
all photos©中村絵
高野洋平+森田祥子 / MARU。architectureが設計した、神奈川県横浜市の「壇の家」です。
核家族型の戸建住宅から2世帯住宅への改修プロジェクトです。クライアントのご家族がかつて勤めていた建築設計事務所が手掛けた既存住宅は、築20年の年月を感じさせない丁寧な造りで、リビングの大きな吹抜けが暮らしの中心となっていました。2つの世帯は、1階を親世帯、2階を子世帯として重層長屋状に仕切られるものの、1階の吹抜けから互いに光を感じることで、元の家のコンセプトを共有することが出来ます。また子世帯の2階はワンルームとしつつも、三叉に分かれた平面と形状の異なる屋根空間によって、3つのスペースをつくっています。大きなテーブルを中心に、3つのスペースがすり鉢状に壇になり、立体的にテーブルを囲む暮らしが展開します。

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