


伊原慶 / TA+Aが設計した、東京・板橋区のシェアハウス「東京合宿所」です。
二面の生活道路に接道し北側にもゆとりある私道を抱えた東京都板橋区の木造密集住宅地に建つシェアハウスの計画である。
18の住室と入居者同士の交流が自然と繰り広げられる共用スペースが与件として設定された。
1ヶ月限定居住での運営がなされ、住人が常に入れ替わりながらコミュニティが拡がるシェアードスペースを目指す建築である。敷地形状をそのままトレースをしたような平面に住室のため外周からセットバックを施し共用スペースの気積を用意する。
二本の螺旋階段による吹抜空間を中心に据え、各住室と水廻りなどの諸機能が外周に絡まりつく機能配置とした。居住者の生活動線が吹抜として中央に存在することで、使い方に自由度と弾力を持つ共用部が立ち現れた。片方の階段は二重に重ねられたテキスタイルにより緩やかに分節され、男女の別やグループなど様々な使い方の仕切りとして柔らかく機能する。