photo©SHIMIZU KEN
荒木信雄 / The Archetypeが設計した、埼玉の住宅「深谷の家」です。
夏は暑く、冬はからっ風で寒い北関東平野部に特徴的な土地に建つ平屋の住宅。
若い家族3人で暮らす住居である。
敷地には主屋が建ち周辺には畑がのびやかに広がる。
初めてこの土地を訪れた時に突然の夕立があり、皆で主屋の軒下で雨宿りをした。
都心へ通勤圏内の場所でありながら自然の存在を強く感じた。
そういった経験の中から、この場所が持つ自然環境を受け入れながら、家族の生活を優しく包み込むようなおおらかな建築をつくりたいと思った。