

西和人一級建築士事務所が設計した、富山・南砺市の「南砺の住宅」です。
様々な環境を受け入れ、この地ならではの建築を目指した小さな住宅です。
計画地は典型的な日本海側気候です。
年間日照時間が少なく、降水量も多い。積雪量も1mを超えることもあり、夏はフェーン現象により猛暑日を記録することもあります。その中でまず目につけたのはカーポートの存在。積雪の多いこの地域は大概の家に設置されており、ある種の街並みを作り上げています。
そのカーポート文化をポジティブに受け入れ建物に反映させることで見えてきた大屋根の存在。
一般的にはネガティブに添えられがちな要素を見つめ直すことで、地域の新たな景観形成に作用することができたと同時に、この地の環境特性も受け入れるおおらかな住宅を計画する事ができました。一見バラックのような立ち振る舞いは、この地の環境を丁寧に読み解いた上での成果品です。
季節風や日差し、風景を大きく建物に受け入れ環境と一体となった生活のあり方を模索しています。











