加瀬谷章紀+綱川大介 / I.R.A.が設計した、東京・東村山市の住宅「spiral」です。
都内屈指とも言える狭小都市型敷地形状。道路・間口・地型・方角といった全ての条件、そしてこれらから受ける法制限が厳しい敷地に要求される夫婦2人の為の戸建て住宅である。
施主は珍しく(我々の施主性としては)超閉鎖的な空間を望んでいた。一方で、限られた小さな敷地に最大限のボリュームを求めるドメスティックな要求もあった。道路や高度と著しい斜線制限を受けるとまるで宝石のような骨格となる。
加瀬谷章紀+綱川大介 / I.R.A.が設計した、東京・東村山市の住宅「spiral」です。
都内屈指とも言える狭小都市型敷地形状。道路・間口・地型・方角といった全ての条件、そしてこれらから受ける法制限が厳しい敷地に要求される夫婦2人の為の戸建て住宅である。
施主は珍しく(我々の施主性としては)超閉鎖的な空間を望んでいた。一方で、限られた小さな敷地に最大限のボリュームを求めるドメスティックな要求もあった。道路や高度と著しい斜線制限を受けるとまるで宝石のような骨格となる。
アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2020/5/25-5/31)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
植田実が、倉俣史朗が1975年に完成させた山梨の「山荘T」に関する、西沢大良の考察を紹介したテキストが公開されています。「山荘T」の原図も掲載されています。本文中で紹介されている西沢の論考が収録された書籍は『倉俣史朗とエットレ・ソットサス』です。
鍋島貴+寺岡万征 / wipeが設計した、東京・杉並区の集合住宅「Skyterrace」です。
都内の市街地に位置する集合住宅。
スマホとSNSの普及により誰もがいつどこでもつながる現代において、私たちはプライベートが希薄になった。
一日をがんばり終えておうちに帰ったときに、ゆっくりと自分と向き合える時間を大切にする空間が必要ではないだろうか。そんな建築を考えた。
浅子佳英と田村圭介が、渋谷と新型コロナウイルスのトピックを絡めて語っている対談「SHIBUYA──迷宮ターミナルの歴史といま、そして未来」がLIXILのウェブサイトに掲載されています。
コミュニティデザイナーの山崎亮に、浅子佳英が話を聞いているインタビュー「ポストコロナの社会で未来像はいかに描けるか」が、LIXILのウェブサイトに掲載されています。
o+hパートナー、EIKA studioの榮家志保が、新型コロナウイルスでのリモートワークでの気づきを反映した空間改修の小さなアイデアを記した論考「プライベート・スペースの前線に立つ」が、LIXILのウェブサイトに掲載されています。
ツバメアーキテクツの山道拓人が、自作の“BONUS TRACK”と“下北線路街 空き地”を通してアフターコロナについても考察している論考「徒歩圏開発モデルで、地域をメンテナンスする」が、LIXILのウェブサイトに掲載されています。
山田優 / SNARK Inc.+横尾真 / OUVIによる、群馬・みどり市の住宅「西鹿田の家」です。
群馬県みどり市の郊外に建つ木造2階建住宅である。敷地は小高い丘の上の造成された土地であり、盛土により前面道路から3m程高い位置にあった。南側に庭を確保しつつ眼下に広がる田園風景を享受するために既存敷地のレベルに細長い矩形の家型を建てた。この建築では細長い家型ヴォリュームの中に2つの方向性を与えている。
1階は棟材を支える4本の柱を手がかりにリニアなヴォリューム内に複数の居場所をつくった。天井は高く持ち上げられているため屋根を支える架構の存在は薄れ、それぞれが独立した場所として存在している。長手方向の外壁に沿ってひだのような凹凸をつくり、内側ではキッチンや洗面台を収めたり玄関や窓際の溜まりとして、外側では屋根がかかったポーチや室外機などの設備を置く隙間として利用している。凹凸により短手方向にベクトルを与え、それぞれの場所と庭や隣地の林など近隣との関係を作っている。耐力壁を外側へ突出させたことで45度振ることができ、両方向の地震力を負担しながら内部に耐力壁が表れない一体的なヴォリュームを作ることが出来た。
アトリエダコスタ(ATELIERDACOSTA)のウェブサイトに、ポルトガル・ジェメゼスの、図式的平面と古典を感じさせるシンメトリーなファサードが特徴的な休暇住宅の写真が14枚と図面が8枚掲載されています。左側の写真をクリックすると次の写真が表示されます。右の図面はドラッグでドローイングがスクロールしていきます。
坪井飛鳥+細貝貴宏+上田哲史 / atelier thuが設計した、兵庫・加古川市の住宅「Kata」です。
南側隣家の配置の「抜け」に着目し、そこへ建物の抜けをとるように配置を傾けた。歩行者の視線を遮るように南側に木塀を設け、角度をつけた木製のルーバーによって室内からと外部からの視線を操作し、それにより開放的でありながらも豊かな居住性を確保する事を考えた。
家型のフレームを伸ばすことで、夏季の厳しい陽射しを遮り、冬季の暖かい陽射しを室内にとりこむ。南から入る陽の光は床のタイルを温め、ダイレクトゲインによって床暖房を切っていても温かい。気密性を考え開口部は既製品の高断熱のアルミサッシを採用し、内部からは木製サッシのように見えるようにフレームを構造材で隠した。夏季の強い光は和紙調のプリーツスクリーンで調整し、スクリーンを通る柔らかい光が室内を包み込む。
スキーマ建築計画の長坂常に、1:1を知ることで設計が変わっていくこと、独立当初の仕事がない時期の過ごし方、自身へのドローグデザインの影響等について聞いているインタビュー動画です。東京理科大学理工学部西田司研究室が定期的に行っているシリーズ「コロナの時期の過ごし方を面白がる建築学生ラジオ」の2020年5月20日収録分です。
コンラン&パートナーズのデザインによる、東京・港区の集合住宅「Kita Aoyama Apartments」の写真と図面がarchdailyに掲載されています。設計を手掛けたのは、こちらのページよればアール・アイ・エーとの事。東京の分譲集合住宅が平面図付きで紹介されるのは珍しいのではないかと。
OV-Aによる、チェコ ノヴィー・ボルの、築200年の2棟の歴史的建築をオリジナルの状態に修復・改修し、うろこ状に貼られたガラスのファサードが特徴的な新棟で接続したオフィス「Headquater Lasvit in Nový Bor」の写真と図面が31枚、archdailyに掲載されています。建築家のサイトでも別カットの写真や模型、図面を見ることができます。
T・W・ライアン・アーキテクチャー(T W Ryan Architecture)が設計した、アメリカ・ヴァージニア州の、3つの切妻と煙突が特徴的でミニマリズムを感じさせる住宅「 Three Chimney House」の写真と図面が16枚、dezeenに掲載されています。建築家のサイトには別カットの写真や模型なども掲載されています。
隈研吾のウェブサイトに、石川・金沢市の、兼六園の茶店通りに建つ茶店のリノベーション「見城亭」の写真が6枚掲載されています。
金沢の名園、兼六園の茶店通りに建つ茶店のリノベーション。北陸の民家を大雪から支えてきた「サシモノ造り」の方法を用いて既存の建物を補強し、木のフレームが飛び交う大きな闇をデザインした。かつてこの場所にあった江戸町武家屋敷の豊かな闇を感じさせるような素材で内装を仕上げ、その闇の中に金箔貼りの照明器具を浮遊させた。小屋組み部分の補強に炭素繊維ロッドを使用し、石川県の新旧の技術を複合させた。
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