”『建築知識12月号』の特集「一生使えるサイズ辞典」が便利と話題 イラストを描くときなどにも重宝しそう」”という記事が、ねとらぼに掲載されています。過去にも、イラストによる擬人化等で、建築法規を解説するなどの特集で、建築業界外からも注目されてきた建築知識ですが、今号も業界を越えて購買されているようです(2018/12/3時点、カテゴリー1位)。同様のコンテンツでも見せ方をコントロールすることで違った場所に届けられるという実例だと思います。
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「滋賀県が新生美術館断念 一体整備見直しへ、知事が表明」という記事が、京都新聞に掲載されています。一方、滋賀県が国体に合わせて施設整備に数百億を投入していることを報じる記事も話題になっていました。
隈研吾建築都市設計事務所出身の富永大毅が、学生の指導で実践している採点方法や指導法がtwitterで共感を呼んでいます。400件以上の「いいね!」がついている投稿が多々あります。採点方法は富永のブログでも解説されています。
課題の採点方式をチャート式にしてみた。右半分が設計力、左半分がプレゼン力。何が足りなかったか、何を伸ばせばいいか、明確になる。 pic.twitter.com/BEwM3TdRb1
— 富永 大毅 (@hiroki_tominaga) 2018年10月31日
設計課題でやりたいことが分からない時に、それを見つけるための設計技術について、説明してみた。技術を身につけることで発想(センス)は豊かになるという話。 pic.twitter.com/TnHhaHdvai
— 富永 大毅 (@hiroki_tominaga) 2018年11月28日
隈研吾建築都市設計事務所出身で、富山・東京を拠点に活動する本瀬あゆみによる論考「コンパクトシティとまちなか居住 ≪集合住宅は都市の主役に返り咲けるのか≫」が公開されています。本瀬は齋田武亨と共に、本瀬齋田建築設計事務所を主宰しています。

藤村龍至キュレーションのトークでも注目された秋吉浩気による「VUILD」が、自律分散型地域生産プラットフォーム「EMARF」をリリースしています
藤村龍至キュレーションのトークでも注目された秋吉浩気による「VUILD」が、オンデマンドでオーダーメイド家具を出力できる自律分散型地域生産プラットフォーム「EMARF」をリリースしています。
「EMARF」(URL:https://emarf.co/)は、ウェブ上のアプリケーションを通じて、産地やデザインを選べ、ユーザーが求めるサイズにカスタマイズできる、VUILDが独自に開発した設計システムです。このサービスでは、世界中のデザイナーがデザインテンプレートを投稿でき、透明性の高い形で収入を生み出すことができる上、デジタル加工機を所有する全国の生産者が、地域の木材を即座に製品に変え、世界中のユーザーに直販できます。既存の産業・市場の常識や、つくり手と買い手と地域の関係性を変える革新的なシステムです。
秋吉のレクチャーはデジタル技術のインストールで地方の工務店ボトムアップし(メタアーキテクト)、そのうえで積極的に形態を作っていく(アーキテクト)という2階建てのストーリー。28台のShopbotをすでに納品し建築物も着工しているというのが説得力。福岡や高知のWSから着実に進化していると感じた。
— Ryuji Fujimura (@ryuji_fujimura) 2018年11月10日
2018年12月13日(木)16時〜20時には、プレゼンテーション+デモワークショップ※も開催されるようです。
デザイン事務所のnendoが、オフィシャルyoutubeチャンネルを解説しています。現在4つの動画がupされています。
『最古級京町家消失「京都市に失望」元所有者自ら選んだ解体の道』という記事が、Yahoo!ニュースの京都新聞のページにあります。
山口隆による、京都・中京区の宿泊施設「MOGANA」の写真が施設の公式サイトに掲載されています。こちらのヴォーグの記事にも概要が紹介されています。山口は、安藤忠雄建築研究所出身の建築家で大阪産業大学大学院の教授も務めている。1998年に京都に完成させた地中に埋まり、ガラスのトップライト部分のみが地上に現れている庫裏「Glass Temple」は様々なアワードを獲得したことでも知られています。
スキーマ建築計画・noiz・早稲田大学吉村靖孝研究室・ドミノアーキテクツ・ノウサクジュンペイアーキテクツ・塚越宮下設計によるデザインのデジタルデータをダウンロードし誰でも利用できるようにするプロジェクト「ARCH-ABLE」のサイトが公開されています。2018年11月30日には、上記建築家が参加するキックオフイベントも開催されます。
ARCH-ABLE(アーカブル)は建築家が生みだしたデザインのデジタルデータをアーカイブし、CCライセンスの下に公開するプラットホームです。どなたでもデータをダウンロードし、建築家のデザインを再現することができます。
建築家(ARCHITECT)のデザインをアーカイブ(ARCHIVE)し、再現できる(ABLE)、それが
ARCH-ABLEです。
トラフの鈴野浩一と禿真哉へのインタビュー「私が考える時間とモノの嗜み方」がantenna.jpに掲載されています。一般メディアによるインタビューで、建築に興味を持ったキッカケなどから話が始まっています。

フォスター&パートナーズの設計でオープンした、パリのシャンゼリゼ通りのアップルストアの写真です。
永山祐子が設計を手掛ける、2020年ドバイ万博日本館の画像が3枚、PDF資料で公開されています。こちらに、日本館に関する概要が掲載されたニュース記事があります。
「撮影可の美術館 広がる SNS拡散 来客増も」という記事が、中日新聞WEBに掲載されています。
平田晃久が設計した、大阪の、外観において看板をデザイン要素として大胆に取り入れた宿泊施設「ナインアワーズ大阪」の写真がtwitterに投稿されていました。施設の公式サイトはこちら。
こちらに記事には内観の写真も掲載されていますので合わせてどうぞ。
オラ・イトがデザインした、ヴィトンなどを抱えるLVMH社のパリ事務所の、木を多用した階段の写真が11枚、dezeenに掲載されています。
オラ・イトはフランスのデザイナーで、自身のウェブサイトに有名ブランドのパロディを掲載して注目を集めたことから、実際にそれらのブランドとの仕事が開始したというエピソードを持っています。例えばこんな感じです。
1977年フランス、マルセイユ生まれ。オラ・イトとは、デザイナーのイト・モラビトがデザインをする際に使用する名前で、有名ブランドのデザインのパロディを自身のウェブサイトに掲載したことから注目を集め、そのことにより実際に様々なブランドと協業するようになった。2013年、マルセイユにあるル・コルビュジエの代表作「Cité radieuse(輝く都市)」のルーフテラスにMAMOというアートセンターを作ったことでも知られ、Wallpaperが選ぶ40歳以下の最も影響力のあるデザイナーTOP40にも名を連ねている。(via cassina-ixc.jp)
隈研吾が設計した、滋賀の守山市立図書館「本の森」がオープンしています。リンク先に内観写真が1枚掲載されています。外観写真はこちらに1枚掲載。2015年にプロポーザールで隈が設計者に選ばれていました。その時の提案書も残っています。
以下は、隈のサイトで公開されている概要です。
このたび、守山市立図書館「本の森」改築基本設計・実施設計業務公募型プロポーザルにて、隈研吾建築都市設計事務所が最優秀者として選定されました。
閉じて完結した「箱」の図書館にかわって、地域に開かれ、市民に開かれた「みち」の図書館を提案した。
市民は「みち」を散策しながら、本に出会い、友人と出会う。「みち」の図書館は、本でみたされた路地であり、この路地はそのまま街とシームレスにつながるだろう。「みち」は地元産の木材で覆われ、木漏れ日によって満たされた、やわらかく、暖かい空間となる。(隈)