architecture archive

野田大策 / ARTBOX建築工房による、岡山の住宅「西七区の家」
野田大策 / ARTBOX建築工房による、岡山の住宅「西七区の家」 photo©後藤写真事務所 後藤健治
野田大策 / ARTBOX建築工房による、岡山の住宅「西七区の家」 photo©後藤写真事務所 後藤健治
野田大策 / ARTBOX建築工房による、岡山の住宅「西七区の家」 photo©後藤写真事務所 後藤健治

野田大策 / ARTBOX建築工房一級建築士事務所が設計した、岡山の住宅「西七区の家」です。

設計者の自邸である。敷地はのどかな田園風景の広がる岡山市郊外に位置する。

敷地の南方向には、この地域の人たちに「児島富士」と親しまれてきた常山(つねやま)が望める。まず常山を望むためにリビングの位置と開口部の位置が決まる。如何にコンパクトながらも広さを感じる事が出来るかを考えた。その為にどう外部空間を取り込み、中間領域をあいまいにし、外部とつながるにはどうするかを考えた。第一に建具を開け放つことが出来る事。第二に天井と軒天の仕上を合わし、内と外との境界をあいまいにする事。第三にあいまいさを増す為に鴨居を無くす事。

建築家によるテキストより
歴史家・加藤耕一による連載・アーキテクトニックな建築論を目指して の第9回「20世紀様式としてのフレーム構造」

歴史家・加藤耕一による連載・アーキテクトニックな建築論を目指して の第9回「20世紀様式としてのフレーム構造」が、10+1websiteに掲載されています。

五十嵐太郎による連載・反東京としての地方建築を歩く の3回目「久留米の企業が支援した国立の建築」

五十嵐太郎による連載・反東京としての地方建築を歩く の3回目「久留米の企業が支援した国立の建築」が、wirelesswire.jpに掲載されています。

川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツ・ハンブルクの仮設パヴィリオン「BELVEDERE」
川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSによる、ドイツ・ハンブルクの仮設パヴィリオン「BELVEDERE」 photo©KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTS

川原達也+エレン・クリスティナ・クラウゼ / KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSが設計した、ドイツ・ハンブルクの仮設パヴィリオン「BELVEDERE」です。カラーコンセプトは、アーティスト・綿引展子とのコラボレーションです。

ハンブルク大阪姉妹都市提携30周年を記念して,ハンブルクを拠点にする建築設計事務所KAWAHARA KRAUSE ARCHITECTSは,おなじくハンブルクを拠点に活動する日本人アーティスト綿引展子さんと協働し,この夏,ハンブルクに仮設アートパビリオンを設計しました.
敷地として選定したのは,ハンブルク市の中心に位置するプランテン・ウン・ブローメンという市民公園の一角です.中世の城壁跡地が公園として再開発されたため,旧市街を抱くように横たわる帯状のこの公園は,さながらハンブルクのセントラルパークかのごとく,数多くの市民や旅行者に愛されています.

建築家によるテキストより
神谷勇机+石川翔一 / 1-1 Architectsによる、愛知・刈谷市の集合住宅「Apartment MK」
神谷勇机+石川翔一 / 1-1 Architectsによる、愛知・刈谷市の集合住宅「Apartment MK」 photo©1-1 Architects

神谷勇机+石川翔一 / 1-1 Architectsが設計した、愛知・刈谷市の集合住宅「Apartment MK」です。

対象敷地は愛知県刈谷市に位置し、周辺には大手自動車メーカーの関連会社が集結していることにより、多くの賃貸住宅が乱立している。その一方で、生産緑地法により開発から免れた緑地や畑も多く残る。施主は長年この地域に暮らし、古くから本敷地やそれ以外の土地も多く所有するいわゆる地主であった。

地方で賃貸住宅を新築する場合、必ず駐車場が必要になる。世帯収入や結婚率の高い本敷地周辺では、間取りによって異なるが各戸2台が一般的である。周辺の賃貸住宅では、まず前面道路沿いに大きなアスファルト駐車場を計画し、必然的に導き出された残りの場所に建物をつくる方法をとっていた。このような建ち方により、隣接する緑地や畑には大きな影が落ち、そこで育まれる人間も含めた生態系にも負であるように感じていた。本計画では、生産緑地が点在する地方都市の中で賃貸住宅を建築するにあたり、生態系の連続性を保ち、環境へのインパクトを小さく留める建築方法を提案する。

建築家によるテキストより
山本嘉寛建築設計事務所による、奈良の「透き間の家」
山本嘉寛建築設計事務所による、奈良の「透き間の家」 photo©笹倉洋平

山本嘉寛建築設計事務所による、奈良の「透き間の家」です。

奈良市にある大正時代に建てられた住宅のリノベーション。

建物は主に借家として用いられ、何度かの増改築を経て空き家になり放置されていました。雨漏りや蟻害によって柱・梁や土壁が深刻な被害を受けており、庭に増築された水廻りと伸び放題の樹木によって鬱蒼とした状況でした。

建替えも検討しましたが、3面道路後退の影響で同規模の建物が建たないことや、お施主様が町屋に住みたいという強いご希望をお持ちだったことからリノベーションを選択しました。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 リノベる株式会社が、都市創造コンストラクションマネージャー・都市創造コンサルタント・店舗設計の正社員を募集中
【ap job更新】 リノベる株式会社が、都市創造コンストラクションマネージャー・都市創造コンサルタント・店舗設計の正社員を募集中
【ap job更新】 リノベる株式会社が、都市創造コンストラクションマネージャー・都市創造コンサルタント・店舗設計の正社員を募集中turntable

リノベる株式会社の、都市創造コンストラクションマネージャー・都市創造コンサルタント・店舗設計の正社員のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

「まちの新しい価値になる。」

リノベる株式会社は、ワンストップリノベーション「リノベる。」をはじめ、一棟リノベーションや店舗・オフィスデザイン、建築・不動産業界向けITサービス開発など「住まい」と「暮らし」の領域にて事業展開をする企業です。

<日本の暮らしを、世界で一番、かしこく素敵に。> のミッションのもと、顧客・社会・産業という3つの切り口から、新たな価値の創造を目指しております。

今回募集の部署は、一棟リノベーション・コンバージョン、商業施設・オフィス設計など、都市の文脈を踏まえて次へとつなぐ、ヒューマンスケールの建築設計・デザインに取り組んでいます。

近年、ビルや集合住宅を中心とした既存ストックの利活用を求める声が高まる一方、体系的なノウハウとそれに基づく実績を有するチームは決して多くありません。

当社は、建物のバリュエーションから企画・プランニング、設計・施工、リーシング・販売まで、幅広く対応可能な体制を構築。
規模の大小を問わず、リノベーションを軸としたストック活用プロジェクトをリードします。

既成概念にとらわれない、多様な暮らしの新しい体験を提供する場を、不動産再生事業を通して共に創造していきませんか?

 
詳しくは、都市創造事業WEBサイトをご覧ください。
https://renoveru.co.jp/citycreate/

田村直己 / ttt architectsによる、東京の「永田町の小さなオフィス」
田村直己 / ttt architectsによる、東京の「永田町の小さなオフィス」 photo©田村直己

田村直己 / ttt architectsが設計した、東京の「永田町の小さなオフィス」です。田村は藤本壮介建築設計事務所出身の建築家です。

東京の永田町にある、企業内新規事業開発に特化したコンサルティング会社の内装プロジェクト。協働者とのコミュニケーションが取りやすいことや時々開かれる小さなレクチャーイベント等が行えることが求められた。

コンサルティングという他者との関わりを深めていく仕事について考えていく中で、ただ働くことに特化した空間ではなく、多様で使いこみやすい空間・仕組みをつくり、自然とコミュニケーションが生まれるような場所にしたいと思い設計を進めた。

建築家によるテキストより
妹島和世・藤本壮介・石上純也・平田晃久・藤原徹平・藤森照信・会田誠によるパヴィリオンが公開される「パビリオン・トウキョウ2020」の画像と概要

妹島和世・藤本壮介石上純也平田晃久藤原徹平・藤森照信・会田誠が設計したパヴィリオンが公開される「パビリオン・トウキョウ2020」の画像と概要が公開されています。会期は2020年6月6日~9月13日。

東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団は、Tokyo Tokyo FESTIVALの一環として、「パビリオン・トウキョウ2020」を実施します。本事業は、2020年に向けて新たな企画アイデアを広く一般から募集し、応募総数2,436件の中から選ばれた13企画「Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13」の一つです。
「パビリオン・トウキョウ2020」は2020年の夏に、世界各地で活躍し注目を集めている7名の日本人建築家・アーティストが設計した独自のパビリオンを都内各所に設置し、未来の建築やアートとして紹介するプロジェクトです。
この度、参加建築家・アーティスト及び開催概要が決まりましたので、お知らせいたします。

会場

新国立競技場を中心とする半径約3キロメートル圏内を予定
※詳細は後日発表

「Tokyo Tokyo FESTIVAL」とは

オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向けて東京を文化の面から盛り上げるため、多彩な文化プログラムを展開し、芸術文化都市東京の魅力を伝える取組です。

広島南警察署設計プロポで設計候補者に選ばれた、大旗・吉田設計共同体の提案書

広島南警察署設計プロポで設計候補者に選ばれた、大旗・吉田設計共同体(大旗連合建築設計事務所株式会社吉田豊建築設計事務所)の提案書が公開されています。次点者はNSP・今川設計共同体で提案書(PDF)はこちらです。講評はこちら(PDF)。その他の最終候補者の提案書は名前が伏せられた状態でこちらのページで公開されています。

広島県建築設計者選定委員会広島南警察署審査部会が行った,広島南警察署建設工事に伴う基本・実施設計委託の公募型建築プロポーザルに係る審査の結果を踏まえ,ダウンロードファイルのとおり技術提案書を特定し,設計候補者を決定しました。
 なお,特定者,次点者及び非特定者の技術提案書並びに講評についても併せて掲載します。

様々な建築家とのコラボで知られるグラフィックデザイナー・色部義昭が、自身が手掛けたピクト等を解説した論考「目印と矢印──パブリック・スペースの案内人」

様々な建築家とのコラボで知られるグラフィックデザイナー・色部義昭が、自身が手掛けたピクト等を解説した論考「目印と矢印──パブリック・スペースの案内人」が、LIXILのサイトに掲載されています。スキーマとのコラボレーションして弊サイトでも特集記事として紹介している東京都現代美術館の改修計画や、石本建築事務所+畝森泰行建築設計事務所による、須賀川市民交流センターtetteについても説明されています。

SDレビュー2019の入選作品の画像と入選者の経歴が公開

SDレビュー2019の入選作品の画像と入選者の経歴が公開されています。
また展覧会が下記日程で、東京と京都で開催されます。両会場でシンポジウムも企画されています(詳細はこちらで)。

東京展
会期
2019年9月11日(水)~9月22日(日) 会期中無休
11:00~19:00(最終日は16:00まで)

会場
ヒルサイドテラスF棟 ヒルサイドフォーラム
東京都渋谷区猿楽町18-8

京都展
会期
2019年10月4日(金)~10月25日(金) 19, 20日は休館
10:00~17:00(入館は16:30まで)

会場
京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
京都府京都市左京区松ヶ崎橋上町

佐藤卓がディレクション、養老孟司が企画監修した、21_21 DESIGN SIGHTでの展覧会「虫展 ―デザインのお手本―」の会場写真

佐藤卓がディレクション、養老孟司が企画監修した、21_21 DESIGN SIGHTでの展覧会「虫展 ―デザインのお手本―」の会場写真が9枚、internetmuseumに掲載されています。
以下は会場の様子を紹介する動画。

以下は展覧会公式の概要です。

21_21 DESIGN SIGHTでは2019年7月19日より企画展「虫展 −デザインのお手本−」を開催します。展覧会ディレクターにはグラフィックデザイナーの佐藤 卓、企画監修には虫好きとしても知られる解剖学者の養老孟司を迎えます。

自然を映し出す存在である、虫。私たちの身近にいながら、実はそのほとんどの生態はわかっていません。虫の色、質感、構造、また習性には、私たちの想像をはるかに超える未知の世界が広がっています。人類よりもずっと長い歴史のなかで進化を続けてきた多様な虫の姿からは、さまざまな創造の可能性が浮かび上がってきます。本展覧会は、知れば知るほど不思議な虫たちを「デザインのお手本」にする試みです。

会場では、デザイナー、建築家、構造家、アーティストたちが、虫から着想を得たさまざまな作品を展示します。小さな身体を支える骨格を人工物に当てはめてみたり、翅(はね)を上手にしまう仕組みをロボットに応用してみたり、幼虫がつくり出す巣の構造を建築に当てはめてみたり…。一つの虫をじっくり観察したら、その口、目、脚から驚くような工夫が見つかりました。あるいは、人間が虫と関わってきたなかでつけた名前には面白いルールがありました。
クリエイターが、そして訪れる一人ひとりが、虫の多様性や人間との関係性を通して、デザインの新たな一面を虫から学ぶ展覧会です。

坂茂による、ケニヤ・カロベイエイ難民キャンプでの住宅8棟の建設が進行中

坂茂による、ケニヤ・カロベイエイ難民キャンプでの住宅8棟の建設が進行中とのことです。写真が10枚掲載されています。

2017年3月にUN Habitatはケニヤ北部にあるカロベイエイ難民居住区の計画を開始しました。その居住区では南スーダンなどから17000人以上の難民が押し寄せ、住宅の設置が急務となっています。
2019年1月中旬から、木フレームにブロックを積む工法によって、2つの部屋と半外部の居間のある8棟の住宅の建設が開始しました。2019年8月末に竣工する予定です。

隈・安井設計共同企業体が優秀者に選ばれた、滋賀の「守山市新庁舎」設計プロポの提案書が公開

隈・安井設計共同企業体が優秀者に選ばれた、滋賀の「守山市新庁舎」設計プロポの提案書が公開されています。

次点者は、東畑・遠藤克彦設計共同企業体でした。

第一次審査の通過者は以下でした。

令和元年7月2日に第一次審査委員会を行い、提出のあった参加表明書等を審査した結果、以下の通り第二次審査に進む7者を選定しました。

受付番号1 株式会社新居千秋都市建築設計事務所
受付番号2 RIA・SPEAC共同企業体
受付番号3 隈・安井設計共同企業体
受付番号4 東畑・遠藤克彦設計共同企業体
受付番号5 株式会社シーラカンスアンドアソシエイツ
受付番号6 株式会社佐藤総合計画 関西オフィス
受付番号7 有限会社SANAA事務所

隈・安井設計共同企業体が、滋賀の「守山市新庁舎」設計プロポで優秀者に。次点者は東畑・遠藤克彦設計共同企業体。

隈・安井設計共同企業体が、滋賀の「守山市新庁舎」設計プロポで優秀者に選ばれています。次点者は東畑・遠藤克彦設計共同企業体でした。一次審査をSANAAや新居千秋を含む7組が通過し、公開プレゼンも行われ注目されていました。

第二次審査(技術提案書等審査)の結果(令和元年8月26日更新)

令和元年8月23日、第一次審査を通過した7者について公開プレゼンテーションおよびヒアリングを実施し、審査委員会で技術提案書を評価した結果、下記のとおり優秀者と次点者を決定しましたのお知らせします。

優秀者
受付番号3  隈・安井設計共同企業体

次点者
受付番号4  東畑・遠藤克彦設計共同企業体

(評価のポイント)
・動線計画やゾーニング含めすべてが明快に解決されている
・窓口のワンストップ化についての考え方
・歳出および歳入の両面からのコスト面における考え方  などです。

なお、全体の審査講評につきましては後日掲載予定です。

Subscribe and Follow

公式アカウントをフォローして、
見逃せない建築情報を受け取ろう。

「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

  • 情報募集建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
  • メールマガジン メールマガジンで最新の情報を配信しています。