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ビル・ヴィオラによるパリのグラン・パレでの回顧展の動画 青木淳による、ホンマタカシの書籍『たのしい写真3』のレビュー キュレーターのヤン・フート氏が亡くなりました ヴォルフガング・ティルマンスのインタビュー「0と1のあいだ」 テート・モダンで行われている写真家のウィリアム・エグルストンの展覧会の会場動画など ジャコメッティの制作風景やアトリエの様子を写したカラー写真 艾未未(アイ・ウェイウィイ)氏作の1億円の壺、米美術館で抗議の男が破壊(ロイター) 写真評論家・飯沢耕太郎による「日本の民家一九五五年──二川幸夫・建築写真の原点」展のレビュー

写真評論家・飯沢耕太郎による「日本の民家一九五五年──二川幸夫・建築写真の原点」展のレビューがartscapeに掲載されています

写真評論家・飯沢耕太郎による「日本の民家一九五五年──二川幸夫・建築写真の原点」展のレビューがartscapeに掲載されています。展覧会は現在、青森県立美術館で行われています。

『ルネサンス 経験の条件』の文庫版が発売

『ルネサンス 経験の条件』の文庫版が発売されます

岡崎乾二郎の著書『ルネサンス 経験の条件』の文庫版が発売されます。発売予定日は、2014年2月20日。

遠近法はルネサンス期に完成し、人間を歴史の主人公とし、人間を近代的「主体」として振る舞わせる思考様式に大きく寄与したといわれる。
しかし、自身も造形作家である著者は、本当にそうだろうか? と問い返し、ブルネレスキやマサッチオら、ルネサンスの天才たちが創造した建築や絵画を見つめ直し、精緻な分析を加えていく。とりわけブルネレスキが作ったフィレンツェのサン・マルコ大聖堂のクーポラとマサッチオらが描いたブランカッチ礼拝堂の壁画が入念に解読される。
そこから導かれる解答は驚くべきものである。
遠近法によって描かれていると考えられていた絵画は、常に遠近法が崩壊し、分裂していくことを必然的にはらんでおり、しかも、それを描いた画家たちは、そのことが起きることを踏まえた上で、崩壊し、分裂した遠近法的空間をいかにして再び統一するような平面(それは当然、2次元にはとどまらない)を見る者に再創造させるかに没頭していた、というのだ。ルネサンスの芸術家の本当の偉大さはそこにある。
このことがあてはまるのは絵画だけではない。建築、彫刻、音楽、文学などあらゆる芸術に応用可能であることが示される。そして、その再創造される平面を現実の世界に出現させることにこそ、芸術の可能性があり、そこにしか芸術の使命はない、と著者は書く。
しかし、この本は芸術のみについて書かれた本ではない。
たとえば、遠近法的空間とその崩壊と分裂の背後にいつも潜在的に控えている平面の関係は、デカルトのような近代哲学が中心においた「主体」とカントが提示した超越論的統覚の関係のアナロジーとしても読めるだろう。
すなわち、本書は「もうひとつの考え方」「もうひとつの生き方」を探求する人の座右の書となるべき恐るべき書物である。
文庫版あとがきとして、驚くべき新知見が加えられ、10年以上の時を経て、「奇跡的著作」が甦った。解説・斎藤環

ロンドンのアート施設「現代芸術協会」がドーバーストリートマーケットの店内を会場に行っているインスタレーションの写真

ロンドンのアート施設「現代芸術協会」がドーバーストリートマーケットの店内を会場に行っているインスタレーションの写真がwallpaper*のウェブサイトに掲載されています

ロンドンのアート施設「現代芸術協会」がドーバーストリートマーケットの店内を会場に行っているインスタレーションの写真が22枚、wallpaper*のウェブサイトに掲載されています。

「芸術かカネか…ミロ作品競売で異論噴出 借金苦のポルトガル」(SankeiBiz) 杉本博司の設計で建設が進められている神奈川の小田原文化財団の美術館の画像

杉本博司の設計で建設が進められている神奈川の小田原文化財団の美術館の画像がBauNetzに掲載されています

アーティストの杉本博司の設計で建設が進められている神奈川の小田原文化財団の美術館の画像が7枚、BauNetzに掲載されています。こちらの記事によれば、これは、杉本自身の美術館だそうで、2016年春のオープンを計画しているとの事です。

以下は、小田原文化財団についての概要です。

伝統芸能の再考を試み、古典芸能から現代演劇までの企画、制作、公演を行い、また既成の価値観にとらわれずに収集かつ拾集された「杉本コレクション」の保存および公開展示を通して、日本文化を広い視野で次世代へ継承する活動を行います。 活動拠点として、現在小田原市江の浦に舞台、作品展示室、茶室などを配した芸術文化施設の建設を2012年中に着工予定。

建設予定地:神奈川県小田原市江の浦362
面積:約9,500m2

book『青森県立美術館コンセプトブック』

書籍『青森県立美術館コンセプトブック』がamazonで予約受付中です

書籍『青森県立美術館コンセプトブック』がamazonで予約受付中です。ブックデザインは菊池敦己が担当。

紙上で青森県立美術館を再現!
美術館のコンセプトカラーと建築的構造で見る、青森県立美術館、そして青森。

ひとつの「街」として設計された美術館の全貌がわかるビジュアルブック
美術だけでなく、演劇、音楽、映画、文学と多彩なジャンルを扱い、美術の枠組みからこぼれ落ちてきたものを積極的にすくいあげ紹介してきた青森県立美術館。
この本では、所蔵作品だけでは伝えられない青森県立美術館の魅力を、コンセプトカラー(8色)と建築的構造(四角、三角、丸)をキーワードとして、青森の風土、生活、文化等の様々な事象と関連づけながら紹介します。

掲載キーワード(一部):
奈良美智/自由の女神/馬場のぼる/展示室/あおもり犬/三内丸山遺跡/遮光器土偶
不老不死温泉/コミュニティホール/恐山/バナナ最中/美術館のカーテン/今和次郎
沢田教一/浅虫温泉/八戸三社大祭/棟方志功/墓獅子/田名部まつり/八戸の朝市
川島雄三/シアター/太宰治/青森ねぶた祭/のっけ丼/マグロ/相撲/馬肉料理
マルク・シャガール/桜/カフェ/ミナ ペルホネン/酸ヶ湯温泉/田んぼアート
奥入瀬渓流のコケ/三内温泉/夜の美術館/黒いエレベータ/寺山修司/八戸えんぶり
雪上車/下北妖怪ハウス/津軽鉄道線ストーブ列車/地吹雪体験ツアー/八甲田山
ホタテ/リンゴ箱/ナンシー関/キリストの墓/ストーンサークル

青森県立美術館コンセプトブック
青森県立美術館
4906700950

アーティストのデビッド・ラシャペルがガス・ステーションなどを参照して制作した作品の画像

アーティストのデビッド・ラシャペルがガス・ステーションなどを参照して制作した作品の画像がdesignboomに掲載されています

アーティストのデビッド・ラシャペルがガス・ステーションなどを参照して制作した作品の画像がdesignboomに掲載されています。

アーティストの名和晃平が内装をデザインした雑誌『IMA』のコンセプトストアが六本木にオープン

アーティストの名和晃平が内装をデザインした雑誌『IMA』のコンセプトストアが六本木にオープンするそうです

アーティストの名和晃平が内装をデザインした雑誌『IMA』のコンセプトストアが六本木にオープンするそうです。リンク先に画像が2枚掲載されています。

中山英之が会場構成したメゾンエルメスでの「クリスチャン・ボヌフォワ展」の会場写真

中山英之が会場構成したメゾンエルメスでの「クリスチャン・ボヌフォワ展」の会場写真がfashion-headline.comに掲載されています

中山英之が会場構成したメゾンエルメスでの「クリスチャン・ボヌフォワ展」の会場写真が7枚、fashion-headline.comに掲載されています。

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