『木材の「ほぞ組み継手」を自動設計 東大「Tsugite」開発』という記事が、ITmedia NEWSに掲載されています。
以下は、解説動画です。
『木材の「ほぞ組み継手」を自動設計 東大「Tsugite」開発』という記事が、ITmedia NEWSに掲載されています。
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大松俊紀 / 大松俊紀アトリエが設計した、椅子「Shades of “X”」です。菊川工業と製作しているアルミニウムを使用した実験家具の三作目です。アーキテクチャーフォトでは、第一作「Shades of Michelangelo」、第二作「Shades of Brunelleschi」も特集記事として紹介しています。
建築ファサードの分野で世界的に有名な菊川工業株式会社と製作しているアルミニウムを使用した実験家具の三作目である。
アルミニウム板を三次曲面加工することで生まれる表面の流れるような表情は、実に美しく、優しい表情をもっている。この美しさと優しさを保ちながら、薄いアルミニウム板を最小限重ねることで、100kgの重さにも耐えられるラウンジチェーが出来ないかと思った。
このラウンジチェーは、3つの薄いアルミニウム板のパーツから出来ており、座面とその下の2枚目のアルムニウム板は4mm厚を三次曲面加工して製作し、3枚目となる脚は4mm厚、10mm厚のアルムニウム板を二次曲面加工し、溶接したものである。また、2枚目の座面下部に穴を空け、脚を貫通させて、1枚目の座面と脚を座面下でボルト留めしている。座面とその下のアルミ板は左右両端の肘掛下のみで溶接しているが、2枚目のアルミ板と脚は溶接していない。そうすることで、座面と脚は着脱可能となる上、人が座る際に掛かる荷重に追随しながら全体として安定した構造となる。
コロナ禍での展示会の中止等を契機とした、デザイナー達のオンライン創作活動“Basketclub”の初の展覧会「Basketclub @karimoku」の会場写真です。会期は2021年3月31日まで(こちらのページからの事前予約制での開催)。プロダクトデザイナーの熊野亘がキュレーションし芦沢啓治ら13組のデザイナーが参加しています。
会場は、アーキテクチャーフォトでも特集記事として紹介した芦沢啓治建築設計事務所による東京・港区西麻布の「Karimoku Commons Tokyo」の1階ギャラリーです。施設の公式サイトはこちら。
Basketclubはまさにこのコロナ禍を反映した新しい活動で、カナダ出身のJamie Wolfondとオランダ出身のAdrianus KundertによってInstagramの中で始まりました。
二人はコロナにより昨年のミラノデザインウィークがキャンセルとなり、自分たちの創作活動を発表できないことや活動ができないことを危惧しました。そこで互いに関心があった、荷締めベルトの“weaving(編む)”からヒントを得た二人は、その編むという行為を自ら行うことで、このコロナ禍での自分たちの創作活動としようと決めたのでした。同じような不遇な状況に置かれ、また“編む”という手工芸に関心を持つデザイナーが多いことに気づいた二人は、誰もが共有し反応できるデジタル環境にプラットフォームを置くことでアイディアを具現化することを思いつくのでした。
Basketclubの活動は現在、世界の垣根を超え約12組のデザイナーによって構成され、月に一度彼らの新作である編んだ作品(バスケット)を発表しています。彼らのコミュニケーションも全てデジタルで行われ、新作の課題も毎月発表される一つのemojiをもとに、各デザイナーがそのemojiの意味を独自に解釈して思い思いの作品を手で作り、インスタグラムへ投稿していきます。
Basketclub デザイナー
Jamie Wolfond ジェイミー・ウォルフォンド
dach & zephir ダッハ アンド ゼファー
Greatminor グレイトマイナー
Bertian Pot ベルトヤン・ポット
WIESI WILL ウィジー・ウィル
Earnest Studio アーネスト スタジオ
Samy Rio サミー・リオ
Esmé Hofman エスメ・ホフマン
Adrianus Kundert アドリアヌス・カンダート
Oficina オフィシナ
shigeki fujishiro 藤城成貴
Chris Kabel クリス・カベル
Keiji Ashizawa 芦沢啓治
佐藤可士和と村上隆の対談等の13個の動画が公開されています。国立新美術館での佐藤の個展に合わせて制作されたものです。アーキテクチャーフォトでは佐藤可士和展の会場写真を特集記事として公開しています。
国立新美術館は、「さまざまな美術表現を紹介し、新たな視点を提起する美術館」を活動方針とし、デザインや建築の展覧会を定期的に開催してきました。この理念に基づく企画として、日本を代表するクリエイティブディレクター、佐藤可士和(1965年生)の過去最大規模となる個展を開催いたします。
1990年代、株式会社博報堂でアートディレクターとして斬新な広告プロジェクトを次々と手がけた佐藤は、 2000年の独立以来、企業から、幼稚園、病院、ミュージアム、エンターテインメント界、ファッション界、地域産業まで、多種多様な分野で革新的なVI・CI計画やブランド戦略を手がけ、内外から注目を集めてきました。
本展では、佐藤自身がキュレーションする会場構成のなかで、約30年にわたる活動の軌跡を多角的に紹介します。
クリエイティブディレクター佐藤可士和の、国立新美術館での展覧会「佐藤可士和展」の会場写真です。本ページでは展覧会場構成の動線を再現することを意図し、佐藤自身がキュレーションした各セクションをその解説と共に紹介します。会期は2021年5月10日まで(事前予約制)。展覧会の公式サイトはこちらです。
国立新美術館は、「さまざまな美術表現を紹介し、新たな視点を提起する美術館」を活動方針とし、デザインや建築の展覧会を定期的に開催してきました。この理念に基づく企画として、日本を代表するクリエイティブディレクター、佐藤可士和(1965年生)の過去最大規模となる個展を開催いたします。
1990年代、株式会社博報堂でアートディレクターとして斬新な広告プロジェクトを次々と手がけた佐藤は、 2000年の独立以来、企業から、幼稚園、病院、ミュージアム、エンターテインメント界、ファッション界、地域産業まで、多種多様な分野で革新的なVI・CI計画やブランド戦略を手がけ、内外から注目を集めてきました。
本展では、佐藤自身がキュレーションする会場構成のなかで、約30年にわたる活動の軌跡を多角的に紹介します。
デザイン家具とアートオブジェクトの開発製作等を行うファニチャーレーベル「E&Y」の、設計/製作管理業務、営業/広報/事務 等の正社員(新卒・中途)募集のお知らせです。詳しくは、ジョブボードの当該ページにてご確認ください。アーキテクチャーフォトジョブボードには、その他にも、色々な事務所の求人情報が掲載されています。
新規の求人の投稿はこちらからお気軽にお問い合わせください。
E&Yは東京を拠点にデザイン家具及びアートオブジェクトの編集、開発、製作及び販売を行っているファニチャーレーベルです。
自社コレクションだけでなく、設計事務所や企業とのプロジェクトにおける特注家具の設計、製作管理業務も行っています。この度、下記のとおり人材を募集しております。
<業務内容>
1:設計/製作管理業務
自社コレクションの開発をメインに、設計事務所や建築事務所とのプロジェクトにおける家具や什器の製作/設計業務。2:営業/広報/事務 等
国内外の販売代理店との業務、インテリアコーディネイト業務。自社ショールーム、WEBサイト、オンラインショップ等の運営、管理業務。
プロダクトデザイナーのイヴ・ベアールによる、TEDでのトーク「サーフボードはどのように自然と我々を結びつけるのか」です。日本語字幕付。
Fuseprojectの創設者であるイヴ・ベアールが、サーフボードが私たちと水との関係をどのように変えたかをご紹介します。
田邉雄之建築設計事務所が設計した、軽井沢のワーケーション施設等に設置される「カラマツパーティション」です。設置されるワーケーション施設施設の名前は「WORK x ation Site 軽井沢」で、こちらも田邉による設計です。アーキテクチャーフォトでも特集記事として紹介しています。
突如訪れたコロナ禍において、我々の生活の中に飛沫を防ぐ目的で浸透したパーティション。
今回はそんなパーティションの土台に、信州の山々で育ったカラマツの丸太を使用した。カラマツは信州のような寒さが厳しい環境でも育つことから、戦後に数多く植林された。カラマツは強風や積雪など厳しい環境でも育つように捻じれながら成長する。その捻じれが乾燥した際には暴れとなり、厚みのある無垢材にて使用することは避けられてきた。しかし近年の機械乾燥技術の進歩により、暴れを抑えることが可能になりつつある。木目はスギなどに比べると真っすぐで、フローリング材や外壁材としての需要も高まっている。
OMAのデザインによる、アメリカン・エクスプレスのクレジットカードの写真が公開されています。リンク先はwallpaper*です。1982年のコールハースによる実現しなかったプロジェクトのドローイングを採用しています。
ザニューヨークタイムズスタイルマガジン:ジャパンによる記事「これからの“見えない未来”を デザインはどう描いていくのか」が公開されています。日本語で読める記事です。コールハースらによるカントリーサイド展にも言及されています。
元木大輔 / DDAA LABが設計した、テーブル「Strange Tensegrity Table 3」です。
このプロジェクトはマテリアルの実験やクリエーションのプロセスにフォーカスしたプロジェクト「Experimental Creations」(2017)の会場構成のためにデザインしたテーブルで最初に試したアイデアが元になっている。ローコストかつ支給品としてワイヤーを使うことができるという条件だったため、ワイヤーとグリップを使ったあれこれを考えることにした。展覧会の会場構成の仕事なので、基本的には展示する作品が主役でテーブルはその引き立て役なのだが、なんとか「エクスペリメンタル(実験的)」な要素を忍び込ませられないかと模索した。
北澤伸浩建築設計事務所が設計した、既存建売住宅の為の「リビングルームの棚」です。
戸建住宅のリビングのための棚である。
建物はいわゆる建売住宅で、普段自分たちが考えている住宅よりも圧倒的に開口部が少ない構成に驚かされた。さらに、隣地との関係からなのかアイレベルにはあまり開口がなく、吹抜になったリビングのハイサイドライトから、室内に大きく光を取り込む作りになっていた。真っ白な内装からは、少ない光を最大限に活かすような意図を感じさせられた。リビングの壁一面に、好きな本などを収納する棚がほしいという要望を頂いた。現状、趣味・仕事の部屋が別にあるが、お子さんがまだ小さいこともあり、なかなかそちらを有効に使うことができず、リビングで過ごす時間がほとんどだということだった。
普通に棚を設置していくと、この住宅で一番明るいスペースが窮屈になってしまう。
それを避けるため、まず背板をなくし、棚板の間隔も大きくすることにした。それによって、ものを棚に置いたときも、それぞれのマスの中で白い壁を大きく残すことができる。さらに、上にいくに従って棚の奥行をセットバックさせることで、高さ方向の圧迫感をなくし、同時にハイサイドライトからの光が棚の間に満たされ、室内を明るく広がりのあるまま維持できるように考えた。
トラフ建築設計事務所による、石巻工房の為にデザインされたコアラ型スタンドのDIYキット「ISHINOMAKI KOALA KIT」です。
木製ピースでつくるコアラ型のスタンド、ISHINOMAKI KOALA KIT。ISHINOMAKI BIRD KITに続く、動物をモチーフにしたDIYキットです。
付属の紙やすりで思い思いに丸みをつけ、好きな色を塗れば、世界に一つだけのコアラができあがります。
また、使い方に合わせて頭の角度を自由に変えることができます。ペン立て、スマホスタンド、試験管を差せば小さな一輪挿しと幅広い用途に使えるだけでなく、オブジェとして日常生活に寄り添います。
売り上げの一部は基金に寄付され、オーストラリアの森林火災で被災した野生動物の保護と、生息地の回復に役立てられます。
トラフ建築設計事務所による、カリモクと共同で開発したノベルティ用アイテム「Ki Ki Ki」です。
家で過ごす時間が長くなった世界中の人々の、日々の暮らしを豊かにしたいという思いから、カリモクと共同で開発したノベルティ用アイテム。
木材の調達から製造まで自社管理し、木と向き合い続けるメーカーの持続可能性に対する取り組みを踏まえ、家具製作の過程で排出される端材を活かし制作している。
「木(Ki)の集積で作られた木(Ki) のオブジェが、気(Ki)のめぐりを促す」をコンセプトとした『Ki Ki Ki』。丸みを帯びた3種のオブジェは、さまざまな個性を持つ木々を思わせるユニークな形状を特徴とする。
身体にやさしくフィットするため、つぼ押しとしても活用できる。大きく価値観が変容し思わぬストレスを感じやすい今、木の柔らかい気配と手触りを持つ、ユニークな形のオブジェで、リラックス効果も与えたいと考えた。
木の柔らかさとやさしい手触りを持つオブジェが、自宅でのリラックスした豊かな時間に寄り添う。
トラフのウェブサイトに「エルメス 2020A/W ウィンドウディスプレイ 動物のパレード」の写真が4枚掲載されています。全国16店舗で展開され2021年1月まで閲覧できるようです。
全国16店舗で展開する、エルメスのウィンドウディスプレイ。 「(外に向かう)人々の喜びや楽しさ」をテーマに、カラフルな動物たちが街中をパレードする祝祭感に満ちたストーリーを提案した。
立体的におられた折り紙を思わせる、少しデフォルメの効いた動物たち。素材として用いた鮮やかな色彩のパンチカーペットが、フェルトのような温かさが添える。首元にスカーフをあしらったキリン、シューズを履いたペンギン、帽子を被ったゴリラなど、擬人化された動物たちが商品を纏い、ユーモラスに躍動する。
ワントーンの背景色に世界のさまざまな街を描いたイラストレーションが、動物たちを引き立たせ、空を舞うフラッグは、イマジネーション溢れる賑やかなパレードを演出する。動物たちが楽しげに行進する様子が街に活気を与え、道行く人々に喜びや楽しさをもたらすウィンドウを目指した。
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