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伊藤憲吾建築設計事務所による、大分市の仮設観光案内施設「まちなか案内所」
伊藤憲吾建築設計事務所による、大分市の仮設観光案内施設「まちなか案内所」 photo©イクマサトシ(TechniStaff)
伊藤憲吾建築設計事務所による、大分市の仮設観光案内施設「まちなか案内所」 photo©イクマサトシ(TechniStaff)
伊藤憲吾建築設計事務所による、大分市の仮設観光案内施設「まちなか案内所」 photo©イクマサトシ(TechniStaff)

伊藤憲吾建築設計事務所が設計した、大分市の仮設観光案内施設「まちなか案内所」です。このけんちくは既に解体されています。

大分駅北側に建設された観光案内施設である。道路上に建設された仮設建築であり、すでに解体されている。設置期間は2015年4月~2016年3月であった。

【観光案内所】
大分駅ビルのオープンや大分県立美術館の開館、大分都心南北軸整備事業など、歴史的な変革を遂げる大分市において、集客した人をまちなかに循環させる事が必要であり、その為のアナウンスを行う場所として設置された。大分市からの委託事業である。

【仮設建築】
JR九州のディスティネーションキャンペンの期間に合わせ、半年間(4月~9月)だけの期間限定の仮設建築となっている。解体撤去時の対応も含めた設計となっている。2015年9月末の撤去予定となっている。※のちに延長され一年間の設置となった。

【大分県と木材】
大分県は杉の生産量が国内で3位となっており、今後の都市の木質化の可能性が高い。環境問題において自国生産可能な木材の活用は求められており、林産業の活性は地方創生においても必要である。

建築家によるテキストより
山田優 / SNARK Inc.による、東京・渋谷区の集合住宅の一住戸の改修「松濤の家」
山田優 / SNARK Inc.による、東京・渋谷区の集合住宅の一住戸の改修「松濤の家」 photo©新澤一平

山田優 / SNARK Inc.による、東京・渋谷区の集合住宅の一住戸の改修「松濤の家」です。

東京都渋谷区にある中古マンションのリノベーション。

中古マンションを買い上げ、付加価値を付けて再販するプロジェクトである。事業収支を成り立たせる為に限られた予算の中での更新が必要とされた。壁式構造ということもあり大幅な間取りの変更が難しい物件である。

ポイント絞って物件の価値を引き上げる為に構造壁によってリビングダイニングと分断されていたキッチンとその隣にある大きな窓に着目し、キッチンに広がりや繋がりを持たせるために窓際からキッチンへと連続するカウンターを設けた。カウンターは既存の出入口があった構造壁をはさみキッチン側へ反転されている。

建築家によるテキストより
古家俊介 / DESIGN NETWORK ASSOCIATESがランドスケープデザインを手掛けた、福岡市の「福岡市立こども病院」
古家俊介 / DESIGN NETWORK ASSOCIATESがランドスケープデザインを手掛けた、福岡市の「福岡市立こども病院」 photo©八代写真事務所
古家俊介 / DESIGN NETWORK ASSOCIATESがランドスケープデザインを手掛けた、福岡市の「福岡市立こども病院」 photo©八代写真事務所

古家俊介 / DESIGN NETWORK ASSOCIATESがランドスケープデザインを手掛けた、福岡市の「福岡市立こども病院」です。

ホスピタル・パーク

ランドスケープは主に1Fのホスピタルガーデンと4Fの屋上庭園で構成され、こども病院が海に隣接していることから「海」をキーワードにデザインを展開した。ファニチャーやパーゴラは、海の軟体動物や深海魚等を想起させる抽象的なデザインを施すことにより、子どもたちの想像力や好奇心を喚起させることを意図した。また、周辺環境とランドスケープとを出来るだけシームレスに繋ぐことで、地域住民がランドスケープを公園のように気軽に利用できる環境をつくりたいと考えた。なぜなら、地域住民がランドスケープを日常的に利用することによって賑わいが生まれ、その賑わいが病院内へと波及していくことを期待したからである。

デザイナーによるテキストより
最も注目を集めたトピックス [期間:2020/5/11-5/17]
最も注目を集めたトピックス [期間:2020/5/11-5/17]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2020/5/11-5/17)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。

※現在、トップページのランキングが不調の為、大元のアクセス解析からデータを抽出しています


  1. 中尾彰宏+齋藤慶和 / STUDIO MOVEによる、福岡・糸島市の駐車場「#ジハングン」
  2. 「建築家のレム・コールハース氏は、パンデミックの前に公共空間の再設計が必要だったと語る(TIME)
  3. 眞柴一樹+河合美里 / アトリエウルルによる、大阪狭山市の住宅「2つのニワと大きなワンルーム」
  4. SNSで発信した手描きのスケッチが大きな反響を呼び出版に至った、建築家・瀬野和広による書籍『瀬野式 住宅設計エスキス帖』のプレビュー
  5. 齋藤慶和+中尾彰宏 / STUDIO MOVEによる、大阪・八尾市の美容室「hair terrace sooH」
  6. 永松淳建築事務所による、静岡・駿東郡の住宅「長泉の家」
  7. 下川徹 / TORU SHIMOKAWA architectsによる、大分・日田市の「大原参道ビル」
  8. 永山祐子建築設計が入居している杉並区のオフィスの、居抜きでの借主を募集中
  9. 隈・安井設計共同企業体が設計を進めている、滋賀の「守山市新庁舎」の基本設計書(案)と解説動画が公開
  10. 子浦 中 / シオ建築設計事務所による、千葉の集合住宅の住戸改修「handcraft house」
  11. アメリカ生まれで藤本壮介事務所・takramを経て自身の事務所 Bureau 0–1を立ち上げたカズ・ヨネダへのインタビュー『「建築的思考」で都市と建築を考える』
  12. 杉山幸一郎による連載エッセイ “For The Architectural Innocent” 第4回「ペンから筆へ」
  13. OHA+MOVE設計共同体による、京都の宿泊施設「長岡京のホテル」
  14. 小田真平建築設計事務所+アトリエロウエによる、京都の既存住宅の改修「大山崎の住居」
  15. くまもとアートポリス「(株)エバーフィールド木材加工場」設計プロポの結果と提案資料などが公開
  16. 桐山啓一 / Airhouseによる、愛知の住宅「豊橋の家」
  17. 古家俊介 / DESIGN NETWORK ASSOCIATESがランドスケープデザインを手掛けた、福岡市の「九州産業大学」
  18. 永松淳建築事務所による、大阪・南河内郡の住宅「大宝の家」
  19. 篠原一男・坂本一成・伊東豊雄・白澤宏規の建築を被写体とする、多木浩二の初写真集『建築のことばを探す 多木浩二の建築写真』が、発行元・建築の建築のサイトで予約受付中。プレビューも掲載
  20. LIXILギャラリーとLIXIL出版が、その活動を終了することを発表

ヴォ・チョン・ギア・アーキテクツが手掛けた、ベトナムのユニクロ旗艦店内での、竹のインスタレーションの写真

ヴォ・チョン・ギア・アーキテクツが手掛けた、ベトナムのユニクロ旗艦店内での、竹のインスタレーション「bird nest」の写真が15枚、designboomに掲載されています。

アムステルダムのレストランが、新型コロナウイルスを考慮し社会的距離を確保するための、小さな温室状の客席を設置

アムステルダムのレストラン「mediamatic」が、新型コロナウイルスを考慮し社会的距離を確保するための、小さな温室状の客席を設置しています。リンク先のdesignboomに写真が9枚。

以下はお店の公式アカウントに投稿された写真です。

ハッペル・コルネリス・ヴェルホーヴェンとジュリアン・ハーラップ・アーキテクツによる、オランダ・ライデンの、築375年の建築を修復・増築した、新設部のクラシカルなファサードも特徴的な「ラーケンハル市立博物館」の写真と図面

ハッペル・コルネリス・ヴェルホーヴェン(Happel Cornelisse Verhoeven)ジュリアン・ハーラップ・アーキテクツ(Julian Harrap Architects)による、オランダ・ライデンの、築375年の建築を修復・増築した、新設部のクラシカルなファサードも特徴的な「ラーケンハル市立博物館」の写真と図面が57枚、建築家のサイトに掲載されています。dezeenでは英語による解説も読むことができます
ジュリアン・ハーラップ・アーキテクツは建築の修復を専門とするファームで、チッパーフィールドなどとも組んでいるようです。サイトのつくりも興味深いです。

構造家の金箱温春へのインタビュー動画 くまもとアートポリス「(株)エバーフィールド木材加工場」設計プロポの結果と提案資料などが公開

くまもとアートポリス「(株)エバーフィールド木材加工場」設計プロポーザルの結果と提案資料などが公開されています。
最優秀賞に選ばれたのは「小川次郎/アトリエ・シムサ+kaa」、優秀賞は「倉掛・秋山・井上・川崎建築設計共同企業体」でした。

最終候補に残った5者の提案書(PDF)はこちら。

伊東豊雄による審査講評はこちらで閲覧できます。

以下は、最終候補者によるプレゼンテーションの動画です。

篠原一男・坂本一成・伊東豊雄・白澤宏規の建築を被写体とする、多木浩二の初写真集『建築のことばを探す 多木浩二の建築写真』が、発行元・建築の建築のサイトで予約受付中。プレビューも掲載
篠原一男・坂本一成・伊東豊雄・白澤宏規の建築を被写体とする、多木浩二の初写真集『建築のことばを探す 多木浩二の建築写真』が、発行元・建築の建築のサイトで予約受付中。プレビューも掲載

篠原一男・坂本一成・伊東豊雄・白澤宏規の建築を被写体とする、多木浩二の初写真集『建築のことばを探す 多木浩二の建築写真』が、発行元・建築の建築のサイトで予約受付中です。

本書は、故・多木浩二(1928-2011)が1968年から1979年に撮影した個人住宅17軒、124点の写真を収録します。被写体の建築家は、篠原一男(1925-2006)、坂本一成(1943-)、伊東豊雄(1941-)、白澤宏規(1943-)で、それぞれの建築家が生前の多木から預かったというフィルムおよびプリントを複写しました。本書編者のアーティスト・飯沼珠実が、本書刊行までにみつけた多木の建築写真は12,000コマを数え、収録写真の半数以上が、撮影から50年前後のときを経て、本書において初めて発表されます。

写真は被写体の竣工年順に並べられ、建築作品の基本情報に加え、本書デザイナー・高室湧人が描きおこした図面に、多木の撮影地点をプロットした資料が添えられます。さらに2本のテキスト、多木が篠山紀信写真集『家 Meaning of the House』(潮出版, 1975)に寄せた19編のエッセイのひとつ「家のことば」と、文化人類学者・今福龍太の書き下ろし「家々は海深く消え去りぬ 多木浩二の『反-建築写真』」を収録します。

被写体:花山南の家 1968, 鈴庄さんの家 1968, 未完の家 1970, 篠さんの家 1970, 直方体の森 1971, 同相の谷 1971, 海の階段 1971, 久ヶ原の住宅 1972, 成城の住宅 1973, 谷川さんの住宅 1974, 上原通りの住宅 1976, 代田の町家 1976, 中野本町の家 1976, 花山第3の住宅 1977, 愛鷹裾野の住宅 1977, 上原曲がり道の住宅 1978, 銀舎(多木自邸)1979.

「建築の建築」はアーティストの飯沼珠実が立ち上げた出版社だそう。

2017年ころより開始した多木浩二の建築写真の調査について、その研究成果を出版するため、2020年春に東京を拠点とする出版社・建築の建築を立ち上げました。
初めての刊行物となる『建築のことばを探す 多木浩二の建築写真』を皮切りに、建築と視覚芸術にまつわるアートブックを制作していきます。
建築の建築では、大文字の歴史からはこぼれおちてしまうとしても、
そこにたしかにある歴史のかけらとしての個をみつめる、
historyからhis-storyをすくいあげる、
そのような書籍をつくっていきたいと考えています。
イメージとテキストが織りなす空間の可能性を信じ、
コンセプトとデザインがひとつになるかたちを探しながら、
小さな建築としての書籍制作をめざします。

また、2020年7月に出版記念展・イベントが、東京・銀座で企画されています。

以下に、プレビュー画像を掲載します。

古家俊介 / DESIGN NETWORK ASSOCIATESがランドスケープデザインを手掛けた、福岡市の「福岡山王病院」
古家俊介 / DESIGN NETWORK ASSOCIATESがランドスケープデザインを手掛けた、福岡市の「福岡山王病院」 photo©エスエス九州

古家俊介 / DESIGN NETWORK ASSOCIATESがランドスケープデザインを手掛けた、福岡市の「福岡山王病院」です。

まちのリビング

敷地は病院と医療系専門学校の公開空地である。周囲には小学校や図書館、博物館、テレビ局、高層マンション等、様々な施設が建ち並んでいる。病院や医療系専門学校関係者だけでなく、周辺住民や周辺施設の利用者も気軽に立ち寄ることのできる“リビング”のようなランドスケープを目指した。芝生のカーペットの上に、スケールアウトしたスツールやテーブル、ライトをぱらぱらと配置することによってリビングの和やかな雰囲気を演出している。一般的にリビングが住居の中心にあるように、このランドスケープが周辺地域の人々の憩いや活動の拠点となることを望んでいる。

デザイナーによるテキストより
飯塚哲平+ハーシュ・ジェイン+サウラブ・ジェイン / STUDIO JUGGERNAUTによる、インド・ニューデリーの文化・教育施設「アライアンス・フランセーズ・デリー」
飯塚哲平+ハーシュ・ジェイン+サウラブ・ジェイン / STUDIO JUGGERNAUTによる、インド・ニューデリーの文化・教育施設「アライアンス・フランセーズ・デリー」 photo©Ishita Sitwala, The Fishy Project
飯塚哲平+ハーシュ・ジェイン+サウラブ・ジェイン / STUDIO JUGGERNAUTによる、インド・ニューデリーの文化・教育施設「アライアンス・フランセーズ・デリー」 photo©Ishita Sitwala, The Fishy Project
飯塚哲平+ハーシュ・ジェイン+サウラブ・ジェイン / STUDIO JUGGERNAUTによる、インド・ニューデリーの文化・教育施設「アライアンス・フランセーズ・デリー」 photo©Ishita Sitwala, The Fishy Project

飯塚哲平+ハーシュ・ジェイン+サウラブ・ジェイン / STUDIO JUGGERNAUT(スタジオジャガーナント)が設計した、インド・ニューデリーの文化・教育施設「アライアンス・フランセーズ・デリー」です。

我々は、インドのニューデリーにある著名なフランス語学習・文化施設であるアライアンス・フランセーズ(AFD)主催の招待コンペを経て、フロントデスク、コリドー、カフェなど、主に3つのスペースの内装改修を設計施工として担当した。既存建物(2004年竣工)は、Stephane Paumier ArchitectsとABRD Architectsによって設計されたもので、インドの首都における現代建築の代表的な例の一つである。

既存建物が表現しているフランスとインドの文化の反映、ハイテクとハイクラフトの融合といったコンセプトを継承しつつ、これまで分断されていた3つのスペースを共通のマテリアルと色彩により連続した空間としてデザインした。マテリアルは、金属メッシュとシラカバのルーバーとし、その寸法を調整することで既存建物がもつリズムや解像度と呼応→調和→統合できるインターベンションを目指した。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 PANDA:株式会社 山本浩三建築設計事務所が、設計スタッフを募集中
【ap job更新】 PANDA:株式会社 山本浩三建築設計事務所が、設計スタッフを募集中
【ap job更新】 PANDA:株式会社 山本浩三建築設計事務所が、設計スタッフを募集中

PANDA:株式会社 山本浩三建築設計事務所の、設計スタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

PANDA:株式会社 山本浩三建築設計事務所では設計スタッフを随時募集しております。

弊社は個人の住宅や、法人向けの分譲住宅の設計、共同住宅などの企画を手掛けている設計事務所です。ハウスメーカー的なデザインではなく、かといって前衛的な建築家のデザインでは決してありません。あくまでも建主のご要望だけを、予算や敷地条件、法規と照らし合わせて、プロジェクト毎にコンセプトを掲げ、無駄のない合理的でシンプルなデザインを提供しています。

弊社では設計段階での建主とのコミュニケーションはもちろんの事、監理での現場(建設会社)とのコミュニケーションが求められ、学べる事が出来ます。また、代表の山本は美術系の大学卒業後、アトリエ事務所を経て、ゼネコンやサブコンで現場を経験して独立した経緯から、建築の設計者はデザイナーの前に、エンジニアとしての技術や知識、責任を持つべきであり、これらを踏まえてはじめて建築にデザインを落とし込めると考えています。

建築、住宅が好きな方はもちろんのこと、図面一枚の作成に対しても楽しく、また、こだわりをもって作業できる方を求めます。まだまだ発展途上の事務所ですので、一緒になって成長していきたいと考えております。事務所見学なども歓迎します。気になった方はお気軽にご連絡ください。

[参考]
建築家ポータルサイト houzz
・海外ウェブサイト作品掲載
 archdaily
 dezeen
 architizer

永松淳建築事務所による、静岡・御殿場市の「谷こころのクリニック」
永松淳建築事務所による、静岡・御殿場市の「谷こころのクリニック」 photo©繁田諭

永松淳建築事務所が設計した、静岡・御殿場市の「谷こころのクリニック」です。

患者として診療所を訪れると、診療所らしい雰囲気そのものに心を暗くしてしまう事がある。

テクスチャーに乏しい科学素材の床・壁、または席数を最大限確保するために壁際に長々と造りつけられたソファなど、ある程度パターン化された診療所らしい雰囲気に自分が健康でない事を必要以上に自覚させられてしまう。

その事は特に心療内科においては非常にマイナスの大きい事だと思った。

この心療内科の待合では、思考の整理を目的に一人で訪れるお気に入りの喫茶店や図書館のような身をゆだねる事のできるパーソナルスペースの確保と、生き生きとした自然素材を使った生命力のある空間を作る事を意図した。

建築家によるテキストより
「建築家のレム・コールハース氏は、パンデミックの前に公共空間の再設計が必要だったと語る」(TIME)

「建築家のレム・コールハース氏は、パンデミックの前に公共空間の再設計が必要だったと語る」というインタビュー記事が、TIMEのサイトに掲載されています。英語の記事です。

LIXILギャラリーとLIXIL出版が、その活動を終了することを発表

LIXILギャラリーLIXIL出版が、その活動を終了することを発表しています。LIXIL出版は「現代建築家コンセプト・シリーズ」など建築家の活動を特集することで知られていました。2020年3月で更新を終了した10+1websiteもLIXIL出版の活動の一部でした。

平素は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。
この度、1981年伊奈ギャラリーとして開廊以来、40年に亘り活動を続けてきたLIXILギャラリーは今秋をもちまして閉廊いたします。
2013年よりLIXILギャラリーと名称変更した後も「建築とデザインとその周辺をめぐる巡回企画展」(東京・大阪)、「クリエイションの未来展」、「やきもの展」と977回もの展覧会を開催してまいりました。皆さまの多大なるご支援により、これまで継続してこられましたことを改めて厚く御礼申し上げます。
またLIXIL出版も、建築文化を中心に400タイトルを超える書籍を刊行してまいりましたが、ギャラリー閉廊とあわせ活動を終了いたします。書籍の販売については当面の間、継続してまいりますので、引き続きのお引き立てを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

皆さまのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げますとともに、 今後もINAXライブミュージアム(愛知県常滑市)を中心にLIXILの文化活動へのご指導ご高配を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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