにでもある空間は周囲の都市建築と呼応する空間になり得ると考えている。

145平米あまりの空間に求められた要望は、様々なファッションデザイナーと生産側とのミーティングができるクリエイティビティがあること、サンプルのストック場所、時には展示会場、パーティ会場などフレキシブルな空間利用ができることであった。

建築家によるテキストより
下川徹 / TORU SHIMOKAWA architectsによる、福岡・福岡市の、シューズメーカー ムーンスターの旗艦店「ALSO MOONSTAR」
下川徹 / TORU SHIMOKAWA architectsによる、福岡・福岡市の、シューズメーカー ムーンスターの旗艦店「ALSO MOONSTAR」 photo©藤井浩司
下川徹 / TORU SHIMOKAWA architectsによる、福岡・福岡市の、シューズメーカー ムーンスターの旗艦店「ALSO MOONSTAR」 photo©藤井浩司
下川徹 / TORU SHIMOKAWA architectsによる、福岡・福岡市の、シューズメーカー ムーンスターの旗艦店「ALSO MOONSTAR」 photo©藤井浩司

下川徹 / TORU SHIMOKAWA architectsが設計した、福岡・福岡市の、シューズメーカー ムーンスターの旗艦店「ALSO MOONSTAR」です。店舗の公式サイトはこちら

1873年の創業以来、久留米の自社工場で靴を生み出し続けるシューズメーカー、ムーンスターの旗艦店。
ムーンスターの歴史ある工場を訪れると、建築の経年には圧倒的存在感がある。その中で数百人の職人が丹念に靴をつくる情景は心に残り、商品となる靴の背景を深く知る機会となった。私が体感した工場の物理的要素を、直接ショップで表現することは浅はかであり、背景を精神的に伝える空間をつくりたいと考えた。そこで、ムーンスターの真摯なものづくりへの姿勢と同じように、日本建築の基盤である大工・左官・庭師を主体とした、惜しみない手間をかけた本質的なつくりを試みた。

建築家によるテキストより
宮川清志 / SESNによる、東京・世田谷区のピザ店「Pizza mafia Tokyo」
宮川清志 / SESNによる、東京・世田谷区のピザ店「Pizza mafia Tokyo」 photo©見学友宙
宮川清志 / SESNによる、東京・世田谷区のピザ店「Pizza mafia Tokyo」 photo©見学友宙
宮川清志 / SESNによる、東京・世田谷区のピザ店「Pizza mafia Tokyo」 photo©見学友宙

宮川清志 / SESNが設計した、東京・世田谷区のピザ店「Pizza mafia Tokyo」です。店舗の公式サイトはこちら

桜新町にあるpizza mafia tokyo、ピザ屋さんの店舗デザイン。
居心地の良さを追求し、写真を撮る様にインテリアデザインを構築しています。
部分同士の関係性、物と空間の関係性、撮影者と対象の関係性など、諸関係が写真を作るとしたら複数の関係性を同時に見る事によって新しいイメージや空間が出来るのではないかと、写真を撮る様に心地良い部分を集積し、アルバムを見る様に全体を構築しています。○△□という単純な形が全体を繋ぎ止め、居心地の良い空間を意識する役割としています。

デザイナーによるテキストより
最も注目を集めたトピックス [期間:2020/8/17-8/23]
最も注目を集めたトピックス [期間:2020/8/17-8/23]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2020/8/17-8/23)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOによる、東京・東久留米市の、野菜の直売所「野縁の小屋」
  2. 平田晃久建築設計事務所による、東京の、住宅・ギャラリーからなる複合ビル「Tree-ness House」
  3. ザハ・ハディド・アーキテクツが計画している、中国・西安市の、6万人収容規模のサッカースタジアム「Xi’an International Football Centre」
  4. 長坂常 / スキーマ建築計画の改修で完成した、東京・墨田区の銭湯「黄金湯」の写真
  5. 中村竜治が2019年に完成させた、東京・渋谷区神宮前の「スタジオ兼ギャラリー」の写真と図面
  6. 中村好文が出演する、台所を特集するNHKのテレビ番組が放送[2020/8/18]
  7. 五十嵐淳建築設計事務所が計画している、北海道・倶知安町の、宿泊機能を中心とした複合施設「Talo Niseko」
  8. 写真家・小川重雄の東京藝術大学での特別授業「建築写真の世界 場と光の選択」がオンラインでも配信
  9. 写真家の小川重雄が東京藝術大学で行った特別授業「建築写真の世界 場と光の選択」のアーカイブ動画が公開中
  10. 伯耆原洋太+伯耆原智世による、東京・世田谷区の住宅「Wonder the one room」
  11. 小笹泉+奥村直子 / IN STUDIOによる、神奈川・横浜市の住宅「坂の住宅地の家」
  12. デントン・コーカー・マーシャルによるイギリスのストーンヘンジの新しいヴィジター・センターの写真
  13. プロダクトデザイナーの田村奈穂による、東京・渋谷区の「東三丁目公衆トイレ」の写真。THE TOKYO TOILET プロジェクトの一環で建てられたもの
  14. 畠中啓祐建築設計スタジオによる、東京・豊島区のダージリンティー専門店「TEA SHOP Parvati」
  15. 宮川清志 / SESNによる、東京・文京区の、自動運転システムを開発する企業のオフィス兼ガレージ「TierⅣ」
  16. 村山徹+加藤亜矢子 / ムトカ建築事務所による、東京・渋谷区の写真スタジオ「GO-SEES AOYAMA」の写真と図面
  17. 黒崎敏 / APOLLO Architects & Associatesによる、山形の住宅「SCAPE」
  18. 畠中啓祐建築設計スタジオによる、愛知・岡崎市の、犬の美容院「dog salon GRUM」
  19. 日建設計の山梨知彦によるエッセイ『「新しい集まり方」を考える』
  20. トラフによる「エルメス丸の内店 リニューアルオープン ウィンドウディスプレイ」

田根剛が店舗デザインを担当した、京友禅の老舗「千總」の旗艦店が、京都の烏丸三条にオープン
田根剛が店舗デザインを担当した、京友禅の老舗「千總」の旗艦店が、京都の烏丸三条にオープン
田根剛が店舗デザインを担当した、京友禅の老舗「千總」の旗艦店が、京都の烏丸三条にオープン

田根剛が店舗デザインを担当した、京友禅の老舗「千總」の旗艦店が、京都の烏丸三条にオープンしています。場所はこちら(Google Map)

京都で誕生して460余年、千總は京友禅をはじめ様々な染織品やファッション、ギフトにいたるまで多様なプロダクトに取り組み、日本の美を創造してきました。
この度オープンする本店では着物やスカーフをはじめとする千總が展開する全てのコレクションを一堂に取り揃えます。また、着物のお誂えなど千總ならではのサービスが充実し、2階には千總の所蔵品の展示を通じて世界観を感じられるギャラリーを併設しています。

ショップがある烏丸三条は、千總創業の地。これまで千總が大切に受け継いできた技術や文化、そして新しいものを生み出す創造性、アートなどたくさんの新たな美を発見し、お楽しみいただける場所として発信してまいります。

リリーステキストより
イタリアの建築家が率いる非営利組織ワカ・ウォーターが建設を進めている、持続可能なアイデアが込められたカメルーンの村の写真。ワカ・ウォーターは、アフリカでの水不足を解消する給水塔のプロジェクトで注目を集めた組織

イタリアの建築家アルトゥロ・ヴィットリ(arturo vittori)が率いる非営利組織ワカ・ウォーター(warka water)が建設を進めている、持続可能なアイデアが込められたカメルーンの村の写真が34枚、designboomに掲載されています。ワカ・ウォーターは元々、アフリカでの水不足を解消する給水塔のプロジェクトの名前のようで、そのプロジェクトは世界的に注目を集めました。現在はその名称が組織の名前になっているようです。彼らのyoutubeアカウントにも様々な施工風景の動画が投稿されています。

武藤弘樹建築設計事務所による、長野の住宅の増築「神職の文庫」の写真

武藤弘樹建築設計事務所のウェブサイトに、長野の住宅の増築「神職の文庫」の写真が11枚掲載されています。

長野市縁辺部の里山に建つ、神職夫妻の住宅の増築計画になります。

敷地は登録文化財である神社山門に面しており、ここに新たな正面玄関、簡易な応接機能、執務機能、祭器具等保管機能、そして夫妻が所蔵する書籍約3,000冊の収蔵および閲覧機能を備えること、さらに神職の住宅に相応しい構えと庭を与え、神社施設の一部として位置づけることを施主は望みました。また、前面道路と既存母屋には最大で2,170mmの高低差があり、かつて屋外階段で処理していたこの段差を、建物内で緩やかに繋ぐことも求められました。

こうした実際的な条件に加えてわたしたちは、住宅でありながら生活機能を持たないこの建物には、神職の生活ではなく、存在そのものを支える概念的な役割を与えたいと考えました。周辺環境と調和するように選ばれた切妻屋根の下は、襖で緩やかに区切られた筒状の一室空間です。仕上げ材を暗い色調の木材で統一し、木の胎内のような落ち着きと抽象性を与えるとともに、襖や書棚など複数のレイヤーを重層させることで、奥行きを強調しています。

ヨーロッパ最大の3Dプリンターで、2階建ての住宅を施工している動画

ヨーロッパ最大の3Dプリンターで、2階建ての住宅を施工している動画です。ベルギーの企業kamp Cによるもの。この住宅は、固定式プリンタで1つのピースとして印刷された世界初のものとの事。こちらでも写真が紹介されています。

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