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後藤周平建築設計事務所による、静岡・浜松市の「山手の家」。作品を集める施主家族の為に計画。生活と収集物が混ざり合う場を目指し、内外に8つのレベル差があり多方向に“視線が抜ける”構成を考案。展示する写真を窓に見立て実際の開口と並置して内部空間に奥行きも与える
後藤周平建築設計事務所による、静岡・浜松市の「山手の家」。作品を集める施主家族の為に計画。生活と収集物が混ざり合う場を目指し、内外に8つのレベル差があり多方向に“視線が抜ける”構成を考案。展示する写真を窓に見立て実際の開口と並置して内部空間に奥行きも与える外観、南西から敷地を見る。 photo©長谷川健太
後藤周平建築設計事務所による、静岡・浜松市の「山手の家」。作品を集める施主家族の為に計画。生活と収集物が混ざり合う場を目指し、内外に8つのレベル差があり多方向に“視線が抜ける”構成を考案。展示する写真を窓に見立て実際の開口と並置して内部空間に奥行きも与える南側外観 photo©長谷川健太
後藤周平建築設計事務所による、静岡・浜松市の「山手の家」。作品を集める施主家族の為に計画。生活と収集物が混ざり合う場を目指し、内外に8つのレベル差があり多方向に“視線が抜ける”構成を考案。展示する写真を窓に見立て実際の開口と並置して内部空間に奥行きも与える1階、ダイニングからリビングを見る。 photo©長谷川健太
後藤周平建築設計事務所による、静岡・浜松市の「山手の家」。作品を集める施主家族の為に計画。生活と収集物が混ざり合う場を目指し、内外に8つのレベル差があり多方向に“視線が抜ける”構成を考案。展示する写真を窓に見立て実際の開口と並置して内部空間に奥行きも与える1階、リビングからダイニングを見る。 photo©長谷川健太

後藤周平建築設計事務所が設計した、静岡・浜松市の「山手の家」です。
作品を集める施主家族の為に計画されました。建築家は、生活と収集物が混ざり合う場を目指し、内外に8つのレベル差があり多方向に“視線が抜ける”構成を考案しました。また、展示する写真を窓に見立て実際の開口と並置して内部空間に奥行きも与える事も意図されました。

豊かな緑が存在する住宅街に建つ夫婦と子供2人のための住宅。
クライアントは写真や家具の収集が趣味で、これまでに集めたコレクションと家族の生活が混ざり合い、それらの気配が家のどこからでも感じられる暮らしを希望していた。

敷地は浜松市の高台の住宅地にあり、周辺の土地も含め、敷地は道路から1-2m程度高くなっていた。それぞれの敷地ごとに地盤面の高さはバラバラで、自然に目線がずれるような関係が出来ており、その段差がとても心地よい近隣の距離感をつくっていると感じた。

建築家によるテキストより

この段のある環境と連続するように、外部で3つの高さの段、内部で5つの高さの段をもつ住宅をつくった。内外の床の高さの差によって、アイレベルだけでなく、斜め上方向や斜め下方向に視線が抜け、コレクションや生活や庭が混ざり合った状態を色々な方向から眺めることができる。

この立体的な構成により、視線だけでなく光や空気も室内を連続していく。上部の開口部からの光が拡散しながら吹き抜けから落ち、家全体を明るくしたり、上昇気流を利用して2階上部で換気ができたりと、室内環境もこの吹き抜けを通して連続する。

建築家によるテキストより

施主の持つ写真作品を、レンズ越しに見た風景の開口部と見立てた。写真作品という開口部と、住宅の壁に開けた窓という開口部、ふたつの開口をセットで壁に配置していった。

窓は内部と、すぐその裏にある風景をつなぐ。一方で写真のつなぐ風景は季節や時間、場所も異なる。それらを並置することで、「今ここにある風景」と「遠く離れたどこかの風景」との間に関係性が生まれ、奥行きのある内部空間をつくることができるのではないかと考えた。

たとえば、南庭を望む開口部の隣にはライアン・マッギンレーの草原の写真を配置した。今ここにある庭と、どこかの草原が同時に存在し、互いに関係付けられる。季節や、時間の経過でほんの少しずつ変わっていく窓からの風景と、変わらない写真作品の風景のずれ。大きな窓と小さな写真というスケールのずれ。ふたつの種類の開口部が住宅内にあることによって生まれる小さなずれが、目の前の風景に別の奥行きや見方を与える。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 歴史的建造物の保存活用設計に加え、歴史を生かしたまちづくりも手掛ける「株式会社ユー・エス・シー」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
【ap job更新】 歴史的建造物の保存活用設計に加え、歴史を生かしたまちづくりも手掛ける「株式会社ユー・エス・シー」が、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)を募集中
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歴史的建造物の保存活用設計に加え、歴史を生かしたまちづくりも手掛ける「株式会社ユー・エス・シー」の、設計スタッフ(2024年新卒・既卒・経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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私たちは横浜を本拠地として全国で建物づくりとまちづくりの業務を行っています。
小さい建物から大きなプロジェクトに至るまで設計事務所の枠にとどまらず、行政や地域の人たちと協働し、地域と寄り添いながらプロジェクトを進めて行きます。

特に、文化財・歴史的建造物の調査や保存修理を数多く行っており、それらを地域資源として歴史を生かしたまちづくりに繋げてゆくことを常に目指しています。今後は横浜を代表する近代建築、モダニズム建築並びに山手の西洋館、日本民家園古民家等の保存、再生設計を手掛けていきます。
これから技術者として多様なスキルを身に付け、歴史・文化を大切にして、建築を通じた地域づくりの担い手となる人材を募集します。

【企業理念】
●文化財保存活用の使命を担う
私たちは、歴史的遺産を守り、未来の世代に引き継ぐ責任を強く感じています。歴史的建造物や文化財を活用し、新たな価値を創造することで、これらの貴重な遺産を持続可能な方法で保存し、活用します。

●創造的なデザインと歴史の調和
私たちは設計事務所として、創造力と独自性を大切にし、同時に歴史的建造物や文化財への敬意を忘れません。私たちのデザインは、歴史的価値と現代的要求を調和させ、建物や場所の本質を引き立てるものを目指します。

●共創と信頼の構築
私たちは所有者、地域、行政との緊密な協力を大切にし、協働でプロジェクトを進めます。信頼と明確性を基盤に置き、所有者の建築設計のニーズに応えるだけでなく、文化財や歴史的建造物への尊重も徹底します。

【ap job更新】 吉祥寺に新社屋が完成した「佐久間徹設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒)とCG作成スタッフ(アルバイト)を募集中
【ap job更新】 吉祥寺に新社屋が完成した「佐久間徹設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒)とCG作成スタッフ(アルバイト)を募集中
【ap job更新】 吉祥寺に新社屋が完成した「佐久間徹設計事務所」が、設計スタッフ(経験者・既卒)とCG作成スタッフ(アルバイト)を募集中

佐久間徹設計事務所の、設計スタッフ(経験者・既卒)とCG作成スタッフ(アルバイト)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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吉祥寺に新社屋が完成!事業拡大に伴い「佐久間徹設計事務所株式会社」が、スタッフ(経験者)を募集 

現在、設計スタッフ/広報・事務スタッフ計16名で編成され、共同住宅や福祉施設などの比較的規模の大きな案件を中心とし、個人邸を含め国内30以上のプロジェクトが進行中です。

2023年1月に、吉祥寺に自社設計の社屋が完成。
業務拡大に伴い、即戦力となって活躍してくださる設計スタッフ(経験者)/CG作成スタッフ(アルバイト)を募集します。

*新卒採用に関しましては、12月下旬~募集を予定しています。

塩入勇生+矢﨑亮大 / ARCHIDIVISIONによる、さいたま市の住戸改修「PATCH」。30代の施主家族の為に計画。間仕切の撤去で回遊動線を作り、部分的解体で木と鉄のフレームを挿入して“空間の彩り”と“生活の骨格”を創出。“最小限の補修”の前提の下に“新旧に捉われない自由さ”を生み出す
塩入勇生+矢﨑亮大 / ARCHIDIVISIONによる、さいたま市の住戸改修「PATCH」。30代の施主家族の為に計画。間仕切の撤去で回遊動線を作り、部分的解体で木と鉄のフレームを挿入して“空間の彩り”と“生活の骨格”を創出。“最小限の補修”の前提の下に“新旧に捉われない自由さ”を生み出す玄関から見る。 photo©中島悠二
塩入勇生+矢﨑亮大 / ARCHIDIVISIONによる、さいたま市の住戸改修「PATCH」。30代の施主家族の為に計画。間仕切の撤去で回遊動線を作り、部分的解体で木と鉄のフレームを挿入して“空間の彩り”と“生活の骨格”を創出。“最小限の補修”の前提の下に“新旧に捉われない自由さ”を生み出すリビングダイニングから玄関側を見る。 photo©中島悠二
塩入勇生+矢﨑亮大 / ARCHIDIVISIONによる、さいたま市の住戸改修「PATCH」。30代の施主家族の為に計画。間仕切の撤去で回遊動線を作り、部分的解体で木と鉄のフレームを挿入して“空間の彩り”と“生活の骨格”を創出。“最小限の補修”の前提の下に“新旧に捉われない自由さ”を生み出す左:ダイニング、右:キッチン photo©中島悠二

塩入勇生+矢﨑亮大 / ARCHIDIVISIONが設計した、埼玉・さいたま市の住戸改修「PATCH」です。
30代の施主家族の為に計画されました。建築家は、間仕切の撤去で回遊動線を作り、部分的解体で木と鉄のフレームを挿入して“空間の彩り”と“生活の骨格”を創出しました。“最小限の補修”の前提の下に“新旧に捉われない自由さ”を生み出しています。

この計画は30代の夫婦と子供一人が住むための築18年中古マンション一室の改修。

いわゆる中廊下式の間取りで玄関からリビングへ続く廊下の脇に個室や水廻りの機能が並んでいた。この間取りでも生活は成立するが、施主はリビングからの眺望を生かしながら、既存の部屋に生活が規定されない開放的なプランを求めた。私たちは既存の中廊下が作る暗く直線的な動線と、不揃いな間仕切壁によって中途半端なスケールの領域が作られていることに、違和感と可能性の両方を感じた。

建築家によるテキストより

不揃いな間仕切壁は天井を残して最小限に解体し、解体痕は傷を癒す絆創膏のように木フレームにて箱状に覆う。このフレームは既存の痕跡をトレースし色を与えて存在を誇張させることで、補修する行為自体が空間を彩り、縦横無尽に駆け巡るラインとなって現れる。

木フレームで揃えた壁に沿わせて部屋を横断する鉄フレームを挿入する。このフレームは中廊下の出入り口を作りながら新たな間取りを整理するとともに、建具や収納や飾り棚といった機能が兼ねられ、生活の骨格を作る。

さらに元和室と寝室の収納を解体し行き来ができるようになると、中廊下→リビング→寝室→中廊下…という、個室と中廊下を包括した変形の回遊プランとなる。

建築家によるテキストより

木フレーム、鉄フレーム、回遊プランは最小限の補修という前提の元、別の論理で生まれた要素であるが、新しい間取りとインテリアを成立させるためにそれぞれが補完しあう関係にある。既存の多くを残しながら、補修することに重心を置き、少ない手数の解体と挿入で、新旧に捉われない自由さを手に入れた部屋である。

建築家によるテキストより
栫井寛子+徳永孝平 / atelier SALADによる、鹿児島市の「薬師温泉」。公園の隣の歴史ある銭湯の改修。愛され続ける為の“現代的な価値”の拡大を目指し、周辺と繋がる“大きく開かれた”空間を志向。土の塊から窓部分をくり抜いた様なファサードで内外を接続すると共に交流も促す
栫井寛子+徳永孝平 / atelier SALADによる、鹿児島市の「薬師温泉」。公園の隣の歴史ある銭湯の改修。愛され続ける為の“現代的な価値”の拡大を目指し、周辺と繋がる“大きく開かれた”空間を志向。土の塊から窓部分をくり抜いた様なファサードで内外を接続すると共に交流も促す外観 photo©長谷川健太
栫井寛子+徳永孝平 / atelier SALADによる、鹿児島市の「薬師温泉」。公園の隣の歴史ある銭湯の改修。愛され続ける為の“現代的な価値”の拡大を目指し、周辺と繋がる“大きく開かれた”空間を志向。土の塊から窓部分をくり抜いた様なファサードで内外を接続すると共に交流も促す銭湯ホールから番台側を見る。 photo©長谷川健太
栫井寛子+徳永孝平 / atelier SALADによる、鹿児島市の「薬師温泉」。公園の隣の歴史ある銭湯の改修。愛され続ける為の“現代的な価値”の拡大を目指し、周辺と繋がる“大きく開かれた”空間を志向。土の塊から窓部分をくり抜いた様なファサードで内外を接続すると共に交流も促す脱衣所2、ロッカー photo©長谷川健太
栫井寛子+徳永孝平 / atelier SALADによる、鹿児島市の「薬師温泉」。公園の隣の歴史ある銭湯の改修。愛され続ける為の“現代的な価値”の拡大を目指し、周辺と繋がる“大きく開かれた”空間を志向。土の塊から窓部分をくり抜いた様なファサードで内外を接続すると共に交流も促す浴室2 photo©長谷川健太

栫井寛子+徳永孝平 / atelier SALADが設計した、鹿児島市の「薬師温泉」です。
公園の隣の歴史ある銭湯の改修計画です。建築家は、愛され続ける為の“現代的な価値”の拡大を目指し、周辺と繋がる“大きく開かれた”空間を志向しました。そして、土の塊から窓部分をくり抜いた様なファサードで内外を接続すると共に交流も促しました。施設の公式サイトはこちら

大正8年創業の永く愛されてきた公衆浴場、薬師温泉。
今や風呂なしの家はほとんどないだろう。かつて必要に迫られた場所は、現代では価値を拡大する必要があった。

「愛され続ける公衆浴場をつくりたい」というお施主様の想いに反し、既存建築は外部への開口がほとんどなく、大きく開くことが必要だと考えた。

建築家によるテキストより

我々は、隣地公園との連続性を意図して「公園の土でできたような塊」を挿入し、周辺に向けて開くジェスチャーとして「塊を大胆にくり抜いたような造形」とした。その中央に「番台」という公衆浴場の象徴的なアイコンを浴場を思わせる「タイル」で覆い内部と外部を横断するように据えた。

建築家によるテキストより

飲み物を買う人、散歩途中に休憩する人、お風呂に入る人、ベンチで雑談する人。老若男女が分け隔てなく交流する舞台になった。

早くも生活の一部として愛され始めている。入浴のために“行く必要があった場所”から、“わざわざ訪れたくなる場所”へ。民間でありながら公共性にも寄与する「まちに開かれた新しい公衆浴場」を実現することができた。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 ヴェネチアビエンナーレで“金獅子賞”を受賞した建築家らが率いる「waiwai」が、ドバイ及び東京での 設計(既卒・経験者)・ランドスケープ・インテリア等のスタッフとアルバイトを募集中
【ap job更新】 ヴェネチアビエンナーレで“金獅子賞”を受賞した建築家らが率いる「waiwai」が、ドバイ及び東京での 設計(既卒・経験者)・ランドスケープ・インテリア等のスタッフとアルバイトを募集中
【ap job更新】 ヴェネチアビエンナーレで“金獅子賞”を受賞した建築家らが率いる「waiwai」が、ドバイ及び東京での 設計(既卒・経験者)・ランドスケープ・インテリア等のスタッフとアルバイトを募集中Jumeirah Beach Villa(Dubai, UAE)

ヴェネチアビエンナーレで“金獅子賞”を受賞した建築家らが率いる「waiwai」の、ドバイ及び東京での 設計(既卒・経験者)・ランドスケープ・インテリア等のスタッフとアルバイト募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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海外・国内両方のプロジェクトに関わる、設計フルタイムスタッフ(中途)、ランドスケープデザイナー、インテリアデザイナー、アルバイトを募集します。

waiwaiは、山雄和真とWael Al Awarの2人のパートナーが率いる、東京とドバイを拠点とする建築設計事務所です。
東京とドバイを拠点としながら、日本国内をはじめ、中東・アジア・アフリカの様々な国や地域において幅広い設計・デザイン業務を手がけています。
一昨年のベネチア・ビエンナーレ国際建築展では、弊社パートナーがキュレーションしたUAE館が、最高賞である金獅子賞を受賞しました。単なる設計事務所の枠を超えて様々な活動を行っており、国際的に高い評価を得ています。

現在進行中のプロジェクトに、数万㎡規模の美術館・アートギャラリーやホテル、大規模住宅地開発、数千㎡規模のホテル・ヴィラ/別荘・商業施設・福祉施設・リノベーション等々、多種多様なプロジェクトが動いています。
まだまだ若い事務所ですが、比較的大規模な民間の建築プロジェクトが複数同時に動いていることが特徴です。クライアントや協働する関係者も国内外多様な人々と日々関わっており、チームメンバー全員が前線に立ちますので、組織設計では手に入れることのできない経験が得られるはずです。

デザインの面においては、ひとつひとつのプロジェクトが真に求めているものを様々な角度から分析し、「そこにしかない物語」を構築することによって、関係者全員の意思共有を図るとともに、その都度全く異なったデザインを行うことを信条としています。

昨年度より、会社規模の一層の発展を目指した組織改編を行っています。中東地域を中心とする海外プロジェクトにおいても、日本チームとドバイチーム双方で携わり、すべてのチームメンバーが、国内外双方のプロジェクトに関わる機会があります。
また、本年度よりランドスケープとインテリアデザインの部門を設立し、建築を軸にした、建築プロジェクト全般を手掛ける総合デザインファームとしての展開を目指しています。

今回、組織力強化のため、プロジェクトチームを引っ張っていってくれる経験者、および特に今年増加している国内外のホテル、別荘等の案件をメインとしたランドスケープ、インテリアデザインを主とするメンバーを募集します。私たちwaiwaiでしか得ることのできない経験を元に、他にないチームを共に作り上げていく仲間を募集します。
大きな視点で様々なプロジェクトに共に挑戦してくれる方の応募をお待ちしています。

小堀哲夫建築設計事務所が、吉祥寺の「武蔵野公会堂改修」設計プロポで最優秀提案者に選定。次点者は、青木淳と品川雅俊のAS

小堀哲夫建築設計事務所が、吉祥寺の「武蔵野公会堂改修」設計プロポーザルで最優秀提案者に選定。次点者は、青木淳と品川雅俊のASでした。現時点(2023/11/14/13時)では提案書や審査公表は公開されていません。

武蔵野公会堂改修等工事設計業務公募型プロポーザルに関する審査の結果を公表します。

優先交渉権者(最優秀提案者)

株式会社小堀哲夫建築設計事務所

(次点者) 株式会社AS

徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・千代田区の「オフィスF」。長方形平面の区画での計画。施工費を削減しつつ豊かな空間性の構築を求め、諸機能を詰込んだ“箱状のヴォリューム”を複数の動線空間を作るように配置。工事範囲を限定すると共に非工事範囲にも新たな役割を与える
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・千代田区の「オフィスF」。長方形平面の区画での計画。施工費を削減しつつ豊かな空間性の構築を求め、諸機能を詰込んだ“箱状のヴォリューム”を複数の動線空間を作るように配置。工事範囲を限定すると共に非工事範囲にも新たな役割を与えるレセプション photo©鈴木淳平
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・千代田区の「オフィスF」。長方形平面の区画での計画。施工費を削減しつつ豊かな空間性の構築を求め、諸機能を詰込んだ“箱状のヴォリューム”を複数の動線空間を作るように配置。工事範囲を限定すると共に非工事範囲にも新たな役割を与える左:ミーティングルームB、右:レストスペース photo©鈴木淳平
徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEによる、東京・千代田区の「オフィスF」。長方形平面の区画での計画。施工費を削減しつつ豊かな空間性の構築を求め、諸機能を詰込んだ“箱状のヴォリューム”を複数の動線空間を作るように配置。工事範囲を限定すると共に非工事範囲にも新たな役割を与える左:レストスペース、中:フォンブース、右:ストックルーム photo©鈴木淳平

徳山史典+弓削純平 / UNQUOTEが設計した、東京・千代田区の「オフィスF」です。
長方形平面の区画での計画です。建築家は、施工費を削減しつつ豊かな空間性の構築を求め、諸機能を詰込んだ“箱状のヴォリューム”を複数の動線空間を作るように配置しました。そして、工事範囲を限定すると共に非工事範囲にも新たな役割を与えました。

F社のオフィスの内装設計を行った。

建築家によるテキストより

柱のない長方形平面のフロアの中心にエントランスや会議室、書庫やロッカー、ウェブ会議用のブースなどの機能を詰め込んだ箱状のボリュームを計画し、工事範囲を絞ることで工事費を削減しつつも、非工事範囲も豊かな動線空間や機能のある壁として使えるような設計とした。入口側の壁面腰壁部分は可動式とし、訪問者への動線案内として機能させた。

建築家によるテキストより

箱の外側はグレーの石膏ボードの素地仕上げとし、様々な形状で内部空間がえぐり取られたような形状とした。

建築家によるテキストより
橋本尚樹 / NHAによる、千葉・成田市の「玉造幼稚園」。深い森に覆われた古来の遺構も残る土地に計画。森を“主役”とする在り方を求め、“森に走りだせる形式”と“守られた安心感”を兼ね備える建築を志向。回廊で囲んだ建物の中央に明るい屋外広場のある構成を考案
橋本尚樹 / NHAによる、千葉・成田市の「玉造幼稚園」。深い森に覆われた古来の遺構も残る土地に計画。森を“主役”とする在り方を求め、“森に走りだせる形式”と“守られた安心感”を兼ね備える建築を志向。回廊で囲んだ建物の中央に明るい屋外広場のある構成を考案鳥瞰 photo©西川公朗
橋本尚樹 / NHAによる、千葉・成田市の「玉造幼稚園」。深い森に覆われた古来の遺構も残る土地に計画。森を“主役”とする在り方を求め、“森に走りだせる形式”と“守られた安心感”を兼ね備える建築を志向。回廊で囲んだ建物の中央に明るい屋外広場のある構成を考案「森の階段」から建物を見る。 photo©小川真輝
橋本尚樹 / NHAによる、千葉・成田市の「玉造幼稚園」。深い森に覆われた古来の遺構も残る土地に計画。森を“主役”とする在り方を求め、“森に走りだせる形式”と“守られた安心感”を兼ね備える建築を志向。回廊で囲んだ建物の中央に明るい屋外広場のある構成を考案外観、アーチが連続する。 photo©西川公朗
橋本尚樹 / NHAによる、千葉・成田市の「玉造幼稚園」。深い森に覆われた古来の遺構も残る土地に計画。森を“主役”とする在り方を求め、“森に走りだせる形式”と“守られた安心感”を兼ね備える建築を志向。回廊で囲んだ建物の中央に明るい屋外広場のある構成を考案1階、遊戯室 photo©西川公朗

橋本尚樹 / NHAが設計した、千葉・成田市の「玉造幼稚園」です。
深い森に覆われた古来の遺構も残る土地に計画されました。建築家は、森を“主役”とする在り方を求め、“森に走りだせる形式”と“守られた安心感”を兼ね備える建築を志向しました。そして、回廊で囲んだ建物の中央に明るい屋外広場のある構成を考案しました。

園の移転先に選ばれた土地はかつて縄文人が暮らし古墳時代の周溝が残る太古からの一等地。
畏れを感じるほどの黒く深い森に、時折差し込むささやかな光が印象的な場所であった。

建築家によるテキストより

「主役は森。建築は脇役に」

森を遊びの場に引き立てる脇役には、いつでもどこからも森に走り出せる形式と、この場は絶対的に守られている、という安心感が必要だと考えた。RCの連続アーチの回廊で周囲を囲い、中央に明るい屋内広場を配置した計画の骨格“開かれつつ閉じている形式”はこうして決まっていった。

建築家によるテキストより

周辺環境の微地形をそのまま回廊内まで引き込むことで、建築際に大小の起伏を生みだし、回廊の内外性をより曖昧にした。
森であり、教室であり、遊具でもある回廊は子どもの運動能力の発達を助ける遊び場となり、春には起伏につまずいていた新入生も夏には空を見ながら走り抜けるようになっていく。

開園後しばらくして園の先生から、ここには昔の園にあった大きな遊具はないが、子どもたちは森の中で友達と関わり合う新しい遊びを始めている。これまでは遊具を向いて個人が各々に遊んでいたが、遊びの内容が変化してきた。と仰っていたのが印象深い。

建築家によるテキストより
SAKUMAESHIMA / 朔永吉+前嶋章太郎による、東京・港区の「博報堂本社エントランス」。受付機能に加えて打合せやイベントも行う場所。多様な状況の許容と会社の顔としての格式を求め、壁面や設備等の色味を統一して“圧迫感とノイズ”を消去する空間を志向。家具を組合せた場づくりで“可変性”も実現
SAKUMAESHIMA / 朔永吉+前嶋章太郎による、東京・港区の「博報堂本社エントランス」。受付機能に加えて打合せやイベントも行う場所。多様な状況の許容と会社の顔としての格式を求め、壁面や設備等の色味を統一して“圧迫感とノイズ”を消去する空間を志向。家具を組合せた場づくりで“可変性”も実現 photo©Masaaki Inoue BOUILLON
SAKUMAESHIMA / 朔永吉+前嶋章太郎による、東京・港区の「博報堂本社エントランス」。受付機能に加えて打合せやイベントも行う場所。多様な状況の許容と会社の顔としての格式を求め、壁面や設備等の色味を統一して“圧迫感とノイズ”を消去する空間を志向。家具を組合せた場づくりで“可変性”も実現 photo©Masaaki Inoue BOUILLON
SAKUMAESHIMA / 朔永吉+前嶋章太郎による、東京・港区の「博報堂本社エントランス」。受付機能に加えて打合せやイベントも行う場所。多様な状況の許容と会社の顔としての格式を求め、壁面や設備等の色味を統一して“圧迫感とノイズ”を消去する空間を志向。家具を組合せた場づくりで“可変性”も実現 photo©Masaaki Inoue BOUILLON

SAKUMAESHIMA / 朔永吉+前嶋章太郎が設計した、東京・港区の「博報堂本社エントランス」です。
受付機能に加えて打合せやイベントも行う場所の計画です。建築家は、多様な状況の許容と会社の顔としての格式を求め、壁面や設備等の色味を統一して“圧迫感とノイズ”を消去する空間を志向しました。また、家具を組合せた場づくりで“可変性”も実現しています。施主企業の公式サイトはこちら

日本を代表する広告代理店である株式会社博報堂オフィス エントランス(レセプションエリア、ラウンジエリア、ミーティングエリア)のインテリアデザイン。

会社の顔となるレセプションを始めとしたこのエリアでは、社内外の為のイベントが開催できること、そして、社員だけでなく、取引先やコラボレーターが働いたりミーティングすることができるエリアとして計画された。

建築家によるテキストより

従来、コーポレートのエントランスは、会社の威厳をアピールするような意味合いを込めたデザインが選択されることも少なからずあるが、こちらのエントランスはその限りではなく、社員はもちろん、様々な協力パートナーの接点となる場所として、多様なシチュエーションを内包できる空間を目指している。
また、談笑しながら食事を行うこともあれば、外部とのリモートセッションに励む人、ミーティングを行う人など、それぞれが自由に過ごしながらも、会社のエントランスらしく、格式を感じてもらえるようなインテリアエレメンツを選択した。

建築家によるテキストより

このエリアは300㎡程度のエリアではあるものの、会社の顔になるエリアであること、また人の往来が多いことから、短時間でも落ち着いて会話ができるように色味を検討した。天井高を出来るだけ高く感じてもらえるよう、天井は解体した後、ダクトなどはシルバー、グレイで統一し、空間から感じる圧迫感とノイズを出来るだけ消し去るようにした。また、オリーブグレイの壁面、グレイスケールを基調としたインテリアエレメンツに、グリーンが映えるようなオフィス空間のベースを作っていった。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 “心地良い居場所”としての家づくりを目指し、設計と施工を一貫して手掛ける「テトラワークス」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中
【ap job更新】 “心地良い居場所”としての家づくりを目指し、設計と施工を一貫して手掛ける「テトラワークス」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中
【ap job更新】 “心地良い居場所”としての家づくりを目指し、設計と施工を一貫して手掛ける「テトラワークス」が、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)を募集中

“心地良い居場所”としての家づくりを目指し、設計と施工を一貫して手掛ける「テトラワークス」の、設計スタッフ(経験者・既卒・2024年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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株式会社テトラワークスでは、設計監理スタッフを募集します。

広島県福山市を中心に活動をしている株式会社テトラワークスは建築設計事務所・工務店としての機能をもっており、住宅・店舗等の設計から監理・施工までを一貫して行っています。

私たちは家を雨風から身を守るだけの「箱」ではないと考えています。家は家族や両親・友人との笑い声がうまれる温もりのある心地良い居場所であり、暮らしを豊かにしてくれるものだと信じています。

そんな家づくりをするために、形だけをデザインするのではなく、ひとつひとつ丁寧に設計をしていくことで家族の想いを紡ぎ、家づくりによって豊かな暮らしをデザインします。

私たちの想いに共感して一緒に家づくりを楽しんでくれる仲間を募集しております。

遠藤克彦建築研究所による「高知県本山町新庁舎」。庁舎建築の現状にも向合う計画。共用と執務のエリアの“拡張”的な両立を求め、柱と梁の“ストラクチャー”の中で全ての“エレメント”を等価に集合させる設計を実践。機能に支配されない一室空間の様な建築を造る
遠藤克彦建築研究所による「高知県本山町新庁舎」。庁舎建築の現状にも向合う計画。共用と執務のエリアの“拡張”的な両立を求め、柱と梁の“ストラクチャー”の中で全ての“エレメント”を等価に集合させる設計を実践。機能に支配されない一室空間の様な建築を造る外観 photo©上田宏
遠藤克彦建築研究所による「高知県本山町新庁舎」。庁舎建築の現状にも向合う計画。共用と執務のエリアの“拡張”的な両立を求め、柱と梁の“ストラクチャー”の中で全ての“エレメント”を等価に集合させる設計を実践。機能に支配されない一室空間の様な建築を造る1階、エントランスホール photo©上田宏
遠藤克彦建築研究所による「高知県本山町新庁舎」。庁舎建築の現状にも向合う計画。共用と執務のエリアの“拡張”的な両立を求め、柱と梁の“ストラクチャー”の中で全ての“エレメント”を等価に集合させる設計を実践。機能に支配されない一室空間の様な建築を造る3階、2階の階段ホール上の吹き抜けを見る。 photo©上田宏
遠藤克彦建築研究所による「高知県本山町新庁舎」。庁舎建築の現状にも向合う計画。共用と執務のエリアの“拡張”的な両立を求め、柱と梁の“ストラクチャー”の中で全ての“エレメント”を等価に集合させる設計を実践。機能に支配されない一室空間の様な建築を造る3階、議場 photo©上田宏

遠藤克彦建築研究所が設計した、高知・本山町の「高知県本山町新庁舎」です。
庁舎建築の現状にも向合う計画です。建築家は共用と執務のエリアの“拡張”的な両立を求め、柱と梁の“ストラクチャー”の中で全ての“エレメント”を等価に集合させる設計を実践しました。そして、機能に支配されない一室空間の様な建築を造りました。

本山町は人口3300人弱、高知県の北部中央に位置しています。
四国山地の中央、吉野川上流域にあたり、町土の約90%が山林に覆われている自然豊かな山里です。敷地は町を東西に貫く国道439号から少し奥まった、町の主要な公共施設が集まるエリアにあり、東側に町立病院が隣接しています。北側には、高知県の特徴的な風景をつくる沈下橋のかかる吉野川が流れています。

新しい庁舎はこの山里の自然環境を最大限に享受すると共に、この風景の一部となるよう、視認性を確保した上で川に寄せた計画としています。北側の川や山々の風景へ抜ける通り道のようなテラス、及び、周りの環境や建築スケールに沿ったエントランス前のひろばをつくり出す配置としました。

建築家によるテキストより

近年、限られた規模・機能の中で、ビルディングタイプからくる制約や構造、建築的言語にしばられない環境をつくることができないかと考えてきました。その思考のもと、公共建築にも携わってきましたが、庁舎の計画的な傾向としては、住民が普段使いできる充実した「共用エリア」を求められることが多くなっています。一方、発注者側からは、事務所建築としての「執務エリア」拡充の要望が強く、地方自治体での計画においては後者を求められるケースが多いのが現状です。
この二つを両立させる空間をデザインしていく上で、本建物では「ストラクチャーとエレメント」というキーワードを基に、各々の空間を一義的に分けた建築とするのでなく建築要素の操作によって両空間の関係を曖昧にさせることにより、その領域の拡張を試みています。

建築家によるテキストより

均質でブルータルな柱・梁で構成されたストラクチャーや普遍的な設備要素をベースとして、内部の環境を構成する執務エリアと共用エリア、吹抜やテラス、防煙垂壁などの建物をカタチづくるすべてのエレメントに優先順位を与えることなく状況に応じて等価なものとして捉え直し、ストラクチャーと明確に分けて立体的に組み合わせることで、ストラクチャーやその他エレメントとのズレや視線の抜けによる空間の差異をつくり、濃淡のある曖昧な領域をつくり出しています。
階を貫く二つの吹抜は、防煙垂壁や木枠サッシによる輪郭を持つヴォリュームとして空間に表出させています。高さ方向への延びやかさやつながりを生み、各階では緩やかに領域を分節するエレメントとなります。

建築家によるテキストより
最も注目を集めたトピックス[期間:2023/11/6-11/12]
最も注目を集めたトピックス[期間:2023/11/6-11/12]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2023/11/6-11/12)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 伊東豊雄が、NHKのテレビ番組「最後の講義」に出演。予告動画も公開
  2. 藤原・室 建築設計事務所による、兵庫・神戸市の「岡本の家」。閑静な住宅街の三角形の敷地。“容積の確保”と“街並みとの調和”の両立を求め、二層分の外壁を分割して間に開口部を設けた“圧迫感を緩和”する建築を考案。視線と風が抜ける空間は“街との繋がり”も感じさせる
  3. 小林一行+樫村芙実 / テレインアーキテクツによる、神奈川・川崎市の「かしまだ保育園」。幹線道路と緑道に面する敷地。園の活動や子供の身体寸法から発想し、“8畳間”の空間を複数組み合わせ“風車状”にした保育室を持つ建築を考案。生活道路に開いた配置は“地域の人々の中で共に育つ”施設を意図
  4. 伊瀬和裕 / テトラワークスによる、広島・福山市の「糸崎の家」。三方を道が囲む海を見下ろす敷地。外からの視線の遮断と存在する自然との接続を求め、敷地の形に沿った“くの字”形状で環境に応じて窓のサイズ等を調整した建築を考案。リビングの大開口から瀬戸内の景色を取込む
  5. 井上亮+吉村明 / Inoue Yoshimura studioによる、東京・世田谷区の「交錯線のワンルーム住宅」。住宅街の“鉄塔が食い込んだ”変形敷地での計画。状況を活かした建築を求め、“街区”と“送電線”の2つのグリッドを取込む設計を志向。必然的に出来る“歪な空間”を援用して多様な質の居場所を住宅内に作り出す
  6. 藤本壮介+東畑建築事務所+梓設計による、2025年大阪・関西万博の「大屋根(リング)」。外側高さ約20mで内径約615mの世界最大級の木造建築。会場の主動線として交通空間であると共に、雨風等を遮る快適な滞留空間としても機能。屋上には緑の丘が広がり瀬戸内海の景観を眺望
  7. 光浦高史 / DABURA.mによる、大分・豊後大野市の「鷹来屋ガーデンささら」。老舗造り酒屋が運営する体験型の施設。豊かな自然を享受する“集いの場”を求め、RC壁とCLT折版構造屋根を組合わせて外部と繋がる開放的な空間を構築。素材は土地の時間や環境を“肌で感じられる”ものを選定
  8. 湯浅良介による建築展「Where The Wild Things Are」。文京区の“Plateau books”で開催。自身に影響を与えた絵本の“空間と想像力との結びつき”を参照し、“空想上の建築”として表現したドローイングを展示。『かいじゅうたちのいるところ』等を選定
  9. 大室佑介アトリエ / atelier Ichikuによる、東京・練馬区の「Haus-012」。所有地の一部を売却して新しい家に建替える計画。生活変化や将来の可能性に応える建築を求め、諸空間を一列に並べた公から私へと“層”状に移り変わる構成を考案。ファサードを“黄金比”で整えて外部の美観も保持
  10. 塩塚隆生アトリエと下村正樹建築設計事務所による、大分・国東市の「鶴川商店街周辺拠点施設」。歴史遺産が残る街の地域振興の為の施設。エリアの歴史も横断できる建築として、現代的な木造の“新築棟”と築120年の民家を基にした“改修棟”を設計。新築棟は将来の可変性を考慮し“極めて簡素な”仕様で造る
  11. 新居千秋都市建築設計による、千葉の「流山市立南流山地域図書館・児童センター」。約3000㎡の滞在型複合施設。様々な規制や厳しい与件の下でも、“身体性”を大切にした“五感”に訴えかける建築を志向。寸法と素材にこだわり設計と選定した家具を用いて限られた空間の中に様々な居場所を作る
  12. MADによる、中国・上海の複合施設「The Ark」。70年代竣工の倉庫を複合施設に改修。新旧の構築物が並置される状況を求め、既存の壁の間に“金属製のヴォリューム”が浮遊する構成を考案。都市の記憶を未来に繋げると共に人々の為の新たな交流空間を創り出す
  13. 隈研吾建築都市設計事務所による、東京・江戸川区の「魔法の文学館」。童話作家の角野栄子の名を関した児童文学館。花びらが広がるような屋根“フラワールーフ”を外観の特徴とし、景観との調和や内外の連続性も意図。くぼしまりおによる内装は角野の著作の世界観をイメージ
  14. ファラによる、ポルトガルの住宅「house for three generations」。小さな村の角地に建つ3世帯住宅。正方形平面の中に各世代ごとに異なる形の寝室を作り、残った“型破りな形”の空間を共通のリビングとして計画。天井の手前で止めた“柱”は活動の区切りとなり物理的統一性も示す
  15. 吉田昌弘 / KAMITOPENによる、東京・新宿区の飲食店「ソロ山」。駅近の“一人でお酒を愉しめる”店。単独のお客のみを対象とし、“全席お一人様の席”と“セルフサービス”で滞在時間をひとりで楽しむ空間を構築。雫が一滴一滴広がっていくような平面構成は施主の企業名から着想能
  16. 原広司による神奈川・多摩区の“粟津邸”で、Karimoku New Standardの展示「Encounters」が開催
  17. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  18. MADのマー・ヤンソンによる、建築展「Ma Yansong: Landscapes in Motion」。約20年の活動を通した研究と実践を回顧する展覧会。未来の生活や都市に対する想像の促進を意図し、4つのテーマに分けて模型や図面等を展示。建築を科学技術ではなく“人生が展開する現実の舞台”として捉える
  19. BIGによる、ニューヨークの超高層ビル「ザ・スパイラル」。ハイラインパーク近くの高さ約300m越の建築。公園の緑との接続と垂直方向への拡張を意図し、緑化したテラスが階段状に連なる構成を考案。オフィスの一部として自然を統合した“現代的なワークプレイス”を作る
  20. 松葉邦彦 / TYRANTによる、東京・港区の飲食店「うずら」。住宅街の家屋を改修した店。周囲から切り離された存在とする為、境界部分に3m超の壁面を設置した上で階段状のアプローチも構築。内部ではグレーの空間の中に朱色の要素を散りばめて“上品さと華やかさ”を演出

建築写真家イワン・バーンの、ヴィトラ・デザイン・ミュージアムでの展覧会「Iwan Baan Moments in Architecture」の会場の動画。バーンによるコメントも収録

建築写真家イワン・バーンの、ヴィトラ・デザイン・ミュージアムでの展覧会「Iwan Baan: Moments in Architecture」の会場の動画です。また、バーンによるコメントも収録されています。アーキテクチャーフォトでは会場の様子などを特集記事として公開しています。会期は2024年3月3日まで。展覧会の公式ページはこちら

(翻訳)
現在開催中の展覧会「Iwan Baan: Moments in Architecture」をご紹介します。オランダ人写真家イワン・バーンと展覧会キュレーターのメア・ホフマンが、バーン作品の初の大規模回顧展について語ります。この展覧会は、21世紀初頭における世界の建築のパノラマ、都市と社会の文脈のパノラマ、そして建築を利用する人々のパノラマを描き出すことで、写真家の広い視野を反映しています。

(原文)
A look inside our current exhibition “Iwan Baan: Moments in Architecture”! In the film, Dutch photographer Iwan Baan and exhibition curator Mea Hoffmann give insights into the first major retrospective of Baan’s oeuvre. The exhibition reflects the photographer’s wide scope by drawing up a panorama of global architecture in the early twenty-first century, of its urban and social contexts, and of the people who use it.

以下に、会場写真とリリーステキストの翻訳も掲載します。

スノヘッタによる、中国・香港の複合ビル「AIRSIDE」。空港の跡地の事務所や商業施設を内包する建築。繊維産業で栄えた地域の歴史を尊重し、外観から内装に至るまで“テキスタイル”の特徴を連想させる意匠を考案。アイコンとして存在すると共に活気ある公共領域も提供
スノヘッタによる、中国・香港の複合ビル「AIRSIDE」。空港の跡地の事務所や商業施設を内包する建築。繊維産業で栄えた地域の歴史を尊重し、外観から内装に至るまで“テキスタイル”の特徴を連想させる意匠を考案。アイコンとして存在すると共に活気ある公共領域も提供 photo©Kevin Mak
スノヘッタによる、中国・香港の複合ビル「AIRSIDE」。空港の跡地の事務所や商業施設を内包する建築。繊維産業で栄えた地域の歴史を尊重し、外観から内装に至るまで“テキスタイル”の特徴を連想させる意匠を考案。アイコンとして存在すると共に活気ある公共領域も提供 photo©Kevin Mak
スノヘッタによる、中国・香港の複合ビル「AIRSIDE」。空港の跡地の事務所や商業施設を内包する建築。繊維産業で栄えた地域の歴史を尊重し、外観から内装に至るまで“テキスタイル”の特徴を連想させる意匠を考案。アイコンとして存在すると共に活気ある公共領域も提供 photo©Kevin Mak

スノヘッタによる、中国・香港の複合ビル「AIRSIDE」です
空港の跡地の事務所や商業施設を内包する建築です。建築家は、繊維産業で栄えた地域の歴史を尊重し、外観から内装に至るまで“テキスタイル”の特徴を連想させる意匠を考案しました。そして、アイコンとして存在すると共に活気ある公共領域も提供しています。


こちらはリリーステキストの翻訳です

スノヘッタのAIRSIDEが香港で正式にオープン
旧カイタック空港地区の繁栄する都心への変貌を予告

香港の有名なカイタック空港の閉鎖25周年を記念して、スノヘッタ・アジアの同市における最新プロジェクト、AIRSIDEが誕生しました。AIRSIDEはLEEDプラチナ認定を受けた複合ランドマークで、再開発された賑やかなビジネス街のゲートウェイとなります。このデザインは、都市農業、レストラン、イベント、レクリエーションの場に適した一連の外部広場や屋上ランドスケープを通して、広々とした公共スペースや庭園を織り込んでいます。この開発には、これまでにない持続可能性の実践が数多く組み込まれており、香港で初めて最高レベルのグリーンビルディング認証を5つも取得しました。

ビクトリア・ハーバーとカイタック川を望む17万7670㎡のこのプロジェクトは、高さ213mのタワーと2番目のタワー、そしてその基部が連続した形で融合しています。MTRカイタック駅の屋上に位置し、デザインは都市景観を建築そのものに拡張し、歩行者用トランジットエリア、タワー基部の店舗スペース、高台の庭園ランドスケープを直接行き来できるようにしています。

活気ある公共領域と近隣のアンカーを創造する

建物の塊は5つの連結したボリュームで構成され、カイタック川から徐々にステップアップし、地上高213メートルのタワーに地上レベルからの魅力的な存在感を与えています。建物の彫刻のような形は、地上レベルでは一連のヒューマンスケールの都市空間を、屋上庭園からはビクトリア・ハーバーとカイタックの眺望を形成しています。造園された広場が建築を囲み、さらに建築を周囲に溶け込ませ、魅力的な歩行者領域を生み出しています。タワーと基部はともに最南端のコーナーに向かって緩やかにステップダウンし、屋上が周囲の広場や川沿いの遊歩道に姿を現すことで、両者の間に相互のつながりを感じさせます。

建物中央のアトリウムを含む基壇部の上には、ゆったりとした高台の庭園があり、十分な座席、水場、植栽エリアを備えた、周囲を見渡せる特徴的なパブリック・スペースを作り出しています。その下、建物の中心部には、自然光が降り注ぐ6万㎡の吹き抜けの商業アトリウムがあり、広々とした地域の集会や社交の場となっています。高台の庭の上にそびえ立つタワーには、11万㎡のグレードAのオフィススペースが内包されています。現在建設中の近隣の文化施設やレジャー施設とともに、このビルはこの地域のアンカーと公共的なランドマークとなり、スタートアップ企業やクリエイティブな企業、既存企業の誘致にも貢献します。

スノヘッタのパートナーでアジア太平洋地域ディレクターのロバート・グリーンウッドは言います。
「この建物は、都会的なものから人間的なものまで、さまざまなスケールに対応しています。毎日そこを行き交う何千人もの人々にとって、意味のある、魅力的で活気のある公共領域を形成すると同時に、スカイラインに新たなアイコンをもたらし、この地区の中心的存在となります」

繊維産業の遺産を呼び起こす

このプロジェクトにおけるスノヘッタのデザインコンセプトは、繊維産業の遺産に敬意を表し、デベロッパーである南豊集団と香港そのものが、繊維製造業から不動産開発、金融、テクノロジーへと変貌を遂げたことを明確に示しています。ランドスケープからファサード、量感、インテリアに至るまで、デザイン全体がテキスタイルやテーラリングの側面を想起させます。織り、ひだ、裂け目、裁断のようなデザインの動きを通して織物の特質を表しています。

面取りされた建物の塊は、織物製造に関わる引き裂きや裁断を連想させます。ファサードは緩やかなカーブを描くフルーティング・ガラスで構成され、しなやかなドレープや布のひだを思わせる視覚効果を生み出しています。タワーロビーには、織物のような模様の特注デザインの照明が天井一面に広がっています。

店舗アトリウムのスパンドレルは、10万本以上のペットボトルを再利用した特注の織物で覆われており、南豊と香港の製造の歴史に言及し、持続可能な生産という21世紀の理念を取り入れています。

歩行者用ランドスケープと広場のデザインは、都市構造上の建物群のねじれから生まれるひだとして考案されました。緩やかな傾斜の歩道と広場がプロジェクト内を曲がりくねり、さまざまな種類や色の植物(多くは在来種)が織りなす魅力的な歩行者用ランドスケープが形成されています。

MADのマー・ヤンソンによる、建築展「Ma Yansong: Landscapes in Motion」。約20年の活動を通した研究と実践を回顧する展覧会。未来の生活や都市に対する想像の促進を意図し、4つのテーマに分けて模型や図面等を展示。建築を科学技術ではなく“人生が展開する現実の舞台”として捉える
MADのマー・ヤンソンによる、建築展「Ma Yansong: Landscapes in Motion」。約20年の活動を通した研究と実践を回顧する展覧会。未来の生活や都市に対する想像の促進を意図し、4つのテーマに分けて模型や図面等を展示。建築を科学技術ではなく“人生が展開する現実の舞台”として捉える photo©TAL+Bai Yu
MADのマー・ヤンソンによる、建築展「Ma Yansong: Landscapes in Motion」。約20年の活動を通した研究と実践を回顧する展覧会。未来の生活や都市に対する想像の促進を意図し、4つのテーマに分けて模型や図面等を展示。建築を科学技術ではなく“人生が展開する現実の舞台”として捉える photo©TAL+Bai Yu
MADのマー・ヤンソンによる、建築展「Ma Yansong: Landscapes in Motion」。約20年の活動を通した研究と実践を回顧する展覧会。未来の生活や都市に対する想像の促進を意図し、4つのテーマに分けて模型や図面等を展示。建築を科学技術ではなく“人生が展開する現実の舞台”として捉える photo©TAL+Bai Yu

MADのマー・ヤンソンによる、建築展「Ma Yansong: Landscapes in Motion」です。
約20年の活動を通した研究と実践を回顧する展覧会です。建築家は、未来の生活や都市に対する想像の促進を意図し、4つのテーマに分けて模型や図面等を展示しました。また背景には、建築を科学技術ではなく“人生が展開する現実の舞台”として捉えるという思想があるとの事。会場は、中国深センのShenzhen Museum of Contemporary Art and Urban Planning(MoCAUP)です。会期は、2023年12月17日まで。


こちらはリリーステキストの翻訳です

マー・ヤンソンが「Ma Yansong: Landscapes in Motion」展で、都市の未来を探求するために180の質問に取り組む

展覧会「Ma Yansong: Landscapes in Motion」が、中国のShenzhen Museum of Contemporary Art and Urban Planning(MoCAUP)で始まりました。この展覧会では、3,000㎡を超える広大なスペースで、約20年にわたる52のプロジェクトを通して、MADの研究と実践を回顧することができます。また、2016年のオープン以来、MoCAUP初の建築の個展となります。

マー・ヤンソンは序文でこの展覧会のモチーフをこう説明しています。
「建築や都市は抽象的な科学技術ではなく、人生が展開する現実の舞台なのです。それらは感情、雰囲気、時間を表しています。それらは生き物の特徴を備えています。したがって、エネルギー、流れ、ダイナミズム、不確実性に満ちています。建築は生きており、大地とともに成長し、生命に恵まれ、感情が豊かで、時間を知覚し、あらゆるものを思いやるのです。この展覧会の目的は、建築を文化的生活を探求するための導管として利用し、現代社会のダイナミックで多様かつ流動的な文化的景観を観察しながら、自身の内面を探ることを可能にすることです」

2004年のMAD設立以来、最大かつ最も包括的で批評的な展覧会である「Ma Yansong: Landscapes in Motion」は4つの章に分かれています。「対話(Dialogue)」「進歩(Progress)」「感情は事実(Feelings are Facts)」「ラプソディー(Rhapsody)」です。マー・ヤンソンの手書きスケッチ、デザイン開発時の詳細図面、ランドスケープや構造の協力者からの提案、建築模型、建設過程の画像や映像アーカイブなど、展示品の半分以上は一般公開されたことがないものです。

展覧会のメイン・セクションは、MADの現役および過去の建築家から寄せられた180以上の質問から始まります。その質問は、都市開発、建築、日常生活、建築家の役割、未来、夢など、MADメンバーがデザインをする際に考え、疑問に思うようなトピックに触れています。選ばれた質問はさらに巨大な円卓に並べられ、来場者が継続的で広範かつ深遠な対話にさらに参加することを望んでいます。

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