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「建築家の青木淳さんが新館長に 京都市美術館」(共同通信)

「建築家の青木淳さんが新館長に 京都市美術館」という記事が、共同通信に掲載されています。
2015年8月に、青木淳・西澤徹夫設計共同体が、京都市美術館再整備設計プロポーザルで受託候補者に選ばれていて現在改修が進められています。
以下は、青木が就任に関してtwitterに投稿したコメントです。

リジー・フィッチとライアン・トゥリカーティンによる、ミラノのプラダ財団での、大規模インスタレーションと映像の展覧会「WHETHER LINE」の動画

アーティストのリジー・フィッチ(LIZZIE FITCH)とライアン・トゥリカーティン(RYAN TRECARTIN)による、ミラノのプラダ財団での、大規模インスタレーションと映像の展覧会「WHETHER LINE」の動画です。二人のアーティストの来歴はこちらのページに日本語での解説がありました。こちらのギャラリーのサイトで過去の作品を閲覧できます。映像とインスタレーションを組み合わせた作品を作り続けています。

フェイルデン・ファウルズによる、イギリスのヨークシャー彫像公園に新築された、ギャラリー・ショップ・飲食施設のあるヴィジターセンターの写真

フェイルデン・ファウルズ(Feilden Fowles)が設計した、イギリスのヨークシャー彫像公園に新築された、ギャラリー・ショップ・飲食施設のあるヴィジターセンターの写真が12枚、dezeenに掲載されています。

アーティストのクリストが、パリの凱旋門を梱包するインスタレーションの計画を公開

アーティストのクリストが、パリの凱旋門を梱包するインスタレーションの計画を公開したそうです。実施されるのは2020年4月6日~19日だそう。リンク先にドローイングの画像が7枚掲載されています。近年も意欲的に活動を続けており、2018年にはドラム缶7000個を池に浮かべるプロジェクトを、2016年にはイタリアの湖に巨大な桟橋を架けるプロジェクトを実現しています。

H&deMの設計で建設が進められる香港の美術館「M+」のビジュアルアート部門統括キュレーターが行った講演のレポート

H&deM(ヘルツォーグ&ド・ムーロン)の設計で建設が進められる香港の美術館「M+」のビジュアルアート部門統括キュレーターが行った講演のレポート「問いを設定する構想、答えを生むプロセス」がnoteに掲載されています。執筆したのは南木隆助です。M+は、倉俣史朗デザインの寿司店をコレクションとして購入したり、アーキグラムのアーカイブを購入したりと開館前から話題となっています。

建築家の青木淳との協働でも知られる、作家・杉戸洋の個展「cut and restrain」が小山登美夫ギャラリーで開催

建築家の青木淳との協働でも知られる、作家・杉戸洋の個展「cut and restrain」が小山登美夫ギャラリーで開催されています。会期は 2019年3月16日~4月13日(日月祝休)です。弊サイトでの過去の協同を取り上げたニュースはこちらで

【本展、および出展作に関して】

前回、2017年の小山登美夫ギャラリーでの個展「frontispiece and end leaf  チリと見返し」では、六本木の通常の展示スペースではなく、普段見せる事のない倉庫と、展示室と展示室の間のアプローチ部分を使用しました。その空間の壁色の差異や構造から本の「チリ」や「見返し」を着想し、その要素を分解。タイル作品の深みのある釉薬と配置のリズムを融合させ、観る人を驚かせる新たな空間を生み出しました。現在出展中の森美術館の「六本木クロッシング2019展:つないでみる」においては、杉戸は「2:3または2/3ということを考えながら構成を組んでいきました」と言います。

本展に関して、杉戸自身次のように述べています。
「そこ(前回の六本木、及び森美術館での展示)からさらに切り込みを加えて行くことで調整をして行こうと。単純に言うならば、静物画を描く場合モチーフが先に決まるのか後なのかわからないけれど、一旦全てどかして、まず下に来るものから見つめてみたいと思います。」

本展では新作を発表し、約3×2mのキャンバス2点と、それらを中心に小作品が加わります。普段制作で使用している素材、木枠とキャンバス地で、引っ張ったり緩めたり、作家が「テンションや撓みの言うとこを聞きながら」、貼り合わせた物を展示していきます。

【建築と作品が相互に作用し合う場:杉戸作品の世界観】

近年杉戸は、いわゆる「絵画」の枠にとどまらず、建築と作品が相互に作用し合う場を作り出し、新たな展示空間を生み出しています。
それはいわゆる「インスタレーション」とも違い、一つの作品にはそれぞれ独自の「空間」が構成され、作品と作品、作品と私たちのいる展示空間の間には、杉戸洋という作家の思考と入念なリサーチ、プロセス、時間、そして色彩と余白が幾十にも重なり合わされて、作品空間全体からまるで豊かな音楽のリズムや旋律が聴こえるかのようです。

東京都美術館学芸員の水田有子氏は、杉戸作品を次のように評しました。
「私たちがそこ(杉戸作品)に接したとき、どこか懐かしい感触が思いがけずよみがえることもあれば、考えても決して分からない深淵を覗き見ることもある。どんな絵であっても、それぞれが異なる尺度を持つ一つの空間だとすると、その違いや隔たりの中に自ら手を伸ばそうとする私たちの時間のなかにも、さまざまな感覚や思考や記憶や想像力が動き出す『のりしろ』が広がっているのかもしれない。』
(水田有子「『のりしろ』に広がる光と時間 杉戸洋の絵と空間をめぐって」、「とんぼとのりしろ」展覧会カタログ、東京都美術館、2017年)

鑑賞者は杉戸の世界観から、世界は一つの方向や視点ではなく、様々な角度から構築され変化し続けるものだということに改めて気づかされます。
そして、純粋に作品を見ることの楽しさ、喜び、そして新たな想像力を生み出す自由さも味わうことができるでしょう。 杉戸は、自らがとらえた現象世界の知覚を作品にあらわそうと真摯に探求し続けており、これからも、杉戸の表現への考察、実験は続けられます。
二度目の六本木の展示空間での個展、今回杉戸は空間にどのように向き合い、どのような作品世界を生み出すのでしょうか。ぜひご高覧ください。

ヘルツォーグ&ド・ムーロンの設計で18年を要し完成した、アメリカのメディアアートのコレクターの住宅兼展示空間「クラムリッヒ邸 / メディア・コレクション」の写真

ヘルツォーグ&ド・ムーロンの設計で18年を要し完成した、アメリカのメディアアートのコレクターの住宅兼展示空間「クラムリッヒ邸 / メディア・コレクション」の写真が、ニューヨークタイムスに掲載されています。2002年にa+uから刊行された作品集に計画案が掲載されていてそこには「1997~2003」の表記があります。建築の形は変わっていますが、特徴的な屋根をもつガラス張りの地上の空間と、地下展示スペースの構成は変わっていないように見えます。

石上純也らが「文部科学大臣新人賞」を受賞。佐藤卓や内藤礼らが「文部科学大臣賞」を受賞

石上純也らが「文部科学大臣新人賞」を受賞、佐藤卓や内藤礼らが「文部科学大臣賞」を受賞しています。リンク先の文化庁が公開したPDF資料に、受賞者のリストと選考理由、選考者がまとめられています。複数いる選考者の中に建築家として内藤廣が名を連ねています。
石上が先行された理由は以下。

森の中の一風景に見える「水庭」は,極めて人工的な作品である。もともとここは何もない平地だった。全てに先立って,石上純也氏のイメージに立ち現れたもの,それを建築的な手法を駆使して,誰も見たことのない風景へと導いた。こんな風景は自然の中には存在しない。だから,少しでも人が手を緩めると崩壊してしまうフィクションであり,その蜻蛉(かげろう)のような儚(はかな)さが人を引き付ける。危うい姿勢でつま先立ちをして語り掛ける静寂。自然とは何か。人とは何か。それは,精神の深奥に語り掛ける美しい逆説である。

ナイキとのコラボでも知られるアーティスト トム・サックスに、若者へのアドヴァイスを聞いているインタビュー動画

ナイキとのコラボでも知られるアーティスト トム・サックスに、若者へのアドヴァイスを聞いているインタビュー動画です。製作はルイジアナ美術館。2019年4月には東京オペラシティギャラリーにて個展も行われます

OMA / 重松象平が計画している、オークションハウス・サザビーズのNYギャラリーの改修計画の画像

OMA / 重松象平が計画している、オークションハウス・サザビーズのNYギャラリーの改修計画の画像が11枚、dezeenに掲載されています。

ホンマタカシが監督した、ジェフリー・バワ設計のホテルを舞台にしたドキュメンタリーの放映と、西沢立衛の対談イベントが開催

ホンマタカシが監督した、ジェフリー・バワ設計のホテルを舞台にしたドキュメンタリーの放映と、西沢立衛の対談イベントが開催されます。開催日は2019年3月7日。場所はアテネ・フランセ文化センターです。こちらのポスターPDFによれば参加無料ですが整理検討が配布される可能性があるとの事。「“今の時代のニュードキュメンタリー”展 2019」というイベントの内のプログラムの一つです。

●17:30〜19:41
ホンマタカシ監督作品
「After 10 Years」(2016)101分
トロピカル・モダニズムの建築家ジェフリー・バワによる代表作、スリランカのヘリタンス・アフンガッラ・ホテル。内部と外部が仕切られることなく交流するように建てられた「場」が、そこで生活する人々に要請する行為(消費と労働と祈り)を、視るという行為が静かに浮かび上がらせていく。
★19:50〜20:50
対談 ホンマタカシ×西沢立衛
■特別映像上映予定

以下はドキュメンタリー映画の予告動画。

杉本博司+榊田倫之 / 新素材研究所が設計を手掛けた、アメリカ・ニューヨークの集合住宅の住戸の写真

杉本博司+榊田倫之 / 新素材研究所が設計を手掛けた、アメリカ・ニューヨークの集合住宅の住戸の写真が7枚、ニューヨークタイムスに掲載されています。

デイビッド・チッパーフィールドが完成させた、アートギャラリー・バスティアンのロンドンギャラリーの写真

デイビッド・チッパーフィールドが完成させた、アートギャラリー・バスティアンのロンドンギャラリーの写真が3枚、dezeenに掲載されています。こちらの作品は既存建物の一部ですが、2007年に同じくチッパーフィールドがベルリンに完成させたバスティアンのギャラリーは3階建ての建築でした。

ミースのバルセロナパヴィリオンに、柱や壁を起点にレーザーを投射しグリッドを視覚化するインスタレーションの写真

ミース・ファン・デル・ローエのバルセロナパヴィリオンに、柱や壁を起点にレーザーを投射しグリッドを視覚化するインスタレーションの写真が3枚archdailyに掲載されています。ルフトヴァーク(Luftwerk)という光をテーマに活動するアーティストと、イケル・ヒル(Iker Gil)という建築家によるコラボプロジェクトとの事。
ルフトヴァーク(Luftwerk)は2014年には、ミースによるファンズワース邸に光を投射するプロジェクトも実現させています。
以下は、ファンズワース邸のプロジェクトの動画です。

バルセロナパヴィリオンでは、このようなインスタレーションプロジェクトを多数行っています。
主要なものを紹介すると、
2018年には竜安寺の石庭にインスピレーションを得たプロジェクトが、
2017年には建物全体を白いシートで覆い抽象化するというインスタレーションが、
2014年には、ザヴィエ・ヴェイヤンによるインスタレーションが、
2013年には、アンドレス・ジャックによるインスタレーションが、
2009年には、アイ・ウェイウェイによる池の水をミルクとコーヒーに入れ替えるインスタレーションが、
2008年には、SANAAがインスタレーション展示が、行われていました。

OMAの設計で2018年にパリに完成した、老舗デパートグループが運営する、工業建築物を改修したアート施設「Fondation Galeries Lafayette」の写真

OMAの設計で2018年にフランス・パリに完成した、老舗デパートグループ・ギャラリー「ラファイエットグループ」が運営する、工業建築物を改修したアート施設「Fondation Galeries Lafayette」の写真が27枚、archdailyに掲載されています。こちらのページに日本語での施設の解説が掲載されていて分かりやすいです

オラファー・エリアソンによる、マサチューセッツ工科大学の施設の天井に設置された、地球温暖化を意識させるインスタレーションの写真

オラファー・エリアソンによる、マサチューセッツ工科大学の施設の天井に設置された、地球温暖化を意識させるインスタレーションの写真が6枚、designboomに掲載されています。カナダのパリー海峡が温暖化により氷が減少していることにインスパイアされているだそう。

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