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菊地宏や安東陽子などが出演するイベント「十人素色」が代官山ヒルサイドウエストで開催[2013/10/5]

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菊地宏安東陽子などが出演するイベント「十人素色」が代官山ヒルサイドウエストで開催されます。

色は難しい、苦手だ、と多くの設計者が嘆いています。本来、素材と一体であるはずの色彩はいつのまにか”センスが無いと選べないもの”として、特 に建築・土木の分野では積極的に使いこなしたり好んで用いたりする例が減りつつあるように感じています。

また素材については、その特性を充分に熟知していないと思うように扱うことが難しく、ケミカルな材料の普及により本物に触れる機会が減少、リアル なマテリアルの特性に触れないまま社会に出て行く学生が増えつつあるという現状があります。

MATECOはそのような危機感から発足した自主研究・勉強会です。昨年の十人素色Vol.1では『素材と色彩-決定の論理』と題し、様々な分野 のスペシャリストに素材と色彩における決定の論理を語って頂きました。

その後約一年、タイル工場の見学会や勉強会を続け素材・色彩についての思考を深めて行く中、どの分野にも共通するある疑問が浮かび上がって来まし た。それは『新しいものや技術の価値』と『古いものや技術の生かし方』についてです。近年よく耳にする『イノベーション』はどの分野にも求められ る重要な視点だと感じますが、旧来の技術や身近にある素材や色彩を『見落としているのではないか』と思うこともしばしばあります。

そうした疑問を感じる中で、イノベーションの対語がリノベーションであるということを知りました。既存のものに新しい用途や機能を与えるリノベー ションは、まさしく新しい活用法を想像する行為です。両者は対峙しているのではなく一直線上にあり、立ち位置やバランスを意識しながら創造に当た るべき、と考えることも出来るでしょう。

そのようなテーマに基づき、以下の10組のプロフェッショナルをお招きすることとなりました。それぞれの専門分野における『リノベとイノベ』を 語って頂きたいと思います。

山崎亮、田中浩也らによる書籍『クリエイティブリユース―廃材と循環するモノ・コト・ヒト』のプレビュー

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山崎亮、田中浩也、伏見唯、大月ヒロ子、中台 澄之による書籍『クリエイティブリユース―廃材と循環するモノ・コト・ヒト』のプレビューです。amazonで発売中。出版社は、millegraph

安藤忠雄がカール・ハンセン&サンのためにデザインした「DREAM CHAIR」の写真 スイスのデザイン事務所Atelier oiのパトリック・レイモンドと、グラフックデザイナー・ピエール・ケラーのレクチャーが開催[2013/9/1]

スイスのデザイン事務所Atelier oiのパトリック・レイモンドと、グラフックデザイナー・ピエール・ケラーのレクチャーが開催されるそうです

スイスのデザイン事務所Atelier oiのパトリック・レイモンドと、グラフックデザイナー・ピエール・ケラーのレクチャーが開催されるそうです。開催日は2013年9月1日で、要事前申し込み。先着順。日本語通訳付。

スイスの美術大学 ECAL創設メンバーである「ピエール・ケラー」氏と、スイスのデザイン事務所Atelier oI (アトリエオイ)の創設メンバーである「パトリック・レイモンド」氏の緊急来日に伴い、彼らの仕事の一部をお話しして頂ける機会を設けました。

●PIERRE KELLER ピエール・ケラー
スイスの美術大学 ECAL(ローザンヌ美術大学)の創設の一員であり、著名なグラフックデザイナーでもある。
http://www.pierrekeller.ch/

●PATRICK REYMOND パトリック・レイモンド
スイスのデザイン事務所Atelier oi (アトリエオイ)の創設メンバー。
彼らのクライアントは、LOUIS VUITTON、BVLGARI、Swatch、USM、B&B ITALIA など のクライアントを持つ。
http://www.atelier-oi.ch/

amazonデザインストアがオープン。柳宗理のバタフライスツールなども販売 元木大輔のウェブサイトがリニューアルされています NOSIGNERの太刀川英輔が京都で行ったレクチャーのレポート 「特別展 柳宗理の見てきたもの」が日本民藝館で開催[2013/8/27-11/21]

「特別展 柳宗理の見てきたもの」が日本民藝館で開催されます

「特別展 柳宗理の見てきたもの」が日本民藝館で開催されます。開催期間は2013年8月27日-11月21日。

2011年のクリスマスの日に他界した柳宗理(1915~2011)。世界的な工業デザイナーとして活躍する一方、約30年間にわたり日本民藝館の三代目館長として活動しました。本展では、宗理が蒐集した当館コレクションの逸品をはじめ、柳家から遺贈された陶磁器や染織品、仮面などを展示。また、父宗悦から受け継いだ食器類も併せて展観し、柳宗理がどのようなものを見つめながら生活し、デザイン活動の糧としてきたのかを紹介します。

吉岡徳仁の展覧会「吉岡徳仁 - クリスタライズ」が東京都現代美術館で開催

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吉岡徳仁の展覧会「吉岡徳仁 - クリスタライズ」が東京都現代美術館で開催されます。

東京現代美術館
吉岡徳仁 - クリスタライズ

会期|2013年10月3日[木]―2014年1月19日[日]
( 月曜休館・ただし10月14日、11月4日、12月23日、1月13日は開館、10月15日、11月5日、12月24日、12月28日―1月1日、1月14日は休館)
会場|東京都現代美術館(企画展示室B2・アトリウム、1FB室、ホワイエ他)

吉岡徳仁(1967年生まれ) は、デザイン、アート、建築など幅広い領域において自由な着想と実験的な創作から生まれる作品により、世界に最も影響を与える創り手の一人として、国内外で高く評価されています。
本展では、自然の原理と偶然の美によって人の感覚を喚起させる「Crystallized Project」ほか吉岡の代表作、新作や国内初公開を含む作品群、大型インスタレーションを通して、その卓越した魅力を探ります。

イッセイ ミヤケ メンのデザイナーに27歳で就任した高橋悠介のインタビュー book『三宅一生 未来のデザインを語る』

書籍『三宅一生 未来のデザインを語る』がamazonで発売されています

書籍『三宅一生 未来のデザインを語る』がamazonで発売されています。

一枚の布、プリーツなど、新たなものづくりを常に時代に発信し続ける三宅一生。デザインの魅力と醍醐味、デザインと人間、そして、未来のデザインを、仕事のプロセス、環境や社会とのかかわり、若い世代への継承などとともに、40年以上にわたって取材者として併走してきた編者に語る。【付録DVD有】

三宅一生 未来のデザインを語る
三宅 一生 重延 浩
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田中浩也による論考「「3次元プリンタ」は、製造業だけを激変させるのか?」 IDEOのトム・ケリーへのインタビュー「なぜあの会社には、働き方のルールがないのか?」

IDEOのトム・ケリーへのインタビュー「なぜあの会社には、働き方のルールがないのか?」がダイヤモンド社のウェブサイトに掲載されています

IDEOのトム・ケリーへのインタビュー「なぜあの会社には、働き方のルールがないのか?」がダイヤモンド社のウェブサイトに掲載されています。

『浮遊するデザイン-倉俣史朗とともに』展が埼玉県立近代美術館で開催中[-2013/9/1]

『浮遊するデザイン-倉俣史朗とともに』展が埼玉県立近代美術館で開催されています

『浮遊するデザイン-倉俣史朗とともに』展が埼玉県立近代美術館で開催されています。会期は、2013年9月1日まで。

柔らかにカーブを描く引き出しの家具。虚実のあわいに漂うような透明な硝子の椅子。倉
俣史朗(1934-1991)の世界を前にすると、デザインに対する私たちの考え方は解放され、夢のような境地に誘われます。倉俣史朗は、インテリア・デザイン、家具デザインにおいて傑出した仕事を残しました。60 年代半ばから、いち早く商業空間に斬新な発想でデザインを施し、美術家とも協働して店舗の内装を手掛けます。また、デザインを根本から問い、人間とものとの詩的な出会いをもたらすさまざまな家具を制作しました。その活動は世界からも注目され、81 年にはミラノのデザイン集団「メンフィス」に参加します。この頃を境に倉俣の表現は変化し、70 年代までのコンセプトを重視した手法を発展させながらも、創造デザインの喜びに満ちた作風があらわれるようになります。こうして、赤い薔薇が浮かぶ透明なアクリルの椅子《ミス ブランチ》などの名作が生み出されていきます。そこには、倉俣が追い求めた重力を打ち消す軽やかさ、すなわち自由を象徴する浮遊感覚が見事に結実しています。この展覧会では「浮遊するデザイン」をキーワードに、倉俣の代表的な作品を展示し、ブティックの内装の仕事なども紹介します。また、若き日の倉俣が影響を受けたもの、更には親交のあった美術家やデザイナーの作品もあわせて展示します。倉俣のデザインが、時代を超えて愛される理由を探る、絶好の機会になるでしょう。

ピート・ヘイン・イークがルイナールのためにデザインした木製のボトルケースの写真 倉俣史朗の新しい洋書『Shiro Kuramata』

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