八戸市美術館の館長に、日大建築学科教授の佐藤慎也の就任が予定されています。八戸市美術館は西澤徹夫・浅子佳英・森純平による建築です(こちらのPDFで実施設計時の図面やパース等が閲覧できます)。佐藤慎也のプロフィールはこちら。美術館についてより知るためにはこちらのページも参考になります。
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Florian Busch Architectsの、設計スタッフ(新卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
設計スタッフの募集
新しい知見と今まで培ってきたものや、その場・環境を考慮した建築・都市空間を目指しています。
既成概念にとらわれず、軸をもちながらもあらゆるものに柔軟に挑戦する好奇心のある方を求めています。Florian Busch Architects
https://www.florianbusch.com/
https://instagram.com/florianbuscharchitects



y+M design office と 京智健 / カイトアーキテクツが設計した、徳島の、明治時代に建てられた商家を改修した三好市地域交流拠点施設「真鍋屋」です。施設の公式サイトはこちら。
幕末から明治時代にかけてたばこ産業で栄えた歴史あるうだつの街並みの中で、明治時代に建てられた商家をリノベーションし、移住者も増えつつある中山間部のまちに、新しく訪れた人々と住民の方々が交流できる施設として再生させる計画である。
敷地内は増改築が繰り返され、明治時代の建材と最近造られた新建材が同居する雑多で閉ざされた印象の空間だった。そこには朽ちかけた蔵が3棟、納屋と座敷、新建材で造られた洋室やトイレ、閉鎖的で湿気の多い2つの中庭があった。
2つの中庭を「広場」と位置づけ、まちに開くことで歴史ある街並みを敷地内部に引き込み、まちのコミュニティ形成の場になることを意図した。「なかにわ広場」に通じる2つのピロティを新しく造ることで、誰もがいつでも自由に訪れることのできる憩いの場所となり、住民にとって散歩道の延長としてくつろぎの空間になる。また施設の各スペースのアクセスを「なかにわ広場」からとし、文字通り「なかにわ広場」を中心とした構成とした。
地元の方の結婚式を始めとして、各種イベントが毎月行われており、新たに訪れる方や地域の方に確実に愛され始めていると感じている。四国のへそと呼ばれる三好市の地域交流施設として、多くの方々の出会いの場となることで、三好市だけでなく四国のインターフェースになることが望まれる。


腰越耕太建築設計事務所の、設計スタッフ(正社員)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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腰越耕太建築設計事務所では、設計スタッフ(正社員)を募集しております。
私たちは建築設計を通じて、持続可能な社会づくりに貢献していきたいと考えています。現在進行しているプロジェクトの多くは、軸組工法やCLTパネル工法などの木質構造を採用しています。木を構造材として使用することで炭素を固定化し、環境問題解決の一翼を担っていければと考えています。環境にとってプラスになることを意識しながら、日常生活を豊かにするようなデザインを目指しています。
2010年の事務所設立以来、個人住宅を中心に設計を行ってきました。近年は共同住宅や店舗ビルなど、中大規模建物の仕事が増えています。現在は個人住宅、別荘、高層木造共同住宅などの業務が進行中です。国内外のコンペにもチャレンジしており、プレゼンテーションが得意な方を歓迎します。また、英語が得意な方優遇します。
向上心と誠意をもって建築設計に向き合っていける方、明るくコミュニケーション能力に長けている方のご応募をお待ちしております。
腰越耕太建築設計事務所 http://www.koshigoearchitects.com



八島正年+八島夕子 / 八島建築設計事務所が設計した、長野・上水内郡の住宅「野尻湖の小さな家」です。2021年に発売された八島正年と八島夕子による書籍『10の住まいの物語』の概要も掲載します。
長野県北部、新潟県との県境に位置する妙高戸隠連山国立公園内の野尻湖のほとりに建つごく小さな別荘である。建主は神奈川県の葉山にて二世帯住居(葉山一色の家/2015年竣工)を設計中に、訪れた旅先で偶然この敷地を見つけ、二拠点生活を決意する。どちらも緑豊かな土地ではあるが、自然環境の違いや家族との距離感のあり方など、二か所あるからこそ、それぞれ異なる暮らし方を楽しむものとして設計を進めた。
計画にあたって、周辺環境を維持するためにできるだけ木を切らないことと、国立公園の規制もあり、必要最小限の面積(5m×5m)で設計を行うこととした。建物は地表の湿気や積雪対策のため、1階をRC造の倉庫、2階を木造の居住空間とし外壁は周辺の環境に馴染むようにレッドシダーのシングルシェイクとした。屋根は軒を出した方形で外壁を痛めないよう雪を全方向に落とす形状としている。
自然環境の中に身を置く場所として、簡素な山小屋の方がより自然な状態だという考え方ももちろんあるが、日常生活の仕様から離れすぎないことで気楽に使える場所を目指すと同時に、大きさに見合った適度な簡略化をし、食寝分離と台所を充実させ、コンパクトであるが質の高い空間にできたと思う。


y+M design officeが設計した、兵庫・姫路市の、国道沿いに建つロードサイドの生花店「AOYAMA花苑」です。店舗の公式サイトはこちら。
ロードサイドショップは商店街などとは違い、走行する車からでも店を認識させる必要がある。そのために大きな看板と広い駐車場がロードサイドに並んでしまうことが多く、屋外広告物の氾濫や景観破壊が問題視されている。「AOYAMA花苑」は兵庫県姫路市の国道沿いに建つロードサイドの生花店である。
敷地は多くの車が往来する国道と古くからの街並みの残る旧街道に挟まれており、閉店時であっても屋外広告物に頼らずに、国道を行き交う車窓からの視認性の確保と、合わせて街の公園のように自然光を浴びた草花や植物の中を散策できるようなショップを目指した。
多くのロードサイドショップがそうであるように、駐車場に停まる車がファサードに並ぶことを避け、国道と旧街道からの動線を確保しつつ、必要なお客様用駐車場とサービス用駐車場を西側と北東側にまとめて計画し、中央のスペースにパーゴラのような4つのフラットルーフを配置した。



井原正揮+井原佳代 / ihrmkが設計した、愛知・みよし市の住宅「鉤の手の立体交差」です。
愛知県みよし市の住宅街の角地に建つ、夫婦と子どもたちのための住宅である。
前面道路は買物帰りの井戸端会議や子どもたちの遊び場として人通りのある生活道路、隣地は集合住宅の駐車場となっている。
常に周囲に人々の存在や視線があるような環境の中で、周囲に対して内側に籠もってしまうのではなく、周辺環境と適度に繋がりながら見通せる面と見通せない面を平面的立体的に混ぜ込んだ、鉤の手のような余白空間を持つ住宅をつくりたいと考えた。
計画地は、周辺の住宅と比べて2倍程の面積を有する敷地であり角地であり、周囲に対する圧迫感と視線の交錯を避けたいと考えた。そこで、建物を半階分地下に埋め、1.5層分の高さに1枚の屋根を架けて、この下に2つのボリュームと余白空間を配置した。
この余白空間は、道路と同じレベルのダイニングキッチン、そして大階段で半階下りると2層吹き抜けのリビング、ダイニングの北側とリビングの南側にそれぞれ配置した屋根下のテラスによる、半分が内部で半分が外部である鉤の手(Z字)型平面の路地空間となる。そして、1階南西側の洗面所や浴室など水廻りのあるボリューム、北東斜向かいの主寝室と2階のプレイルームのあるボリュームを繋ぐようにプレイルーム(将来の子ども室)へ向かうブリッジを路地中空に配置して、立体交差させた。
髙田浩一 / KOICHI TAKADA ARCHITECTSが、王立英国建築家協会の主催で、2021年1月27日に行った講演の動画です。髙田は、オーストラリア・シドニーを拠点とする建築家で、ジャン・ヌーベル設計のカタール国立博物館内のショップなども手掛けています。髙田の日本語でのインタビュー記事はこちらに。

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2021/2/8-2/14)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
- 佐々木君吉+バンバタカユキによる、宮城・仙台市の、住宅兼ギャラリー「House O」
- 松島潤平建築設計事務所による、東京の、集合住宅の一住戸の内装デザイン「Float」
- 河部圭佑建築設計事務所による、いくつものゆるやかなアイデアを融合する方法論を試行した「名古屋みなとのアトリエ住居」 / 辻琢磨による本作品の論考「納まりの海に浮かべられた色彩と幾何学」
- 二俣公一 / ケース・リアルによる、北海道・倶知安町の別荘「CHALET W」
- 日本工業大学吉村研究室+田中正洋による、建築設計課題の導入として企画された、シークエンス模型ワークショップ「ビー玉ビルディング」
- 八島正年+八島夕子 / 八島建築設計事務所による、千葉・流山市の住宅「おおたかの森の家」
- スノヘッタによる、東京・原宿の店舗「Tokyo Burnside」
- y+M design office・成安造形大学YOHAKUプロジェクトチーム・澤村による、滋賀・大津市の「成安造形大学アパートメント YOHAKU」
- 八島正年+八島夕子 / 八島建築設計事務所による、東京・武蔵野市の住宅「吉祥寺南の家」
- 中川エリカと西沢大良が「30代でつくるべきもの」をテーマに対談している動画。ギャラリー・間での個展に合わせて企画されたもの
- 井原正揮+井原佳代 / ihrmkによる、愛知・日進市の住宅「バイパスの湾処」
- 興津俊宏による、大阪市の住宅「みんか2020」
- 創造系不動産の高橋寿太郎が、神奈川大学の教授に。2022年4月就任予定とのこと
- 長沼和宏+澤田淳 / AIDAHOによる、埼玉・深谷市の住宅「FUKAYA house 02」
- 石上純也建築設計事務所による「神奈川工科大学KAIT広場」の3DVR写真
- 二俣公一 / ケース・リアルによる、東京・北青山の多目的スペース「地域交流拠点 まちあい」
- MADの設計で建設が進められる、中国・海口市の図書館「Wormhole Library」の構造体が完成。2021年春の竣工を予定
- 中山英之へのインタビューと、大学入学以前に再現したリートフェルトの椅子の写真
- 三井嶺建築設計事務所による、東京・世田谷区の商業施設「柳小路南角」
- 石上純也建築設計事務所による、神奈川・厚木市の「神奈川工科大学KAIT広場」
安藤忠雄がゲストエディターを務めるドムス2021年2月号の社説が公開されています。「大都市の宝石箱」というタイトルで既存の都市機構に批判的声明を出す必要性を説く内容です。2021年2月号の概要はこちらで閲覧できます。ハンス・ホラインのレッティ蠟燭店が表紙。
創造系不動産の高橋寿太郎が、神奈川大学の教授になるそうです。2022年4月就任予定とのこと。まち再生コースの中の不動産デザイン研究室を受け持つようです。


矢萩智 / SYA+kamikamiが設計した、東京・世田谷区の、二子玉川 蔦屋家電内に設置された商品展示の為のパヴィリオン「ツリーポン」です。なお、こちらの設置はすでに終了しています。
矢萩は隈研吾建築都市設計事務所出身の建築家です。
東京の二子玉川 蔦屋家電に、ソーラーパネルを使用したプロダクトを展示するために製作したパヴィリオン。
ツリーの形をした什器を日本の伝統的な相欠き(アイガキ)を用いて設計することを試みた。
高さ225mm、厚さ15mmの合板を相欠きで組み上げ、自重を受け入れながら安定していく方法を模索した。基本ピースの高さを225mmとすることで、組み合わせ方次第で、椅子にもカウンターにもなるように設計した。安価に手に入るラワン材を使用し、積み上げることで、標準的なエレメントを使用して、大きな一本の木を作ろうと考えた。相欠きは30~50mmとし、高くなるにつれて深くすることで、全体の安定性を目指した。建築の構造体の形式を模索することで、高層化や建築スケールに応用できることを目的に計画した。


末光弘和+末光陽子/SUEP.の、【募集職種】募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
末光弘和+末光陽子/SUEP.では、新規に2名の設計スタッフを募集しております。
現在、SUEP.では、国内外で様々なプロジェクトが進行しており、国内では、ホテル、オフィス、文化施設、集合住宅、個人住宅、ツリーハウスなど、海外では、こども園や、オフィスなどのプロジェクトが進行しております。特に最近は、地球環境を大切にし、自然と共生する建築デザインをつくるという私たちの思想に共感していただく方から、国内外問わず依頼が増えてきており、我々の取り組みに対する社会の中での需要の高まりを強く感じます。
このような私たちの考え方に共感し、一緒に建築を楽しんで設計していくスタッフを募集しています。チーム性でフラットな議論を進めるのもSUEP.の特徴になります。興味のある方は、是非ご連絡ください。
吉阪隆正の、東京都現代美術館での建築展の新たなスケジュールが発表されています。新しい会期は2022年3月19日~2022年6月19日です。
2020年1月の情報発表時には、2020年11月に行われる予定でしたが、新型コロナウイルス感染症により延期されていました。
同時代の社会や世界的な動向を踏まえ、館独自の調査研究で現代美術の多様な側面をクローズアップする活動のひとつとして、建築家・吉阪隆正(1917-1980)の回顧展を開催します。ル・コルビュジェの弟子の一人として、日本に近代建築の思想を普及させた功績で知られる吉阪は、建築の枠にとどまらず、教育者・登山家・冒険家・文明批評家としても多くの表現者に影響を与えてきました。本展覧会ではデッサン・図面・模型・写真・映像に加え、吉阪のことばを紹介し、半世紀前に着想されたものとは思えぬ新しさに満ちた一連の思想に触れ、新たな未来を築くための契機とします。
※開催内容は、都合により変更になる場合がございます。予めご了承ください。



八島正年+八島夕子 / 八島建築設計事務所が設計した、東京・武蔵野市の住宅「吉祥寺南の家」です。本記事末尾には、2021年に発売された八島正年と八島夕子による書籍『10の住まいの物語』の概要も掲載します。
隣家がせまる都市部の住宅地に建つコートハウス型の住宅の計画である。
建主からは夫婦と二匹の猫が暮らすプライバシーの保たれた家を設計してほしいと依頼された。RC造のコートハウスを希望されていたが、限られた敷地面積の中で庭に十分な面積を割かずに壁を高く立ち上げてしまうと光や風が届かず植物がうまく育たなくなり、逆に壁を低くし過ぎてしまうと隣家からの視線を遮ることができなくなる。
都市部ならではの厳しい建築制限の中、庭を囲む建物の一部分を半屋外のテラスとして、中庭と上部空間でつなぎ広げることで植物に対しても良好な生育環境になるよう計画した。
敷地は東西に延びる矩形をしており、東側接道のため東側に駐車スペース、中央に建物、西側へ中庭を配置するかたちとなった。
一階は中庭に面した寝室と北西側に張り出すかたちで洗面浴室、東側玄関近くにゲストルームを設けている。二階は吹き抜けのあるリビングを中心としたワンルームのLDKで、東側の窓から望む街並みと西側の窓からのプライベートな中庭に挟まれた天井の高い開放的なリビング空間に対して、ダイニングは板貼りの天井によって高さを抑え落ち着いた印象の空間とした。またダイニングの上部には畳敷きの小屋裏を設け、開放的なリビングダイニングとは印象の異なる部屋に設えた。



二俣公一 / ケース・リアルが設計した、北海道・倶知安町の別荘「CHALET W」です。
施主は、海外から毎年日本に短期滞在しているスノーボードの愛好家。
彼が滞在中に家族と過ごすための場所であり、さらにはゲストとリラックスして交流できるようなシャレーを計画することとなった。敷地はスキーリゾートとして有名なニセコエリアの一画で、周囲を白樺に囲まれた雑木林の中にある。
施主からの希望は、敷地に対して可能な限り床面積を確保すること、ゲストが訪れた際にくつろげる座敷があること、そしてこの土地のシンボル的な存在でもある羊蹄山を眺められる窓と開放的なリビングダイニングであった。














