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最も注目を集めたトピックス[期間:2023/6/26-7/2]
最も注目を集めたトピックス[期間:2023/6/26-7/2]

アーキテクチャーフォトで、先週(期間:2023/6/26-7/2)注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。リアルタイムでの一週間の集計は、トップページの「Weekly Top Topics」よりご覧いただけます。


  1. 高田彩実 / ayami takada architectsによる、静岡市の「house M」。川沿いの余裕ある場に建つ住宅の増築と改修。仕様等の大きな改善と周辺環境も活かす在り方を目指し、拡張した既存の周囲に“緩やかな境界”を作る“半透明な”空間を付与。其々の透明度の違いは建築に多様性も与える
  2. 山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、東京のサウナ施設「渋谷SAUNAS」。都心部の新築三階建ての建築。専門家らと共に立案したコンセプトの具現化の為に、形と寸法や素材において“触覚の心地よさ”を意識した設計を志向。細かな什器までも一貫してデザインし非日常的な世界観を作る
  3. 池田雪絵大野俊治一級建築士事務所による、静岡・伊東市の、住宅改修「大屋根周りの眺居」。斜面に建つ別荘を対象に計画。既存躯体の“スキップフロア”をランドスケープと捉え、内外に“多様な居場所”を散りばめて立体的に繋ぎ直す構成を考案。空間の連続性は一体感を生むと共に様々な質の光や色を融合
  4. ファラによる、ポルトガル・ポルトの住戸改修「house with glass walls」。細くてとても長い“古い宮殿”の様な既存を対象に計画。部屋を必要最小限にまで浄化し、等間隔に配置した“ガラス壁”で埋め尽くす構成を考案。“スライド”の様な“純粋なシークエンス”を作る
  5. 水上和哉 / kvalitoによる、大阪・茨木市の「崇徳寺の家 明恵庵」。隠居する住職の為の家。境内の景観整備も意図し、本堂の瓦と同調する焼杉を外壁に採用して“背景”となる佇まいを構築。内部は“変化のある”豊かな場を求め、“内”と“外”の性質を持つ空間を共存させる
  6. 長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・千代田区の「馬喰町ときわ食堂」。創業100年の老舗の新店舗。伝統を守りつつ“次の100年に向けた新しさ”の創造を主題とし、表裏で違う色の生地を縫い合わせた寸法の異なる10枚の“のれん”で空間を構成。静的な客席に“ゆらぎ”も生み出す
  7. 石黒泰司 / アンビエントデザインズによる、愛知・名古屋市の「meaningful」。駅に近い宿泊施設のひと部屋。地域の文化を引用した提案の要望に、都市の色“金”が備える象徴的で現象学的な特性を参照した空間を志向。空間内で際立つと共に人との関係で機能が決まる4枚の面で構成
  8. 池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う
  9. MVRDVによる、アメリカ・サンフランシスコの複合ビル「ザ・キャニオン」。集住・事務所・店舗等を含む湾岸地域の再開発施設。地元の感性と国際的アプローチの融合を目指し、地域の地形を参照した外観と持続可能な仕組みを備えた建築を考案。公共空間も設けてエリアの活性化にも寄与
  10. 田根剛による、ドイツのヴィトラキャンパスに建設された「Tane Garden House」。展望台も備えた庭師の休憩小屋。キャンパスの記憶を紡いだ持続可能な建築を求め、石や木材等の“地上”の素材を可能な限り現地調達して建設。“有機素材”の使用は時を経た際の“味わい深い美しさ”も意図
  11. 細尾直久 / HOSOO architectureによる、東京・中央区の店舗「HOSOO TOKYO」。商業施設内の“西陣織”を扱う店。“織物”を建築の原点とする思想に基づき、区画外周に西陣織を被覆した列柱を“生地をまとう”様に配置する空間を考案。“裏地”となる柱内側を鏡面とし様々な視覚効果も生み出す
  12. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  13. MADによる、中国・アランヤでの、演劇祭の為の会場構成「The City of Time」。300時間限定の芸術家の滞在制作の為の空間。現代都市にない“精神のねぐら”を意図して、多種多様な作品やパフォーマンス等を許容する空間を考案。作家同士の協同や作品の限界超越の促進も意図
  14. 矢橋徹+上野拓美 / 矢橋徹建築設計事務所による、熊本市の、店舗兼住宅「江津ハウス」。様々な景色を見渡す場に建つ週末住宅。段階的に移住する施主の為に“変化に適応できる空間”を目指し、多彩な開口を持つ三層の“がらんどう”の建築を考案。窓の自由度を上げる為に軸組に外皮を巻く二重架構とする
  15. 井上真彦 / MISTと高橋勝建築設計事務所による、大阪市の「β本町橋」。河川沿いのイベント開催等も行う公園施設。生活の延長にある“実験基地”の具現化を求め、周囲と連続する“動線”と“視線の抜け”で開かれた場を構築。架構操作で“汎用性”があり“想像の余地を残す”空間も意図
  16. 最も注目を集めたトピックス[期間:2023/6/19-6/25]
  17. 田﨑敦士 / Atsushi Tasaki Architecture and Designによる、神奈川・藤沢市の美容室「NEON」。メーカー住宅の1階に計画。設計者自身の原風景でもある“工業化”に向き合い、スタッド製什器等の流通建材を“少しずれた”方法で用いる設計を志向。今ある風景に寄添いながらも“以前とは異なる風景”を生み出す
  18. UAoによる、栃木の「那須塩原市図書館 みるる+駅前広場」
  19. 佐藤可士和 / SAMURAIによる、滋賀の日清食品関西工場の工場見学施設「NISSIN KANSAI FACTORY」
  20. 隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、木造建築について学ぶ“参加費無料”のオンライン講座を開催。都市部で木造を取り入れた耐火建築物“アーブル自由が丘”の設計者や、伝統工法と現代性を融した木造住宅で知られる“土佐派の家”の設計者が登壇

H&deMのジャック・ヘルツォーグやリナ・ゴッドメなどが参加した座談会「未来の美術館の建築」の動画。2023年6月にArt Baselで行われたもの

ヘルツォーグ&ド・ムーロンのジャック・ヘルツォーグやリナ・ゴッドメ、ノイエ・ナショナル・ギャラリーのディレクターのクラウス・ビーゼンバッハなどが参加した座談会「未来の美術館の建築」の動画。2023年6月16日にArt Baselで行われたものです。

(翻訳)
未来の美術館の建築
‣ リナ・ゴットメ、リナ・ゴットメ・アーキテクチャー創設者、パリ
‣ クラウス・ビーゼンバッハ、ノイエ・ナショナル・ギャラリー、ベルリン、ディレクター
‣ クラパット・ヤントラサスト、WHY創設者兼クリエイティブ・ディレクター、ロサンゼルス
‣ ジャック・ヘルツォーグ、ヘルツォーグ&ド・ムーロン設立パートナー、バーゼル
‣ モデレーター アンドラス・サント、作家、文化戦略アドバイザー、ニューヨーク

美術館はその建築とともに急速に変化しています。よりオープンに、よりコミュニティ中心に、より体験的に、よりデジタルに、より自然につながることを目指しています。そして建築家は、こうした野望の実現を支援するために登録されています。この対話では、建築がいかにしてミュージアムを前進させ、充実させることができるかを探ります。どのようにして建築は、美術館の民主的で包括的な願望を表現し、新しい形態のデジタル創造性を受け入れることができるのでしょうか?エコロジーへの意識を高め、コレクションを脱植民地化する継続的なプロセスにおいて、美術館建築の責任とは何でしょうか?建築は、市民生活の中心にミュージアムを維持する手助けになるのでしょうか?

(原文)
The Architecture of the Future Museum
‣ Lina Ghotmeh, Founder, Lina Ghotmeh Architecture, Paris
‣ Klaus Biesenbach, Director, Neue Nationalgalerie, Berlin
‣ Kulapat Yantrasast, Founder and Creative Director, WHY, Los Angeles
‣ Jacques Herzog, Founding Partner, Herzog & de Meuron, Basel
‣ Moderator: Andras Szanto, author and cultural strategy advisor, New York

Museums are changing rapidly, along with their architecture. They seek to become more open, more community-centered, more experiential, more digital, more connected to nature – and architects are enrolled to help realize these ambitions. This conversation explores how architecture can lead the way in advancing and enhancing the museum. How can architecture give expression to the museum’s democratic and inclusive aspirations and accommodate new forms of digital creativity? What are the responsibilities of museum architecture when it comes to raising ecological awareness and the ongoing process of decolonizing collections? Can architecture help maintain museums at the center of our civic life?

2023年6月にアーキテクチャーフォトで注目を集めたトピックス
2023年6月にアーキテクチャーフォトで注目を集めたトピックス

アーキテクチャーフォトで、2023年6月に注目を集めたトピックスをまとめてご紹介します。


  1. 小川貴之建築デザインによる、神奈川・川崎市の、アトリエ兼住宅「VALE」。住宅地密集地に建つ設計者の自邸。外的な環境を内部に作り“享受する術”を模索し、中央に“深さ10mのヴォイド”を設けて別れた空間を“小さな橋”で繋ぐ構成を考案。“谷間”の様な場は光と温度の変化も伝える
  2. 石上純也建築設計事務所による、山口の「House & Restaurant」。旧知の友人の為の住宅兼店舗。“時間と共にその重みを増していく”空間の要望に、地面に穴を掘りコンクリートを流して土の中の躯体を掘り起こしガラスを嵌める建築を考案。不確定要素を許容し使い方の発見更新を繰り返して作る
  3. 上林剛典 / platによる、栃木・日光市の、宿泊施設「NIKKO A棟」。山と湖を一望できる自然の中の敷地。ドームテントではない“グランピング施設”として、地域の規制や環境を尊重した“ほぼ外”の様な“空っぽの建築”を設計。木架構の高床で冬季の積雪にも対応
  4. GROUPによる、東京・中野区の「三岸アトリエの手入れ」。20世紀初頭竣工の山脇巌の木造モダニズム建築を改修。様々な箇所の応急処置的補修を改善すべく、資料から原型を想定した上で現在の環境にも適合する意匠を探求。自ら建築に触れて判断する“手入れ”の態度で行う
  5. 吉村真基建築計画事務所|MYAOによる、愛知・岡崎市の店舗「YE BAKERS」。住宅街の家の一部を改修したパン店。他の建築家が手掛けた既存の持つ“作品性”に敬意を表し、“住宅ではないスケール”を主題とした設計を志向。住宅の尺度より大きな“木戸”と小さな“屋台的な構え”で空間を作る
  6. 小山光+KEY OPERATIONによる、東京・中央区の「銀座の小さなビル」。地価が日本一高い地域の敷地10坪のテナントビル。賃料試算・平面構成・入居業態の検討を重ね、奥行方向に階段とEVを並べた地上5階“一棟貸し”の建築を考案。基礎を境界に寄せる為に“潜函工法”を採用し実現
  7. トラフ建築設計事務所による、東京・渋谷区の「イソップ・ジャパン 東京オフィス」。隣合う2棟を同時に改修。局所的な解体での“ブランドらしい空間”の構築を目指し、既存も素材と捉え新旧を丁寧に選択して組合せる設計を志向。壁面等の再塗装には商品包装に使われる“クリーム色”を採用
  8. 矢橋徹+上野拓美 / 矢橋徹建築設計事務所による、熊本市の、店舗兼住宅「江津ハウス」。様々な景色を見渡す場に建つ週末住宅。段階的に移住する施主の為に“変化に適応できる空間”を目指し、多彩な開口を持つ三層の“がらんどう”の建築を考案。窓の自由度を上げる為に軸組に外皮を巻く二重架構とする
  9. 中山英之建築設計事務所がロビーの内装を手掛けた、東京の「Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下」。既存施設を改修して期間限定で運営される映画館の計画。未知の経験を待つ鑑賞者の為に、レッドカーペットではなく“シャドウ”カーペットの空間を考案。床と壁に加え什器までを“影色”の素材で覆う
  10. 中村篤史 / Kraft Architectsによる、岐阜の「可児の家」。ロードサイドの住宅地に計画。場の必然性を持った“明るく気持ちの良い家”を目指し、南北に伸びる二層の“家族の空間”を“個人の空間”で挟む構成を考案。目的の異なる窓を用意して日々変わる光と風景も取り込む
  11. 山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、東京・世田谷区の「尾山台の家」。壁面後退等の条例のある敷地。限られた建築面積に起因する縦動線の生活を豊かにする為、雁行形状と開口部の大きさや配置で“面積以上の広がり”を得る空間を構築。上階と下階の対比で“都市住宅で住む喜び”も喚起
  12. 隈研吾が校長を務める「高知県立林業大学校」が、木造建築について学ぶ“参加費無料”のオンライン講座を開催。都市部で木造を取り入れた耐火建築物“アーブル自由が丘”の設計者や、伝統工法と現代性を融した木造住宅で知られる“土佐派の家”の設計者が登壇
  13. 服部大祐による連載エッセイ“Territory of Imagination” 第4回「Schenk Hattori 京都オフィス」
  14. 池原靖史建築設計事務所による、東京・大田区の、住宅改修「六郷の居拠」。ミニ開発の商品住宅を対象に計画。既存間仕切を構造補強の上で取り除き、空の建物内に二枚の“ブロック”壁を配置。“壁体”は生活機能を再配置すると共に住居への愛着を深める“拠り所”としての“機能”も担う
  15. 山縣洋建築設計事務所による、埼玉・さいたま市の「USⅠ」と「USⅡ」。家族が其々に暮らす隣接した二つの住宅。隣合う条件を活かして、親世帯住居の外部空間を子世帯の住居でも取り込む構成を考案。視線の抜け方も操作して四世代の家族が寄添える空間を作る
  16. 井上真彦 / MISTと高橋勝建築設計事務所による、大阪市の「β本町橋」。河川沿いのイベント開催等も行う公園施設。生活の延長にある“実験基地”の具現化を求め、周囲と連続する“動線”と“視線の抜け”で開かれた場を構築。架構操作で“汎用性”があり“想像の余地を残す”空間も意図
  17. 石黒泰司+和祐里 / アンビエントデザインズによる、東京・渋谷区の「tracing」。展示・販売・撮影を行う施設。施主の望む“キオスク”のイメージに応える為、キオスクの構成要素を“トレース”して壁面に加えて陳列物等も設計。“作法のある仕上げ”で内装の論理的構築を試みる
  18. 黒崎敏 / APOLLOによる、東京・大田区の住宅「LAXUS」。閑静な住宅街の角地に計画。異素材の“キューブ”が重なる象徴的な外部と、プライバシー確保と自然光の導入を両立する内部空間を構築。天井高の切替でLDKに居心地の変化を与えて多目的な用途に対応
  19. リナ・ゴットメによる、サーペンタイン・パヴィリオン2023「A table」。世界中から毎年一組の設計者が選ばれ建設される期間限定の建築。食事と対話をテーマとして、マリの伝統建築を参照した低い屋根や円形テーブルで交流の促進を意図。周辺環境との呼応や持続可能性も考慮
  20. 山田伸彦建築設計事務所による、宮崎市の住宅改修「瀬頭の家」。中心市街地に建つ二世帯が暮らすRC造の住まい。生活様式と趣向に応える空間を求め、其々の居住フロア毎に“仕上げ”や“天井の形状”を変える計画を考案。将来的な一部の貸出も想定してインフラの準備も行う
  21. 様々な建築家が採用する、共栄木材の“焼杉外装材”を紹介する特設サイト「焼杉 / YAKISUGI」が公開。多数の建築事例が掲載され、サンプル請求や特注依頼も可能。日本で初めて焼杉を工場生産した歴史や技術も紹介
  22. 森下修 / 森下建築総研による、徳島市の「東亞合成水素ステーション徳島」。次世代エネルギーの製造供給直結型施設。水素活用の啓蒙も意図して、メタファーとしての“半透明の雲の様な”構造体が宙に浮く建築を考案。ETFE膜を用いたユニットの連なりは環境との融和も意識
  23. 奥田晃輔+堀井達也+吉田裕樹 / OHArchitectureによる、兵庫の「淡路の温浴施設」。眼前に海が広がる国営公園内に計画。島らしい風景を紡いだ“人々に開かれた場”を目指し、地域固有の小屋のようで内外の連続性も作る“屋根の建築”を考案。内外装には地元の土を原料とする瓦やタイル等も使用
  24. 田根剛による、ドイツのヴィトラキャンパスに建設された「Tane Garden House」。展望台も備えた庭師の休憩小屋。キャンパスの記憶を紡いだ持続可能な建築を求め、石や木材等の“地上”の素材を可能な限り現地調達して建設。“有機素材”の使用は時を経た際の“味わい深い美しさ”も意図
  25. 森下修 / 森下建築総研による、福井・おおい町の商業施設「SEE SEA PARK」。新事業挑戦も支援する官民協同の建築。“集落”の様な“営みに馴染む”在り方を求め、72個の“ユニット”を組合せて様々な用途に応える空間を構築。外皮等の選択は自然と繋がる“開放型”の環境制御も意図
  26. 岡山泰士+森田修平+仲本兼一郎 / STUDIO MONAKAによる「沖縄市松本の住宅」
  27. 小野良輔建築設計事務所による、鹿児島・奄美大島の、宿泊施設「琉球ヴィラ ソテツ」。微傾斜地のソテツが茂る環境。琉球圏の建築因子・奄美の気候風土・敷地の文脈への応答を求め、高床基礎と縁側空間を導入した“継承と再編集”の設計を志向。建築形式の参照を用いた空間の体験で地域文脈を伝える
  28. 山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、東京のサウナ施設「渋谷SAUNAS」。都心部の新築三階建ての建築。専門家らと共に立案したコンセプトの具現化の為に、形と寸法や素材において“触覚の心地よさ”を意識した設計を志向。細かな什器までも一貫してデザインし非日常的な世界観を作る
  29. 鈴木隆介一級建築士事務所による、愛知の「M邸」。3世代が住み継いだ家の増改築。住環境と設備面の与件を考慮し、既存RC躯体を活かす判断をして天井高と開放性を備えた機能空間を追加する構成を考案。合理的に複雑で多様な場を作る可能性も提示
  30. 長谷川逸子へのインタビュー「女性と建築の半世紀」。建築討論の企画“Mind the Gap──なぜ女性建築家は少ないのか”の一環で収録されたもの
  31. 熊木英雄+眞木励 / オーガニックデザインによる、東京・中野区の「小さなLDKリノベーション」。居住者数増加に伴う住宅の改修。既存の窮屈さの解消と一体感の構築を求め、壁を解体して分節された空間を繋げると同時に構造耐力も向上させる設計を志向。様々な仕様で“世代を繋ぐ家族の在り方”を主眼とする
  32. 田﨑敦士 / Atsushi Tasaki Architecture and Designによる、神奈川・藤沢市の美容室「NEON」。メーカー住宅の1階に計画。設計者自身の原風景でもある“工業化”に向き合い、スタッド製什器等の流通建材を“少しずれた”方法で用いる設計を志向。今ある風景に寄添いながらも“以前とは異なる風景”を生み出す
  33. 坂本拓也 / ATELIER WRITEと柴山修平 / Zeltによる、岐阜・土岐市の「KOYO BASE」。陶磁器産地の既存倉庫を改修した“うつわ”の複合体験施設。開かれた親しみのある場を目指し、窓の新設や諸室の配置等で光で満たされ視線が抜ける空間を構築。内装は“ニュートラル”を意識し“素焼きの色”で統一
  34. 池田雪絵大野俊治一級建築士事務所による、静岡・伊東市の、住宅改修「大屋根周りの眺居」。斜面に建つ別荘を対象に計画。既存躯体の“スキップフロア”をランドスケープと捉え、内外に“多様な居場所”を散りばめて立体的に繋ぎ直す構成を考案。空間の連続性は一体感を生むと共に様々な質の光や色を融合
  35. 妹島和世+西沢立衛 / SANAAによる、オーストラリアの美術館の増築棟「シドニー・モダン・プロジェクト」が完成。港を見下ろす敷地に建つ新棟。芸術・建築・景観が境界なく繋がる在り方を目指し、複数のヴォリュームが傾斜に沿って重なる構成を考案。約3400㎡の屋上空間“アートテラス”も特別な体験を生み出す
  36. 三井嶺建築設計事務所による「『道明』の組紐 会場構成 ジャパンハウス巡回展」。世界三都市を巡回する“組紐”の展覧会。運輸可能な要素での繊細な作品に集中する環境の構築を目指し、組立と解体が可能な9つのグリッドで“結界”を作る構成を考案。組紐の“精度”に比肩する素材や詳細も追求
  37. 山口誠デザインによる、東京・台東区の、オフィスビル「MONOSPINAL」。ゲーム制作会社の本社。従業員の“集中力”と“リラックス”のバランス確保を目指し、環境要素も向上をさせる“斜壁”を持つ建築を考案。小スケールの素材を集積をさせる仕上げで“あらたな風景”を作る
  38. 吉田豊建築設計事務所による、広島市の「牛田本町の家」。駅近の大小の建物が混ざる地域。周囲と調和する矩形の外観の中に、三世代の居場所を作りつつ“立体的な回遊動線”と“様々な抜け”で多様な空間体験を創出。将来の生活変化も想定され新たな二世帯住宅への改変も可能
  39. 河原伸彦建築設計施工による、東京・新宿区の店舗「New C’s Studio」。都心部のカフェ併設のショップ。両方の用途に応える方法として、客席と展示台を兼ねた長い造作テーブルを中央に配置。家具や什器は各部材に“機能”と“装飾”の役割の兼務を意図してデザイン
  40. 佐藤可士和 / SAMURAIによる、滋賀の日清食品関西工場の工場見学施設「NISSIN KANSAI FACTORY」

トーマス・ヘザウィックの講演「ヘザウィック・スタジオの思想とは? その原点に迫る」の動画。2023年3月に森美術館で行われたもの(日本語字幕付)

トーマス・ヘザウィックの講演「ヘザウィック・スタジオの思想とは? その原点に迫る」の動画です。2023年3月に森美術館で行われたものです。日本語字幕付です。また、アーキテクチャーフォトでは、森美術館で行われたヘザウィック展を特集記事として公開しています。

森美術館「ヘザウィック・スタジオ展:共感する建築」ラーニング・プログラム
トーク「ヘザウィック・スタジオの思想とは? その原点に迫る」

世界が最も注目するデザイン集団であるヘザウィック・スタジオ。創設者のトーマス・ヘザウィックを招き、世界各地で行ってきたこれまでの革新的なプロジェクトを辿りながら、そのデザインの原点に迫ります。

出演:トーマス・ヘザウィック(ヘザウィック・スタジオ創設者)
聞き手:片岡真実(森美術館館長/「ヘザウィック・スタジオ展:共感する建築」キュレーター)

【ap job更新】 下町の雑司が谷を拠点に楽しく活動する「アトリエマナ」が、設計スタッフ(既卒・経験者・2024年新卒)を募集中
【ap job更新】 下町の雑司が谷を拠点に楽しく活動する「アトリエマナ」が、設計スタッフ(既卒・経験者・2024年新卒)を募集中
【ap job更新】 下町の雑司が谷を拠点に楽しく活動する「アトリエマナ」が、設計スタッフ(既卒・経験者・2024年新卒)を募集中

下町の雑司が谷を拠点に楽しく活動する「アトリエマナ」の、設計スタッフ(既卒・経験者・2024年新卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

「アトリエマナ」では、一緒に働いて頂けるデザインスタッフを募集しています。

一級建築士事務所アトリエマナ(代表:河内真菜)は、「住宅地で別荘暮らし」をテーマに、身体に関する建築の環境造りを手がけています。五感で感じられる空間を大切にし、光や風、陰影などを巧みに取り込みながら美しく居心地の良い「居場所」づくりを心がけ、子育てや食事など、日々の生活の基盤となる空間をお客様と一緒に語らいながら設計していくことを大切にしています。

暮らしの基盤となる豊かで安らげる住環境のデザイン。
非日常を実現するVillaの建築空間。
保育園や幼稚園な、学童施設などの、子供の成長を促す環境つくり。
差別化できるデザーナーズマンション。

スタッフが、好きな仕事を選択し、クライアント様の要望を「カタチ」にすることから、内装デザイン、家具デザイン、素材の選定、照明計画、環境デザイン、実施デザイン、現場監理まで一貫してクライアント様とともに造り上げるお仕事です。
デザインが好きで、いろいろなシーンを共感でき、共に働ける方を歓迎しております。

雑司が谷は、漫画家の手塚さんや多くの文豪が在籍した歴史ある下町です。
また、多くの学校が隣接し、全国の若い世代から高齢者までが仲良く暮らす町です。
駅も4線利用でき、首都高の出入り口も3箇所と、東西南北どこにでも行ける便利な下町です。
見上げると高層ビル、一歩踏み入れると八百屋さんなどのある環境。
都心でありながらとても暮らしやすい穴場?な環境で建築デザインの仕事を手がけています。
事務所は、設計事務所などのデザイン事務所もいくつか入っている、SOHO可能なマンションです。
アトリエはメゾネットタイプの少し変わったプランで、アットホームな職場雰囲気です。

「ハタラキ方について」
設計が好きで長く勤めたい方は、事務所にとっては大切なパートナーと考えています。アトリエの運営や職場環境ついて共に考えを相談し、大切に育てています。長く勤め、育休などを活用し、小さな子供を育てながら、好きな設計を長く続けているアトリエスタッフも在籍しています。

独立を志す方もデザインの提案からお引き渡しまで丁寧に業務に携わることで、5年から8年程度でスキルをみにつけることが出来る環境を整えています。最初は小規模な案件から無理なく取り組み、コミュニケーションをとりながら丁寧に続ける事で、様々な規模構造の物件まで携われるようになります。資格を取得することも設計者として必要と考え、働きながら学べる業務体制を整えています。

仕事だけでなく、暮らしを大切にすることも設計者として大切な要素です。
自分の生きがいをみつけながら、いろいろな働き方をサポートする業務体制です。

とてもアットホームな設計事務所で、アトリエマ見学なども実施しておりますのでお気軽にお問い合わせください。

石黒泰司 / アンビエントデザインズによる、愛知・名古屋市の「meaningful」。駅に近い宿泊施設のひと部屋。地域の文化を引用した提案の要望に、都市の色“金”が備える象徴的で現象学的な特性を参照した空間を志向。空間内で際立つと共に人との関係で機能が決まる4枚の面で構成
石黒泰司 / アンビエントデザインズによる、愛知・名古屋市の「meaningful」。駅に近い宿泊施設のひと部屋。地域の文化を引用した提案の要望に、都市の色“金”が備える象徴的で現象学的な特性を参照した空間を志向。空間内で際立つと共に人との関係で機能が決まる4枚の面で構成 photo©竹内吉彦
石黒泰司 / アンビエントデザインズによる、愛知・名古屋市の「meaningful」。駅に近い宿泊施設のひと部屋。地域の文化を引用した提案の要望に、都市の色“金”が備える象徴的で現象学的な特性を参照した空間を志向。空間内で際立つと共に人との関係で機能が決まる4枚の面で構成 photo©MAISONETTEInc.

石黒泰司 / アンビエントデザインズが設計した、愛知・名古屋市の、客室「meaningful」です。
駅に近い宿泊施設のひと部屋の計画です。建築家は、地域の文化を引用した提案の要望に、都市の色“金”が備える象徴的で現象学的な特性を参照した空間を志向しました。そして、空間内で際立つと共に人との関係で機能が決まる4枚の面で構成されました。施設の公式サイトはこちら

名古屋駅近くに計画された宿泊施設の一室の計画。
最大5名分の就寝スペースを確保すること、および名古屋の文化や歴史を引用したコンセプトを提案することが求められた。

建築家によるテキストより

名古屋の商業的なシンボルカラーとして用いられることの多い「金色」を紐解くと、その光学的特性は黄色とおおよそ変わりなく、その差は金属的な輝き、つまり光との関係性でのみ現れる現象学的な存在であるという。本計画では、象徴的かつ現象学的な金色の特性を設計の参照とすることを目指した。

建築家によるテキストより

求められていた5名分の就寝スペースを担保するため、空間の中心に1枚の水平面と3枚の垂直面を空間に挿入する。
これらは平面と断面を計画する空間の象徴的な存在でありながら、主体との関係性で機能や用途が決定する現象学的な存在である。各仕上げはさまざまな素材が機能・用途によって振り分けられるが、光との関係性で金色が現れては消えるようなテクスチャを計画した。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 建築家でクリエイティブディレクターの神谷修平が主宰する「カミヤアーキテクツ」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 建築家でクリエイティブディレクターの神谷修平が主宰する「カミヤアーキテクツ」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中
【ap job更新】 建築家でクリエイティブディレクターの神谷修平が主宰する「カミヤアーキテクツ」が、設計スタッフ(経験者・既卒)を募集中中村人形ギャラリー・傀藝堂(かいげいどう)/光の間  photo Takumi Ota

建築家でクリエイティブディレクターの神谷修平が主宰する「カミヤアーキテクツ」の、設計スタッフ(経験者・既卒)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

現在我々は事業拡大に伴い、大型プロジェクトのリーダーとなりえる実務経験者を募集しています。
デザインと事業価値創出が融合した新たな建築手法をつかい、ともに世界を変えていきたい方が対象です。

KA代表・神谷修平
■日本と欧州の多用な経験による、広い視点を持ったディレクション・社員指導を行います
2016-2017 BIG/BJARKE INGELS GROUP ビヤルケインゲルスグループ(デンマーク)
(文化庁派遣芸術家。国際コンペなどをシニアアーキテクトとして担当)
2007-2016 隈研吾建築都市設計事務所(国内外の建築、パビリオンを室長として主担当)
2005-2007 石山修武研究室(早稲田大学大学院にて建築史と開放系技術を研究)
2006 クラインダイサムアーキテクツ(研修)

■働き方と建築デザイン
「人材・ヒューマンリソースがクリエイティブ組織の唯一であり最高の武器」
とはKA代表・神谷が師であるビヤルケインゲルスbjarke ingels(1974-)から、デンマークでの修行時代に教えられたことです。
KAでは、デザインチームと労務、管理チームが有機的にコミュニケーションをとりながら、働き方をデザインしています。

■高度なワークフロー
高い生産性と創造性を生み出すワークフローを業務上の強みとしています。
クラウドで管理された、2D、3D、模型、ビジュアライゼーション(バーチャル)を横断するスマートなIT技術を用いた、ヨーロッパ水準の設計技術が身につきます。

高田彩実 / ayami takada architectsによる、静岡市の「house M」。川沿いの余裕ある場に建つ住宅の増築と改修。仕様等の大きな改善と周辺環境も活かす在り方を目指し、拡張した既存の周囲に“緩やかな境界”を作る“半透明な”空間を付与。其々の透明度の違いは建築に多様性も与える
高田彩実 / ayami takada architectsによる、静岡市の「house M」。川沿いの余裕ある場に建つ住宅の増築と改修。仕様等の大きな改善と周辺環境も活かす在り方を目指し、拡張した既存の周囲に“緩やかな境界”を作る“半透明な”空間を付与。其々の透明度の違いは建築に多様性も与える北西側外観 photo©Vincent Hecht
高田彩実 / ayami takada architectsによる、静岡市の「house M」。川沿いの余裕ある場に建つ住宅の増築と改修。仕様等の大きな改善と周辺環境も活かす在り方を目指し、拡張した既存の周囲に“緩やかな境界”を作る“半透明な”空間を付与。其々の透明度の違いは建築に多様性も与える鳥瞰 photo©Vincent Hecht
高田彩実 / ayami takada architectsによる、静岡市の「house M」。川沿いの余裕ある場に建つ住宅の増築と改修。仕様等の大きな改善と周辺環境も活かす在り方を目指し、拡張した既存の周囲に“緩やかな境界”を作る“半透明な”空間を付与。其々の透明度の違いは建築に多様性も与える1階、リビング・ダイニング・キッチン photo©Vincent Hecht
高田彩実 / ayami takada architectsによる、静岡市の「house M」。川沿いの余裕ある場に建つ住宅の増築と改修。仕様等の大きな改善と周辺環境も活かす在り方を目指し、拡張した既存の周囲に“緩やかな境界”を作る“半透明な”空間を付与。其々の透明度の違いは建築に多様性も与える2階、離れ photo©Vincent Hecht

高田彩実 / ayami takada architectsが設計した、静岡市の「house M」です。
川沿いの余裕ある場に建つ住宅の増築と改修です。建築家は、仕様等の大きな改善と周辺環境も活かす在り方を目指し、拡張した既存の周囲に“緩やかな境界”を作る“半透明な”空間を付与しました。また、其々の透明度の違いは建築に多様性も与えます。

市街化調整区域の1角の敷地は近隣の建物が隣り合っておらず、周囲の道路や田畑の空間の広がりは所有権は異なれど、まるで占有空間のような印象を与え、実際も広がりを持って使われています。

建築家によるテキストより

既存の建物は比較的新しくはあったのですが、仕様も間取りも改善したいところが多々あり、住み替えを希望されていたため、建て直すのではなく増築と改修により全く異なる環境をつくる計画としました。

建築家によるテキストより

川の防波堤の土手の地形と、その向こう側に広がる景色を一望できる場所の特権を生かし、内外の緩やかな境界をつくる透明な箱を増設しました。
既存の建物の1階部分を拡張し、広いリビングを作り、その周りにポリカでできた3種類の半透明な空間による庭やテラスとのバッファーを加え、レイヤー状の構成としました。農地にあるビニールハウスに、栽培する品種や時期により性能の違うものが採用されるように、それぞれの半透明な空間を使い方に合わせて設計しました。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 ホテルと納骨堂を中心に手掛け、“未来の古典”となる建築を目指す「STAR / エスティエイアール」が、インテリアデザイン(経験者)と建築設計(新卒可)のスタッフを募集中
【ap job更新】 ホテルと納骨堂を中心に手掛け、“未来の古典”となる建築を目指す「STAR / エスティエイアール」が、インテリアデザイン(経験者)と建築設計(新卒可)のスタッフを募集中
【ap job更新】 ホテルと納骨堂を中心に手掛け、“未来の古典”となる建築を目指す「STAR / エスティエイアール」が、インテリアデザイン(経験者)と建築設計(新卒可)のスタッフを募集中STAR LOUNGE

ホテルと納骨堂を中心に手掛け、“未来の古典”となる建築を目指す「STAR / エスティエイアール」の、インテリアデザイン(経験者)と建築設計(新卒可)のスタッフ募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

Old meets New / 未来の古典”となる建築の実現を目指し、ホテルと納骨堂を中心に国内外のプロジェクトを手がける「STAR/エスティエイアール」が、インテリアデザイナー(経験者)とアシスタントアーキテクトを募集

現在、納骨堂・葬儀場といった特殊な分野を中心に、ホテル、オフィス、別荘、サーキットなど多彩な分野で、国内外で20以上のプロジェクトが進行中、今回は、インテリアデザイナーとアシスタントアーキテクトを募集します。

【STARについて】
<納骨堂・葬儀場>
現在10都道府県でプロジェクトが進んでいます。
私たちの特徴は、宿泊施設の設計経験で培ったホスピタリティデザインを基軸とし、亡くなった方々にゆっくりとおやすみいただき、参拝する方々にくつろいでいただける、ホテル・旅館のような納骨堂、葬儀場をデザインしていることです。
都市化、核家族化が進み、亡くなる方が増えていく日本において、優しく美しいメモリアルスペースをデザインすることは、社会課題の解決といえます。このような取り組みを通じ、「Old meets New / 未来の古典」となる建築の実現を目指しています。

【teamSTAR®︎について】
STARには設計スタッフ含め10名、teamSTAR®︎全体で30余名が在籍しています。
「デザインの力で、世界を美しくする。」というスローガンを掲げ、このビジョンに共感する受賞歴のある若手建築家、経験豊富なインテリアデザイナー、高級車を担当していたプロダクトデザイナーをはじめ、実績ある多彩なメンバーがteamSTAR®︎に参加しています。
建築設計という専門性はもちろん大切にしていますが、自由な発想のために立ち上げた新しいワークスタイルを楽しみ、様々なクリエイターとの協働に価値を見出せる人や、将来、領域を横断するようなデザインを手掛けたい人を期待しています。
これからの建築家・デザイナーに求められる経験を、私たちと一緒に取り組んでいきましょう。

【ap job更新】 アトリエ設計事務所の施工専門の「泰進建設 株式会社」が、施工管理職と内装設計及び事務職の正社員を募集中
【ap job更新】 アトリエ設計事務所の施工専門の「泰進建設 株式会社」が、施工管理職と内装設計及び事務職の正社員を募集中
【ap job更新】 アトリエ設計事務所の施工専門の「泰進建設 株式会社」が、施工管理職と内装設計及び事務職の正社員を募集中

アトリエ設計事務所の施工専門の「泰進建設 株式会社」の、施工管理職と内装設計及び事務職の正社員募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください

共に建築を作っていく仲間を募集いたします。

泰進建設は、新築工事やリフォームなどアトリエ系設計事務所が設計した建物を施工する会社です。

設計図を基に現場を進めながら設計者の望む理想像をどうすれば実現できるか、職人が施工可能な方法で、かつ住宅の性能が守れるかを設計者と職人と一緒になって考えていきます。

MADによる、中国・アランヤでの、演劇祭の為の会場構成「The City of Time」。300時間限定の芸術家の滞在制作の為の空間。現代都市にない“精神のねぐら”を意図して、多種多様な作品やパフォーマンス等を許容する空間を考案。作家同士の協同や作品の限界超越の促進も意図
MADによる、中国・アランヤでの、演劇祭の為の会場構成「The City of Time」。300時間限定の芸術家の滞在制作の為の空間。現代都市にない“精神のねぐら”を意図して、多種多様な作品やパフォーマンス等を許容する空間を考案。作家同士の協同や作品の限界超越の促進も意図 photo courtesy of Aranya Theater Festival, MAD Architects Qi Ziying
MADによる、中国・アランヤでの、演劇祭の為の会場構成「The City of Time」。300時間限定の芸術家の滞在制作の為の空間。現代都市にない“精神のねぐら”を意図して、多種多様な作品やパフォーマンス等を許容する空間を考案。作家同士の協同や作品の限界超越の促進も意図 photo courtesy of Aranya Theater Festival, MAD Architects Qi Ziying
MADによる、中国・アランヤでの、演劇祭の為の会場構成「The City of Time」。300時間限定の芸術家の滞在制作の為の空間。現代都市にない“精神のねぐら”を意図して、多種多様な作品やパフォーマンス等を許容する空間を考案。作家同士の協同や作品の限界超越の促進も意図Xiang Jingの作品 photo courtesy of Aranya Theater Festival, MAD Architects Qi Ziying

MADによる、中国・アランヤでの、演劇祭の為の会場構成「The City of Time」です。
300時間限定の芸術家の滞在制作の為の空間です。建築家は、現代都市にない“精神のねぐら”を意図して、多種多様な作品やパフォーマンス等を許容する空間を考案しました。また、作家同士の協同や作品の限界超越の促進も意図されました。イベントの公式ページはこちら

こちらはリリーステキストの翻訳です

The City of Time、アランヤ演劇祭のためのマー・ヤンソンの新作

鳥の移動のメタファーをとりいれた、300時間のアーティスト・レジデンス「Migratory Birds 300」では、多様な分野や背景を持つ300人のクリエイターが中国のアランヤの海辺に集まり、共同制作を行います。(2023年)6月12日から6月25日までの間、マー・ヤンソンのThe City of Timeでは、ショー、インスタレーション、彫刻、ボディアート、パフォーマンスアート、絵画、ビデオなど、300人のアーティスト、131のグループ作品、194の作品が展示されます。

時の都(The City of Time)、
300時間後に溶解。
海に垂直な軸を中心に回転する、
クリエイターたちの精神のねぐらを提供する

現実の都市では、
機能性の要求が精神的空間を息苦しくする。
海辺に空想的な都市を建設する、
演劇や芸術の実体を可能にする、
この空間に自然の生命を吹き込む。

飛び立ち、現実を超越する、
ここは時間、人間の行動、自然に献身する場所である、
自分自身と世界との関係について思索を喚起する。

Migratory Birds 300は、おそらく最もロマンチックで想像力に富み、アランヤ演劇祭のプログラムの中で最も多声的な作品です。最も広く議論されているパブリック・アートのレジデンス・プロジェクトとして、このプロジェクトは2つの会場で展開されます。中国のアランヤと英国ロンドンのリージェンツ・カナルです。また、Migratory Birds 300の価値は、新作制作のための中断のない時間のプレゼントだけでなく、300時間共有する共同生活と作業スペースにもあります。このレジデンスは、これまで面識のなかったアーティスト同士の新しい協力関係を促進し、クリエイターが作品の限界を押し広げ、革新的なグループ作品を完成させることを促進します。

水上和哉 / kvalitoによる、大阪・茨木市の「崇徳寺の家 明恵庵」。隠居する住職の為の家。境内の景観整備も意図し、本堂の瓦と同調する焼杉を外壁に採用して“背景”となる佇まいを構築。内部は“変化のある”豊かな場を求め、“内”と“外”の性質を持つ空間を共存させる
水上和哉 / kvalitoによる、大阪・茨木市の「崇徳寺の家 明恵庵」。隠居する住職の為の家。境内の景観整備も意図し、本堂の瓦と同調する焼杉を外壁に採用して“背景”となる佇まいを構築。内部は“変化のある”豊かな場を求め、“内”と“外”の性質を持つ空間を共存させる左:本堂、右:住宅、夕景 photo©足袋井竜也
水上和哉 / kvalitoによる、大阪・茨木市の「崇徳寺の家 明恵庵」。隠居する住職の為の家。境内の景観整備も意図し、本堂の瓦と同調する焼杉を外壁に採用して“背景”となる佇まいを構築。内部は“変化のある”豊かな場を求め、“内”と“外”の性質を持つ空間を共存させる西側外観、夕景 photo©足袋井竜也
水上和哉 / kvalitoによる、大阪・茨木市の「崇徳寺の家 明恵庵」。隠居する住職の為の家。境内の景観整備も意図し、本堂の瓦と同調する焼杉を外壁に採用して“背景”となる佇まいを構築。内部は“変化のある”豊かな場を求め、“内”と“外”の性質を持つ空間を共存させる居間 photo©足袋井竜也
水上和哉 / kvalitoによる、大阪・茨木市の「崇徳寺の家 明恵庵」。隠居する住職の為の家。境内の景観整備も意図し、本堂の瓦と同調する焼杉を外壁に採用して“背景”となる佇まいを構築。内部は“変化のある”豊かな場を求め、“内”と“外”の性質を持つ空間を共存させる和室から居間を見る。 photo©足袋井竜也

水上和哉 / kvalitoが設計した、大阪・茨木市の「崇徳寺の家 明恵庵」です。
隠居する住職の為の家です。建築家は、境内の景観整備も意図し、本堂の瓦と同調する焼杉を外壁に採用して“背景”となる佇まいを構築しました。また、内部は“変化のある”豊かな場を求め、“内”と“外”の性質を持つ空間を共存させました。

「明恵庵」は引退する12世の女性住職の隠居の庵として計画された、平屋の小さな木造住宅である。
敷地に限りがある境内の中で、参道沿いの一画が計画地となった。元々そこにはプレハブ倉庫とガレージが建っており、住宅をつくると同時に、境内の景観を整えることが重要であると考えた。

建築家によるテキストより

参道沿いに位置する住宅として、緩やかに生活を開く選択肢もあったが、施主は生活を守ることを第一に望み、外観は境内の背景の壁として、静かな佇まいとなるよう配慮した。壁を少し伸ばし、既存トイレの目隠し壁を兼ねている。本堂の瓦屋根と同調させる意図で、外壁の焼杉にはグレー色の含侵塗料を塗り、耐久性を向上させつつ、落ち着いた質感のある、オリジナルな壁仕上げとした。

建築家によるテキストより

様々なものに囲まれ、決して広くない敷地の中で、居場所の手掛かりとして、敷地の異形な三角形状を植栽帯として活用すること、また隣地の豊かな植栽も、借景として活かすことを意図し、内部の主となる空間の位置を決定した。日常的に頻度高く来客があることが想定されるため、玄関を介して、客間と生活空間を分節できる動線としている。生活空間をシンプルな矩形形状としているのは、将来の可変性も意図してのことである。

建築家によるテキストより
MVRDVによる、アメリカ・サンフランシスコの複合ビル「ザ・キャニオン」。集住・事務所・店舗等を含む湾岸地域の再開発施設。地元の感性と国際的アプローチの融合を目指し、地域の地形を参照した外観と持続可能な仕組みを備えた建築を考案。公共空間も設けてエリアの活性化にも寄与
MVRDVによる、アメリカ・サンフランシスコの複合ビル「ザ・キャニオン」。集住・事務所・店舗等を含む湾岸地域の再開発施設。地元の感性と国際的アプローチの融合を目指し、地域の地形を参照した外観と持続可能な仕組みを備えた建築を考案。公共空間も設けてエリアの活性化にも寄与鳥瞰 photo©Jason O’Rear
MVRDVによる、アメリカ・サンフランシスコの複合ビル「ザ・キャニオン」。集住・事務所・店舗等を含む湾岸地域の再開発施設。地元の感性と国際的アプローチの融合を目指し、地域の地形を参照した外観と持続可能な仕組みを備えた建築を考案。公共空間も設けてエリアの活性化にも寄与建物全体を見る。 photo©Jason O’Rear
MVRDVによる、アメリカ・サンフランシスコの複合ビル「ザ・キャニオン」。集住・事務所・店舗等を含む湾岸地域の再開発施設。地元の感性と国際的アプローチの融合を目指し、地域の地形を参照した外観と持続可能な仕組みを備えた建築を考案。公共空間も設けてエリアの活性化にも寄与敷地内を通り抜けるルートを見下ろす。 photo©Jason O’Rear

MVRDVによる、アメリカ・サンフランシスコの複合ビル「ザ・キャニオン」です。
集住・事務所・店舗等を含む湾岸地域の再開発施設です。建築家は、地元の感性と国際的アプローチの融合を目指し、地域の地形を参照した外観と持続可能な仕組みを備えた建築を考案しました。また、公共空間も設けてエリアの活性化にも寄与します。

こちらはリリーステキストの翻訳です

地質学にインスパイアされたサステイナブル・タワー「ザ・キャニオン」がサンフランシスコのミッション・ロックに完成し、最初の居住者が入居を開始

MVRDVが設計した23階建ての複合施設「ザ・キャニオン」は、(2023年)6月21日にサンフランシスコのロンドン・ブリード市長が出席した式典で正式にオープンし、現在最初の居住者が入居しています。このプロジェクトは、サンフランシスコのウォーターフロントにある吹きさらしの駐車場を、中所得者向けの集合住宅を備えた「ミッション・ロック」と呼ばれる持続可能な新地区に変えるというマスタープランの一環として建設されました。このギザギザの壁と、一般にアクセス可能な「渓谷(キャニオン)」は、敷地内を通り抜けるルートを提供しています。また、ザ・キャニオンはカリフォルニアのドラマチックな地質を思い起こさせ、サンフランシスコのカリスマ的な地形にインスパイアされています。MVRDVが西海岸で完成させた最初のプロジェクトとして、ザ・キャニオンは地元の感性と国際的なアプローチの混合を導入することを目的としています。それは、建物の公共スペースから、その機能の融合、そして提供するアパートメントに至るまで、全てにおいてです。

ジャイアンツのオラクル・パーク・スタジアムの向かいに位置するザ・キャニオンは、新しいミッション・ロック地区の第一期を形成する4棟の建物のうちの1棟です。それは、サンフランシスコ・ジャイアンツ、ティシュマン・スペイヤー、サンフランシスコ港のパートナーシップにより開発されています。これらの建物は、MVRDVに加え、スタジオ・ギャング、ヘニング・ラーセン、WorkACという国際的に有名な4つの設計事務所が同時に作業を行うコラボレーション・プロセスで設計されました。それにより、それぞれが個性的な外観を持ちながら、シームレスに連携するデザインを生み出しました。

この地区の北西の角に位置するザ・キャニオンは、3番街橋を渡ると最初に目に入ります。そして間もなく、ウォーターフロント・パークであり、地域の文化の中心でもあるチャイナ・ベイスン・パークがその正面に現れます。建物は5層の台座で構成され、敷地の西の角には高さ73メートル(240フィート)のタワーがそびえ立っています。マスタープランの他の建物と同様、ザ・キャニオンの地上階には小規模なショップやレストランがあり、新地区のコミュニティ感覚を確立するのに役立つでしょう。

ザ・キャニオンの場合、地上階は2階建てのオフィス、そして283戸のアパートメントで構成されています。これらのアパートの3分の1以上は、抽選で選ばれた入居者により市場価格以下で賃貸されており、中間所得者世帯に102戸の住宅を提供し、サンフランシスコの住宅危機の緩和に貢献しています。

ザ・キャニオンは、その荒々しく質感のある赤茶色のファサードのおかげで、一目でそれとわかります。デザインはカリフォルニアの岩石層を参考にし、建物の台座を斜めに貫く「渓谷」を特徴としています。そして、それは、オフィスと居住者のための共有施設に繋げています。リラックスするにも仕事をするにも、緑豊かで活気のある空間を提供するこの渓谷は、チャイナ・ベイスン・パークから近隣の中心部へ行く近道にもなっています。峡谷とタワーの東側の壁はギザギザで、段差やオーバーハングが険しい岩壁のような印象を与えます。これは、40戸のアパートメントに出窓と小さなバルコニーを設けるという利益をもたらしました。また、サンフランシスコ湾を見渡せるという利点もあります。台座の屋上には豊かな緑が植えられ、居住者がリラックスしたり、運動したり、友人と会ったりするための共同スペースが作られている。

MVRDVの創立パートナーであるナタリー・デ・フリースは言います
「私たちのデザインでは、私たちは地形の感覚を導入することで、建物をその場所と密接な関係にあるものにしています」「重要なのは、このアプローチによって、私たちが活気ある地域づくりに貢献できるということです。公共の渓谷を焦点に、ザ・キャニオンは、公共エリアが店舗、オフィス、住宅とつながり、ミッション・ロックが賑わいと活気に満ちた地域となるような、活気あふれる景観を作り出しています。また、市場価格以下の賃貸住宅が含まれているおかげで、市の看護師や教師など、市の運営に欠かせない労働者が利用しやすい地域となっています」

山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、東京のサウナ施設「渋谷SAUNAS」。都心部の新築三階建ての建築。専門家らと共に立案したコンセプトの具現化の為に、形と寸法や素材において“触覚の心地よさ”を意識した設計を志向。細かな什器までも一貫してデザインし非日常的な世界観を作る
山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、東京のサウナ施設「渋谷SAUNAS」。都心部の新築三階建ての建築。専門家らと共に立案したコンセプトの具現化の為に、形と寸法や素材において“触覚の心地よさ”を意識した設計を志向。細かな什器までも一貫してデザインし非日常的な世界観を作る外観 photo©志摩大輔 ad hoc
山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、東京のサウナ施設「渋谷SAUNAS」。都心部の新築三階建ての建築。専門家らと共に立案したコンセプトの具現化の為に、形と寸法や素材において“触覚の心地よさ”を意識した設計を志向。細かな什器までも一貫してデザインし非日常的な世界観を作る1階、ラウンジ photo©志摩大輔 ad hoc
山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、東京のサウナ施設「渋谷SAUNAS」。都心部の新築三階建ての建築。専門家らと共に立案したコンセプトの具現化の為に、形と寸法や素材において“触覚の心地よさ”を意識した設計を志向。細かな什器までも一貫してデザインし非日常的な世界観を作る3階、LAMPIエリア、サウンドサウナ photo©志摩大輔 ad hoc
山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.による、東京のサウナ施設「渋谷SAUNAS」。都心部の新築三階建ての建築。専門家らと共に立案したコンセプトの具現化の為に、形と寸法や素材において“触覚の心地よさ”を意識した設計を志向。細かな什器までも一貫してデザインし非日常的な世界観を作る3階、WOODSエリア、デッキ photo©志摩大輔 ad hoc

山田優+小阿瀬直+大嶋励 / SNARK Inc.が設計した、東京・渋谷区のサウナ施設「渋谷SAUNAS」です。
都心部の新築三階建ての建築です。建築家は、専門家らと共に立案したコンセプトの具現化の為に、形と寸法や素材において“触覚の心地よさ”を意識した設計を志向しました。そして、細かな什器までも一貫してデザインし非日常的な世界観を作る事が意図されました。施設の公式サイトはこちら

かつて日本初のフィンランド式サウナ施設である「スカンジナビアクラブ」があった渋谷に50年以上の時を経て誕生した鉄骨3階建てのサウナ施設である。
近年のサウナブームのきっかけとなったマンガ&エッセイ『サ道』の著者であり、日本サウナ・スパ協会任命「サウナ大使」を務めるタナカカツキ氏が初めて総合プロデュースを行うサウナとして我々は計画の初期段階からデザイナーとして参加した。

建築家によるテキストより

収支計画から割り出された3層ヴォリュームの1階にワークスペースとレストラン、2階・3階に8種類のサウナ室と2種類の水風呂、緑に囲まれた外気浴スペースを計画した。昔ながらのサウナのイメージを払拭すべく「ウェルネス」や「メディテーション」をコンセプトとして、身体に優しくリラックスできる・清潔感があり洗練されているデザインを心がけた。

建築家によるテキストより

サウナ室と水風呂は大使と企画チームと一緒にそれぞれコンセプトを立て、素材の使い方や各部の細かな寸法を様々な分野のプロフェッショナルと詳細に検討し、サウナの聖地フィンランドやリトアニアへの視察で得た知見もふんだんに盛り込みながらつくり込んでいる。

全体の仕上げや造作家具は触覚の心地よさを意識したマテリアルとディティールを選択した。天板やベンチの角を大きく取った曲面や、柔らかく滑りにくいゴムチップの床、肌の触れる部位に応じて仕上げ方を変えた浴室仕上げの石など「触れる」ということにフォーカスしてデザインしている。また、館内の家具や看板、ソープホルダーなどの細かな什器まで一貫してデザインすることで上質で非日常的な世界観をつくっている。

建築家によるテキストより
長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・千代田区の「馬喰町ときわ食堂」。創業100年の老舗の新店舗。伝統を守りつつ“次の100年に向けた新しさ”の創造を主題とし、表裏で違う色の生地を縫い合わせた寸法の異なる10枚の“のれん”で空間を構成。静的な客席に“ゆらぎ”も生み出す
長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・千代田区の「馬喰町ときわ食堂」。創業100年の老舗の新店舗。伝統を守りつつ“次の100年に向けた新しさ”の創造を主題とし、表裏で違う色の生地を縫い合わせた寸法の異なる10枚の“のれん”で空間を構成。静的な客席に“ゆらぎ”も生み出す外観 photo©Naomichi Sode
長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・千代田区の「馬喰町ときわ食堂」。創業100年の老舗の新店舗。伝統を守りつつ“次の100年に向けた新しさ”の創造を主題とし、表裏で違う色の生地を縫い合わせた寸法の異なる10枚の“のれん”で空間を構成。静的な客席に“ゆらぎ”も生み出すエントランスから客席を見る。 photo©Naomichi Sode
長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsによる、東京・千代田区の「馬喰町ときわ食堂」。創業100年の老舗の新店舗。伝統を守りつつ“次の100年に向けた新しさ”の創造を主題とし、表裏で違う色の生地を縫い合わせた寸法の異なる10枚の“のれん”で空間を構成。静的な客席に“ゆらぎ”も生み出す客席の のれんを側面から見る。 photo©Naomichi Sode

長谷川欣則+堀越ふみ江 / UENOA architectsが設計した、東京・千代田区の「馬喰町ときわ食堂」です。
創業100年の老舗の新店舗の計画です。建築家は、伝統を守りつつ“次の100年に向けた新しさ”の創造を主題とし、表裏で違う色の生地を縫い合わせた寸法の異なる10枚の“のれん”で空間を構成しました。また、静的な客席に“ゆらぎ”を生み出す事も意図されました。店舗の公式ページはこちら

創業100年を迎える老舗の食堂「ときわ食堂」の新店舗の内装計画です。

建築家によるテキストより

100年という伝統を守りながら次の100年に向けた新しさをつくり出すことをテーマに掲げ「暖簾(のれん)」に着目しました。
日本独自の文化である暖簾は、元来日差しや視線を遮るために出入口に設置されていたものが鎌倉時代ごろから家紋といった独自の意匠を取り入れ始め「メディア」としての機能を持つようになりました。

その文化は多様に変化しながら現代に至り、暖簾が店の営業を示すサインであることは日本人の共通認識として定着していると言えますし、「のれんを守る」という言葉があるように商売を生業とする者にとっては時間をも含んだ特別な存在となっています。

建築家によるテキストより

ここでは内装にも暖簾を取り入れ、モノとしての暖簾の魅力を引き出したいと考えました。

客席には10枚の大きな暖簾がレイヤー状に連続して提げられています。 一般的な暖簾は11号帆布を用いますが、内装に用いた暖簾はより厚さのある8号帆布を袋状に縫い合わせ、幅6mの非常に大きく重さのあるものとなっています。 これらの暖簾は、柔らかくそれでいて重厚感があり触れれば動くという、一般的な建材とは異なる物性を持っていて、壁ともカーテンとも違う暖簾でしかつくれない存在感を備えています。

建築家によるテキストより
【ap job更新】 ユニークな“遊び場の創造”を掲げ、様々なブランディングを行う「トランジットジェネラルオフィス」が、インテリアデザイナー(経験者)を募集中
【ap job更新】 ユニークな“遊び場の創造”を掲げ、様々なブランディングを行う「トランジットジェネラルオフィス」が、インテリアデザイナー(経験者)を募集中
【ap job更新】 ユニークな“遊び場の創造”を掲げ、様々なブランディングを行う「トランジットジェネラルオフィス」が、インテリアデザイナー(経験者)を募集中SHARE GREEN MINAMI AOYAMA / little darling coffee roasters

ユニークな“遊び場の創造”を掲げ、様々なブランディングを行う「トランジットジェネラルオフィス」の、インテリアデザイナー(経験者)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
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「Transit Branding Studio™」とは

私たち「Transit Branding Studio™」は、トランジットジェネラルオフィスの場づくり専門家集団です。

これまで、ホテル、旅館、レストラン、カフェ、住宅、オフィス、駅、空港、列車、スパ、ファクトリーなど、様々な場や環境をブランドとして認知してもらうべくプロデュースしてきました。ブランド戦略の構築からクリエイティブ・ディレクション、コミュニケーション戦略、運営構築までを手掛け、領域を横断したブランディング・プロデュースを展開します。

クライアントとパートナーシップを組み、独自の視点から、国内外のさまざまなクリエイターとともに横断的なチームを構築、ユニークな場とコンテンツを実装し、これまでを超える体験を提供していきます。

私たちと一緒に、好奇心を原動力に美意識の高い提案をしてくれる仲間を募集します。

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