能作淳平による、長崎の島の築50年の民家を図書館に改修するプロジェクト「富江図書館さんごさん」のプロセスを紹介した動画です。建物の写真はこちらでも見られます。
architecture archive
トラフのギャラリー間での展覧会「インサイド・アウト」の動画です。会場内を走る模型列車からの視点から過去のプロジェクトが解説される内容。こちらでの会場写真を見てから動画を閲覧するのがオススメ。※展示は終了しています。
以下は、展覧会公式の概要。
「インサイド・アウト」と名づけられた本展は、初期作品から数々の会場構成、プロダクツ、そして最新の住宅プロジェクト「Big T」(2016年)に至るまで、その完成形をスタディの過程、試行錯誤する中で手がかりとなったもの、インスピレーションを受けた素材などとともに展示することで、創る過程をも楽しむトラフのアタマの中をのぞき、思考の過程を追体験いただだける内容となります。是非、トラフの思考法に触れ、これからの建築や都市の有り様を探っていただくきっかけとしていただければ幸いです。
現在、アーキテクチャーフォトジョブボードに掲載されている求人情報一覧です
現在、アーキテクチャーフォトジョブボードに掲載されている求人情報一覧です。画像に掲載されている事務所に加え、様々な職種・地域の情報が掲載されています。是非ご覧ください。
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※断熱材の検索画面(例)
設計者が無料で使用可能な、メーカー横断で建材比較ができるウェブサービス「truss(トラス)」がサービス提供を開始しています
設計者が無料で使用可能な、メーカー横断で建材比較ができるウェブサービス「truss(トラス)」がサービス提供を開始しています。トラスは、東京工業大学建築学科卒の3人が立ち上げたベンチャー企業です。【ap pr】
「truss(トラス)」は、建材メーカー各社が製造販売する商品を、カタログ上で公開されている性能や値段によりグラフ上に点としてプロットし、全体的な製品の分布、どの程度性能が異なるのかを一目で分かるようにレイアウトしたものです。グラフ上の点をクリックすると、クリックした近辺にある商品の一覧が画面下に配置され、詳細な数値等の比較が可能となります。
建材選択は建材の種類が多様化し、プロでもその違いを理解することが難しくなっており、現在主流である紙のカタログを用いた選択では限界があります。「truss(トラス)」は設計者の建材選択の業務を軽減し、仕事の質を高めます。
現在、「外皮」部分の建材についての選択システムを公開しており、順次選択できる建材を追加予定。建築設計関係者は無料で利用可能。建築設計関係者以外の人には、今後、有料で利用出来るよう対応する予定。
all photos©長谷川健太
大野友資 / DOMINO ARCHITECTSが設計した、東京・渋谷・道玄坂のカフェのエントランス周りのデザイン「FabCafe Tokyo エントランス」です。
製作は非常に高度な技術を持つ木工家具メーカーの飛騨産業に依頼した。設計者と施工者の間でのディテールの検討は図面を介してではなく、全て3DCGのモデルを用いて行われた。三次元的な角度の指示は図面化をすると逆に難しくなったため、設計で用いた三次元データをもとに治具を制作することで角度を数値で表現することなく材を加工している。無理に図面化を行わず、かといって過度に職人の経験や技術に頼りすぎることもなく非常に精緻でシャープな納まりが実現され、結果として木の質感を持ちながらCGのようにもグラフィックのようにも見える、不思議な質感を持ったエントランスとなった。
アーキテクチャーフォト・ネットで、先週(期間:2016/12/6-12/11)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページ右下の「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。
1、隈研吾が審査委員長を務める、愛媛県西条市の、39歳以下の建築家対象の、9組の設計者を決める住宅実施コンペの概要
2、長谷川豪の設計で、HOUSE VISONで公開された「吉野杉の家」が、奈良・吉野に移築され、Airbnbで宿泊予約可能に
3、原田将史+谷口真依子 / Niji Architectsによる、神奈川・逗子の住宅「連箱の家」の内覧会が開催 [2016/12/18]
4、長坂常 / スキーマ建築計画による、東京・品川の「ブルーボトルコーヒー品川カフェ」
5、今津康夫 / ninkipen!による、大阪の、高速道路ジャンクションのランドスケープデザイン「三宝JCT」
6、青木淳も審査員に名を連ねている、青森の「八戸市新美術館」設計プロポの募集概要など。(幅広く参加可能なように設定)
7、堀部安嗣と花田佳明の対談「悲しみに寄り添う建築作品からたどる建築家の作家性」
8、落合守征デザインプロジェクトによる、神奈川の美術館多目的スペース「Waterscape / Memory of Spring」
9、五十嵐淳建築設計事務所による、北海道・札幌の店舗「鮨いその」
10、MARU。architecture+聖建築研究所による、高知県の「土佐市複合文化施設」の基本設計書
11、落合正行による、東京・大田区の事務所兼自邸「上池台の住宅–いけのうえのスタンド」の写真など
12、田根剛が、自身の事務所が設計した「エストニア国立博物館」について語っている動画
13、OMAによる、アメリカ・マイアミの文化施設「Faena Forum art and performance centre」の写真
14、ODS / 鬼木孝一郎による、京都の祇園町家を改修した「エルメス祇園店」
15、MADによる、中国・北海市の、有機的な立面形状と、そこに穿たれたヴォイドが特徴的な複合集合住宅の写真
16、CIRCLEによる、香港のアートエキシビションのためのインスタレーション「PUDDLE(水たまり)」
17、吉田裕一建築設計事務所による、石川県の住宅「新保本・HOUSE・K」
18、マウントフジアーキテクツスタジオのウェブサイトがリニューアル
19、最も注目を集めたトピックス [期間:2016/11/28-12/5]
20、SANAAが設計して完成した、直島の新しいターミナル(待合所とトイレ)の写真など
馬場正尊へのworksightによるインタビューの後編「オフィスのパブリックドメイン化で企業価値を向上」が公開されています
馬場正尊へのworksightによるインタビューの後編「オフィスのパブリックドメイン化で企業価値を向上」が公開されています。前編『「公園のようなオフィス」で遊ぶように働く』はこちら。
MADによる、中国・北海市の、有機的な立面形状と、そこに穿たれたヴォイドが特徴的な複合集合住宅の写真がdezeenに掲載されています
MADが設計した、中国・北海市の、有機的な立面形状と、そこに穿たれたヴォイドが特徴的な複合集合住宅の写真が5枚、dezeenに掲載されています。また、MADは、アーキテクチャーフォトジョブボードでアーキテクトを募集しています。
落合正行による、東京・大田区の事務所兼自邸「上池台の住宅–いけのうえのスタンド」の写真などがjapan-architects.comに掲載されています
落合正行が設計した、東京・大田区の事務所兼自邸「上池台の住宅–いけのうえのスタンド」の写真などが20枚、japan-architects.comに掲載されています。
ザハ・ハディド・アーキテクツによる、ロンドン科学博物館の数学ギャラリーの写真がarchdailyに掲載されています
ザハ・ハディド・アーキテクツが設計した、ロンドン科学博物館の数学ギャラリーの写真が24枚、archdailyに掲載されています。以下は、形態生成プロセスを説明する動画です。
ラインハウスによる、中国・上海の、電気自動車企業のオフィス「NIO Brand Creative Studio Shanghai」の写真がarchdailyに掲載されています
ラインハウスが設計した、中国・上海の、電気自動車企業のオフィス「NIO Brand Creative Studio Shanghai」の写真が11枚、archdailyに掲載されています。
ヴェクター・アーキテクツによる、中国の、蘇州市文化遺産博物館の写真がdesignboomに掲載されています
ヴェクター・アーキテクツが設計した、中国の、蘇州市文化遺産博物館の写真が24枚、designboomに掲載されています。
青木淳も審査員に名を連ねている、青森の「八戸市新美術館」設計プロポの募集概要などが公開されています
青木淳も審査員に名を連ねている、青森の「八戸市新美術館」設計プロポの募集概要などが公開されています。応募要項を見る限り、幅広く参加可能なように設定されています。
八戸市では、2011年2月に開館した「はっち」を契機として、市内の様々な空間で、多様な市民が主体的な活動を展開しています。その中で、八戸市が進める「アートのまちづくり」の中核となって、これまで以上に八戸の「地域性」と「人」にこだわり、アートが持つ力によって市民一人一人の感性や創造力を高める「場所」としての美術館運営が期待されています。
その意味からも、従来型の美術館にとらわれない、新しいタイプの「美術館」が提案されることを望みます。単なる造形的な「空間」の提案ではなく、そこで育まれる多様な活動と一体となった「場所」のあり方についての、柔軟かつ斬新なアイデアを期待しています。
all photos©河田弘樹
今津康夫 / ninkipen!が設計した、大阪の、高速道路ジャンクションのランドスケープデザイン「三宝JCT」です。
高速道路ジャンクションのランドスケープデザインである。
高架下に生まれた4,446.60m2の敷地に、掘削工事中に発見された大坂城築城の際に各大名から献上されながらも途中で大和川へ沈んだ通称「残念石」と、昭和初期までこの場所が海だったことを示す旧護岸石を活かすことが求められた。
まず、大坂城と三宝ジャンクションを結んだ直線上に旧護岸石を敷き詰め、軸線を可視化した。
次に、見つかった39個の残念石を軸線と直交して2列に据え、大坂城の方角へ向けて並べた。辿りつけなかった石たちは、この場所から静かに大坂城へと想いを馳せる。
置かれた3本の直線は、ジャンクション特有の有機的な道路線形の下をくぐりながらコントラストを描く。叉路には防根を兼ねて護岸石を敷き詰め、ランプウェイの中央には古墳をメタファーとした残土による約7mのマウントを据えた。
大阪に備わる数百年前のロマンと、湾を埋め立て国土を拡大し続けた先人たちの挑戦に想いを馳せながら、歴史が息づく風景を目指した。
BCHO・アーキテクツによる、韓国・ソウルの、屋根スラブに作られたくぼみが居場所にもなっている住宅「tilt roof house」の写真がdesignboomに掲載されています
BCHO・アーキテクツが設計した、韓国・ソウルの、屋根スラブに作られたくぼみが居場所にもなっている住宅「tilt roof house」の写真が13枚、designboomに掲載されています。
原田将史+谷口真依子 / Niji Architectsによる、神奈川・逗子の住宅「連箱の家」の内覧会が開催されます(PDF)
原田将史+谷口真依子 / Niji Architectsが設計した、神奈川・逗子の住宅「連箱の家」の内覧会が開催されます。開催日は、2016年12月18日です。アーキテクチャーフォトが過去に特集したNiji Architectsの建築作品はこちら。
この度、逗子に新しい住宅が完成いたします。インテリアデザイナーであるお施主様ご夫妻と共に、内外の繋がりを意識しながら進めてきたプロジェクトです。建築は住宅地の不正形な敷地形状にはまるよう、四畳半モジュールにて構成している高さの異なる 3 つの箱を連なるように配置しています。箱どうしの入隅に生まれる 1・2 階の屋外テラスをそれぞれ L 型の諸室で囲うことで、限られた室内空間に屋外空間を取り込み広がりを持たせています。内部空間には様々な天井高や開口高さが存在し、あらゆる生活のシーンにおいて少し特別な演出をしています。
お施主様のご厚意により皆様にお披露目する機会を頂きました。ぜひご覧いただきたくご案内申し上げます。