architecture archive

【ap job更新】 能動的に街や社会に関わり、“新たな豊かさ”を追求する「note architects」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中
【ap job更新】 能動的に街や社会に関わり、“新たな豊かさ”を追求する「note architects」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中
【ap job更新】 能動的に街や社会に関わり、“新たな豊かさ”を追求する「note architects」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中深川住宅 photo©河田弘樹

能動的に街や社会に関わり、“新たな豊かさ”を追求する「note architects」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

【オフィスの紹介】
note architectsでは、建築・リノベーションの設計を通じて“自由で活き活きとした日常”を目指し様々なプロジェクトに取り組んでいます。

多様化している社会に応えるため、多様な個性を活かしたチーム作りを目指しています。
事務所もまだ成長過程にあり、主体的にプロジェクトに取り組みたい方には、実力を発揮しやすい環境です。また、近所の店舗やクリエーターの方との交流もあり、プロジェクトごとに協業しながら取り組んでいるため、広い視野を持った建築家として成長することができます。独立志望の方も、長く働きたい方も共に歓迎しています。

事務所のある清澄白河は、川や公園が多く、都会の洗練された店舗と自然が混ざり合った環境です。プロジェクトの半数が近隣エリア内にあり、お施主様同士もご近所のため、交流を深めるイベントなども開催しています。

現在は住宅、別荘、集合住宅、店舗、茶室空間など空間設計と、組立て式屋台tomioka stand事業の2軸で、街や社会に新たな価値を提供する視点で設計を行っております。

地域のつながりの中で、より能動的に街や社会に関わり、新たな豊かさを追求しています。そんなプロセスの中で、共に成長していける方とご一緒できればと思います。

楽しく情熱的に、デザインに取り組んでくださる方のご応募、お待ちしています。

【代表プロフィール】
鎌松亮
1985年 東京都生まれ
2008年 隈研吾研究室卒
2010年 株式会社石本建築事務所入社
アトリエと組織設計事務所にて、作品としての建築の強さと、それを支える技術力の両軸を学び独立。
2016年 note architects設立

村野藤吾が、1960年に手掛けた椅子とソファが復刻。京都の都ホテルの為にデザインされたもの。MURANO designの協力のもとCOMPLEXが引継ぎ制作
村野藤吾が、1960年に手掛けた椅子とソファが復刻。京都の都ホテルの為にデザインされたもの。MURANO designの協力のもとCOMPLEXが引継ぎ制作 photo courtesy of COMPLEX

村野藤吾が、1960年に手掛けた椅子とソファが復刻されています。
京都の都ホテル(現ウェスティン都ホテル京都)の為にデザインされたもの。MURANO designの協力のもとCOMPLEXが引継ぎ制作しました。
村野は、1939年から1988年まで増改築に携わり、様々な調度品もデザインした中で、1960年にこれらの家具を手掛けました。販売ページはこちら

以下に、プロダクト単体の写真も掲載します

【ap job更新】 人々との対話から可能性を見つけ、“生きるのが楽しくなる様な建築”を目指す「株式会社 吉田裕一建築設計事務所」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 人々との対話から可能性を見つけ、“生きるのが楽しくなる様な建築”を目指す「株式会社 吉田裕一建築設計事務所」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 人々との対話から可能性を見つけ、“生きるのが楽しくなる様な建築”を目指す「株式会社 吉田裕一建築設計事務所」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中

人々との対話から可能性を見つけ、“生きるのが楽しくなる様な建築”を目指す「株式会社 吉田裕一建築設計事務所」の、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

設計スタッフ募集のお知らせ

株式会社吉田裕一建築設計事務所では、プロジェクトの増加に伴い、私たちと一緒に働いてくれる設計監理スタッフを募集しております。

私たちは建築を通して人やまちとどのような関わり方ができるのかをいつも考えています。
クライアントはじめ、プロジェクトに関わる全ての人との対話や、与条件・未条件を徹底的に分析・検討し、潜在的な新しい視点や関係性を見出すことで、生きるのが楽しくなるような建築を創造したいと日々励んでいます。

個人住宅、店舗、鉄道・駅関連施設を中心に、集合住宅、商業施設、医療福祉施設、教育関連施設、オフィスなど、用途や新築・改修に関わらず設計監理業務を行っています。
プロジェクトによってはプログラムからの企画、プロダクトデザイン等、さまざまなデザイン業務全般も含みます。
経験者はもとより、新卒の方もできるだけ早い時期に担当プロジェクトを持ってもらい、実践する中で成長していける環境です。

また、設計だけでなく施工や流通といった建築の周縁に関わるサイクルのあり方に興味があり、自然の循環の中に建築をどう位置づけていけるかの研究・実践も含め、既存の職能にとらわれない、これからの時代に求められる働き方を共に作り出そうという熱意のある方も歓迎します。

本瀬あゆみ+齋田武亨 / 本瀬齋田建築設計事務所による、富山・南砺市の「消滅集落のオーベルジュ」。消滅集落に移住して開業する施主の為の飲食店と宿泊施設。“地域に根差した”存在を目指し、場の魅力を引出すと共に“自立した維持管理”も可能とする建築を志向。旧集落の配置や地域で使われる意匠も参照して造る
本瀬あゆみ+齋田武亨 / 本瀬齋田建築設計事務所による、富山・南砺市の「消滅集落のオーベルジュ」。消滅集落に移住して開業する施主の為の飲食店と宿泊施設。“地域に根差した”存在を目指し、場の魅力を引出すと共に“自立した維持管理”も可能とする建築を志向。旧集落の配置や地域で使われる意匠も参照して造る外観、南西側より見る。 photo©中村絵
本瀬あゆみ+齋田武亨 / 本瀬齋田建築設計事務所による、富山・南砺市の「消滅集落のオーベルジュ」。消滅集落に移住して開業する施主の為の飲食店と宿泊施設。“地域に根差した”存在を目指し、場の魅力を引出すと共に“自立した維持管理”も可能とする建築を志向。旧集落の配置や地域で使われる意匠も参照して造る外観、北東側よりレストラン棟を見る。 photo©中村絵
本瀬あゆみ+齋田武亨 / 本瀬齋田建築設計事務所による、富山・南砺市の「消滅集落のオーベルジュ」。消滅集落に移住して開業する施主の為の飲食店と宿泊施設。“地域に根差した”存在を目指し、場の魅力を引出すと共に“自立した維持管理”も可能とする建築を志向。旧集落の配置や地域で使われる意匠も参照して造るレストラン棟、2階、正面:レストラン、右:キッチン photo©中村絵
本瀬あゆみ+齋田武亨 / 本瀬齋田建築設計事務所による、富山・南砺市の「消滅集落のオーベルジュ」。消滅集落に移住して開業する施主の為の飲食店と宿泊施設。“地域に根差した”存在を目指し、場の魅力を引出すと共に“自立した維持管理”も可能とする建築を志向。旧集落の配置や地域で使われる意匠も参照して造るコテージ1、客室 photo©中村絵

本瀬あゆみ+齋田武亨 / 本瀬齋田建築設計事務所が設計した、富山・南砺市の「消滅集落のオーベルジュ」です。
消滅集落に移住して開業する施主の為の飲食店と宿泊施設です。建築家は、“地域に根差した”存在を目指し、場の魅力を引出すと共に“自立した維持管理”も可能とする建築を志向しました。また、旧集落の配置や地域で使われる意匠も参照して造りました。店舗の公式ページはこちら

人口500人程度の南砺市利賀村に前衛料理のシェフとそのスタッフ11人余りが移り住み、ここ30年程人が住んでいなかった消滅集落を、地域に根差したレストランと宿泊施設に変えるプロジェクトである。

建築家によるテキストより

旧集落は川が削り出した半島状のがけ地の上にあり、川にせり出した半島からは谷筋沿いに見通せる眺望が望める魅力的な場所であった。
地元で活動する設計者として地域に通い、歴史や地元の生活に根差すことで、土地の魅力を引き出しながら、自立した維持管理が可能な持続可能性のある計画とした。

建築家によるテキストより

周辺の景観と連続するように、一部旧来の石垣が残る旧集落の高低差を生かして建物配置とランドスケープを計画した。3m以上の積雪がある冬期でも眺望を得るため、ダイニングとそのアプローチを2階とし、集落のスケールから突出しないようにした。一方、コテージは山からの排水を妨げないように、従前集落の配置を参照した分棟配置とし、近景の植物や雪そのものを楽しむことができるようにした。

地形や元の集落配置を参照すると共に、周辺集落の板金屋根に見られる「雪割」という屋根部材や、雪囲いを建築デザインに取り入れ、内外装では残存民家の建材を一部再利用した。また、井戸掘削や上水道の延伸が難しいことから、地域住民が利用してきた沢水の取水設備を継承するなど、住民とも協力した。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 サウナ付きトレーラーハウス型宿泊施設の企画・製造・運営を手掛ける「株式会社アースボート」が、プロダクト企画と製造管理に関わるスタッフ(設計出身者歓迎)を募集中
【ap job更新】 サウナ付きトレーラーハウス型宿泊施設の企画・製造・運営を手掛ける「株式会社アースボート」が、プロダクト企画と製造管理に関わるスタッフ(設計出身者歓迎)を募集中
【ap job更新】 サウナ付きトレーラーハウス型宿泊施設の企画・製造・運営を手掛ける「株式会社アースボート」が、プロダクト企画と製造管理に関わるスタッフ(設計出身者歓迎)を募集中Earthboat Ver.1

サウナ付きトレーラーハウス型宿泊施設の企画・製造・運営を手掛ける「株式会社アースボート」の、プロダクト企画と製造管理に関わるスタッフ(設計出身者歓迎)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

株式会社アースボートは「自然に飛び込むきっかけを作る」をミッションに、サウナ付きトレーラーハウス型宿泊施設「Earthboat」を企画、製造、運営しています。

【Vision】
自然に飛び込むきっかけをつくる – Access to the Earth –
自ら火を起こし、料理をしよう。
サウナで体をあたためて、裸で外に飛び出そう。
コーヒーを淹れて、星空を眺めよう。
ゆっくり本を読みながら、風の音を聞こう。
ペットや子供、大切な人と外で過ごそう。
我々はEarthboatを通じて多くの人が、自然の中に飛び込むきっかけをつくっています。

【Business】
私たちは、トレーラーハウスの単なるメーカーではありません。
全国で宿を開業したい、土地を活用したい、という方達にEarthboatを提供し、一緒に宿を作っていく仕組みを提供しています。
まだまだ少人数でやっているスタートアップ企業は、大きなビジネスをつくるためにスタートしたばかりです。事業立ち上げのタイミングで参加したい!というモチベーションをお持ちの方の期待にもお応えできる環境があります。

【ap job更新】 国際色豊かなメンバーで活動する「ホシノアーキテクツ」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 国際色豊かなメンバーで活動する「ホシノアーキテクツ」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 国際色豊かなメンバーで活動する「ホシノアーキテクツ」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中Hoshino Architects Office / photo©堀田貞雄

国際色豊かなメンバーで活動する「ホシノアーキテクツ」の、設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

ホシノアーキテクツが、デザイナー、アシスタントデザイナーを募集中

ホシノアーキテクツは、星野裕明が主宰する国際色豊かな建築家・デザイナー集団です。
世界中で、その場所のもつ歴史、文化、風土を読み取り、新しい世代へと繋ぐ、街、建築、ランドスケープ、インテリア、アートを創造することを目指しています。

【スタッフ緊急募集】
デザインが好きな人
コミュニケーションが得意な人
柔軟な対応・発想ができる人
積極的に発信できる人
外国人含めた多様性のある環境に順応できる人

滋賀県立美術館での建築展「滋賀の家展」の入場チケットをプレゼント。滋賀県の視点で“家”に注目して、1960年代の住宅産業との繋がりから現代建築家の実践までを紹介。模型・図面・写真に加えて家具やインタビュー映像なども展示
滋賀県立美術館での建築展「滋賀の家展」の入場チケットをプレゼント。滋賀県の視点で“家”に注目して、1960年代の住宅産業との繋がりから現代建築家の実践までを紹介。模型・図面・写真に加えて家具やインタビュー映像なども展示

滋賀県立美術館での建築展「滋賀の家展」の入場チケットを抽選でプレゼントいたします。
滋賀県の視点で“家”に注目して、1960年代の住宅産業との繋がりから現代建築家の実践までを紹介します。また、模型・図面・写真に加えて家具やインタビュー映像なども展示されます。
会期は、2024年7月13日~2024年9月23日まで。展覧会の公式ページはこちら。入場チケットプレゼント企画の応募締切は、2024年7月22日(月)13時まで(お申込みにはGoogleアカウントが必要になります)。こちらのフォームからご応募ください。厳正な抽選を行い当選された方にはメールにてご連絡いたします(メール送付を当選発表にかえさせていただきます)。

多くの住宅建築関連の工場を県内に有してきた滋賀県は、近代以降の日本の住宅建築の展開を支えてきました。

また、琵琶湖を中心とする自然豊かな土壌に惹かれ、別荘地やベッドタウンとしての活用が進む一方で、古くからの集落を残す場所でもありました。

本展では滋賀県と日本の住宅建築のつながりを起点に、今まさに滋賀県に生きる人々の暮らしと建築がどのような未来の生活様式や環境を形作るのか見つめていきます。

リリーステキストより

以下に、詳細な情報を掲載します。

「ポール・ケアホルム展 時代を超えたミニマリズム」の会場写真。パナソニック汐留美術館で開催。“ミニマルで清潔な造形”を特徴とする家具デザイナーの作品群を紹介。主要作品を網羅”した展覧会で、会場構成は建築家の“田根剛”が手掛ける
「ポール・ケアホルム展 時代を超えたミニマリズム」の会場写真。パナソニック汐留美術館で開催。“ミニマルで清潔な造形”を特徴とする家具デザイナーの作品群を紹介。主要作品を網羅”した展覧会で、会場構成は建築家の“田根剛”が手掛ける「ポール・ケアホルム展 時代を超えたミニマリズム」会場入口 photo courtesy of パナソニック汐留美術館、撮影:Yukie Mikawa
「ポール・ケアホルム展 時代を超えたミニマリズム」の会場写真。パナソニック汐留美術館で開催。“ミニマルで清潔な造形”を特徴とする家具デザイナーの作品群を紹介。主要作品を網羅”した展覧会で、会場構成は建築家の“田根剛”が手掛けるⅡ. DESIGNS: 1951-1980 家具の建築家 photo courtesy of パナソニック汐留美術館、撮影:Yukie Mikawa
「ポール・ケアホルム展 時代を超えたミニマリズム」の会場写真。パナソニック汐留美術館で開催。“ミニマルで清潔な造形”を特徴とする家具デザイナーの作品群を紹介。主要作品を網羅”した展覧会で、会場構成は建築家の“田根剛”が手掛けるⅢ. EXPERIENCES 愛され続ける名作 photo courtesy of パナソニック汐留美術館、撮影:Yukie Mikawa

「ポール・ケアホルム展 時代を超えたミニマリズム」の会場写真です。
パナソニック汐留美術館で開催されています。“ミニマルで清潔な造形”を特徴とする家具デザイナーの作品群を紹介。主要作品を網羅した展覧会で、会場構成は建築家の“田根剛”が手掛けました。会期は、2024年9月16日まで。展覧会の公式ページはこちら

椅子は、私たちにとって最も身近な道具の一つです。その造形は、座るための合理的な機能を追求したかたちでありながらも、彫刻作品のような自律した美しさを宿しています。とりわけ前世紀の優れた建築家やデザイナーが手がけた椅子は、時代を超える名作として浸透し、近年ますます関心が高まっています。

本展で紹介するポール・ケアホルム(1929~1980)は、20世紀デンマークを代表する家具デザイナーです。ミッドセンチュリーの北欧家具といえば、温もりのある木調のデザインを思い浮かべるかもしれません。しかしケアホルムの特徴は、当時では珍しく、石や金属などの硬質な素材を取り合わせた厳格なデザインにあります。それでいて各々の家具は決して冷たい印象は与えず、置かれる空間に心地よい緊張感をもたらします。古びることのない、ミニマルで清潔な造形に凝縮されたケアホルムの仕事は日本の建築ともよく響き合い、国内の愛好家の間でも根強く支持され続けています。

本展は、長年にわたり椅子研究と収集を続けてきた織田憲嗣氏(東海大学名誉教授)のコレクションを中心に、ケアホルムの主要作品を網羅した、日本の美術館では初めての展覧会となります。織田コレクションを有する北海道東川町の協力のもと、家具約50点と関連資料を紹介するとともに、ケアホルムのデザイン哲学と洗練された家具の造形美を、気鋭の建築家・田根剛氏(ATTA)の会場構成によりお楽しみいただきます。

リリーステキストより

以下に、写真と詳細な情報を掲載します。

【ap job更新】 金沢を拠点とし、まちづくりから能登半島地震の復興へと奮闘する「株式会社kyma」が、設計スタッフ(既卒・経験者・2025年新卒)を募集中
【ap job更新】 金沢を拠点とし、まちづくりから能登半島地震の復興へと奮闘する「株式会社kyma」が、設計スタッフ(既卒・経験者・2025年新卒)を募集中
【ap job更新】 金沢を拠点とし、まちづくりから能登半島地震の復興へと奮闘する「株式会社kyma」が、設計スタッフ(既卒・経験者・2025年新卒)を募集中南部町プロジェクト

金沢を拠点とし、まちづくりから能登半島地震の復興へと奮闘する「株式会社kyma」の、設計スタッフ(既卒・経験者・2025年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

株式会社kymaは石川県金沢市を拠点に、全国の地方都市での建築とまちづくりに取り組む設計事務所です。

私たちはこれまで、子どもから高齢者まで、障がいの有無に関わらずだれもが集うことのできる「ごちゃまぜ」の場をコンセプトとしたまちづくりプロジェクトを中心に、全国の地方都市で活動してきました。人とひと、地域と建築の関係をどうつくっていくかを考え設計に取り組んできました。

現在私たちはこの経験を能登半島地震の復興につなげていくため、日々奮闘しています。
また、並行して全国各地で複数のプロジェクトも進行しており、一緒にがんばってくれる設計スタッフを募集することにしました。

人や地域との関係をデザインする建築、地方都市でのまちづくり、そして能登半島地震の復興に関わっていきたい方の応募をお待ちしております。

【進行中のプロジェクト】
・長野県駒ケ根市 駅前商店街の低層集合住宅
・群馬県沼田市 病院を中心にしたまちづくり
・鳥取県南部町のまちづくりプロジェクト
・石川県津幡町のコミュニティホスピタル

<能登半島地震復興関連>
・コミュニティセンタープロジェクト
・屋台村プロジェクト
など。

パナソニックの配線器具シリーズ「SO-STYLE」。“人と空間にそっと寄り添う背景”をコンセプトに、マット仕上げ・上質な白色のほたるスイッチ・静かな操作音を実現。体感セットのプレゼント企画も実施中
パナソニックの配線器具シリーズ「SO-STYLE」。“人と空間にそっと寄り添う背景”をコンセプトに、マット仕上げ・上質な白色のほたるスイッチ・静かな操作音を実現。体感セットのプレゼント企画も実施中「SO-STYLE」のスイッチとコンセント

パナソニックの配線器具シリーズ「SO-STYLE」を紹介します。
“人と空間にそっと寄り添う背景”をコンセプトに、マット仕上げ・上質な白色のほたるスイッチ・静かな操作音を実現しています。また、スイッチコンセントの体感セットのプレゼントキャンペーンも実施中です。申込期間は、2024年6月10日~2024年7月10日※ただしご応募数が定員に達し次第、申込みは締め切り。プレゼントキャンペーンについての詳細はこちら。【ap・ad】

SO-STYLEのコンセプトは、「人と空間にそっと寄り添う背景」です。

設計者の意図に沿ったシンプル・シャープなデザイン。存在感を抑え、空間に溶け込むために建築の構成要素である「水平・垂直」で表現しました。

大きな機能の特徴は3点あり、1つ目の特徴は、上質な空間と調和するマット仕上げ。コンセントでは製品化が難しいとされてきたマット仕上げを、美しさに徹底的にこだわり抜いたモノづくりで実現しました。

2つ目の特長は、上質な白色のほたるスイッチ。スイッチを消灯した際に優しい白い光で存在を知らせます。

3つ目の特長は静かで心地いい操作音。スイッチを押したときのソフトな触感と静音を実現しました。

小野寺匠吾建築設計事務所による、東京・港区の店舗「IZA Tokyo」。これからの商業店舗開発も主題とした計画。環境負荷等への応答も意識し、“解体をデザインする”を掲げる設計手法での創造を志向。解体自体が完成に繋がる“覆う・変質させる・転用する”の手段で空間を作り上げる
小野寺匠吾建築設計事務所による、東京・港区の店舗「IZA Tokyo」。これからの商業店舗開発も主題とした計画。環境負荷等への応答も意識し、“解体をデザインする”を掲げる設計手法での創造を志向。解体自体が完成に繋がる“覆う・変質させる・転用する”の手段で空間を作り上げる外観、南の道路側より見る。 photo©三嶋一路
小野寺匠吾建築設計事務所による、東京・港区の店舗「IZA Tokyo」。これからの商業店舗開発も主題とした計画。環境負荷等への応答も意識し、“解体をデザインする”を掲げる設計手法での創造を志向。解体自体が完成に繋がる“覆う・変質させる・転用する”の手段で空間を作り上げる1階、売場から2階への階段を見る。 photo©三嶋一路
小野寺匠吾建築設計事務所による、東京・港区の店舗「IZA Tokyo」。これからの商業店舗開発も主題とした計画。環境負荷等への応答も意識し、“解体をデザインする”を掲げる設計手法での創造を志向。解体自体が完成に繋がる“覆う・変質させる・転用する”の手段で空間を作り上げる2階、売場から東の試着室側を見る。 photo©三嶋一路
小野寺匠吾建築設計事務所による、東京・港区の店舗「IZA Tokyo」。これからの商業店舗開発も主題とした計画。環境負荷等への応答も意識し、“解体をデザインする”を掲げる設計手法での創造を志向。解体自体が完成に繋がる“覆う・変質させる・転用する”の手段で空間を作り上げる外観、外壁の詳細 photo©三嶋一路

小野寺匠吾建築設計事務所が設計した、東京・港区の店舗「IZA Tokyo」です。
これからの商業店舗開発も主題とした計画です。建築家は、環境負荷等への応答も意識し、“解体をデザインする”を掲げる設計手法での創造を志向しました。そして、解体自体が完成に繋がる“覆う・変質させる・転用する”の手段で空間を作り上げました。店舗の場所はこちら(Google Map)。

東京の南青山にあるセレクトショップ「IZA」の移転プロジェクトである。
「IZA」は骨董通り沿いの路面店で約10年の間多くの人々に愛され利用されてきたセレクトショップである。

建築家によるテキストより

既存店ビルの解体に伴い振り返ってみると、この10年の間に取り扱うブランドのデザイナーや消費者の意識、社会の潮流などにたくさんの変化があったはずである。ファッション業界だけでなく商業界全体が環境負荷などの課題を認識する時代になったにも関わらず、未だに新店舗を構える際には大量の廃棄と新素材を使用して煌びやかな世界観を作り込むことに躍起になっているのが現状だ。

建築家によるテキストより

新店舗のための移転先物件は前アパレルショップの店舗を居抜きで契約していたこともあり、これをIZAの新しい姿勢を示す場所とするにはいい機会だと考えた。そこで私たちは「解体をデザインする」というコンセプトを打ち出した。

この提案は、これからの時代の商業店舗開発をどう考えていくか、という大きな課題を背景として抱えている。じっくり解体にこだわることで商業界に対する新しいアプローチを切り開き、デザインという概念を実践的にUnmakeすることに挑戦したプロジェクトである。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 再生建築のリーディングカンパニー「青木茂建築工房」が、意匠設計・BIM・3DCG・秘書兼事務のスタッフを募集中
【ap job更新】 再生建築のリーディングカンパニー「青木茂建築工房」が、意匠設計・BIM・3DCG・秘書兼事務のスタッフを募集中
【ap job更新】 再生建築のリーディングカンパニー「青木茂建築工房」が、意匠設計・BIM・3DCG・秘書兼事務のスタッフを募集中

再生建築のリーディングカンパニー「青木茂建築工房」の、意匠設計・BIM・3DCG・秘書兼事務のスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

青木茂建築工房では、東京・福岡両事務所で設計スタッフおよびBIMマネージャー/BIMオペレーター/3DCGクリエーター、秘書兼事務スタッフを募集します。
実務経験のある方を積極採用します。2025年4月入社の新卒スタッフも募集中です。

青木茂建築工房は、主に再生建築に取り組む建築設計事務所です。国内でいち早く再生建築に取り組み始め、事務所開設から47年で多数の実作実績があり、建築学会賞(業績)、BCS賞、公共建築賞、BELCA賞などの受賞実績を持ちます。

「リファイニング建築」と名付けた環境に優しく持続可能な建築再生手法を用いて、古い建物の構造躯体を再利用し、耐震補強や劣化部分の補修、違法部分の適法化などを行い、建物の安全性・遵法性を明確にします。さらに、建物が持っている可能性を提案によって新たな価値へと昇華させ、建物を長く使えるようにすることで循環型社会の実現に貢献しています。

現在、文化施設、教育施設、大規模店舗、病院、オフィスビル、集合住宅、PFI事業など30以上のプロジェクトが進行しており、企画から設計監理まで再生建築にまつわる全ての業務の流れを経験することができ、幅広く社会性のある実務経験を積むことができます。また、デザインだけではなく、建設技術、法律やファイナンスを含めた再生建築を取り巻く多様なアプローチを実践、習得することができます。

東京・福岡の2カ所に事務所を構え、約20名のスタッフが働いています。海外からの注目も高く、外国人スタッフも活躍する多国籍な職場環境で様々な経験を得ることができます。また、スタッフの中には働きながら博士課程を履修したり、大学の非常勤講師を務めるスタッフもおり、個人の力も養える事務所です。

再生建築のリーディングカンパニーとして確かな実績と経験を持ちながらも、常に次の時代を見据えた新しい建築に取り組むチームの一員となり、共に成長していく仲間をお待ちしています。

鈴木雅也建築設計事務所による、東京・渋谷区の住戸改修「広尾の家」。三方の窓から豊かな自然環境が望める集合住宅での計画。持続可能性や不動産価値の視点も考慮し、区画内に“家を建てる”意識での設計を志向。水廻りコアを中央に置いた回遊性のある構成で“恵まれた環境”も活かす
鈴木雅也建築設計事務所による、東京・渋谷区の住戸改修「広尾の家」。三方の窓から豊かな自然環境が望める集合住宅での計画。持続可能性や不動産価値の視点も考慮し、区画内に“家を建てる”意識での設計を志向。水廻りコアを中央に置いた回遊性のある構成で“恵まれた環境”も活かすエントランスから廊下越しにダイニングを見る。 photo©鈴木研一
鈴木雅也建築設計事務所による、東京・渋谷区の住戸改修「広尾の家」。三方の窓から豊かな自然環境が望める集合住宅での計画。持続可能性や不動産価値の視点も考慮し、区画内に“家を建てる”意識での設計を志向。水廻りコアを中央に置いた回遊性のある構成で“恵まれた環境”も活かすダイニングからバルコニー側を見る。 photo©鈴木研一
鈴木雅也建築設計事務所による、東京・渋谷区の住戸改修「広尾の家」。三方の窓から豊かな自然環境が望める集合住宅での計画。持続可能性や不動産価値の視点も考慮し、区画内に“家を建てる”意識での設計を志向。水廻りコアを中央に置いた回遊性のある構成で“恵まれた環境”も活かすリビングからダイニングとキッチンを見る。 photo©鈴木研一

鈴木雅也建築設計事務所が設計した、東京・渋谷区の住戸改修「広尾の家」です。
三方の窓から豊かな自然環境が望める集合住宅での計画です。建築家は、持続可能性や不動産価値の視点も考慮し、区画内に“家を建てる”意識での設計を志向しました。また、水廻りコアを中央に置いた回遊性のある構成で“恵まれた環境”も活かしています。

都内にあるマンションの一室のフルリノベーションである。

戸建てのような設えにして欲しいというのが、最初の建主からの要望だった。それを受けてマンションの中に家を建てるという意識で設計を進めた。

建築家によるテキストより

住戸周囲には丁寧に手入れされた多様な樹木が生い茂り、都心とは思えないほど豊かな自然環境が広がっていた。3階の角部屋に位置し、北・東・南面に窓があり、どの窓からも目線の高さに見える樹木の緑が印象的であった。そんな住戸が持つ恵まれた環境を最大限に活かす計画を目指した。

そこで生まれたのは洗面と浴室である水回りコアを住戸の中心に配置し、その周りを回遊するプランである。建具を引くとワンルームのように全体が繋がり、風や光が抜けてどの居場所でも周囲の緑の恩恵を得られる。このプランは、裏動線と表動線が明確に分かれている。

建築家によるテキストより

「リノベーション」ではなく「マンションの住戸に家を建てる」という意識や考え方は、設計においてだけはなく、長期的な持続可能性や不動産価値の観点からも可能性を広げられるのではないかと考えている。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 若手から裁量が大きく、“自分の作品を創造するという経験”ができる一級建築士事務所「フリーダムアーキテクツ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・新卒)を募集中
【ap job更新】 若手から裁量が大きく、“自分の作品を創造するという経験”ができる一級建築士事務所「フリーダムアーキテクツ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・新卒)を募集中
【ap job更新】 若手から裁量が大きく、“自分の作品を創造するという経験”ができる一級建築士事務所「フリーダムアーキテクツ」が、設計スタッフ(経験者・既卒・新卒)を募集中

若手から裁量が大きく、“自分の作品を創造するという経験”ができる一級建築士事務所「フリーダムアーキテクツ」の、設計スタッフ(経験者・既卒・新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

フリーダムアーキテクツは、完全自由設計の注文住宅を手掛ける設計事務所です。

【働く環境】
社員の7割~8割が設計者で、さまざまなバックグラウンドを持つ方が活躍中です。経験・知識が豊富な先輩たちに常に囲まれながら、困ったときには気軽に相談できます。自分に合ったキャリア形成ができる環境が整っています。

独立したいと考えている方にもおすすめ!
集客等、経営に必要な知識や独立する為のノウハウを体系的に学べます。
実際に独立して活躍している方も多く、学びの多い環境です。

□先輩たちの主な前職
アトリエ系設計事務所、工務店、ハウスメーカー、個人設計事務所、組織設計事務所…など

また、国内初BIM確認申請など、BIMの活用で業務の効率化や最適化、デザインの向上を実現しています。
VRや3次元モデルも導入し、図面だけでは伝わりにくい設計イメージをお客さまに分かり易く説明できるようになりました。天井の高さやキッチンの作業台の高さなど、細かなイメージもすり合わせることが可能です。

【成長環境を完備】
これまで未経験・経験浅めのレベル感から、設計の主担当まで社員を育成してきた実績が多い同社。
現場目線で求められる、あらゆるサポート体制が整っているのは同社ならではの特長です。
ご契約~着工、引き渡しまで一貫して携われる裁量大きい働き方のため、若手から自分の作品を創造するという経験を積むことができます。

また、社員の大半が設計者であることも大きなポイント。
周りには常に経験豊富な設計の先輩たちがおり、気軽に何でも話しやすいフランクな雰囲気のため、困ったときでも安心できます。
日々の業務を通して、刺激を受けやすいのも同社ならではの魅力でしょう。
「設計のプロ」として豊富な経験と高いスキルを得るならば、最適な環境です。

富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとする
富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとする左:ライブラリー、右:外の部屋 photo©中山保寛写真事務所
富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとするライブラリーから玄関を見る。 photo©中山保寛写真事務所
富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとするオフィスリビングからライブラリーを見る。 photo©中山保寛写真事務所
富永大毅+藤間弥恵 / TATTAによる、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」。木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所。極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施。性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとするライブラリーの詳細 photo©中山保寛写真事務所

富永大毅+藤間弥恵 / TATTAが設計した、東京・八王子市の「WOODSTOCK House すぎんち」です。
木造平屋を改修した設計者の自邸兼事務所です。建築家は、極力“ゴミを出さない”計画を目指し、自身で解体した部材を保管して各箇所での再利用等も実施しました。また、性能向上の視覚化も意図して断熱吹付や構造補強も全て現しとしています。

建築行為には大量のゴミがついて回る。
そしてゴミ処理にかかる負担は経済的にも環境的にもどんどん大きくなっている。八王子は日本一ごみの少ない町であり、その分別はかなり細かく、リサイクルも盛んである。

一方高度経済成長期に建てられた木造住宅のストックは大量にあり、性能の低い空家は今後も増えていく状況にある。
こうした空家ストックには生活スタイルの変化に伴う改修だけでなく性能の向上が求められるが、断熱も耐震も、それなりにお金をかけてもそのほとんどが仕上げに隠れてしまい、性能の変化は視覚的に表れることがない。

建築家によるテキストより

本件はなるべくゴミを出さないこと、性能の向上を視覚的に表すことを目指して設計された。
60㎡の木造平屋の改修であるが、足場をかけずに無断熱の天井と床を自分たちで解体することで、材を一旦保管し、天井仕上げを再利用したり、薄べニアは不陸調整に使われ、デッキの端材は組み合わされて浴室のスノコになっていった。

元の床板で薪棚が組まれ、最後まで役割が見つからないものは30cm長に切られ、釘が刺さったまま薪となった。抜かなくても肉を焼くと灰の中に釘だけが残り分別されていく。屋根裏と床下に断熱吹き付けをし、天井は塗装だけしてそのまま仕上とした。杉の積み壁や合板による構造補強も全て表しにしている。

建築家によるテキストより

これからはその地域にあるストックを使って自らも手を加え、時には余った地面を耕す、百姓的な人間を育む空間が求められていくと思う。子どもには少し高い床の段差も、あるときはトランポリンを置くことで解消し、急なスロープを仮置きすれば日々滑り台のように楽しみ、必要に応じて残された鴨居にものをかけられるようにしたり、棚をつくりつけたりできる。そうした仮置き(ストック)的な状況そのものを表現とする建築のデザインの在り方を考えた。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2024/6/24-6/30]
最も注目を集めたトピックス[期間:2024/6/24-6/30]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2024/6/24-6/30)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. nendoによる、長野・軽井沢町の「塀の家」。道路沿いの細長い三角形状の敷地。外部の視線を遮りながら周辺環境を楽しめる建築を目指し、“フィルター”の役割を担う“ブロック塀”のデザインから開始。5列の塀を建て隙間を“埋める”様に居室を配置する
  2. モロークスノキ建築設計が設計者として手掛ける、パリの「ポンピドゥー・センター」の改修計画。ピアノ+ロジャースが1977年に完成させた文化施設を改修する計画。既存の価値観とコンセプトを尊重しつつ、変化した時代と調和する建築を志向。2030年の完成を予定
  3. 鎌松亮 / note architectsによる、東京・江東区の住戸改修「深川住宅」。都心の集合住宅内での計画。“家族の気配が感じられる”生活を目指し、床仕上げの切替等で“半透明な境界”を作り領域を分ける空間を考案。自然との触合いも意図して“意識を外に向かせる”ようにカウンターを配置
  4. 重松象平 / OMAの空間デザインによる、六本木ミュージアムでの「ミス ディオール展覧会 ある女性の物語」。香水“ミス ディオール”を主題とした展示。多様な要素や世界観を反映する為に、時代を超えた一貫性を持ちつつ各テーマの理解を促す設計を志向。非日常的な空間でモチーフとなった製品の世界へと誘う
  5. 廣部剛司建築研究所による、静岡・伊東市の週末住宅「PHASE DANCE」。木々に覆われた鬱蒼とした敷地。存在感のある“大樹”の発見を契機とし、一本の樹木を“少し遠慮”しながら“建築で取り囲む”平面構成を考案。連続的に変化する木造の架構で内部空間に繋がりと全体性を生み出す
  6. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  7. 多田正治アトリエによる、大阪・三島郡の「妙本寺 納骨堂 / 合祀墓」。本堂の納骨堂に納められないお骨の受け皿となる施設。“開かれた墓や埋葬の在り方”の具現化を求め、菩薩像の足元に雲の様な“白い直方体”が浮かぶ建築を考案。基壇部は祈りの領域であると共に合祀の空間も内包
  8. 遠野未来建築事務所による、長野市の「OYAKI FARM BY IROHADO」。遺跡のある街に建つ郷土料理の工場と店舗。数万年の時間軸の中で“自然と一体となる生命力のある”建築を求め、地域素材と伝統技術を“編み上げる”作り方を実践。設計と施工の協同も主題とし完成までの過程を重視
  9. 辻琢磨建築企画事務所による「青と赤の流動」。“動き”を建築として捉える思考でつくられた作品。場所・時期・主催が異なる3つの展示を、既存の“青と赤に塗装された資材”を転用して構成。写真家の伊丹豪との協働で“動きとしての建築”の記録方法も模索
  10. GROUPによる、建築展「島をつくる」。都心のビルの22階にあるアートスペースでの展覧会。窓から廃棄物処理の“埋立地 / 島”が見える空間に、“島をつくる”建築を移設。会場内で廃材をコンポストして土をつくり“新しい島”の創造を試みる
  11. ひとともり と 小田真平事務所による、奈良・生駒市の店舗「Many Cacaos, Many Minds」。焙煎から製造も行うチョコレート店。工程の“可視化”と売手と買手が“混ざり合う”場を求め、各用途をカウンターで仕切るだけの一体的な空間を考案。カウンターは商品の要素から着想し様々な素材を組合わせて作る
  12. 松本光索 / KOSAKUによる、京都市の、スポーツ施設「強く 楽しく いきる 場所」。ビルのワンフロアをブラジリアン柔術のジムにする計画。“大らかな交流の場”でもある空間を目指し、“全長12mのベンチ”を備えた練習場を中心とする構成を考案。開閉式の靴箱などで出入口の省スペース化も実現
  13. 坂茂建築設計による、愛知の「豊田市博物館」。谷口吉生が設計した美術館に隣接する敷地での計画。一体的な敷地利用を意図し、連続する“ランドスケープ”とレベル差を解消する“えんにち空間”等で相互関係を構築
  14. 森田悠紀建築設計事務所による、東京の「春日の家」。見晴らしの良い坂道沿いの敷地。“この場所ならでは”の存在を求め、街特有の空間体験に通じる上階に登った先に“眺望が開ける”建築を考案。“必要な線を適切に存在させる”設計で地域の親密さとの繋がりも作る
  15. 小泉誠 / Koizumi Studioによる、東京・東村山市の「いとう家の住宅」。住宅の建ち並ぶ路地にある敷地。“暮らしながら働く”住まいとして、働く居場所を点在させて緩やかに繋げた“家族の気配も感じられる”建築を考案。周囲の建ち方を尊重しつつ下屋を追加して“独特な”家の形も作る
  16. 元木大輔 / DDAAとUDSによる、東京・渋谷区の「Mikkeller Kiosk Bar / ABOUT LIFE COFFEE BREWERS」。ビアバーとカフェがひとつの区画をシェアする店舗。“普段からそこにあった様な”在り方を目指し、綺麗すぎない“少しのノイズとクラフト感”のある空間を志向。従業員と共にDIYで制作した家具類で場を構築する
  17. 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプト(前編)。前編では、休憩所・ギャラリー・展示施設・ポップアップステージの10施設を紹介
  18. 齋藤和哉建築設計事務所による、東京・世田谷区の「駒繋のハウス」。四周を家々に囲まれた敷地での計画。快適な住環境の獲得を主題とし、全体を包む“囲い”で視線を遮りつつ“光と風”を導入する構成を考案。生活の様々な状況に応じる為に建具の開閉で空間の性質が変わるように作る
  19. 大阪・関西万博の、若手建築家が設計を手掛ける全20施設のパース画像とコンセプト(後編)。後編では、サテライトスタジオ・トイレの10施設を紹介
  20. 大野友資 / DOMINO ARCHITECTSによる、東京・江東区の店舗「Heim Jens」。コンテンポラリードレスのレーベルの為の店。“家の様な店”との要望に、“室礼”を主題とし“遊びごたえがあって暖かな骨と皮”の提供を志向。被覆で囲まれた場に並ぶ品々が連鎖して“趣味”が生まれる空間を作る

Subscribe and Follow

公式アカウントをフォローして、
見逃せない建築情報を受け取ろう。

「建築と社会の関係を視覚化する」メディア、アーキテクチャーフォトの公式アカウントです。
様々な切り口による複眼的視点で建築に関する情報を最速でお届けします。

  • 情報募集建築・デザイン・アートの情報を随時募集しています。
  • メールマガジン メールマガジンで最新の情報を配信しています。