下階に光が差し込む様子がわかる動画
PERSIMMON HILLS architects / 柿木佑介+廣岡周平による、大阪の、既存木造二階住宅を、家族構成の変化に合わせ、上階部分を屋根裏と読み替え採光を可能にし、快適な平屋に改修した「羽曳野の光井戸」です。
大阪でよく見かける築50年の建売住宅の改修です。住人は設計者の母です。これから老後を迎える母にとって平屋として生活できるように設計しました
このような建売住宅は大阪にある長屋を参考に戸建化しています。大阪の長屋は奈良や京都の町家のように坪庭などを設けず、暗いことが特徴で、建売住宅もその部分は改善されず、間口が狭く、奥に暗い構成となっています。しかもおおよその住宅では階段が急勾配で高齢で2Fを行き来するのは無理があります。
そういった問題を解決しながら母の老後を明るくするような改修を考えました。